ふしぎなキリスト教

ふしぎなキリスト教

1,045円 (税込)

5pt

【新書大賞2012大賞】 キリスト教がわからないと、現代日本社会もわからない――。キリスト教のすべてがわかる決定版入門書! なぜ神が一つなのか? 預言者とは何者か? イエスは神なのか人なのか? 聖書は誰が書いたか? 知っているつもりで実は知らないキリスト教の謎を解く。日本を代表する二人の社会学者が徹底対論! (講談社現代新書)

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ふしぎなキリスト教 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    キリスト教圏の人達の底に流れる考え方を分かりやすくかみ砕いて対談形式で読むことができる。
    キリスト教も仏教も儒教も実は神を殺しているという話や、日本人は神をたくさん置いていることで寧ろ神の力を殺いでいるという話など面白い話が盛りだくさんだ。
    法律の考え方で、ユダヤ教やイスラム教はかっちりと律法が固ま

    0
    2024年04月29日

    Posted by ブクログ

    現代社会を深く理解するには、キリスト教について知悉するのが一番。それに応えてくれる名著。
    キリスト教に造詣の深い橋爪氏に、大澤氏が鋭く、かつ、ピュアに問いを投げかける。二人の対談の場に居たかったなと思うくらい、楽しんで知的に会話している様子。これ一冊でキリスト教について広く深く知ることができる。本当

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで、キリスト教の基本的理念と疑問、さらにはその教義が近代化にどのような影響を与えたか分かりやすく解説されている。僕自身キリスト教と関連のある生育環境にいたため、ずっと疑問を抱いたまま生活を送っていました。しかし著者たちによる複雑で難解なキリスト教の教義を社会学的に分析することで、キリスト

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    めちゃめちゃ面白い。最初から最後までびんびんだった。キリスト教で疑問だったことが悉く語られている。キリスト教や聖書のおおまかな知識をつけてから読んでよかった。
    著者2人の見識がすごいなあ。どれだけ深い知識があるのだろう。
    でも、橋爪さんという人は学者でありながらクリスチャンであるようだが、教義が政治

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    もしこの対話の間に入っていたら、ずっと話を聴いていられる感じがする。
    学校の授業で聴くには少し堅苦しく、かと言ってBarでお酒を飲みながら聴くにはお粗末な感じ。
    読書で読みくだき、一人で悶々としながら思考を巡らすのがちょうどいい、ふしぎな本です。

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

    2回目。前回はざっと読んだだけであまり覚えていなかった。
    『ゆかいな仏教』を読んで再度読んだ。
    間違っている箇所もあるとの指摘もあるそうだが、全体に読みやすく切り口も面白いので、自身含めキリスト教のことが全然わからないという人が最初に読む本としてはとても良いと思う。

    ●概要
    今当然にある世俗的な概

    0
    2022年05月17日

    Posted by ブクログ

    一神教について、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の違いなど理解が深まった。私たちの生活の中で、知らずのうちにキリスト教的考え方に基づいていることが多いというのもよく理解できた。

    何度か読み返して理解を深めたい本。

    0
    2022年04月24日

    Posted by ブクログ

    橋爪大三郎による「キリスト教」の解説書。対談形式で解説が進む構成になっており、ユダヤ教からキリスト教への変遷から一神教とは何かにまで踏み込んだ宗教の包括的な理解を助けてくれる。

    現代の先進国社会は殆どキリスト教文化圏だといい。にも関わらず一神教が浸透し切ることのなかった日本では殆どキリスト教は理解

    0
    2022年01月17日

    Posted by ブクログ

    キリスト教を日本人の思想回路に沿って説明をしてくれる非常に分かりやすい一冊。前半はキリスト教の誕生から成立まで、後半はキリスト教と西洋世界の融和と哲学史への繋がりを紐解く。相当面白い。入門書から専門性を幅広く網羅していて他のキリスト教関係の書物を読んだあとだと更に面白さが増していく。
    前半後半は地続

    0
    2021年12月29日

    Posted by ブクログ

    橋爪大三郎と大澤真幸との対談形式で進む、キリスト教の起源から、イエスの謎、近代社会への影響まで解説した本。とても面白く読みました。本書を読むとよく解らなかったキリスト教の考え方がストンと入ってきます。日本のアニミズムの考え方と一神教の考え方は肌感覚レベルからかなり異なるので、キリスト教に馴染みが薄い

    0
    2021年08月15日

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