社会学作品一覧

  • 平成時代
    4.5
    1巻990円 (税込)
    平成の三〇年は「壮大な失敗」、今後も続く「失われる半世紀」への序曲であった・・・。「失敗」と「ショック」の意味を多分野にわたりシビアに総括することからしか、新たな展望は描けない。経済、政治、社会、文化でこの三〇年間、何がおきたのか。社会学者吉見俊哉が「ポスト戦後社会」の先に待っていた空虚な現実を総括する。

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  • 社会学入門・中級編
    4.5
    1巻2,090円 (税込)
    本書は2つの『社会学入門』(有斐閣ストゥディア・NHKブックス)の「続編」である。理論から調査へと研究ストラテジーのトレンドが移りゆくなかで,いま学問が進みうる道とはいかなるものか。人文書読者のための再入門から,社会学初学者のステップアップまで。 [目次] はじめに 第1章 なぜ因果推論なのか? 第2章 社会学における「質的調査」と「量的調査」 第3章 「社会変動の一般理論」から「質的社会調査」へ 第4章 媒介項としての「合理的主体性」 第5章 対面的・コミュニカティヴな質的社会調査の意味 第6章 人工知能による社会(科)学? 第7章 エピローグ──社会学の道を歩むには 参照文献 読書案内 あとがき
  • ぼくらの哲学2 不安ノ解体
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    伝説の人気連載が、 “120ページ超”の書き下ろし原稿を追加し、ついに書籍化! 民間人としてインテリジェンス、安全保障の最前線で活躍していた著者が、 なぜ参議院議員選挙への出馬を決意したのか。 圧倒的な票数で当選したあと、国会の内部でみてきた日本の実態とは。 そしてわたしたち日本人は、いま、どう生きるべきなのか。 わが国を覆う「不安」を「解体」し、未来に希望を与える一冊! (本文より一部抜粋) ~ みんなの不安を解体して共に戦わねばならない。 二十歳のぼくの存在への問いもまた、根っこの不安だった。 命の根源でもある不安だった。 日本人とあなたが弱いから、不安を解体せねばならないのじゃない。 強さが必ずどこかに鎮(しず)まっているから、 それを探して解剖、解体するのだ。 ~
  • 社会学史
    4.5
    本物の教養がこんなに頭に染み込んで、ものの見方がすっかり変わる経験をあなたに!マルクスもフロイトもフーコーも、実は社会学者なんです。「社会学はもちろん、その周辺の学問を理解するためには、どうしても、社会学史全体を知っておく必要があります。それなのに、なぜか、社会学史の本がほとんどないのが現状です。だから、この仕事に私は、強い社会的な使命感を持っています」――大澤真幸
  • ダイバーシティ(豊かな個性は価値創出の泉)―生きる力を学ぶ物語
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    ダイバーシティ(多様性)の尊重が、社会にとっていかに価値あるものかを、二つの寓話を通して描く。人がよりよい社会をつくり、よりよく生きるためのヒントにあふれたユニークな1冊。 ★電子版オリジナル付録として、著者による講演録「ダイバーシティとダイバーシティ-性別によらず多様な個人が生き生きと生きられる社会とは」を収録!
  • 戦争体験と経営者
    4.5
    若くして戦場に赴き、戦後は経営者として活躍し、地位と名声を築いた人たち。その時の苛烈な「戦争体験」は、彼らのその後の生き方や企業観、経営手法に、どのような影響を与えたのか。企業取材歴40年のノンフィクション作家が、取材の過程で出会った経営者たちの肉声をふり返りながら考える。

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  • 日本人だけが知らない本当は世界でいちばん人気の国・日本
    4.5
    日本在住40年、日本人より日本という国を熟知する著者が、 現代社会で「世界一人気の国・日本」を代表する存在として、現代社会で陰ながら活躍する日本人が、 世界を舞台に打ち立てた功績を入口として、「なぜ日本と日本人が世界で一番人気なのか」の理由について解き明かす!
  • ルポ タックスヘイブン 秘密文書が暴く、税逃れのリアル
    4.5
    反響を呼んだ朝日新聞連載「パラダイス文書を歩く」の書籍化。バミューダ諸島、アフリカのブルキナファソなど現場を歩いて浮かび上がったタックスヘイブンの実態、日本の大企業の関わりを示す新たな取材成果など、さらなる税逃れの闇を描く。池上彰氏が解説。
  • 夢みるチョコレート工房――働く喜びをつくるということ
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    不動産評価ビジネス分野で実績を上げていた著者・伊藤紀幸さんの人生は、30歳のとき、知的障がいを持つ息子を授かったことで大きく変わり始めました。日本での知的障がい者の賃金があまりに安いことを知った伊藤さんは、その将来を案じ、ならば知的障害者が働き、もっと稼ぐことのできる場を作ろうと、紆余曲折の末に、2012年、チョコレート工房「ショコラボ」を開業しました。いまやショコラボは、デパートのバレンタイン催事等でも人気のチョコレート工房に成長しています。 本書は、横浜市にある小さなチョコレート工房「ショコラボ」の愛があふれる起業ストーリーをまとめた1冊です。親子の愛、障がい者福祉、起業の面白さ、経営することの難しさやワクワク感、モノづくりの喜びなど、さまざまなテーマがぎゅっと詰まっています。 目次 プロローグ 幸せのチョコレート 第1章 息子との出会い 第2章 ショコラボの誕生 第3章 いよいよ、船出 第4章 ショコラボの楽しい日常 第5章 ショコラボが目指すもの 第6章 経営者としての学び 第7章 ダイバーシティ(多様性)を受け入れる社会づくり エピローグ――19年と364日間経って思うこと あとがき <著者プロフィール> 伊藤紀幸(いとう のりゆき) 金融畑を歩むが、障がいのある息子を授かり、自分が本当にやりたいことは何かを見つめ直して脱サラ。障がい者の働く場創出と工賃アップを目指して、構想10年にして全国初の福祉のチョコレート工房を2012年11月にオープン。当初、障がい者には難しいとされたチョコレート作りを信念とミッションで切り拓き、JR東海の駅や有名百貨店・有名ホテル等で展開。各方面からその起業ストーリーの共感を得て躍進を続けるソーシャルビジネスの経営者。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『夢見るチョコレート工房―働く喜びをつくるということ』(2018年2月9日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 医学部バブル~最高倍率30倍の裏側~
    4.5
    「東大文系より私立大学医学部」の時代。しかも2浪、3浪は当たり前。今、医学部志望の受験生はどのような過酷な競争を強いられているのか? 苦手科目の偏差値を効率よく上げる方法はあるのか? 医学部進学予備校を主宰する著者が、熾烈な偏差値競争に苦闘する受験生の最前線を活写。また、豊富な指導経験をベースにした効果的な勉強法を提示する。
  • 日本人のための平和論
    4.5
    北朝鮮問題、領土問題、拡張する中国、暴走するトランプ・アメリカ数々の国際紛争を調停してきた平和学の世界的権威が、いま日本のため、緊急提言する。
  • 世界が称賛する 日本の経営
    4.5
    グローバルな時代こそ、「日本的経営」が輝く! クール・ジャパンの経営版 近年の日本企業は、欧米の株主資本主義的経営こそ最新の経営と思い込み、「三方良し」を追求する日本的経営を時代遅れと考えているようです。しかし、人間が成長する存在であることを考えれば、日本的経営の方が経済的パフォーマンスも良く、人々や社会を幸福にするパワーもはるかに優れています。今日の優れた欧米企業はそのことに気づき、日本的経営を咀嚼し、追求しています。本書は、先人の足跡をたどることで、読者に日本的経営とは何かを思い出してもらうことを目的としています。それによって日本の企業人、企業、国全体が活力を取り戻すと信じています。 殿堂入りメールマガジン『国際派日本人養成講座』ベストセレクション第3弾! 第一章 現代を生き抜く日本的経営 日本電産・永守重信の新「日本的経営」 老舗企業の技術革新 世界ダントツのサービス品質が未来を拓く 知的障害者に「働く幸せ」を提供する会社 第二章 世界に挑んだ日本的経営 井深大――日本人の創造力 本田宗一郎と藤澤武夫の「夢追い人生」 しょうゆを世界の食卓に――国際派日本企業キッコーマンの歩み 海外貿易の志士――森村市左衛門 第三章 国を興した日本的経営 豊田佐吉の産業報国 伊庭貞剛――君子、財を愛す、これを取るに道あり 縁の下の力持ち――銀行業の元祖・安田善次郎 日本型資本主義の父――渋沢栄一 第四章 日本的経営の源流 松下幸之助――日本的経営の体現者 二宮金次郎の農村復興 石田梅岩――「誠実・勤勉・正直」日本的経営の始祖 道徳が経済を発展させる
  • 福井の逆襲 県民も知らない? 「日本一幸せな県」の実力
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    福井の潜在パワーを知り尽くす本 カニとIT、えち鉄=メディアミックスで逆襲! 「全国体力テスト」小学5年生男女とも1位、「全国学力テスト」2位、これからの福井もやっぱり幸せな県! ★ビミョーなこともあるけどすごい「日本でいちばん幸せな都道府県」ランキング1位、都道府県別幸福度ランキング1位! 幸せの2冠王 ★福井人の主食はやきとりなのか?  ★「カツレツ消費量」「フライ消費量」トップって…福井県人ってデブが多い?  ★水ようかんは冬の風物詩!? ★朝倉家、柴田勝家、日本の歴史のカギは福井が握っていた!? ★「はよしね」って……「福井弁」辞典 ★「めがね」「えち鉄」「オープンデータ」ITと伝統産業のコラボで変わりつつある福井
