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予測の先の新時代に備えよ! 近いうちに、「世界史の分岐点」が訪れる。日本も世界も、その激動に呑み込まれるだろう。避けることはできない。本書は、それがどんなものか、なぜ起こるのか、詳しく論じている。ビジネスにたずさわる人びとも、市井の人びとも、その備えをしたほうがよい――(「まえがき」より)経済、科学技術、軍事、文明……「知の巨人」が語りつくす、新しい時代を読み解く針路。
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Posted by ブクログ
非常に面白かった。二人の対談形式で、経済、科学技術、軍事、文明について、過去の歴史を振り返りつつ、現状が語られている。今まで自分はなんと無知であったかを思い知らされる。危機感を持ちつつ、学び続けずにはいられない気持ちになる。巻末の文献リストも嬉しい。ぜひ読みたい。
元外交官の佐藤優と橋爪大三郎の対談集。 内容は現在の世界情勢についてで、ウクライナ戦争が始まった直後あたりで非常に興味深く読めた。
地政学のあたりは全くついていけなかったので、もっと勉強が必要だなぁと改めて思う一冊でした。 また、日本の教育についても(著者ほど深くは考えられていないですが)共感する部分は多かったです。
現代の国家観について非常に冷静に読み解いているように感じた。 現代においてあらゆる分野は互いに影響を及ぼしあうので分野横断ができることが望ましいと思っているが、ここまで多様な分野について議論できる人がいるのかと驚いた。
経済、科学技術、軍事、文明をトピックに対談。 失われた30年。まだ取り戻せる。でも今のままじゃダメだ。 先端技術、宇宙法、核融合発電…
タイトルと対談者の組み合わせから大いに期待をしたが、やや期待を下回る内容だった。前半はほぼ橋爪先生の独壇場で日頃の主張と大きく変わらない。最近は橋爪先生の書物の出版があまりに連続して出版されるのでやや満腹感が出てきた。後半で佐藤氏による外交の裏側の解説は著者ならではの経験、知識が披露されて興味深い。
漢字を使うのは中国と日本くらい。 そのメリットを活かすという考え方は今までなかった。 発想の転換が自分たちを救う。
俺の中での賢人2人の対談。今後の読書へのヒントが沢山あった。しかし2人は博識で、なんでも知っている。良くまあこんなに知ってるなと思うし、橋爪さんなんかはまたそれをどう分かりやすく伝えるかという点に注力しているようで、流石と思った。核融合発電や中国の宇宙での優位性、宇宙法の話、色々な分野で幅広く勉強し...続きを読むていかないと将来を予測する事なんて出来ないよな。外務省が極右勢力というのは面白かったし、なるほどなと思った。しかし世界で活躍する外交官は本当にスーパー能力者なんだろうし、海外の外交官ともやり合わないといけないし、磨かれるんだろうな。2人が教育に力を入れて、主張しているところが印象的だった。今の教育は詰め込み式で勉強嫌いの人を増やし続けてしまう構造的問題があるとの事。日本の教育システムが今求められている形に早くなるといいなと思った。
いろいろな分野で、現在が歴史の分岐点に来ていることを明らかにする本。ただ、分野が広すぎて散漫になっている印象がある。
橋爪さんはアカデミックながら柔軟に思考を展開できる人。佐藤さんは時々ぎょっとすることを言うので、話は割り引くようにしているが、タブーのない思考実験をする人だと思う。そんな二人の対談集。橋爪さんがテーマをまとめ、佐藤さんが捕捉していく感じで、経済・科学技術・軍事・文明という4つの切り口から大きく変わろ...続きを読むうとしている時代の局面をとらえている。 経済ではアメリカ一強時代が終わり、中国が激しく追い上げている。脱炭素・量子コンピュータ・核融合といったテクノロジーの世界では激しいつばぜり合いや合従連衡が起こっているが、それはこれらの新技術を押さえることが次世代の覇権を握るのに大きく利するからだ。米中対立はイデオロギーの違いで対立しているのではないから冷戦というよりは帝国主義的な覇権争い。 アメリカ人は物事を見通す力が弱いという指摘は言いえて妙。見通せなくとも自らに覇権があるうちは力で相手を従わせることはできるが、中国・ロシア・中東など違う価値観を持った国々の動きは、現在とどめることができないところに来ている。 橋爪さんや佐藤さんの凄いところは視点を相手の側に移したときに、その相手に世界はどう見えるかをヴィヴィットに想像できる点だ。これは広範な知識や経験や歴史に対する洞察がなければできないが、多極化の時代にはこの感性がとても重要になると思う。 ウクライナ侵攻の前に出た本だが、この本を前提にすると、その後の2年間に起こったことが整理されて見えてくる。
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