「高橋弘希」おすすめ作品一覧

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文藝春秋2018年12月号

作品一覧

2018/11/10更新

ユーザーレビュー

  • 送り火
    久しぶりに凄い作品だと感じた!やっぱり才能ありますねぇ。前回の高橋さんの作品では若いのによくまあ微細な部分まで知悉した文章が書けるものだなぁと感心したけど、この作品ではガラリと異なる印象を受けた。都会から 転勤の多い家庭の所為で東北の中学校3年に転校してきた主人公が廃校直前の生活に持ち前の人懐こしさ...続きを読む
  • 送り火
    第159回芥川賞受賞作。
    新潮新人賞受賞作から追い続けてきた読者としては、嬉しい限り。
    「指の骨」にせよ「朝顔の日」にせよ芥川賞選考委員たちは、その描写力に面喰いつつまだ新人だからという理由を隠蔽するために「あの時代を現在書く理由がわからない」などとほざいていたが、現代を舞台にあの時代(疎開児童が田...続きを読む
  • 送り火
    苛めの物語なのだがリーダー格の少年の立場は絶対でなく時に標的の少年を庇ったり時に仲間が行き過ぎを制止したりそしてそんななかでもいつも一緒に行動する微妙な関係性が成立している。
    主人公・歩は東京から地方への転校生、彼の視線は風土記のように叙景豊かであまりの長閑さに陰湿な苛めも仲良しグループの他愛のない...続きを読む
  • 朝顔の日
    とても静かで美しいお話でした。
    戦争の影が差す時代、結核で療養している妻を見舞う夫のお話。
    感情を全面に大袈裟に押し出していない冷静な語り口ですが、病が進行していくにつれて透明になっていく妻に接する夫の悲しみが静かにひたひたとしみこんでくるようでした。
    情景や、筆談になった妻の書き言葉もとても綺麗。...続きを読む
  • 指の骨(新潮文庫)
    高橋弘希『指の骨』新潮文庫。

    新潮新人賞受賞作の戦争文学である。戦争の悲惨さと常に死と隣り合わせの日常が創り出す狂気とが見事な筆致で描かれる。

    それにしても、何とも凄い新人作家が出て来たものだ。 最初は何故この平和な世の中で本格的な戦争文学をと思うのだが、大岡昇平の傑作『野火』や『俘虜記』...続きを読む

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