  • 本物の思考力(小学館新書)
    4.5
    「数字・ファクト・ロジック」で考えよう。 「日本は大学進学率が高い」「侘び寂びが日本の伝統文化だ」「日本では夫婦同姓が当たり前」――。こうした言説は、新聞やテレビでもなかば“常識”のように語られています。しかし、著者であるライフネット生命会長の出口治明さんは、「『数字、ファクト、ロジック』に基づいて考えれば、そのような“常識”は思い込みや固定観念によるものだ」といいます。たとえばOECDの調査によると、日本の大学進学率は先進国のなかでは低いほうなのです。 ネットなどで聞きかじっただけの情報をもとにしていては、適切な判断などできるわけがありません。日本社会に蔓延するゴシップや流言飛語に惑わされず、物事を正しく判断するには、リテラシー(本質を見極める力)を鍛えて正しい情報と間違った情報を見分け、「人・本・旅」から有用な情報を収集し、先入観にとらわれず物事をゼロから捉え直していくことが重要です。このような、出口さんが実践している「腹に落ちるまで考え抜く」方法を徹底的に解説します。
  • 私たちの国づくりへ
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    元世界銀行副総裁が問う、いま必要なリーダーシップ ビジネスマンから政治家、学生まで、 世界各地のリーダーたちを支える著者が贈る 日本人への「愛に満ちた檄文」 【解説:駒崎弘樹(NPO法人フローレンス代表理事)】 「君みずからが世に望む変化になれ」―― 被災地で、過疎のまちで、企業や学校で… 現場で見出した日本の課題と希望 本物のリーダーシップ精神に目覚めると、それまで抱えてきた 問題に対する観点がガラリと変わるのだろう。「今までいったい 何を悩んでいたのだろう!」と自分を笑い、気仙沼大島に通い 続けるわが友同様、まるで人が変わったように動き始める相手 を見ては、リーダーシップの威力に感動する。(「はじめに」より) 地域に住む普通の人たち。彼らが震災や過疎化の中、危機感を持ち、 立ち上がり連帯し、新しい地域がつくられていく。 政治家や行政が私たちを救ってくれるのではなく、私たちが私たちを救う。 そういう営みが、そこかしこに実はあるんだぞ、気づけ、と彼女は語るのだ。 ――駒崎弘樹(「解説」より)
  • 低欲望社会 ~「大志なき時代」の新・国富論~(小学館新書)
    4.5
    “アベノミクスのパラドックス”を読み解く。 〈安倍政権が「アベノミクスのエンジンを最大限にふかす」「切れ目のない経済対策」「第2次安倍政権以降最大の28兆円」などと喧伝すればするほど、国民は日本経済の先行きは暗いと思ってしまう。これこそアベノミクスでも景気がいっこうに上向かないパラドックス(逆説)の仕組みであり、私が「心理経済学」として提唱していることである。〉(新書版まえがきより) なぜ「アベノミクス」では景気が良くならないのか?  日本が“借金漬け”から脱する日は来るのか?  「皆が等しく貧乏になる国」で本当にいいのか?  ……それらの難題を読み解くカギは「低欲望社会」にある。 日本では今、世界に先駆けて未曽有の危機が進行している。人口減少、超高齢化、欲なき若者たちの増加……。この国に必要なのは人々の心理に働きかけ国全体を明るくする新たな国富論だ。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 日本人の歴史観 黒船来航から集団的自衛権まで
    4.5
    21世紀、国家間の歴史認識論争は、いよいよ熾烈なものになってきている。しかし、「薩長史観」から「東京裁判史観」まで、私たちの近現代史は、あまりに多くの偏向史観にゆがめられてきた。 2002年に行われた鼎談では、黒船来航から集団的自衛権論争まで、時代を区分して、その時代の理解をゆがめてきた偏向史観を徹底的に論破。曇りなき眼で、日本人がそれぞれの時代をいかに生きてきたのかを論じる。勝者がつくってきたデタラメな歴史観に対する実証的な異議申し立てに、目からウロコが落ちるだろう。10時間を超える白熱した討論は、まさに日本の「歴史認識」の原点であり、これからの日本の行くべき方角を示す羅針盤でもある。 鼎談に加わった坂本多加雄氏、岡崎久彦氏は亡くなっているが、北岡伸一氏が全体を再度、見直すとともに、新たに二章を書き下ろした。 著者略歴 岡崎久彦:1930年生まれ。外務省情報調査局長、駐タイ大使などを歴任。「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の有識者委員として集団的自衛権の容認を実現。2014年死去。 坂本多加雄:1950年生まれ。学習院大学教授、「新しい教科書をつくる会」理事を歴任。2002年死去。 北岡伸一:1948年生まれ。国際大学学長。東京大学名誉教授。「戦後70年談話」有識者懇談会座長代理として、安倍談話の道筋をつける。
  • 「社会を変える」のはじめかた 僕らがほしい未来を手にする6つの方法
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    月刊『ソトコト』人気連載の著者、グリーンバード横尾俊成さんによる初めての本です! 私たちがほしい未来を手にするためには「政治」は無視できません。でも、政治ってちょっと、いえ、かなり、とっつきにくくないでしょうか? そこでソーシャルメディアを駆使し、若者を巻き込みながら、まちづくりに取り組んできた次世代型の議員でもある横尾さんが、身近なツールとしての「政治の使い方」を提唱します。
  • ゆとり世代の愛国心 世界に出て、日本の奇跡が見えてきた
    4.5
    ガザ、バングラデシュ、そして、<国ではない>ソマリランドで気づいた。訪れる者がいない辺境の土地なのに、日本人はたしかに尊敬されている。「日本に生まれて幸せだ」――世界を股にかける平成元年生まれの若手起業家は、心の底からそう感じる瞬間に出会った。たしかにいま「ネトウヨ」のような現象は見られる。だが、「ゆとり世代」と揶揄され、「内向き」「草食系」と悪口を言われ、一方で「かわいそうに」と憐憫の眼差しを向けられる20代前半の若者たちは、国に対して白けているとされている。その真相に、平成生まれの当事者が迫る。「デフレ」という言葉が定着するほど経済的に墜ちゆく1990年、2000年代の日本を少年はどのように見て育ったのか。そして世界に出て数々の理不尽に遭遇し、日本人へのリアルな態度を味わって、はじめて客観的に日本の真の姿が見えてきた。箱庭にいるだけでは気づくことができないホンモノの「愛国」のかたち。

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  • お笑い進化論
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お笑いとは1つの「作品」であり、時代のモードを映す鏡である-。「吉本系の芸人が舞台に登場するとき、なぜ『がんばり宣言』をするのか」「取り違えコントはどうして笑えるのか」などの単純な疑問を解き明かすことを糸口に、古参の芸人から社会を賑わす若手芸人まで、数多くのお笑いの実例を取り上げて、「笑いのからくりであるパラレル・ワールドと観客とのあいだの心理的距離」というお笑いの構造を析出する。取り違え、シュール、漫才などの特徴をていねいに取り出しながら、お笑いがインタラクティヴな批評空間として成立したことを浮き彫りにして、そこに通底する「多重化したリアル」「アイデンティティーの変容」という時代性を明らかにする。

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  • 新説 東京地下要塞 隠された巨大地下ネットワークの真実
    4.5
    東京の地下には、多くの謎がある。多くの謎の矛盾点を調べ上げていくと、1つの結論に到達する。――戦前から現在の地下鉄網とほぼ同じ形の地下網が建設されていたのだ。謎は疑惑に変わる。地下を制する者が覇権を握ったとされる舞台裏を暴き、現在に至るまで続く地下の利権に潜む闇を明らかにする! ※本作品は2006年6月、小社より刊行されたものを文庫化にあたり加筆・訂正しました。
  • よい世襲、悪い世襲
    4.5
    「悪い世襲」の筆頭は首相や国会議員だ。かたや「よい世襲」は全国の中小企業・老舗にあり、世襲によって伝統の技術や顧客との信頼関係を継承してきた。世襲による政治の疲弊を批判し、不況や後継者難、M&Aで揺らぐ地場産業の進むべき道を探る。
  • フラッシュモブズ : 儀礼と運動の交わるところ
    4.5
    1巻3,784円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の2ちゃんねるオフから中東のフェイスブック・デモまで、世界中で繰り広げられるフラッシュモブ現象。そこでは人間行動の地殻変動が進行しているのではないか? ネット群衆のうねりに時代の躍動を探る、新しい群衆論。
  • 復興増税の罠(小学館101新書)
    4.5
    増税せずとも復興はできる! 未曾有の大震災により、市場経済も市民生活も大打撃を受けているにもかかわらず、政府は“復興”という名目で様々な増税政策を推し進めようとしている。政治家や経済評論家たちは毎日のように「財政難」を訴え、「日本は借金漬け」と繰り返す。果たしてそれは真実なのか? 「市民税10%減税の恒久化」「議員報酬半減の恒久化」をマニフェストに掲げる名古屋市長河村たかしは「増税せずとも復興できる」と断言する! 本当に増税は不要なのか? その根拠はどこにあるのか? 増税以外の選択肢で日本を再生させるには? その答えがここにある!

