宮下遼の一覧

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作品一覧

2019/10/17更新

ユーザーレビュー

  • わたしの名は赤〔新訳版〕 下


    物語の挿絵を様式に則って描くことを是としてきた細密画師が16世紀イタリアルネッサンス期の肖像画(テッィツィアーノか)を見てその手法のみならず,画家とのその対象の自意識(Identity)に触れた衝撃を記している。

    パムクは,万華鏡のように視点を変えて物語を紡いでいく中で,命なき者にも語らせてい...続きを読む
  • わたしの名は赤〔新訳版〕 上
    真実の芸術表現とは、神が与えた日の概念を定着させることであるから、個人の着想(様式)などは必要なく、ましてや、描く対象のものさえ見る必要がない。美の概念を定着させるのだから、目が見えていることさえ、障害になるという発想は、とても東洋的なのだろうか。
  • わたしの名は赤〔新訳版〕 上
    単行本が出た時に、オスマン帝国の美術が扱われていると知って購入しました。
    出版当時から旧訳版は読みにくいという評判でしたが、私にはそのたどたどしい文体が、異国の謎に満ちた物語の雰囲気を盛り上げてくれるように感じ、楽しく読むことができました。
    (じっくり時間をかけて読む必要はありましたが)
    今回...続きを読む
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今
    本屋で見つけて、編者が都甲幸治ってこともあり、是非読みたいと思って入手。最近特に、洋邦問わず文学賞が気になるってこともあり、これもとても楽しく読ませてもらいました。方々で言われていることだけど、ノーベル賞より注目すべき文学賞は、あれもこれもあるってことですね。実際には”8大”文学賞では決してないけど...続きを読む
  • 雪〔新訳版〕 下
    Kaのめんどくさいところ、理屈っぽいところがまるで自分。読んでいて辛かった。これを読むとトルコに行きたくなる。