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Posted by ブクログ 2020年08月18日
社会学の大澤先生の思考論。
考えるにあたり、書物の力を媒介とする点は、編集工学の「探究型読書」と似ている。
以下が主な命題。
・何を、いつ、どこで、いかに、なぜ考えるか
・ショックがあった思考が起動する・・・ジル・ドゥルーズの「不法侵入」
・が、常識の壁を破るのはなかなかに難しい
・思考を化学反...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月18日
いわゆる「知的生産」や発想法について、著者自身のこれまでの仕事を振り返りながら具体的な方法が語られている本だと思って手にとったのですが、中心となっているのは社会科学、文学、自然科学のそれぞれの分野からいくつかの本を導きの糸として、大澤社会学の比較的新しい展開を語ったものになっています。
社会科学篇...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月13日
この頃読んだ本の中では比較的面白かった。特に文学編における読解の仕方やアプローチは刺激的だったし、読みたい本も増えた。が、副題の「知的創造の方法」そのものは取り立てて一般的で、目新しさはない。ただこれに関しては本質とは得てしてそういったものだと言えるかもしれない。
あとは一冊の本としての構成がややア...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月12日
社会学者として最もリスペクトしている大澤真幸さんの著書。序章の時点で気に入りすぎて付箋をいっぱい貼るほど。何よりも面白いのが、著者が本をどのように読み、いかにして思考を紡いでいくかを疑似体験できること。
各章において、社会科学・文学・自然科学の名著をどのように読み解き考えるかも述べられている。自分...続きを読む
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