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  • 電子書籍奮戦記
    4.5
    1巻1,144円 (税込)
    黎明期から20年近く地道に電子出版に携わってきた「Mr.電子書籍」が、その過去から未来までを自らの軌跡と共に縦横無尽に語る。儲からなくても「やめようと思ったことは一度もない」と断言し、大企業の寡占に異を唱える、刺激的なメッセージを掲げながら目指す新たな「出版」の形とは? 現状分析にも役立つビジネスノンフィクション。
  • 言葉を失ったあとで
    4.4
    「聞く」の実際。アディクション・DVの第一人者と、沖縄で社会調査を続ける教育学者。それぞれの来歴から被害/加害をめぐる理解の仕方まで、とことん具体的に語りあった対談集。
  • 学校に染まるな! ――バカとルールの無限増殖
    4.4
    (1)学校には、人類の叡智や希望が詰まっている。でも巧妙な出来レースも仕組まれている。さまざまな教育現場を見てきたプロが教える、学校をサバイブする方法。 (2)ルールやべき論で子どもたちを縛り、思考停止した大衆を社会に送り出すクソみたいな装置という面が学校にはある。思考停止した大衆はルールを求める。ルールはひとをますますバカにし、バカはさらにルールを求める。バカとルールの無限増殖ループだ。 (3)学校は、すごい。でも、すべてが出来レースだ――。プロが教える、学校をサバイブする方法。 【目次】第一章 なぜ勉強しなくちゃいけないの?/第一章 なぜ勉強しなくちゃいけないの?/第二章 時代は変わってもひとは変わらない/第三章 出来レースだらけの競争社会第四章 なぜ大人は髪型や服装にうるさいのか?/第五章 「いい学校」より「面白い学校」を探せ/第六章 青春の舞台としての学校/第七章 「理想の学校」なんていらない
  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)
    4.4
    「まずは親子の対話から」なんて信じてはいけない。引きこもりは、親子が理解し合って解決することもあれば、理解し合えないと分かって解決することもある。家族をひらき、第三者を介入させよ。「解決なんて無理」と諦めるなかれ。一歩踏み込む「おせっかいな支援」をすれば、ほとんどの引きこもりは自立可能なのだ――。支援活動を30年続けてきた団体創設者による、引きこもり問題への最終回答。
  • 別冊NHK100分de名著 フェミニズム
    4.4
    「生きづらさ」を乗り越えるために 「100分deフェミニズム」(2023年1月2日放送)が待望の書籍化! 『伊藤野枝集』『侍女の物語』から『心的外傷と回復』『男同士の絆』まで。豪華著者陣が名著の核心を読み解きながら、フェミニズムの真価を語りつくす。未放送のトピックも収載し、新たな取材も加えた決定版!
  • 弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち
    4.4
    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 車椅子ライター厳選!軽い力で使える文具。 軽い力でラクに使える文具を50個以上紹介! この本では、車椅子ライターの波子さんが「使いやすい!」と感動した文具を紹介します。 波子さんは筋力が低下する病気にかかり、約10年前から車椅子を使用しています。握る力や体幹が弱い波子さんが選んだ文具には、「安定して持てる」「強い力がいらない」「片手で使える」という特長があります。 ・かわいいだけじゃない!衝撃の握りやすさ「チョコレートカッター」 ・手のひらを開かなくても切れる携帯はさみ「フィットカーブ ツイッギー」 ・平たい形が意外に持ちやすい蛍光ペン「テイパー ツインハイライター」 など、全部で50個以上の「頼もしい文具」を紹介しています。 また、文具好きなら誰もが知っている文具王こと高畑正幸氏と、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』などの構成作家で文具ライターとしても活躍する古川耕氏との鼎談も収録。文具愛あふれる3人のトークは必読です! ※本書はWEBマガジン「文具のとびら」の人気連載「車椅子ライターから見た 弱い力でも使いやすい文具たち」を書籍化したものです。 ※この作品はカラーです。 (底本 2022年10月発売作品)
  • ぼくらの戦争なんだぜ
    4.4
    教科書の戦争記述に国家の「声」を聞き、戦時下の太宰治が作品に込めた秘密のサインを読み解く。ぼくたちが仮に「戦場」に行ったとして、正気にとどまるには。「ぼくらの戦争」とは、どういうことか。膨大な小説や詩などの深い読みを通して、当事者としての戦争体験に限りなく近づく。著者の最良の1作。
  • 自分を知るための社会学入門
    4.4
    1巻1,650円 (税込)
    社会学と出会うと、自分も世界も違って見えてくる! 本書は、従来の教科書のように理論や概念を暗記知識のようには取り上げない。著者の実体験や、映画・文学などの具体的エピソードをもとに、社会学の勘どころをかみくだいて紹介し、生きた学問として体感するための一冊である。内田樹氏推薦
  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    「#検察庁法改正に抗議します」のTwitterデモ仕掛け人による、初の著作! 男性中心の広告業界でがむしゃらに働いてきた20代。 気が付けば、同世代の男性は結婚し、仕事でも飛躍している。 なのに自分は彼氏もできない。 焦って婚活したものの、高学歴・高所得・仕事での成功が壁となる。 容姿で判断されたり、会議で意見が通らなかったり、男性との賃金格差だったり、――なんだか辛くて生きにくい。 あるとき、その理由がわかった。 それは、女性がひとりで生きていくことが難しくなるように、男性に依存しなければいけないように、この社会が作られているからだった。 「…………ぜんぶ運命だったんかい」 「私の運命は、この社会の構造の上に敷かれたものだったんだ」 ひとりの女性がフェミニズム、そして社会活動に目覚めるまでを涙と笑いで綴るエッセイ集。 【もくじ】 ■ おじさん社会と女子の青春 ■ おじさん社会と婚活女子 ■ おじさん社会の真実 ■ おじさん社会からの脱落 ■ おじさん社会への逆襲 ■ 声を上げてみたくなったら ■ あとがき
  • マンガでわかるLGBTQ+
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ――「知らなかった」を言い訳にして、誰かを傷つける時代を終わらせよう イマサラ聞けないLGBTQ+のギモンに答える入門書! 〇内容紹介 最近よく聞く「LGBTQ+」ってなに? カミングアウトされたら、どうすればいいの? カミングアウトするときに、気をつけなければならないのはどこ?  日常生活において、どういった不都合が生じているの?  職場ではどんな質問が「ハラスメント」になるの?  なぜ、同性での結婚は認められていないの?  法律で同性では結婚できないっていうけれど、パートナーシップ制度ではだめなの? どうしたら、みんながより快適に過ごせる環境をつくれるの?  フェミニズムとLGBTのかかわりって? 本書は、いまさら聞けない「LGBTQ+」の基本から、最新の情報、お互いにできることまで、19の体験談を含む22のマンガを読みながら楽しく学べる作品です。各章には解説やよくある質問FAQもついているので、なんとなく興味がある人にも、詳しく知りたい人にもぴったり! 下記のような方々にオススメです。 ・「LGBTQ+」について知りたい人、もっと学びたい人 ・性に関する悩みがある人、モヤモヤしている人 ・生徒の教室での居心地をよりよくしたい学校関係者 ・職場で無意識にハラスメントしていないか気になる上司 など……
  • 文庫改訂版 事実vs本能 目を背けたいファクトにも理由がある
    4.4
    人は「本能」のせいで、「事実」を正しく判断することができない!? この残酷な知識社会を生き抜くためには、「本能」の壁を乗り越えて「事実(ファクト)」に目を向けなければならない。年金問題の本質は? 教育無償化は正しい? 人気作家・橘玲が、複雑で残酷な現代社会のタブーに次々とメスを入れる。人々の目を曇らせる「本能」の向こう側にある「事実(ファクト)」にたどり着くための必読書!
