阿部謹也の作品一覧

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作品一覧

2020/03/27更新

ユーザーレビュー

  • ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界
    巻末の石牟礼道子の解説「泉のような明晰」も含めて、読んだ後胸がいっぱいになる歴史書。ハーメルンの笛吹き男の伝説の解明だけでなく「学者」も伝説の型(パターン)作りに多かれ少なかれ加担しているということ、それを持ってして民衆を中心にすえた歴史学を追究するために必要なのは知に驕らない謙虚な心構えであること...続きを読む
  • ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界
    阿部謹也氏が1988年に刊行した歴史学書。

    私が大学入学とすぐに教授に薦められた本の中の一冊。

    グリム童話「ハーメルンと笛吹き男」は実は13世紀に実際に起こった出来事である。という歴史に興味がなくても惹きつけられる例を基に、中世ヨーロッパの社会を解き明かしていく作品。

    歴史学をこれから学ぶ大学...続きを読む
  • ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界

    読みやすい

    ハーメルンの笛吹き男という御伽話を立体的な解釈で、当時の背景を生々しく書き出している。記録や世相から分析して検証していく流れは、まるで推理小説のようであった。
  • ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界
    歴史とともに物語を読むことで、今の自分では考えられない状況も、そよときならそうなるだろうと思わせられる。歴史とセットで物事を知ることの重要性を学ぶ。
  • 物語 ドイツの歴史 ドイツ的とは何か
    阿部謹也のドイツ通史。個人の誕生などの中世史が程よく書かれていて面白い。
    思った以上にドイツの中世末から近世の生活が悲惨で、ビスマルク後にその鬱憤が発出したのかと思う。
    ドイツ精神とは、狭められた外の世界を断念し、内なる世界に没頭したということか。そこからは哲学や音楽などの知的世界もあるし、賤民差別...続きを読む

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