アメリカの行動原理

アメリカの行動原理

770円 (税込)

3pt

3.6

覇権国家アメリカは、究極的に何を目指しているのか。社会学の視点で〈新大陸〉〈キリスト教国家〉などの成り立ちを捉えれば、「自由の国」の行動原理が浮き彫りになる。財産の相続法や選挙など平等と民主主義を実現する社会の仕組みから、ハンバーガーやジーンズといった便利さを追求する消費文化、そして、ふたつの大戦や冷戦、9・11を経て至った単独行動主義まで、アメリカならではの思考パターンを考察。はたしてその覇権はいつまで続くのか、日本がとるべき道とは……。エッセンスを明快につかみ出した超常識のアメリカ論。 [目次より]アメリカとは何なのか/宗教国家アメリカ/独立戦争のアメリカ/社会科学者の見たアメリカ/トクヴィルの見たアメリカ/アメリカン・カルチャー/サリンジャーのアメリカ/二十世紀という時代/日本とアメリカ/ネオコンのアメリカ/グローバル化とアメリカ

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アメリカの行動原理 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アメリカで暮らして8ヶ月間たったが、これほどアメリカのことをうまく書いている本はないと思う。 この本で著者は非常に冷静かつ的確にアメリカという国の歴史や構造を分析している。 日本から見て、アメリカという国はとにかくでかく自由で経済大国だということばかりが目立つがそもそもそうなりえたのか、どういうメカ

    0
    2010年01月24日

    Posted by ブクログ

    これかなり面白かった!
    古い本だけど、今とそんなに変わってないんじゃないかな
    アメリカの常識、ていうか、アメリカン人の考え方、3%くらい理解できたような気がする
    己を知るため敵を知る
    敵を知るため己を知る
    アメリカちょっと行ってみたいなって思った
    アメリカについての本をもっと読みたい

    0
    2010年11月19日

    Posted by ブクログ

    「キリスト教」「新大陸」をキーワードにアメリカの行動原理について言及。

    事実だけではなく、筆者の想像を混ぜている。
    とても読みやすく、歴史に興味がなくても大丈夫。

    アメリカの自由ってのは、すべて信仰の自由から派生しているという筆者の見解から思うところは多い。

    0
    2010年06月28日

    Posted by ブクログ

    「なぜアメリカはアメリカ的なのか」

    という疑問にひとつの回答を導いた本。
    なぜアメリカ人は簡単に転職するのか?なぜアメリカ人は離婚が多いのか?そんな命題に対しても分かり易く説明されています。
    また、そんなアメリカの長所と短所、今後の付き合い方も述べられている。

    何かを知ろうと思った時にひとつの

    0
    2010年02月11日

    Posted by ブクログ

    アメリカがどのような行動原理に基づいているのか、その歴史的背景と今後の展望について、分かりやすく解説しています。

    アメリカでは、個人の自由を束縛するような中間集団の力が弱く、個人がそのつど合目的的なアソシエーションを組むことになります。そうしたアメリカの全体を束ねるのは国家しかありえないというのが

    0
    2015年02月24日

    Posted by ブクログ

    アメリカを理解するために新大陸とキリスト教を補助線として使って考える。
    話し言葉でわかりやすいんだけど、ちょっとそれはどうかなって議論もあったり。
    でもトクヴィルが出てきたり面白い指摘は多かった。

    0
    2012年06月22日

    Posted by ブクログ

    アメリカの歴史から、今現在どうしてアメリカがそういう行動をとるのかを分析し、説明した本。そういう類の本にしては分かりやすかったし、興味深かった。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    日本の取るべき戦略
    ?なるべく長くアメリカの覇権を維持させる。
    ?アメリカを含む連合体でのゆるやかな着地を模索する。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    覇権国家アメリカは究極的に何を目指しているのか。
    社会学の視点で“新大陸”“キリスト教国家”などの成り立ちを捉えれば、「自由の国」の行動原理が浮き彫りになる。
    財産の相続法や選挙など平等と民主主義を実現する社会の仕組みから、ハンバーガーやジーンズといった便利さを追求する消費文化、そして

    0
    2011年04月23日

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