ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界

ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界

作者名 :
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作品内容

《ハーメルンの笛吹き男》伝説はどうして生まれたのか。十三世紀ドイツの小さな町で起こった、ある事件の背後の隠された謎を、当時のハーメルンの人々の生活を手がかりに解明していく。これまでの歴史学が触れてこなかったヨーロッパ中世社会の「差別」の問題を明らかにし、ヨーロッパ中世の人々の心的構造の核にあるものに迫る。新しい社会史を確立する契機となった記念碑的作品。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
学術・語学 / 教育
出版社
筑摩書房
掲載誌・レーベル
ちくま文庫
電子版発売日
2014年01月24日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
5MB

ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年07月03日

    迫害、差別、そして、格差社会。
    そんな時代背景が、この物語として語り継がれてきた核になっている。
    いや、大半の物語がそうか?

    どの国や地域にも、伝説として残っている話がある。
    事実が問題だと深堀りすることも当然必要だろうけど、真意という意味では、史実がどうだとかはあまり関係も意味もない気がする。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月16日

    グリム童話の「ハーメルンの笛吹き男」。ドイツのハーメルンの町に現れた男が笛の音でねずみを駆除してやるのだが、町は彼に報酬を支払わない。怒った男は笛の音で町の子どもたちを連れ去ってしまうというお話。ちょっと怖いが教訓も含んでいる、よくできた有名な童話だ。

    一方、中世ドイツの地方都市の文献を研究してい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月05日

    面白かった
    歴史が時代の突出した部分や特異点ばかりを探していくのに対し、ここではそんな「表舞台」とされたものの裏にある、時代の変化に右往左往するしかない一般庶民、その反動として時に自暴自棄に極端に走ってしまう一般庶民の歴史が紡がれている。
    事件が少ない故にあまりに長い、あまりに長い中世の一般庶民。場...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月09日

    面白い。子供の頃に絵本で聞いたことがあったが、こんなに様々な考察がされているとは思わなかった。ハーメルンの成り立ちや、庶民の暮らしぶりについても述べられていて、非常に勉強になった。

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    Posted by ブクログ 2019年07月15日

    名著。史実としての「ハーメルンの笛吹き男」を、当時(13世紀)の経済社会の構造を振り返りつつ市井の人々がどのような心情で生活を営み、どうしてこうした伝説が生まれたのか紐解く。様々な史料や周辺情報を丁寧に解き明かしていく様は、ちょっとしたサスペンスドラマさながらで、ぐいぐい引き込まれていく。ヨーロッパ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月18日

    往来堂書店「D坂文庫 2017夏」からの一冊。
    柴田元幸が選者だというだけで、柴田ファンのワタシは何の迷いもなく購入。そして、その内容は、選者の「最高に面白い歴史書」というコメント通り。
    1284年にドイツの街ハーメルンで130人の子供たちが一度に行方不明になったという史実の謎に、「ハーメルンの笛吹...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    神も悪魔も魔女も幽霊も出てこない、ドイツの片田舎の逸話はいつどのようにして生まれたのか。前半は、その誕生の探求。なにかの事件があった13世紀。その100年後に記されたたった3つの一次資料。そして、渦巻く多数の二次、三次資料。さらには事件とは全く関係ない膨大な歴史資料から、なぜ130人の行方不明者が生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月07日

     ハーメルンの笛吹き男の伝説には二つのモチーフがある。一つ目はハーメルン市における130人の子どもたちの失踪というモチーフであり、2つ目は鼠捕り男のモチーフである。近代において、グリムやブラウニングが文学的表現によって描いたこの二つのモチーフには、どのようなつながりがあるのか。あるいはいかなる経緯に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月04日

    予備知識もなく衝動買いした本だが大当たりだった。社会史の書だが、ゾクゾクするような面白さはまるで推理小説を読んでいるよう。

    笛吹き男について、一般的に知られている話はグリムのドイツ伝説集によるものである。だが「鼠捕り男の復讐」というのは、どうも後付けのテーマらしい。最古の資料、リューネブルグ手書本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月09日

    誰がどの立場・タイミングで何を語るのかに着目するとみえてくるもの、それを考察するのが歴史学なのか。

    物語の成立した時代背景には何があったのか。
    語り継がれる理由はなんだったのか。

    人間社会は面白い。

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