  • 定本 災害ユートピア――なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか
    4.4
    ロングセラー、待望の完全版刊行! 旧版での抄録部分、原注などを完全収録し、 60ページに上る増補でおくる決定版。 解説「レベッカ・ソルニットを読み解く」(渡辺由佳里)も新たに収録。 ブレイディみかこ氏、推薦! 「エリートがビビッて失敗するとき、地べたは生き生きと機能し始める」 大地震、大洪水、巨大なテロ……私たちの日常に裂け目が入るとき、 そこにはいつもユートピアが出現した。 災害時になぜ人々は無償の行為を行うのか?そのとき、なぜエリートはパニックを起こし、人びとは自発的な秩序をつくり上げるのか? 1906年のカリフォルニア大地震から、ニューオーリンズの巨大ハリケーン、9.11テロまで、危機の最中に現れる人々の自発的な相互扶助のメカニズムを追った、珠玉のノンフィクション。 【目次】 プロローグ 地獄へようこそ 第1章 ミレニアムの友情:サンフランシスコ地震 第2章 ハリファックスからハリウッドへ:大論争 第3章 カーニバルと革命:メキシコシティ大地震 第4章 変貌した都市:悲嘆と栄光のニューヨーク 第5章 ニューオリンズ:コモングラウンドと殺人者 エピローグ 廃墟の中の入り口 謝辞 解説「レベッカ・ソルニットを読み解く」 渡辺由佳里 原注
  • 統合幕僚長 我がリーダーの心得
    4.4
    1巻1,650円 (税込)
    自衛隊46年、統合幕僚長4年6ヶ月の自衛官人生、いまそのすべてを語る。防衛大補欠合格から自衛官時代の不遇の更迭を乗り越えてトップに。そのリーダー論、また自衛隊日陰論に抗しての日々。日本の危機はこうして乗り越えられた……。衝撃の証言の数々。
  • 戦争は女の顔をしていない
    4.4
    ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった――。500人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞作家の主著。(解説=澤地久枝)

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  • 社会認識の歩み
    4.4
    日本の社会科学の「高度成長」はめざましいが、一般の人にはますますよそよそしいものになっていくのは何故か。マキャヴェリ、ホッブス、スミス、ルソーなど、社会科学史上の結節点に位置する先人たちの知的遺産を読み解く試みを通して、一人一人が自らのうちにどのように社会科学的認識の芽を育てていくべきか、読者とともに模索する。

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  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン
    4.4
    「知者は“心のある道”を選ぶ。どんな道にせよ、知者は心のある道を旅する。」アメリカ原住民と諸大陸の民衆たちの、呼応する知の明晰と感性の豊饒と出会うことを通して、「近代」のあとの世界と生き方を構想する翼としての、“比較社会学”のモチーフとコンセプトとを確立する。
  • カミングアウト
    4.4
    自分が性的少数者であることを、打ち明けること──それは自己を引き受けると同時に必然的にわたし/あなたの関係の再構築を要請する。ときには関係の破綻に至ることを覚悟しながら、人は「告白」する。「再-関係」をめぐる葛藤を、実例に沿って描く。
  • 荒くれ漁師をたばねる力 ド素人だった24歳の専業主婦が業界に革命を起こした話
    4.4
    1巻1,500円 (税込)
    山口県萩大島で漁業を行う萩大島船丸。その船団を率いるのは若干30歳の女性だ。門外漢のシングルマザーがなぜ漁業の常識をひっくり返し地方創世の先駆けとなったのか? 荒くれ漁師たちを束ねる若き女性起業家の奮闘物語。
  • 「正義」がゆがめられる時代
    4.4
    弱い立場にある人を意図的に傷つける人々がいる。彼らは行き過ぎた“正義”を振りかざして暴走し、後悔も反省もしない。攻撃の矛先は店員、透析患者、生活保護受給者、そして障害者にも及んだ。なぜこうなるのか? 鋭い洞察と確かな分析眼で定評ある精神科医が、現代社会を象徴する「怒り」「コスパ」「“普通”からの脱落」に着目し、ゆがんだ“正義”が流行る理由を解き明かす!
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ
    4.4
    システムから降りて好きなことをしても大丈夫! そこには楽しい人生が開けている。経済成長を追い求める企業でストレスを抱え自分の時間もなく働く人生よりも、小さく自営し、人と交流し、やりたいことをしたい。そう考えた著者の、開業までの道のりと、開業の様々な具体的なコツと考え方、生き方を伝える。文庫化にあたり15の方法を1章分追記。
  • はじめてのエシカル
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    エシカルって何だろう? そんなふうに思っていらっしゃる方に、ぜひ手にとっていただきたい一冊ができました。 エシカルとは、「私にいい」と「世界にいい」をつなげていくこと。 この本では、エシカルな毎日のために、日々の暮らしで実践できるさまざまな工夫、変わり始めている企業の最前線をお伝えします。 たとえば、食品の選び方やファッションとの付き合い方。たとえば、トヨタ、イオン、パタゴニア、ピープルツリー……、時代を先駆けて動き始めている企業の変化。 東京オリンピックを前に注目されている考え方を、具体的な事例とともにわかりやすく説明します。 著者がエシカルの道に進むきっかけとなったのは、TBS系テレビ番組「世界ふしぎ発見! 」のミステリーハンターとして、世界の秘境を旅した経験でした。地球上で起きている現実を目の当たりにして、エシカルへと歩みを進めた著者。なぜ今、エシカルなのか、そもそもエシカルって何だろう、エシカルをどうやって生活の中に取り入れたらいいか……。その基本的な思想から日々の生活の暮らしで取り入れたい小さな実践までを丁寧にお伝えします。 ファッション、バッグ、アクセサリー、ヘルス&ビューティ、そして食品……、エシカルを今日から始めたいと思わずにはいられない、ショッピングガイド付き。
  • 凛たる国家へ 日本よ、決意せよ 論戦2016
    4.4
    1巻1,485円 (税込)
    動揺する世界、私たちに乗り切る覚悟はあるか。内向化する米国、膨張する中国、捏造するメディア…いまこそ決着の刻!! 変わりつつある秩序のなかで、世界のメインプレーヤーとなるための要件とは? メディアに蔓延る「俗論」を櫻井よしこが一刀両断!【巻頭カラー写真付録つき!!】
  • 社会は情報化の夢を見る
    4.4
    新しい情報技術が社会を変える!――私たちはそう語り続けてきたが、本当に社会は変わったのか?「情報化社会」の正体を、社会のしくみごと解明してみせる快著。大幅増補。
  • さらば、資本主義
    4.4
    資本主義をもうやめてみたら……。経済成長と物質的豊かさ、世界での地位を追求してきた戦後の日本は、なぜ、こんな奇妙な社会になったのか。「“価格破壊”と“消費者絶対主義”の大罪」「地方創生で失われるもの」「朝日新聞の歪んだ戦後認識」「トマ・ピケティと福沢諭吉が示す禍福」「ITと金融がもたらす人間破壊」……稀代の思想家が、日々のニュースの本質を鋭く衝き、資本主義の限界と醜態を、次々と浮かび上がらせる。
  • 国際紛争を読み解く五つの視座 現代世界の「戦争の構造」
    4.4
    本書の第一章では、国際秩序への挑戦として紛争をとらえることを論じた。第二章は、東アジアの現状を勢力均衡の理論的視座を用いて分析。第三章は地政学の観点から欧州に焦点をあてた。第四章は中東情勢と文明の衝突という考えかたをぶつけ、第五章は格差社会としての国際社会の問題として、アフリカを世界システム論などを手がかりに論じた。第六章はアメリカの対外的な軍事行動の背景に、「成長信仰」の観点から迫った。
  • 「武士道」解題(小学館文庫)
    4.4
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 新渡戸稲造の『武士道』には、現代の日本人が忘れてしまった普遍的思想が貫かれている。その深遠な日本精神を、戦前日本の教養教育を受けて育った台湾の哲人政治家が、古今東西の哲学知識を総動員して解説する。 ノーブレス・オブリージュ―高貴な身分の者に課せられた義務。著者は「武士道」の本質をそこに見出す。
  • 半市場経済 成長だけでない「共創社会」の時代
    値引きあり
    4.4
    競争原理の市場経済に関わりながらも、より良い働き方やより良き社会をつくろうとする「半市場経済」の営みが広がり始めている。志と価値観の共有が働くことの充足感をもたらす、共創社会の時代を遠望していく。
  • 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる
    4.4
    現在、160軒がひしめく大阪・飛田新地。そこで2軒を経営する人物が初めて当事者として内情を語る。ワケあり美女たちの素顔、涙なしに語れぬ常連客の悲哀、アットホームな小部屋の中、タレントばりの美貌の日本人美女たちはどこから来たのか、呼び込みの年配女性の素性、経営者の企業努力、街の自治会の厳格ルール、15分1万1000円のカラクリ、元遊郭の賃料と空き状況、新参経営者の参画等、人間ドラマから数字的なディテールまでを網羅する。
  • 大麻入門
    4.4
    戦後、GHQ主導による新憲法の下で初めて規制された大麻は、遥か太古から、衣食住はもちろん医療や建築、神事など、日本人の生活になくてはならないものだった。1948年に施行された大麻取締法は、当時の政府が大麻産業を奨励していたためか、立法目的が明記されないまま現在に至っている。一方で、欧米諸国では所持・使用の非犯罪化が進み、医療やバイオ・エネルギーなど様々な分野での研究が盛んだ。国内外の知られざる大麻草の真実とは?
  • 民主主義の条件
    4.4
    1巻1,408円 (税込)
    大人が学んでおきたい「政治のしくみ」基礎のキソ。 民主主義の根幹を、サントリー学芸賞受賞・新進気鋭の政治学者が一からわかりやすく解説する。 日本政治をリアルに理解するための新常識が、この1冊に凝縮! ・そもそも選挙で「いちばんいい候補」を選べるの? ・自民党はなぜ強いのか?これからも強いのか?? ・なぜ、町村議会議員は「無所属」ばかりなのか? ・18歳が選挙権を持つってどういうこと? ・ダメ党首を辞めさせるには? ・参議院っていらなくない? ・どうして「高齢者」と「農村」が優先されるのか? ・「AKB総選挙」とふつうの選挙の共通点は? ・「統一地方選挙」って何の意味があるの? 読めば、こんなソボクな疑問もスッキリ解けて、 明日からニュースの見方が変わる!
