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ちまたには相変わらず、本が溢れています。しかし、そもそも、どんな本から読めば自分のためになるのか。本を読んでも次から次へと内容を忘れてしまうが、どうすれば覚えられるのか。本は何の役に立つのか・・・こういったことに悩んだことはありませんか?この本は、本を読むための本、本を愛する人のための本です。これを読めば、どんな本を選りすぐれば自分の血肉になるのか、がわかります。本を読むにもコツがいるんです!
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Posted by ブクログ
本の読み方、選び方。本の価値から学ぶ意味まで、深い考察が親しみやすい言葉で書かれている。著者の知識の広さに驚かされ、自分の幅の狭さ浅さを思いしらされる。まだ見ぬ世界や著者と出会う素晴らしさを味わいたくなる。自分らしい価値観で行動や生き方を選択する指針とするために、知的体力を鍛え続けていきたい。
本は「構造」「意図」「背景」を意識して読むべき。 最近は大した「意図」や「背景」などを持たない、売れることだけを意識した本も多い気がする。 「構造」はともかく「意図」や「背景」を理解することは人とのコミュニケーションを深めるためにも重要。実際、著者は本は人間のようなものだと述べている。 わかりやす...続きを読むく、サクサク読めた。
基礎篇の1〜3章は、読まなくていいな。 応用篇の4章、5章が、この本のキモだ。世の中に多くある「本の読み方」本とは一線を画する。橋爪大三郎の本はハズレがない。 4章。まずはトピック・センテンス・メソッド。最初からやけに改行の多い本だなと思っていたがそういうわけか。この本の仕掛けの種明かしでもあ...続きを読むる。 次に著者の思想の「構造」「意図」「背景」。具体例として、マルクスとレヴィ・ストロースの解説がある。これが滅法わかりやすい。著者によれば、『資本論』の構造は数学、意図はリカードへの対抗、背景はヘーゲル弁証法。資本論だけで一冊書いてくれないかな。 5章。「本を覚えるのではなく、本のことを覚える」。至言だね。ぼくも読書メモ作る癖がついちゃってるけど、結局メモなんか見ないもんな。 6章〜8章は普通の「本の読み方」本とそんなに変わりがない。暗記重視の学校教育の批判、教養を身につけることの意味、ネットと本の違い。まあそんなところだ。 それでもやっぱり普通の本とは違う。 たとえば、こんなことが書いてあった。言葉には万人に共通の論理(理性)と、ひとによって違う前提(価値)の2種類がある。相手と自分で前提が違うと、争いになる。だから争いになったらまずやるべきは、前提の違いを明らかにすることだ。 この隠れた前提を明らかにするためには読書が役に立つ、みたいな話だったと思うが、それよりもこの議論の運び方だ。読書は何の役に立つのか、なんていうあやふやな問いに対しても、これだけ明確な論理で答える。他の著者ならこうはいかない。橋爪大三郎の本でしか味わえない爽快さだ。 この本の明快な文体に影響されて、トピック・センテンス・メソッドで感想を書いてみた。一文も短くした。まあ読みやすくはある。でもどうにもぎこちない。『理科系の作文技術』、読まなきゃな。
議論の前提は普通は隠れている。相手の論理を分析して前提を見つけること。自分の論理の前提に気付かないこともある。それも意識して見つけることが大事だとわかった。
本の選び方から難しい本の読み方まで、具体的に哲学書の一部を取り挙げて説明されていた。 日垣隆著「つながる読書」との共通点は、本に書き込む、すなおに読む、ベストセラーより古典をすすめる、電子書籍肯定、読書会など。 本は必ずしも買わなくてもよく、本当に大切な本だけを集めれば良いという点が異なる。 著者の...続きを読む背景まで知った上で、本に書かれていない前提条件、思想、意図を読み取ることで、一冊の本をより深く読み込めることが分かった。
本といっても小説ではなく、哲学や古典についての読み方が解説されています。本をファッションに例えて、中核となるファッション(古典)が派生していくというのは参考になりました。他にも本は疑って読んではいけないことなんかも為になります。読書をしてみたい方というよりは、読書をしているけど中々効果的な読み方がで...続きを読むきない方向けと思いました。
読書で教養を蓄え、人生をおもしろくする が、この本のテーマである。 問題視されている大学生の読書習慣がついていないことについて、子どもの頃は本を読むのが好きなのに段々と少なくなる傾向にある。 読書で深みのある人生にするためには…が第1章で書かれており、2章目以降からは目的に沿った本を紹介している...続きを読む。 紹介される本は歴史的な名著が多い。中には、取っ掛かりにくく、噛みにくい難しい本もあるだろう。しかし、そういった本を読んで「アゴ」の力を強くすることによって次に読む本が噛みやすくなるから、始めは難しい本を読むことをおすすめする。という所に自分もやってみようと思った。 最も印象に残ったのは、我々は東洋人だということ。東洋人としてのアイデンティティをもつことが大切だと感じた。 最近流行りのマインドフルネス瞑想は本来の瞑想からヒントを得て、宗教要素を取り除いたものだ。ビジネス的に使われているものもあるだろう。しかし瞑想の元を辿れば何百年前から東洋の精神文化から受け継がれたものである。我々東洋人であればブッダや孔子といった偉大な人を味方につけるために、東洋人のアイデンティティの確立を目指していくべきだ。 読書習慣を身につけていく点でとても有益な本だった。なぜ読書が良いのか、考えさせられる内容だった。
話し言葉が基本となっており、前半部は内容もかなり平易なため読みやすい。 読書をする目的は異なった考えを持つ他者を自分の頭の中に持つことで様々な価値観を身に着け、相手の発言の前提なども掴みつつ自分の意見を言えるようになることだということだと述べられていた。 付属?でついている筆者のおすすめ本のリストは...続きを読む大変役に立つと思う。
「トピック・センテンス・メソッド」なる理系の作文術に基づいて記述されているが、文体が話し言葉であるため、途中まで講義か何かを口述で書き起こしたものかと思ってしまった。内容はわかりやすく簡単に読め、しかも読書を職業としていない人でも実践可能な程度の柔らかいタスクが多く、とっつきやすい。付録の「必ず読...続きを読むむべき100冊」を全部読むのは時間がたっぷりある学生でないと厳しいと思うが。
本を読み始めてからのテクニックだけでなく、数ある中での本の選び方・読書の心構え・複数冊を読む中でどう知識を構築していくかなど、根本的なことが書かれていて、役立つと思いました。 中でも、 ・本に思想や意見が書かれているとき、それにはまず前提があり(その前提はその人の価値観に基づいており、価値観は人...続きを読むにより違う)その前提はわざわざ書いてない時がある。その前提を読みとくことで理解が深まる ・本は他の本との関係性の中で理解することが重要(本にはその本以前にはなかった独自の論点があるはずで、その点を理解することが重要) などのことが印象的でした。
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橋爪大三郎
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