山本五十六(上)

山本五十六(上)

935円 (税込)

4pt

戦争に反対しながら、自ら対米戦争の火蓋を切らねばならなかった聯合艦隊司令官山本五十六。今日なお人々の胸中に鮮烈な印象をとどめる、日本海軍史上最大の提督の赤裸々な人間像を余すところなく描いた著者畢生の力作。本書は、初版刊行後、更に調査し、発見した未公開資料に基づき加筆された新版である。上巻では、ロンドン軍縮会議での活躍を中心に、若き日の山本像が描かれる。

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山本五十六 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 山本五十六(上)
    935円 (税込)
    戦争に反対しながら、自ら対米戦争の火蓋を切らねばならなかった聯合艦隊司令官山本五十六。今日なお人々の胸中に鮮烈な印象をとどめる、日本海軍史上最大の提督の赤裸々な人間像を余すところなく描いた著者畢生の力作。本書は、初版刊行後、更に調査し、発見した未公開資料に基づき加筆された新版である。上巻では、ロンドン軍縮会議での活躍を中心に、若き日の山本像が描かれる。
  • 山本五十六(下)
    880円 (税込)
    下巻では、聯合艦隊司令長官に任命された山本五十六が、いよいよ真珠湾強襲の構想を固めるところから、昭和18年4月18日、ブーゲンビル島上空において敵機の襲撃を受け壮絶な最期を遂げるまでを克明に綴る。世界を震撼させた天才提督の栄光と悲劇を、膨大な資料と存命者の口述を基に、生き生きと甦らせ、激動の昭和史を浮彫りにした、必読の記録文学である。

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山本五十六(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    航空機兵力で米空母艦隊を叩き、早期に講和する想定だったのでしょうが、戦争は起こすは易く、終えるは難し。古今東西の歴史が証明しています。
    武器を持ったら使いたくなります。山本はギャンブラーだったので、自分が立案した真珠湾攻撃を試してみたかったのかもしれないという気がします。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    やはりこう言った史実を追いながら進む人物像を描いた作品は、読むのがしんどいですね。最初の百ページ読むのに一週間以上かかった。山本五十六とは…名前だけは知っていても、彼の骨柄や来歴、功績なんか全然知らなかったので阿川弘之先生の海軍提督三部作の代表作を選択出来たのは僥倖でした。大東亜戦争が始まる前の日本

    0
    2019年10月25日

    Posted by ブクログ

    稀代の海軍元帥、山本五十六。

    これからは航空機の時代と先を読み、航空本部長時代には飛躍的とも言える技術推進。海軍次官時代にはアメリカとの戦争を避けるために三国同盟に命がけで反対。しかし、中央に残ろうとするも命の危険を避けるため連合艦隊司令長官へ。そして三国同盟が締結される。

    戦争やむなしの中、周

    0
    2019年09月30日

    Posted by ブクログ

    せっかく読書するならこういう大きな物を残すものと対峙したい

    いやあ3か月くらいは延々とこの本に取り組んでいたのではないでしょうか。

    引っ越し前から読んでたもん。

    しかも文庫本ではない単行本サイズを持ち歩きもして読んでいたので

    「凄い本読んでますね」と言われる次第。

    大概そのときには「あの、

    0
    2015年08月01日

    Posted by ブクログ

    やってみせ、といて聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ。
    男の修行
    苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっと堪えて行くのが男の修行である。

    0
    2012年05月05日

    Posted by ブクログ

    阿川弘之による山本五十六のロンドン軍縮会議から連合艦隊司令長官就任と日独伊三国同盟締結あたりまでを追いかけた本。幼少時代がないのは惜しいが、オンナとバクチに関するエピソードがちょこちょこ入るのが微笑ましい。
    いわゆる海軍善玉論の旗艦とも言うべき本だが、今になって読むと「海軍もどこか他人事だな…」とも

    0
    2025年05月15日

    Posted by ブクログ

    もともと山本五十六が好きで、
    たくさん本は読んでたんだけど、
    阿川弘之さんの本は初めて。
    すごくわかりやすい文章だなという印象。
    下巻も楽しみ(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

    0
    2024年06月20日

    Posted by ブクログ

    海軍提督三部作の一作目だが、「米内光政」、「井上成美」を先に読んだので、歴史事象の方は、混乱なくさっと読めた。山本五十六の言葉はビジネス書でもよく引用されるが、ひととなりをどっぷりと理解するのによい本だと思う。

    下巻はいよいよ、真珠湾奇襲。
    日独伊三国軍事同盟締結と対米戦争にトコトン反対を貫きなが

    0
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    聖人ではなく人間味があり、痛快と言えば痛快。
    あの時代はこのレベルの人物でも流れを変えられなかったというのが、基底としては悲しく、課題を突きつけられる

    0
    2020年03月30日

    Posted by ブクログ

    連合艦隊司令長官としてブーゲンビル島の空に散った山本五十六提督伝。我々の世代からすると既に歴史上の人物ではあるが、執筆当時は同時代性の中綿密な取材や記録にあたっておられたことがうかがえる。これが執筆された当時山本未亡人に告訴されたという。貴重な記録文学であると思う。

    0
    2019年02月12日

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