ゆびさきたどり(新潮文庫)

ゆびさきたどり(新潮文庫)

539円 (税込)

2pt

3.7

十年ぶりに再会した昔の男。年下の彼が、年を重ねた私を「変わらない」と抱き寄せる。久々の体の重みと秘部を這う舌の感触に、疼(うず)きも潤みも蘇り――(「枯れ菊」)。「ネクタイ目隠し」「ストッキングで両手拘束」親友チルがSNS に綴る“運命の彼氏”との情事にカオルは驚く。それはカオルが彼に教えた前戯であり、まだ彼との関係も続いていた(「オンナの友情」)。艶やかに溢れ出す極上欲情短編集。(解説・門賀美央子)

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ゆびさきたどり(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    近代文学を代表する文豪たちの名作を、官能小説にアレンジした短編集。武者小路実篤の「友情」をアレンジした「オンナの友情」などはスマホやLINEが出てきて、かなり現代的なアレンジでビックリでした。林芙美子の「晩菊」をアレンジした「枯れ菊」が結末はうら寂しい感じなんですが、この中では一番好きかなぁ。原作の

    0
    2023年01月04日

    Posted by ブクログ

    文豪官能シリーズ第3弾!w

    『桜の里』『ボッちゃん』『枯れ菊』『オンナの友情』『残月記』の5編を収録。

    勃起のボッちゃんって!!www
    恐れを知らない感じだわ〜!www

    0
    2019年08月02日

    Posted by ブクログ

    花房観音『ゆびさきたどり』新潮文庫。

    文豪官能シリーズ第3弾となる短編集。『桜の里』『ボッちゃん』『枯れ菊』『オンナの友情』『残月記』の5編を収録。

    殆どの短編は原作を花房観音なりに解釈し、独自の世界観を創り上げる感性は認めるものの、夏目漱石の名作『坊ちゃん』をパロディにしてしまった罪は大きい。

    0
    2019年06月02日

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