高橋弘希の一覧

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配信予定・最新刊

文藝春秋2022年2月号
NEW
950円(税込)

作品一覧

2022/01/08更新

ユーザーレビュー

  • 指の骨(新潮文庫)
     内容についてはケチのつけようがない、慄然とするほどに惹きつけられる。恐くなって読みたくないような気さえするが読むことをやめられない、臨場感が凄まじいからか。実体験なしにこれを書けたことは超人的だ。
     そして何よりそのシリアスな内容を支える文体、文章力、豊富な語彙、身体感覚や精神の動きを書く表現力、...続きを読む
  • 送り火
    高橋弘希『送り火』文春文庫。

    第159回芥川賞受賞作。標題作に加えて、『あなたのなかの忘れた海』『湯治』の単行本未収録の2篇も収録。

    『指の骨』を読み、久し振りに凄い文章力と表現力のある新人作家が現れたものだと感心した。本作の標題作『送り火』でも冒頭から選びに選び抜いたであろう言葉を何度も噛み締...続きを読む
  • 日曜日の人々
    日曜日なので、文庫で再読しました。
    高橋さんもっともっと読みたいですが、書くのしんどいのかなーと思ってしまいます。
    日曜日の人々は読んでいる方もしんどくて、今も不眠症を患っている身としては吉村の言うことすごくわかる…となります。
    「不眠は昼に肉体を蝕み、夜に精神を蝕む」拒食も過食も不眠も自傷の一種で...続きを読む
  • 日曜日の人々
    90年代、ココロ系と呼ばれるウェブサイト群があり、BBSで悩み相談や薬の情報交換をしていた。
    当時は確か匿名が当然という感覚は薄く、各々ハンドルネームをつけていた。
    おそらくそんなふうな「REM」が、ゼロ年代になってセルフケア手前の集会を開いて……という。
    まず押さえておくべきは、少し昔の話だという...続きを読む
  • 指の骨(新潮文庫)
    大岡昇平や水木しげるの著した記録と似通うところは、後方での活動や逃避行の描写が圧倒的に多いところである。事実、戦争体験において戦闘行為は一瞬であり、時の多くを後方で過ごしているのだから。
    一方で大岡らの著したものと大きく異なるところは、主人公が生還しえないところである。生還したものの手記は、事実とし...続きを読む

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