幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

781円 (税込)

3pt

「他人の気持ちが分からない」ことが悩みの谷原豊(たにはらゆたか)(18)は、曾祖母の死(享年100)をきっかけに、謎の霊媒師・鵜沼(うぬま)ハルと出会った。自称大正生まれのハルは、幽霊が見えず存在を信じてない理屈っぽい理系大学生の豊に、奇妙な“慰霊”のアルバイトを依頼する。彼女の正体と、この街の秘密とは――。モラトリアムの青春を爽やかに描く、すこし不思議なジェントル・ゴースト・ストーリー。

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幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    絶対面白いと思って買って、大事に積読してたのに、つい読みきってしまった。
    あー記憶無くして、も一回読みたい

    0
    2024年09月12日

    H

    購入済み

    「幽霊存在を信じない理系大学生」というと、単純に信じていないように思われるのですが、所謂「幽霊と考えられること」を論理的に捉えることで、幽霊でないと思っている大学生を主人公とする小説です。
    オカルトでもないし、単純な青春小説でもなく、心理小説的なもので、楽しく一気に読みました。

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    柞刈湯葉マラソン三冊目。
    今作もおもしろかった!
    最後まで幽霊がいるいないではなく、"ハルさんを信じている"、で紡がれるのがいい。ジェントル・ゴースト・ストーリーという紹介文が素敵で、かつゴーストの本質が死者そのものでなく街の記憶、人の記憶、人と人のあいだで蓄積される記憶、として

    0
    2024年09月11日

    Posted by ブクログ

    面白かった。推定100歳以上だけど40歳くらいにしか見えない霊媒師のハルさんと、その仕事を手伝う理系大学生の話。主人公は幽霊については全く信じてないんだけど、ハルさんを真っ向から否定するわけではなく、自分なりにロジックに落とし込もうとする。その過程が面白い。
    途中霊媒の仕事を目撃された女性が登場する

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    さて、豊とハルさん、どっちが実数軸でどっちが虚数軸なのか、と思ったりした。
    普通ならハルさんが虚数、なんだろうけど、人情が判らない豊が虚数という見方も無くはない、かな、と。
    で、続編があるなら、90度回転したりするのかな、と。(回転させるマトリクスがサクラになるのか、それとも、高野さんになるのか)

    0
    2024年08月30日

    Posted by ブクログ

    主人公は、「他人の気持ちがわからない」大学生。
    私は彼ほど頭は良くないが、人の気持ちがわからないところは似ていると思った。
    しかし、読んでいて気がついたのは、私は、「他人の気持ちがわからない」のではなく、「わかろうとしてこなかった」だけなのだと。
    他者を理解するふりはやめて、人に寄り添える人間になろ

    0
    2024年11月12日

    Posted by ブクログ

     これは……理系こじらせ系? 「こじらせ」と言ったら文系の特権みたいなイメージがあったけれども、青春に文理の別なしということか。「学部を理由にするな」と作中の先生も言っているし。
     その前に、こじらせ=青春で合ってるのか? とにかく湯葉さんが、じゃなかった主人公の谷原豊さん(十九)が、彼なりの仕方で

    0
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    一癖あるSFでおなじみの作家さんなのでミステリっぽい話を想像したのだけれど、そんなことはなく端的に言うならハートフルコメディかな。まあ、タイトルそのままですね。
    この手のお話は最後にオカルトっぽい事件が起きて、理系青年が考えを改める的な展開になるのが定番で、実際怪異っぽい事件は起きる。けれども主人公

    0
    2024年07月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幽霊は信じてないけど霊媒師を信じてるのがいい。

    豊君の人の基準が西田君っていうのがなかなか。

    西田君は最後誰をみたんだろうか。
    一番の可能性あるのは今野勲さんだったりしますかね。

    まさか霊媒師のバイトから凄いシステムの作成に繋がるなんて。

    豊君は凄いと思ってたけど周藤君も凄い。
    行動が的確と

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「幽霊」を信じない理系大学生の主人公が、幽霊は普通に存在するという価値観を持つ霊媒師と出会い、「幽霊」について考えるなかで、人というものの存在、人と人の社会的関係について考えを巡らせる物語。

    真面目で勉強はできるけれど、そのせいもあってか自分の世界観や思考の軸がハッキリとしている主人公は、どこか他

    0
    2024年09月02日

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