無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで202万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
『無敵のレポート・論文術』は、単なる「レポートの書き方本」ではありません。むしろ本書の真価は、「卒論とは何か?」という問いに答えを与えてくれる点にあります。これから卒論に挑む人にとって、まさに道しるべとなる一冊です。
もちろん、この本だけで卒論がすべて完成するわけではありません。しかし、完成までの道のりをどう歩むか――そのための「ヒント」がぎっしり詰まっています。特に実際の卒論例が豊富に紹介されており、「卒論のイメージがつかめない…」という人には強い味方になるでしょう。
中でも注目すべきは、巻末の補講として取り上げられているアメリカ文学の卒論例。これがなかなか面白く、アメリカ文学で卒論を書こうとしている人には特に有益です。内容の掘り下げ方や分析の視点など、実際の構成例として参考になるはずです。
ただし、全体を通してみると、テーマ設定のアドバイスは的確なのに対し、その後のプロセス(構成の立て方や執筆の進め方など)についてはやや物足りなさを感じる部分もあります。実例が豊富なパートと、もう一歩踏み込んでほしかったパートが混在しており、その点では評価が分かれるかもしれません。
とはいえ、これから卒論に取りかかる学生にとって、本書は「読んでおいて損のない一冊」です。完璧な指南書は存在しないとはいえ、『無敵のレポート・論文術』は間違いなく、その第一歩を後押ししてくれる良書です。
Posted by ブクログ
第5章あたりまでは、今までの文章読本とは一味違う良さが感じられる。また、コーヒーブレイクで紹介されている卒業論文も、確かに「笑いが取れる」「突っ込みどころがある」事例ばかりである。補講で展開されるプロの文学研究に関する解説も参考になる。
本書は、とても分かりやすい批評の文章のためのガイドブックになっている。
ただ、第6~8章の作法の部分が、それほど目新しさが感じられない。この部分はなくても良いのではと感じてしまう。第9章の注に関する説明は、なるほどと感じる部分も多いのだが。
むろん、このような感想を持つのは、文章の書き方本ではなく、創造的な論文作成のための本を期待する一読者としての偏った見方かもしれないのだが。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
小説・文芸