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史
    4.4
    経済崩壊、貧困拡大、環境汚染、人口爆発……。メディアを席捲する知識人は、われわれ人類は今にも破滅に向かうと日々嘆く。だが実のところ、こうした悲観的未来予測は200年前から常にあったのだ――ほとんど外れてきたにもかかわらず。各種データを見れば、事実はまったく逆だ。「今」ほど最高の時代はない。そして人類の生活レベルは地球規模でなお加速度的に向上している。なぜか? 有史のある時点で、交換と分業が生まれ、それによって個々の知識が「累積」を始めたからだ。石器時代からグーグル時代にいたるまでを、ローマ帝国、イタリア商人都市、江戸期日本、産業革命期英国、そして高度情報技術社会などを例に、経済、産業、進化、生物学など広範な視点で縦横無尽に駆けめぐる。東西10万年をつうじて人類史最大の謎「文明を駆動するものは何か?」を解き明かす英米ベストセラー。
  • 老いの失敗学 80歳からの人生をそれなりに楽しむ
    4.3
    「老い」と「失敗」には共通点がある。長らく「失敗」を研究してきた「失敗学」の権威が、80歳を超えて直面した現実を見つめながら実践する、「老い」に振り回されない生き方とは。老いへの対処に生かすことができる失敗学の知見を紹介。
  • 生成AIで世界はこう変わる
    4.3
    話題の生成AI、どこまでなにができる? AIって結局、どんなしくみで動いているの? 最新テクノロジーで私たちの仕事は奪われる? AIで働き方や生活がどう変わるのか知りたい… ChatGPT、Bing、Claude、Midjourney、Stable Diffusion、Adobe Firefly、Google Bard…今世紀最大ともいえる変革を全世界にもたらした、生成AI。 この時代を生きるわたしたちにとって、人工知能をはじめとする最新テクノロジー、そしてそれに伴う技術革新は、ビジネス、社会生活、娯楽など、多様な側面で個々人の人生に影響を及ぼす存在となっています。 ただでさえ変化スピードが速く、情報のキャッチアップに苦戦するテクノロジー領域。数か月後には今の状況ががらりと変わってる可能性が非常に高い…そのような状況下で、今私たちは生きています。 ホットな話題でいえば、「クリエイターはみなAIに取って代わられるのでは?」「人間にしかできない価値創造ってなに?」など、これまで当たり前だと信じて疑わなかった「労働」「お金」「日常生活」などのパラダイムシフトが起こっています。 そんな今、まさにみなさんに手に取っていただきたいのがこの1冊です。 この時代を生きる多くの方が抱いているであろう不安や疑問、そして未来への興味関心に、本書はお応えします。 本書では、AI研究の第一人者である東京大学教授・内閣府AI戦略会議座長を務める松尾豊氏の研究室所属の今井翔太氏が、生成AIで激変する世界を大予測! 激動の時代を生きるすべての人にとって、これから到来する未来を生き抜くヒントと正しい技術的知識を提供します。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 社会学の新地平 ウェーバーからルーマンへ
    4.3
    マックス・ウェーバーとニクラス・ルーマン――科学技術と資本主義によって規定された産業社会の謎に挑んだふたりの社会学の巨人.難解で知られる彼らが遺した知的遺産を読み解くことで,私たちが生きる「この」「社会」とは何なのかという問いを更新する.社会学の到達点であり,その本質を濃縮した著者渾身の大作.

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  • 移民と日本社会 データで読み解く実態と将来像
    4.3
    少子高齢化による労働力不足や排外主義の台頭もあり、移民は日本の大きな課題となっている。本書は、感情論を排し、統計を用いた計量分析で移民を論じる。たとえば「日本に住む外国人の増加により犯罪が増える」と考える人は6割を超えるが、データはその印象を覆す。こうした実証的な観点から、経済、労働、社会保障、そして統合のあり方までを展望。移民受け入れのあり方を通して、日本社会の特質と今後を浮き彫りにする。
  • 第4の波 ~大前流「21世紀型経済理論」~
    4.3
    1巻1,485円 (税込)
    トフラーなら「この波」を予測したはずだ。 なぜ日本人の給料は上がらないのか? それは「第4の波」を理解していないからだ――。 かつて未来学者のアルビン・トフラーは、世界的ベストセラー『第3の波』において、近現代の文明を支配していた巨大な潮流と、1980年代以降の世界の変化の波を、ものの見事に分析してみせた。「第1の波」=農業革命、「第2の波」=産業革命に続き、「第3の波」=情報革命によってもたらされる情報化社会の到来を予見したのだった。 そして今、トフラーと親交があり、互いを認め合った世界的経営コンサルタントが、畏友の考え方をヒントにして、最新の世界潮流を解説する――。 〈現在は、トフラー氏が生きていた時代には予想すらされていなかった技術やシステムが登場し、「第4の波」というべき全く新しい社会が到来している。もし今もトフラー氏が生きていたら、この「第4の波」について考察し、新たな著書を執筆していたに違いない。だから、亡き友に代わって私がそのテーマに取り組みたいと考えたのである。〉――プロローグ 「第4の波」とは何か? それは21世紀に入って劇的に進化した「AI(人工知能)&スマホ革命」が世の中にもたらす変化であり、21世紀は、いち早くこの波の特徴を捉えた者が富を独占する。だが、AIが人類の知能を超える「シンギュラリティ(技術的特異点)」へと達する「第4の波」の後半には、大規模なレイオフ(解雇)が発生すると予想される。 果たして、この「第4の波」の激変の中で活躍できるのは、どのような人材なのか? そして、AIに置き換えられない仕事とは――。 21世紀に生き残るために、来たるべき未来の「図式」を提示する「希望の書」。 (底本 2023年2月発売作品)
  • 夜明け前(が一番暗い)
    4.3
    1巻1,699円 (税込)
    ウチダ先生はコラムを書く時、「この文章は今から10年後でもリーダブルだろうか」と自問しながら書いている。連日塗り替えられる時事問題をどれだけの人が記憶しているか? 「AERA」連載の書籍化第3弾。コロナ、東京五輪、旧統一教会問題、安倍氏国葬など。
  • NHK受信料の研究(新潮新書)
    4.3
    「NHKの公共性、客観性を保つために受信料は必要だ」――日本人の多くはこんなプロパガンダを信じ込まされている。しかし、世界を見れば広告収入で運営されている公共放送は数多い。実は、戦後の受信料とは、GHQの意向に反して、吉田茂総理と通信官僚らがNHK支配の道具として存続させたものだ。放送法制定に携わったGHQ側の貴重な証言を盛り込みながら、巨大メディアのタブーに斬りこむ刺激的論考。
  • 数字のセンスを磨く~データの読み方・活かし方~
    4.3
    これまで数多くの一般向け統計本が出版され、人気を博してきた。だがその多くは「こんなデタラメな統計や調査がありますので、気をつけましょう」といったメッセージを発するものだった。肝心なのは「データのウソ」を暴くことではない。データの作成や分析を特定のやり方で行うこと、提示されたデータや分析を読み解く際の限界と意味を、その都度丁寧に考えることにある――。現代社会で欠かせない「数字との付き合い方」を示す。
  • 脱・下流老人 年金、生きがい、つながりを立て直す
    4.3
    「ただ、人間らしく暮らしたい」――高齢者の尊厳回復への道筋を示す 人生100 年時代、生きがいや健康のために働き続けようとの掛け声の一方で、低年金に苦しみ、生活を補うため働かざるを得ない老年層は多い。さらに生活保護以下の水準で暮らす高齢者は600万人超もいる。 『下流老人』から7年、賃金は伸びず物価が上昇する中で、今後誰もが直面しうる危機が、老後の貧困である。超低年金、超低賃金、シニア労災等の横行を座視してはならない。 公助(年金)、自助(生きがい)、共助(つながり)の立て直しを訴える著者が、誰も取り残さない社会実現への具体策を提言する。中でも高齢者が安心して生きられる、貧困打開への究極の処方箋とは、全員へ一律の生活扶助費を支給する「最低保障年金」の実現だ。
  • 「世間教」と日本人の深層意識
    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    日本人を動かしているのは「世間教」! 日本人は無宗教といわれるが、じつは「世間」を信仰する「世間教」の信者である。他人に迷惑をかけないよう気遣い、なにかしてもらったらお返しを忘れない。非常時に暴動も略奪も起きず、一致団結して粛々と行動する。こうした日本人のプラスが、マイナス向きに発揮されるとどうなるか。他人を監視し同調圧力をかけるコロナ禍の自粛警察、ルールに従わない者は村八分、つねに見返りを要求し、「出る杭は打たれる」で成功者をねたみ、足の引っ張り合いがはなはだしい。学校の中にも世間教がはびこり、いじめはその典型である。 なぜこうなのか、本書では「世間教」のしくみや構造を、身近な事例で読み解いていく。世間教には4つの教義(お返し・身分制・みんな一緒・呪術性)があり、葬式の後に塩をまくなど、それらは日常深く組み込まれている。キリスト教支配がなかった日本には個人・社会・公共が存在しない。法のルールではなく世間のルールで動いている等々、なるほどとうなずける面白さ。世間はなくならないので、世間教と距離をとってうまくやる方法も提案する。
  • ハッピークラシー――「幸せ」願望に支配される日常
    4.3
