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Posted by ブクログ
山本五十六は名言集から好きになった人やけど
こうして小説というか追悼記のようなモノを読むのは初めて。
こういう子供が真っ直ぐ大人になった様な人は好きやなぁ^ ^
仕事は目一杯、遊びも目一杯。
命懸けというか全身全霊を賭して何でもやっちゃうから何処か達観したオーラがあったんやろな。
愚将とか凡将とかいう本もあるみたいだが…
この狂気の時代に正論を言うと謂れもない誹謗中傷や足を引っ張る輩は大勢いた事は想像に易い。
戦争に関しては、最後の章で匿名の元中将の語りが全てではないかと思う。
武力や装備以前にそれを動かす燃料も技術も人もいない国力の国が戦争なんかやっちゃいけない。
また、仮想敵国・仮想戦闘準備も疎かに、儀式的に自己満足でやってたんじゃ負けは必定。
準備の大切さ、それを率いる将の考え方がいかに大事かと言うことを改めて学ばされる。
作者は阿川佐和子のお父さん
Posted by ブクログ
やはりこう言った史実を追いながら進む人物像を描いた作品は、読むのがしんどいですね。最初の百ページ読むのに一週間以上かかった。山本五十六とは…名前だけは知っていても、彼の骨柄や来歴、功績なんか全然知らなかったので阿川弘之先生の海軍提督三部作の代表作を選択出来たのは僥倖でした。大東亜戦争が始まる前の日本の政界と軍部の立場や主張、それに陸海軍の軋轢など史実に基づいた詳細な記述は非常に面白かったです。何故、日独伊三国同盟が締結されたのか?その時、それが正しい選択であったのか否か?その辺の経緯が分かって、眼から鱗が落ちる思いでした。それに山本五十六提督がどんな人物で、何をどう考えていたのかよく分かりました。上巻ではまだ戦争が始まる前が舞台ですので、開戦後の下巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
せっかく読書するならこういう大きな物を残すものと対峙したい
いやあ3か月くらいは延々とこの本に取り組んでいたのではないでしょうか。
引っ越し前から読んでたもん。
しかも文庫本ではない単行本サイズを持ち歩きもして読んでいたので
「凄い本読んでますね」と言われる次第。
大概そのときには「あの、あれです、「聞く力」の阿川佐和子さんのお父様の本で」と返しておきました。
淡々と事実と著書、インタビューであった内容を私情を余り挟まずに書かれている、その量二段組みで400ページ。
本だけでなく新聞、雑誌、書簡までもを丹念に読み込んで読み込んで作り上げた魂の大作。
その力を受け止めるのにこちらも準備が出来ておらず150ページまでは、読み進めるのに相当な時間がかかりました。
でも、200ページを越えたら速かったなあ。「あれ、もう300ページになってしまった。そろそろ死期が近づいているんだろうなあ」とさみしくなりながらも、ページが止まらなくなってラスト100ページは週末で読み切ったのかな。
これを読みきることで、自分の中の新たな引き出しが、からっぽの引き出しができたなと。
そこには今まで2,3読んでいた半藤さんの本やここ1、2年で読んできた太平洋戦争の情報が入ったけどまだまだすっかすか。
知りたい。
その思いがあるので、まずは「米内光政」。
山本五十六さんと被る時代を新たに読み解き、さらに総理大臣としての話、ミッドウェー後の海軍、戦況。そういったものを知りたいですね。
それとお恥ずかしながら全く存じ上げなかったのですが最近読む書物でやたらと出てくる「井上成美」。
こちらを読んだらもう秋か年末か、という気も致しますが、今の私なら確実にこの山本五十六を読むよりもぐいぐいと読んでしまうことでしょう。
今手近にある本を読んで、こちらを手にかけるのをしみにしています。
2015年、大きな収穫でした。本を見てうわ、と思ったけどやめずに挑んで良かった。
せっかく読書するなら、こういう大きな物を残すものと対峙したい。今後も失敗はあれど、そういう気持ちをもって行動していこうと思います。
Posted by ブクログ
阿川弘之による山本五十六のロンドン軍縮会議から連合艦隊司令長官就任と日独伊三国同盟締結あたりまでを追いかけた本。幼少時代がないのは惜しいが、オンナとバクチに関するエピソードがちょこちょこ入るのが微笑ましい。
いわゆる海軍善玉論の旗艦とも言うべき本だが、今になって読むと「海軍もどこか他人事だな…」とも感じる、海軍は政治に口を出さないというモットーも大企業病的な印象を受ける。五十六自身も航空機の台頭など賢くはあるのだが、海軍内の意見すらまとめられておらず、大将として器があるかはやや疑問な印象。
さていよいよ下巻は真珠湾だが…印象は変わるかな?
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