あぶない一神教(小学館新書)

あぶない一神教(小学館新書)

ビジネス・実用
858円 (税込)

4pt

世界の「混迷」を解き明かす最強の入門書。

一神教世界はかなり「あぶない」。だが日本は、もっと「あぶない」。ではどうする?(社会学者・橋爪大三郎)

大陸から隔絶された島国で暮らす日本人にとって、いま何が足りないのか。目に見えない知を論理的に突き詰めて、超越的な世界を知ろうとする態度―― 一神教に対する理解だと思うのです(元外務省主任分析官・佐藤優)

9.11テロから「イスラム国」誕生まで。キリスト教世界とイスラム教世界の衝突が激しさを増している。だが、歴史を遡れば、両宗教は同じ「神」を起源としていたはず。どこで袂を分かち、何が異なり、なぜ憎しみ合うのか。社会学者・橋爪大三郎氏と元外務省分析官・佐藤優氏による白熱対談。

キリスト教徒23億人。イスラム教徒16億人。世界の半数を占める一神教信徒のルールを知ることで、日本人が国際社会で闘うための術も見えてくる。

【目次】
まえがき
序章 孤立する日本人
第一章 三大一神教の誕生
第二章 迷えるイスラム教
第三章 キリスト教の限界
第四章 一神教と資本主義
第五章 未知なるものと対話するために
あとがき

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あぶない一神教(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     橋爪大三郎さんと佐藤優さんという対談なのだが、2人とも宗教の造詣が深いので高いレベルの会話が成り立っているのが良い。宗教の話というのは著者の個人的な思い入れが篤いのでついていけないなと感じてしまうことが多いのだが、この2人は自分を含めて冷静に見ているのでとても良いと思った。

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    お二方の該博な知識を元に、世界宗教であるイスラーム、キリスト教、それにユダヤ教の、それぞれの教義や歴史からくる考え方の違いと、一神教に共通する考え方や限界とを深堀りされています。

    0
    2022年07月17日

    Posted by ブクログ

    タイトルには「あぶない」ってありますが、内容は真摯なユダヤ教、キリスト教、イスラム教についての解説。実証主義からみた場合には、キリスト教の土台が危ういものだという意味で「あぶない」というのは語られていましたが。
    対談形式ですが、途中、ルターの宗教改革を論じるあたりからは白熱し、資本主義とキリスト教の相容れない関係を語ったり、最後は日本の教育論まで、お二人が刺激を与え、受けながら対談をされている様子がヒシヒシと伝わってきました。

    0
    2020年10月05日

    Posted by ブクログ

    一神教について佐藤優と橋爪大三郎が対談した一冊。

    とかく日本人にはわかりくい一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)についてわかりやすく解説してて、勉強になった。

    0
    2019年09月27日

    Posted by ブクログ

    題名と内容が微妙にずれている。
    一神教についてのブリーフィングには良いかもしれないが、
    いまいちな気もする。

    0
    2016年01月11日

    Posted by ブクログ

    ふしキリに続く宗教社会学対談w

    イスラムの話をしてるうちに、キリスト教の話で締められてるのはご愛嬌www
    大雑把にイスラムを理解しようと思うなら、良いかも。イスラムの内部に内輪揉め要素があるから、安定しないという話は、そういうことかとよくわかる。

    0
    2015年12月30日

    Posted by ブクログ

    ユダヤ、イスラム、キリストの3つの一神教について、橋爪先生と佐藤優氏が対談形式で講義。ISはじめタイムリーな話題と絡められており、一神教の理解が深まった。体系的な内容というわけではないので、教科書的な内容については橋爪先生の他の本などを当たるべきでしょう。
    イスラム教・ユダヤ教にはキリスト教の原罪の意識がないという違いが、様々な点で現代国際社会に大きな影響を及ぼしているように思いました。

    0
    2015年11月07日

    Posted by ブクログ

    難解な問題をわかりやすく説明してくれていて、興味深く読みました。読み終わって少し賢くなった気がしました。

    0
    2017年11月30日

    Posted by ブクログ

    イスラム教、キリスト教と世の中の関係を知るには最適な入門書。雑学のように気軽に読むことができる。
    アメリカはイスラムを嫌うことや、イスラムでもシーア派とスンナ派の分裂など、世の中で起きているいざこざや混沌を、二人の著者が自分の知識の引き出しから議論する。
    宗教的な場面を目にした際に「なるほど、こういう背景があるのか」と理解させてくれる書籍。

    0
    2017年11月05日

    Posted by ブクログ

    ルターが、農民を皆殺しにしたほうが良いと述べたことについて、「あぶない一神教」の性質を感じた。

    オレはルターが好きだし、ドイツ語聖書が引き起こした歴史的な作用はあまりにも大きかったと考えてて、わざわざルターが住んでたドイツの家まで訪ねて行ったくらいなんだけど、同時に、ルターには、一神教の危なさを感じないわけにはいかない。

    ルターが1543年に書いたユダヤ人を差別する文章『ユダヤ人と彼らのうそについて』では、ユダヤ人をけちょんけちょんに貶す非常に過激な言葉が綴られており、ここまで差別する?っていうくらいひどい。
    日本人から見れば、意味が分かんないほど激しい憎悪。
    キリスト教とユダヤ教の、埋めがたい溝を感じた。

    当時は、ルターだけが偏狭だったのではなく、キリスト教社会全体にユダヤ人差別が蔓延していて、カトリック側のユダヤ人差別はもっとひどかったらしいのだが。

    ヒトラーが、最も尊敬するドイツ人としてルターをあげてたらしいんだけど、あのユダヤ人差別の文章とも、関係があるんだろうな。

    「シナゴーグを焼き払い、ユダヤ人の家を打ち壊し、ユダヤ教の経典を没収し、従わないラビを処刑し、高利貸しを禁じて金銀を没収し、ユダヤ人を農奴として働かせるべきだ」
    って書いてあった。

    イスラエルで、シリアで、イラクで、ヴァチカンで、アメリカ合衆国で、EUで、中国で、インドで、インドネシアで、これからも、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の、危険な相互作用は、続いてゆく。
    地球上の人口の多くの割合を占めるのは一神教の信者たちだからだ。

    橋爪大三郎が、アメリカでは、ユニテリアンに所属しているという話はおもしろかった。

    0
    2016年12月30日

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