    「幸せの追求はじつのところ、アメリカ文化のもっとも特徴的な輸出品かつ重要な政治的地平であり、自己啓発本の著者、コーチ、[…]心理学者をはじめとするさまざまな非政治的な関係者らの力によって広められ、推進されてきた。だが幸せの追求がアメリカの政治的地平にとどまらず、経験科学とともに(それを共犯者として)機能するグローバル産業へと成長したのは最近のことだ」(「序」より)。ここで言及される経験科学とは、90年代末に創設されたポジティブ心理学である。「幸せの科学」を謳うこの心理学については、過去にも批判的指摘が数多くなされてきた。本書はそれらをふまえつつ、心理学者と社会学者の共著によって問題を多元的にとらえた先駆的研究である。「ハッピークラシー」は「幸せHappy」による「支配-cracy」を意味する造語。誰もが「幸せ」をめざすべき、「幸せ」なことが大事――社会に溢れるこうしたメッセージは、人びとを際限のない自己啓発、自分らしさ探し、自己管理に向かわせ、問題の解決をつねに自己の内面に求めさせる。それは社会構造的な問題から目を逸らさせる装置としても働き、怒りなどの感情はネガティブ=悪と退けられ、ポジティブであることが善とされる。新自由主義経済と自己責任社会に好都合なこの「幸せ」の興隆は、いかにして作られてきたのか。フランス発ベストセラー待望の翻訳。
  • なりたい!が見つかる お仕事図鑑
    4.3
    1巻1,600円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学生が知っておきたい職業・職種約400種の仕事内容や給与、なり方などを徹底解説! 巻頭には起業家、国際的な仕事、AI関連など、これから注目度大のお仕事をピックアップするほか、すでに従事している人へのインタビューも掲載。「働くということ」がリアルに理解できる一冊。
  • 奇跡の社会科学 現代の問題を解決しうる名著の知恵
    4.3
    社会科学とは社会について研究する学問であり、政治学、経済学、社会学、人類学、国際関係論などが含まれる。その古典を読み返したところで、当時とは時代が違うのだから役に立つことはないと思われるかもしれない。ところが驚くべきことに、現代を理解するためにはこれらの古典の知見について知る必要があり、さらに言えば現代で起こる様々な失敗は、古典の知恵を知らないために起こったものが多い。組織が官僚化することによる停滞、「抜本的な改革」に潜む罠、株式市場を活性化させることの危険性……。「教養にして実用」である社会科学の知見を明快に解説。 【本書で取り上げる社会科学の古典】●マックス・ウェーバー「官僚制的支配の本質、諸前提および展開」 ●エドマンド・バーク『フランス革命の省察』 ●アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカの民主政治』 ●カール・ポランニー『大転換』 ●エミール・デュルケーム『自殺論』 ●E・H・カー『危機の二十年』 ●ニコロ・マキアヴェッリ『ディスコルシ』 ●J・M・ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』
  • 転身力 「新しい自分」の見つけ方、育て方
    4.3
    人生100年とも言われる長寿化の現代、長期雇用の揺らぎ、コロナ禍の影響などで、生き方や働き方が大きく変わりつつある。だがそれは、誰もが人生二毛作、三毛作を楽しめる豊かな時代でもある。求められるのは、可能性を信じ、自分を変えるための「転身力」だ。「将来のリスクに備えたい」「収入は減っても好きな仕事で食べていけたら」「生涯現役で働きたい」といった思いに寄り添い、豊富な実例をもとにヒントを提示する。
  • 建築家の解体
    4.3
    『建築の解体』の刊行から五〇年弱、後期近代の時代にあって、安藤忠雄や隈研吾に代表される従来の建築家のイメージは、見直しを迫られている。ブルデューの理論を用いて、建築家という職業がつくられていくプロセスを描写するとともに、解体していく建築家像の軌跡をたどる。フィールドワークの知見を盛り込み、「街場の建築家」という今後の可能性を最後に示す。
  • 新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義
    4.3
    これから2030年にかけて、世界・経済・ビジネスなどを考える上で重要になるであろう考え方の一つとして、本書で取り上げるのが「ラグジュアリー」です。 一般的に「ラグジュアリー」といえば、いわゆる高級ブランド企業のあり方などがイメージされるかもしれません。 実際、それを研究するために、これまでヨーロッパを中心として、大学やビジネススクールでも「ラグジュアリーマネジメント」を学ぶコースが設置されてきました。 それらのうちの先進的なコースや、スタートアップなどを含めた感度の高い企業がいま注目するのは、旧来のラグジュアリーとは一線を画した考え方です。 これまでのモノづくり・サービスづくりや顧客体験は、ウェブ技術をはじめとするコンピュータサイエンス、あるいは機械・材料・加工技術のような「テクノロジー」が引っ張ってきました。 ただ、先進国を中心に技術や市場が成熟をみせる中で、人々の心を動かすような「本当にほしいもの」は、テクノロジーが基礎にありつつも、歴史や文学、地理、哲学、倫理など「人文的な知識」がより主導しながらつくっていく時代になるのです。 その実践例の一つとして挙げられるのは、イタリアのウンブリア州にある小さな村・ソロメオを本拠に地域の歴史と文化に根ざしたモノづくりを行い、「世界最高の品質」といわれ尊敬されるブルネロ・クチネリです。 「文化の創造が結果的に利益の源泉となっていく」という新しい考え方と、クチネリをはじめとした実践の動きを、「旧来のラグジュアリーとの対比」「意味の創造」「教育」「文化盗用」「サステナビリティ」など多様な切り口から一冊にまとめるのが本書。 10の視点で「新しい世界」を読み解きます。
  • イケズな東京 150年の良い遺産、ダメな遺産
    4.3
    コロナ禍で東京一極集中の是正が言われるが、事はそう単純ではない、と井上氏。私たちの東京への愛憎は複雑で、長尺の歴史から捉える必要がある。そう、京都から東京に天皇が移り住んだ時代から……。『京都ぎらい』の井上氏に対するのは、丹下健三の孫弟子に当たる建築家・青木氏。二度の東京五輪と大阪万博を中心に、古今東西の都市開発の功罪と、そのレガシーについて論じ合う。博覧強記の二人の話は、天皇、GHQ、ナチスといった歴史の縦軸から、北京、パリ、ローマ、ロンドン、コペンハーゲンといった地理的な横軸までを駆け回る。また黒川紀章らの建築家論や、ゴジラ、寅さん、小津映画等の話題もまじえ、「愛される建築とは何か?」「日本と西洋、どちらが自由なのか?」という文化論を掘り下げる。
  • どろどろの聖書
    4.3
    「世界一の教典」は、どろどろの愛憎劇だった!? 今、世界を理解するために必要な教養としての聖書、超入門編。ダビデ、ソロモン、モーセ、キリスト……誰もが知っている人物の人間ドラマを読み進めるうちに聖書がわかる! こんなにわかる!
  • 60歳からの教科書 お金・家族・死のルール
    4.3
    60歳は第二の成人式。人生100年時代の成熟社会をとことん自分らしく生き抜くためのルールとは? 〈お金〉〈家族〉〈死〉〈自立貢献〉そして〈希少性〉をテーマに「ベクトルの和」の法則から人生のコツを説く、藤原式大人の教科書。
  • 従順さのどこがいけないのか
    4.3
    理不尽な出来事に見てみぬふりをしていませんか? 誰かのいうことに従っていても、世の中は解決しない問題だらけ。打開するには自分で声をあげるしかありません。そうしたあなたに勇気と思考を与えます。
  • 関係人口の社会学-人口減少時代の地域再生
    4.3
    1巻2,999円 (税込)
    住む人が減ったら、地域は再生できないのか? 『関係人口をつくる』の著者が、関係人口を社会学の見地から定義し、その役割を論じた本邦初の「関係人口の研究書」!各地の事例と新たな理論の枠組みによって関係人口を位置づけ直し、人口減少時代の地域再生の方向性を示す。 「関係人口」とは、「定住人口」(移住)でもなく、「交流人口」(観光)でもない特定の地域に様々なかたちで関わる人々を指す語で、深刻な人口減少が進む地域社会の課題を解決するための新たな地域外の主体として近年脚光を浴びている。本書では、関係人口という新たな主体の存在と、関係人口が地域の再生に果たす役割を明らかにすることで、これからの人口減少時代における地域再生の在り方と、再生に向けた具体的な方法論を示す。新型コロナウイルスの影響を踏まえて今後の地域と関係人口を検討する補論も付しており、地域行政や地域づくりに関わる人必携の書となっている。
  • サラ金の歴史 消費者金融と日本社会
    4.3
    個人への少額の融資を行ってきたサラ金や消費者金融は、多くのテレビCMや屋外看板で広く知られる。戦前の素人高利貸から質屋、団地金融などを経て変化した業界は、経済成長や金融技術の革新で躍進した。だが、バブル崩壊後、多重債務者や苛烈な取り立てによる社会問題化に追い詰められていく。本書は、この一世紀に及ぶ軌跡を追う。家計やジェンダーなど多様な視点から、知られざる日本経済史を描く意欲作。
  • コロナ脳 ~日本人はデマに殺される ~(小学館新書)
    4.3
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 これがテレビでカットされたコロナの真実だ。 テレビでは連日、専門家と称する者たちが登場し、「コロナは怖い、コロナは怖い」と煽っている。 メディアに洗脳された人々は、「自由」の尊さを忘れ、自ら緊急事態宣言を求めるまでになってしまった。 そして、政治家は経済を止め、失業者、自殺者が急増。日本は没落へと進んでいるーー。 新型コロナ発生から1年たち、その正体も少しずつ見えてきた。新型コロナが「インフルエンザより怖くない」ことを示すデータも出てきている。それなのになぜ、政府は経済を止め、自由を制限し、人々を苦しめるのか。さらに、多くの人がそれを歓迎するのはなぜなのか。 漫画家の小林よしのり氏と、ウイルス学者の宮沢孝幸・京大准教授が、「コロナ全体主義」の世にNOを突きつけ、新型コロナの嘘を暴く! (底本 2021年4月発行作品)
  • 新世紀「コロナ後」を生き抜く
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    新型コロナの流行により、世界から「20世紀」の残滓は一掃され、ついに真の「21世紀」が到来した! 「トランプ後/安倍後」で揺れる今、新世紀を生きるための知恵とは――? 歴史家ホブズボームの名著『20世紀の歴史』をテキストに、生命の格差、新自由主義の跋扈、閉塞と断絶の正体を見極め、セーフティネットの築き方を説く集中オンライン講座完全収録!
