近代化と世間 私が見たヨーロッパと日本

近代化と世間 私が見たヨーロッパと日本

740円 (税込)

3pt

4.0

「私はこれまでほぼ五十年にわたってヨーロッパ中世史の研究をしてきた」という一文から始まるこの書は、著者が、急逝の日の朝まで朱を入れていた。専門の西洋中世史の研究を超えて、日本史、日本現代社会論にいたるまで、幅広い分野で健筆をふるってきた著者による、文字通り「最後の」書き下ろし。自らの五十年に及ぶ研究をもとに、古今東西を縦横に論じる。西洋と日本、それぞれの近代化について論じる総決算の書。

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近代化と世間 私が見たヨーロッパと日本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まさに「碩学の新書」であるが、阿部謹也をこの本から読むべきではないと思われる。
    彼の「世間」へのアプローチはまさに碩学そのもであり、それを辿らなくては理解の奥行きを広げることもできず本質に迫ることは到底ありえない。

    死期が迫っていたこともあり本書での経験に根差した現状批判は珍しく熱く激しいものであ

    0
    2012年08月10日

    Posted by ブクログ

    「世間とは何か?」の安部謹也の、死ぬ寸前まで書いていた遺作です。彼は、結局行動としての「世間」への対し方は書かなかったように思う。というのも、彼の「行動」は世間に対抗するというよりも大学人の立場でいたのだから、そうしたとしてもひどくはがゆかったに違いない。公演などで出会う人には実践派がいて感心しては

    0
    2010年04月14日

    Posted by ブクログ

    これまでの主張がコンパクトにまとまっている。第三章は他章と重複する箇所あり、もう少し削ぎ落せたか...。
    個人が尊重されない日本が垣間見れる医師とのエピソードは、他領域においても容易に想像がつく。紡ぎだされる結語は、死が間近に迫ったが故の達観なのだろう。
    “世間”関連書籍を通読してから本書を手に取る

    0
    2020年04月12日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    二〇〇六年秋に急逝した歴史家が遺した研究と思索にもとづく、日本人に向けてのメッセージ。
    専門の西洋中世史の研究を超えて、日本史、日本現代社会論にいたるまで、幅広い分野で健筆をふるってきた著者による、文字通り「最後の」書き下ろし。
    自らの五十年に及ぶ研究をもとに、古今東西を縦横に論じる。

    0
    2010年07月04日

    Posted by ブクログ

    近代化における日本と西洋の違いについて書かれた本。日本では「世間」という関係がいかに重要であるか書かれている。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本では、日本とヨーロッパの近代化の過程における個人と社会の関係について比較分析しています。日本には個人という概念がなく、世間という集団の中で生きる人々が多いという主張をしています。ヨーロッパでは、キリスト教や贈与慣行の変化によって、個人が敬意をもって遇される公共性が生まれたというのです。この本は

    0
    2023年11月25日

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