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東京の片隅で、中年店主が老いた父親を抱えながらほそぼそとやっている中華料理屋「昭和軒」。そこへ、住み込みで働きたいと、わけありげな女性があらわれ……「夕映え天使」。定年を目前に控え、三陸へひとり旅に出た警官。漁師町で寒さしのぎと喫茶店へ入るが、目の前で珈琲を淹れている男は、交番の手配書で見慣れたあの……「琥珀」。人生の喜怒哀楽が、心に沁みいる六篇。
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Posted by ブクログ
短編6編。現状、幸せとは思えない主人公たちが、恵まれない現状から一歩先に進もうとするストーリー。 ほんのり温かかったり、固い決意だったり、さまざまだけど、人はまだまだ頑張れるんだな。っていう勇気をもらえた気がする。 人生っていい事よりも悪い事の方が多いらしい。でも悪い事も考えようによってはいい事に...続きを読む向かうステップにもなりうるのかも。
浅田次郎作品は、ノスタルジックな雰囲気がとても好きなのだけど、この作品集はその持ち味にプラスして、いろんなジャンルの話があってとっても好きだった! 全て読後感が良く、終わってもはぁ…と余韻に浸る感じ。 全部が全部ハッピーな終わり方では無いのだけど。 考える隙を与えてくれるこの短編集は手元に置いておき...続きを読むたいなぁ。
「夕映えの天使」「切符」「特別な一日」「琥珀」「丘の上の白い家」「樹海の人」の6編の短編が収録。どこか切ない昭和の陰影が漂う作品集。
短編集ではあるが、浅田次郎さんらしく、人間の機微が描かれており、持ち味が活かされている。時代モノとはまた一味違った良さがある。
SFチックなテイストを感じる小作品を収録した短編集。 定年を迎える1日の話かと思って読み進めた「特別な一日」がそうではない「特別な一日」の話だったことに気づいて「…してやられた。」な。 タイトル作の「夕映え天使」からして、SFとはいえないが、不思議な読後感に包まれる。 時効迄の一週間の邂逅を描いた「...続きを読む琥珀」もいい。三陸の寂れた漁村と偶然そこに降り立った定年間近の老刑事、曰くのありそうな過去を抱える2人のその後が気になる。 「切符」、「丘の上の白い家」も捨てがたい。作者の実体験をベースに書かれたと思われる「樹海の人」も余韻を残す。 おれの認識している浅田次郎スタイルとは異るアナザーサイドオブ浅田次郎のアンソロジー。 つぎは何を読もうか。
父と息子2人だけの小さな中華料理店。味気ない日々を過ごす俺たちの前に現れた天使のような女・純子。あいつは儚い思い出を俺たちに残し、突然消えてしまった。
帯には「最多涙小説」、泣かせの浅田次郎とありました。帯に釣られました。 6編の作品集です。表題の「夕映え天使」のラスト、泣けますね。 他も短いながら、どれも映画化できそう。 「特別な一日」は前半、微妙に違和感のある会話が後半で一気に展開が変わります。 起承転結、伏線回収とはこういうことか、 プロの小...続きを読む説家の凄さを感じる作品でした。
読み出してすぐに前に読んだことがあると気付いたが、物語に引きずり込まれるように積読することになった。 浅田次郎の小説は、知識と調査に裏打ちされて長編も短編も感嘆符付きの素晴らしいものが多いが、特に切ない短編を書かせたら右に出る作家はいないのではと思う。本書もどの編も胸が締め付けられるような切なさが残...続きを読むる。一方、時代背景やシチュエーションがかなりバラエティに富んでおり、SF ショートショートような話もあって面白い。
人生の喜怒哀楽+欺瞞+恐怖。でも現代とは違う、何か夕日の向こうに目指す明日と温かさを感じる不思議さ。
短編集。スキマ時間に都度都度読むのに最適。 時代は戦後復興期〜バブル後の不況期。心温まる作品ばかりです。フィクションですが、描かれた時代の背景を知れるのもためになって面白いです。 印象に残ったのは、両親の離婚により、お祖父ちゃんと二人暮らしする少年の物語。
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