  • おれは無関心なあなたを傷つけたい
    4.3
    1巻1,342円 (税込)
    見て見ぬふりをするすべての日本人へ。 ウーマンラッシュアワー村本大輔が贈る 最初で最後の“劇薬”! 多方面から反響を呼んだnoteの記事を書籍化!  偏見、差別、葛藤など、 そこに確実に存在する問題に読者をいざない、 問題の是非ではなく、 われわれの無関心な姿勢そのものに疑問を投げかける一冊。 <本書の内容> ・手作りキンパに想うこと ・数 ・犠牲の上にあぐらをかくそこのお前へ ・北海道の虎と沖縄の龍 ・発信するということ ・大人の着ぐるみを脱げ ・ウルトラマンと怪獣の足元にいる人 ・僕は、福島の双葉郡浪江町の本を読むのではなく、行く ・どうしてその漫才をするのか? ・つくり悲しみ顔 ・答えの捏造 ・女性を見る目 ・彼らのネタ ・注意書きという松葉杖……など
  • 不思議な島旅 千年残したい日本の離島の風景
    4.3
    小さな島は大人の学校だ。消えゆく風習、失われた暮らし、最後の一人となった島民の思い──大反響書籍『秘島図鑑』(河出書房新社)の著者が日本全国の離島をたずね、利他的精神、死者とともに生きる知恵など、失われた幸せの原風景を発見する。
  • 日本を創った12人
    4.3
    日本の独自性とはいったい何なのか。勤勉性なのか。それとも仏教が広まっても神道は信仰の対象であり続けた、宗教に対する柔軟性なのか。明治維新、外国文化を受け入れた許容力なのか……。もし、これらが日本の独自性であるとすれば、それは、いつ、誰によって、どのようにして創り出されたものなのか。本書は、聖徳太子をはじめ、織田信長、石田梅岩から近現代史まで、日本史上に今なお強い影響力を残す12人の「人物」をとおして、日本の歴史を見直し、日本の独自性について考えた歴史・社会評論である。大きな変革期を迎え、日本はどの方向に向かって舵を取ればよいのか、その決断がリーダーと国民に求められている。そうしたなか、日本の独自性を認識し、それをいかにして活かしていくかは、避けてとおれない問題である。本書は、その問題に答えを出す一つの有効なヒントとなるだろう。同書名でPHP新書として刊行された前編・後編を、文庫化に際し合本したものの電子書籍版。
  • 韓国社会の現在 超少子化、貧困・孤立化、デジタル化
    4.3
    若者の就業率、教育費負担、男女の賃金格差など先進国の中で、“最悪”の数値を示す韓国。特に「圧縮した近代」の結果、1を切った出生率、60%が無年金者という高齢者の貧困率・自殺率は深刻だ。他方で問題解決のため大胆な政策を即実行し、デジタル化などは最先端を行く。本書は、少子高齢化、貧困・孤立化、デジタル化、教育、ジェンダーをテーマに、深刻化した現状と打開への試行錯誤を描く。韓国の苦悩は日本の近未来でもある。
  • なんとなく、日本人 世界に通用する強さの秘密
    4.3
    グローバル化が進行する二十一世紀。もはや私たちは「なんとなく、日本人」であるという“ぬるま湯”に安住しているだけでは、激しい企業間競争、社内競争を生き残れない。しかし、アングロサクソン的な改革が、ほんとうに日本の風土に適しているのか? 本書は、国際ビジネスマンの経験をもち、西洋的思考法を熟知した著者による新しい日本人論。「日本人は論理的でない」「日本人は保守的である」「日本人は常識的でチャレンジをしない」「日本人はリーダーに不向きである」――日本的思考メカニズムを論理的に探究することで、こうした日本人の負のイメージを検証、打破し、この国がもつ潜在力の源泉を明らかにする。B級グルメやラーメンにおけるこだわりや探究心は、浮世絵の芸術性、高品質に通じるものがあるし、幕末に作られた驚嘆すべき万年時計はたんなる模倣を超えて、まさに「コピーがオリジナル以上になる」ことを示しているのである。
  • 苦しい時は電話して
    4.3
    死にたいほどつらくて苦しい時、人は何をするのが最も良いのか? 躁鬱病を患う著者が、「死にたい人」からの電話を10年受け続けてわかったこと。 【著者メッセージ】 090-8106-4666 これは僕の携帯電話の番号です。 僕は「いのっちの電話」という、死にたい人であれば誰でもかけることができる電話サービスをやっています。もちろん無償です。本家本元「いのちの電話」がほとんどかからないという現状を知り、2012年に一人で勝手にはじめました。1日に5人ほどかけてきます。なので、1年だと200人弱。もう10年近くやっています。 なんでこんなことをはじめたのか。 なぜなら、自殺者をゼロにしたいと思っているからです。 自殺者がいることが当たり前になってしまっている。そのこと自体が異常なのではないかと僕は思います。もちろん、それぞれの人生はそれぞれに決めることができるので、自ら死にたい人を止めようとするのはどうなのか、それも人間の自由ではないかと思われる方もいると思います。 僕も何度かそう言われたことがあります。そう言われれば、わからないことはありません。いや、どうかな……やっぱり納得できないところがたくさんあります。   なぜなら僕自身も死にたくなるからです。 あなただけではないんです! もちろん、1年に何万人もの電話を受けることはできません。僕にできるのは1日に10人が限界だと思います。そこで、いつも電話で話していることをこの本に書いてみることで、電話だけで対応できない人々にも、死ななくてもいいんだと感じてもらえるのではないか。 そんな気持ちからこの本を書くことにしました。 【目次】 1章 反省禁止! 熱が出ている時と同じ/体からのメッセージ? 2章 24時間、悩める人 すべて僕自身の経験/悩むこと自体は悪くない 3章 不滅のジャイアン 気持ちいいかどうかを確認する/細かな願望に気づく 4章 とても、苦しい時に 10分、悩みまくる/朝ごはんだけ、つくってみる 5章 「いのっちの電話」から 明けない鬱はない/周囲に漏らしていい 6章 自殺者をゼロにする ただの絶望ではない/警察署の刑事からの電話 7章 天下一の生真面目人間だから 暴力をうまく活用する/死にたい人はサボらない 8章 僕の毎日の過ごし方 どんな時も歌を歌う/迷わず仕事をやめていい 9章 苦しみ自体が力となる 企画書をつくる/毎日1時間でいい 終章 悩むのは、才能の一つ 積み重ねが自信につながる/続けることで変化する
  • 世界トップティーチャーが教える 子どもの未来が変わる英語の教科書
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    変わりゆく未来に、親が今できること。 この一冊から、子どもの未来をはじめよう。 ――出口治明氏(ライフネット生命株式会社創始者/立命館アジア太平洋大学学長) ●重視されるのは、「知識」から「経験」へ。 ●育むべきは、「問題解決能力」から「問題発見能力」へ。 ●いちばん強いのは、失敗できる子。 ●子どもに将来の夢を聞いてはいけない。 ●必要なのは「やめる勇気」。 グローバル化により言語や国のボーダーが壊され、 AIが数々の職業を奪うと言われる今。 すでに、これまでの教育・子育ての常識が通用しなくなる時代を迎えています。 自分たちの価値観をベースに、 自分たちが受けた教育を子どもたちにそのまま与えていても、 このAI時代、グローバル化する社会を生き抜いていけるとは限りません。 大人たちはこれまで信じてきた常識のシフトチェンジに対応する必要があります。 2019年、「教育界のノーベル賞」と呼ばれる 「Global Teacher Prize 2019(グローバル・ティーチャー賞)」トップ10に、 世界150ヵ国3万人の中から選出され、 国内のICT(インフォメーション&コミュニケーション・テクノロジー)教育を牽引する著者が、 未来を生き抜く子どもたちを育てるために、 大人たちはどのように意識をアップデートするべきなのかを説きます。 キーワードのひとつは「英語力」。 テクノロジーが言葉の壁を壊してもなお、英語力を身につけることが必要なのは、 英語学習が、これからの時代に必須の武器となる「行動力」をブーストするから。 AI時代、グローバル社会に耐える「本物の英語力」を 子どもに身につけさせるための学習法もレクチャーします。 もうひとつのキーワードは、まさに「行動力」。 ググればすぐに正解が見つかる時代。 AIに取って換わられない能力として求められるのは、 「学力」よりも「行動力」、「問題解決能力」よりも「問題発見能力」です。 「行動力の時代」にいかに対応するべきか。 親たちが学んだことのなかった実践への提言です。 【主な内容】 プロローグ~AI時代、世界で求められている教育とは CHAPTER1 AI時代に英語力は必要か? CHAPTER2 日本の英語教育をアップデートするには? CHAPTER3 家庭でできる新時代の英語学習法 CHAPTER4 AI時代に生き残れる子どもを育てる CHAPTER5 AI時代に求められる親の対応力を磨く エピローグ~AI時代、子育てにいちばん大切なこと
  • 高校世界史でわかる 科学史の核心
    4.3
    ニュートンが大科学者たり得たのはなぜ? どうしてフランス革命時に諸科学が勃興した? 量子力学は歴史の偶然で生まれた? 国家の野心と研究者の探求が重なるところに、歴史の転機は訪れる。近現代史を陰で動かした諸科学の営みとそのダイナミズムを、文理の壁を超えてやさしく語る、あたらしい科学史入門。 第1章 イギリス王政復古と「学会」創設     ──ニュートンはなぜ大科学者たり得たか 第2章 フランス革命と化学革命     ──なぜ諸科学は動乱期に基礎づけられたか 第3章 普仏戦争と「量子仮説」     ──量子力学は製鉄業から生まれた? 第4章 世界大戦と核物理学     ──真理の探究はいかに歴史に巻き込まれたか 第5章 変貌する現代科学     ──巨大科学は国家を超える
