【感想・ネタバレ】ゆびさきたどり(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

十年ぶりに再会した昔の男。年下の彼が、年を重ねた私を「変わらない」と抱き寄せる。久々の体の重みと秘部を這う舌の感触に、疼(うず)きも潤みも蘇り――(「枯れ菊」)。「ネクタイ目隠し」「ストッキングで両手拘束」親友チルがSNS に綴る“運命の彼氏”との情事にカオルは驚く。それはカオルが彼に教えた前戯であり、まだ彼との関係も続いていた(「オンナの友情」)。艶やかに溢れ出す極上欲情短編集。(解説・門賀美央子)

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Posted by ブクログ

近代文学を代表する文豪たちの名作を、官能小説にアレンジした短編集。武者小路実篤の「友情」をアレンジした「オンナの友情」などはスマホやLINEが出てきて、かなり現代的なアレンジでビックリでした。林芙美子の「晩菊」をアレンジした「枯れ菊」が結末はうら寂しい感じなんですが、この中では一番好きかなぁ。原作の方も読んでみたいなと思いました。

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2023年01月04日

Posted by ブクログ

文豪官能シリーズ第3弾!w

『桜の里』『ボッちゃん』『枯れ菊』『オンナの友情』『残月記』の5編を収録。

勃起のボッちゃんって!!www
恐れを知らない感じだわ〜!www

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2019年08月02日

Posted by ブクログ

花房観音『ゆびさきたどり』新潮文庫。

文豪官能シリーズ第3弾となる短編集。『桜の里』『ボッちゃん』『枯れ菊』『オンナの友情』『残月記』の5編を収録。

殆どの短編は原作を花房観音なりに解釈し、独自の世界観を創り上げる感性は認めるものの、夏目漱石の名作『坊ちゃん』をパロディにしてしまった罪は大きい。

本体価格490円
★★★

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2019年06月02日

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