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Posted by ブクログ 2012年12月25日
素晴らしい本。ヴィトゲンシュタインの思想が良く理解出来た。言語ゲームという視点から人生を楽しむ事が出来そうだ。生まれてからエイリアンの哲学をしていた自分にも気付けたw 人間とはなにか?自分は人間なのかどうか?みたいなことを考えてしまう人間に送りたい。著者の橋爪氏に心から感謝したい。もちろんヴィトゲン...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月01日
ヴィトゲンシュタイン(この本の表記では「ヴィ」となっていました。一般的には「ウィ」のような気がします)の、伝記と、前期『論理哲学論考』 ・後期『哲学探究』 の哲学の解説が前半で、後半に「言語ゲーム」の応用が載っています。
とても良い、役に立つ、読んで損のない本だと思います。
★★★
「言...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月27日
本書は、社会学を専門とし、
東京工業大学教授である著者が、
ドイツの哲学者ウィトゲンシュタインと
彼が提唱した言語ゲーム論について紹介する著作です。
著者は、ウィトゲンシュタインの生涯を振り返り、
その思想や言語ゲーム論の要点をコンパクトに解説。
その上で、後の哲学者への影...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月03日
言葉=ゲーム=ルール。非言語コミュニケーションについてはどうなのか?という疑問は残るが、非常に面白い。日本語は、言外の意とかが多いから、言語哲学とかは直感的に分かりにくいんだろうな、という気がする。この辺、空気論ともからんで来る話だと思う。いずれにせよ、言葉でしか物が考えられないのは、そうなんじゃな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月18日
ヴィトゲンシュタイン本。むずかしい・・
前期:論理哲学論考→世界と言語は1対1に対応している。
↓
後期:言語ゲーム→「そうではないのかもしれない・・」
ある規則に従った、人々の振る舞いのことを言語ゲームと呼ぶ。
言語は私的ではなくパブリックであり、人々の間の振る舞いの一致を司る。
机を指さして、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月10日
言語ゲームでは、人々はふるまいの解釈で言葉を理解する、としている
そして先駆ける論考で、私の言語の限界が私の世界の限界を意味する、とも語っている
これらに基づくと、世界の枠(構造)を拡げるには、多くの[ふるまい→解釈]に触れる事が必要と考えられる
その手段のひとつに読書もあるだろうが、自身の枠(あた...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月27日
ウィトゲンシュタインの思想を挫折させることなくいかに理解させるか、という課題に全力で取り組んだ作品だと思う。伝記的にたどりながら思想に対する理解を深めていくという構成で読みやすいが、第2章「数学の基礎」のような章がそこに挟み込まれているのもありがたい。ただ9章以降は著者自身の考え方や関心事項に引き付...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月09日
ウィトゲンシュタインが歩んできた道のり、タイトルである言語ゲームの内容をわかりやすく語ってくれる良書。
僕にとってウィトゲンシュタインを読むことには大きな価値があった。
ー世界が、壊れようとしている。
世界が、このまま壊れて良いのか。
いや、世界は、壊れてはならない。
世界は生きるに値する。その...続きを読む
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