  • 今和次郎 思い出の品の整理学
    4.3
    考現学は未来を考える立場だ──。ジャンパーを着て日本中を歩き回り、民家、服装、都市文化、世相など現代風俗研究に前人未到の足跡を遺した第一人者が綴る生活者の視線。
  • タテ社会と現代日本
    4.3
    『タテ社会の人間関係』著者の最新刊! 現代新書既刊3部作『タテ社会の人間関係』『適応の条件』『タテ社会の力学』累計170万部超のベストセラーシリーズ第4弾! 長時間労働をもたらす小集団の封鎖性。 非正規・正規雇用問題と「ステイタス・コンシャス」。 家族という小集団が招く家庭内虐待問題。 「場」の序列意識から生まれる新参者へのいじめ。 タテ社会のなかの女性の社会進出…… 「資格よりも場」「序列意識」「ウチとソト」など、日本社会独自の構造を鮮やかに解き明かした「タテ」の理論。現代日本の抱える問題を「タテ」の理論を使って読み解く52年目の続編。 終身雇用制が崩れても、なぜ先輩・後輩の関係は変わらないのか? 日本の組織で上司の上司に告げ口をするのが許されない理由とは? なぜ序列の意識なしに席に着くこともできないのか? 『タテ社会の人間関係』から50年超、著者がいま感じることとは? 現代社会と向かい合うための、「タテ社会」入門書! 「失われた二〇年」などと言われるように、低成長の時代が長年つづき、新卒一括採用から定年まで、すなわち入り口から出口まで面倒を見るという日本型経営がかたちを変えつつある、と報じられている。しかし、年功序列のようなものが薄らいだとしても、タテのシステムは残るところに残る。その大きなものが、先輩・後輩の関係である。最近の若者は自由になったといわれるが、学校において上級生、下級生の区別はなくならない。親分・子分の関係が薄らいでも、その要素がなくなっていないのと同じように、会社における先輩、後輩の関係はなくならないだろう。――「プロローグ」より
  • データでよみとく 外国人“依存”ニッポン
    4.3
    「日本社会は既に多民族化しているんです」――。改正出入国管理法が2019年4月から施行され、外国人の受け入れ拡大が進む日本。だが、現実は私たちの想像をはるかに上回る。もはや企業も自治体も、そして日本社会全体も外国人なしでは成り立たなくなっているのだ。NHKの特設サイト「外国人“依存”ニッポン」取材班がオープンデータを独自に分析し、日本社会の外国人への“依存”を明らかにする。
  • 天皇論「日米激突」(小学館新書)
    4.3
    タブー一切なしの衝撃的「天皇論」。 ベストセラーシリーズ『天皇論』の小林よしのりと、『国民の天皇』で大佛次郎論壇賞を受賞し、近著『天皇と日本人』でも論議を巻き起こした米国の日本研究者ケネス・ルオフが、天皇・皇室を巡る問題を大激論! 「そもそも神武天皇は実在しない」から始まり、「天皇が韓国に行ったならば」「大嘗祭は国費でやるべきか」「天皇に人権はあるのか」「外国人労働者と天皇」「昭和天皇に戦争責任はあるか」「ハーフの天皇はありか?」などなど、日米の論客がタブー一切なしで語り合った衝撃的かつ、まったく新しい「天皇論」。 2人の激しい論戦から、新しい時代の天皇と皇室、そして新しい日本のかたちが見えてくる!
  • 「平成の天皇」論
    4.3
    天皇像は変わらないものを守るためにこそ、時代に応じて変化しなくてはならない。約200年ぶりの譲位実現に道をひらいた天皇の「おことば」は、単なる高齢化に伴う公務負担軽減の問題でも、ましてや一部保守派が言うような「弱音」や「わがまま」でもなく、女系・女性天皇容認や女性宮家創設も含めたこれからの象徴天皇制のあり方をめぐる国民への問いかけだった。戦没者慰霊や被災地慰問の旅を平成の象徴のスタイルとして生み出した天皇が、退位表明に込めたメッセージとは何か?
  • 温かい死体と冷たい死体
    4.3
    1巻770円 (税込)
    30年近くを監察医として勤めてきた経験から、昭和と平成では死体が違っているとの実感を得ていた。 どこかどう違うのか。 本書では、昭和と平成の時代を事件を比較していく。 また、たとえば、扇風機の死亡事故の解明によって、首振り機能がついたことなどを紹介し、死亡事故の解明によって、社会が安全になっていったことを明かしていく。 監察医の仕事の重要性が伝わってくる。
  • 原発ゼロ、やればできる
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    右も左も関係ない。 国を愛するということは、原発をゼロにするということだ。 元首相が渾身の力を込めて書いた原発をめぐる初の単著!! 私は首相時代、「原発は安全・低コスト・クリーン」だと、経産省に完全に騙され、原発を推進していた。その自分が本当に悔しくて腹立たしい。そして、世界史に残る福島原発事故が起こった。事故の検証もちゃんとできないで再稼働するというなんという非常識なことか。原発は一〇万年後まで核廃棄物を抱え続ける「トイレなきマンション」である。時代遅れの原発技術に日本経済の未来は託せない。私はこの本で、経産省が原発を推進したがっている本当の理由や、自然エネルギーだけで電力は補えること、原発をゼロにする、ただひとつの簡単な方法があるということを書いた。原発ゼロ、やればできる。
  • さよなら自己責任―生きづらさの処方箋―(新潮新書)
    4.3
    そもそも、成功は努力の結果なのか? そもそも、「マトモな人」ばかりの世の中は素晴らしいのか? そもそも、ぼくたちの居場所はどこにあるのか? そもそも、生きることとは――? 博覧強記と論理の鮮やかさ、思考の深さで20万人を超す学生たちを虜にしてきたカリスマ予備校講師の著者が答える12の「そもそも」。相互監視と同調圧力が増すばかりの“生きづらい”現代社会で、肩の力を抜いて生きられる思考法がここに。
  • 騒音文化論
    4.3
    1巻880円 (税込)
    駅の構内放送、電車や新幹線内の放送、デパートやスーパーマーケットをはじめとする商業施設、商店街、個人商店、行政のスピーカーから流れる放送、そして車からの警告音などなど。街には機械音、肉声を問わず、スピーカーを通じて様々な音が流れている。そうした音、騒がしい状況を日本人は何の抵抗もなく受け入れている。だが、それに耐えられない人たちもいるのだ。抵抗なく受け入れられる人をマジョリティとするなら、耐えられない人はマイノリティとなる。闘う哲学者として問題提起をしてきた著者が、ここでは「騒音社会」で、静かな空間を求めると同時に、悪露に対する少数派の権利をどう考えるか、という問題について展開をしていく。ことに音は単に数値で測定をして「大きい」というだけではなく、個人差や状況によって「嫌悪」を感じるものなのだ。それは性的なマイノリティや、趣味や趣向の少数派差別にも通じるものだという。
  • HOPE―――都市・企業・市民による気候変動総力戦
    4.3
    世界的な企業・金融情報会社であるブルームバーグの創業者で、元ニューヨーク市長が、官民両方の視点から導き出した気候変動の問題を解決に導く新しいアプローチ。企業や都市行政、市民活動がどのように取り組めば、国に頼らない解決策が生み出せるか、具体的なヒントが得られる一冊。
  • 自由か、さもなくば幸福か? ──二一世紀の〈あり得べき社会〉を問う
    4.3
    日本でも犯罪不安が高まり、監視が強化されている。幸福な人生への私たちの欲望が、こうした社会を生み出した。しかしそこでは、言われなき差別が助長されかねない。ならば、どのような社会が望ましいのか? この問いに応えるべく、本書はまず「個人」の自律性が夢見られた一九世紀システムにまで遡り、それが機能不全を起こし、個人の能力不足を社会システムが補うようになった二〇世紀の苦闘と幻滅を描き出す。「自由」と「幸福」という両立し難い価値のうち、私たちは、どちらをどのような理由で優先させるべきなのか。二一世紀の〈あり得べき社会〉を、正義という観点から構想した社会哲学の書である。
  • 一緒にいてラクな人、疲れる人 人と会うのが楽しみになる心理学
    4.3
    自分も相手も無理しない幸せな人間関係とは? なぜか一緒にいると、疲れる人っていますよね。話すときも身構えてしまったり。一方、一緒にいてラクな人は、仕事でもプライベートでも人が自然と集まってきて、簡単にいえば、よくモテる。本書は、カウンセラーとして日米で5,000人以上のこころの援助をしてきた著者が、「疲れる人」から「ラクな人」に変身できる効果的&具体的なメソッドを紹介。頑張らなくても人に好かれるコツが満載です。こんな人は、一緒にいて疲れる人になっている!? ●相手から与えてもらおうとする ●結果や相手の反応を気にしすぎる ●自分を良く見せようとがんばる ●イヤなことや問題ばかりに目がいく ●目立つと嫌われると思っている
  • 社会契約論 ──ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ
    4.3
    私たちが暮らすこの社会は、そもそもどんなふうに生まれたのか。社会の形成・維持に不可欠なルールが、現にこうして守られているのはなぜか。政治秩序の正しさは、誰がどう判断すべきなのか。社会契約論とは、そんな素朴な問いを根源まで掘り下げて考える試みである。本書では、ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズの議論を精密かつ大胆に読み解きながら、この近代の中心的思想に新たな息吹をふき込む。今までにない視点から世界の成り立ちが一望できる、清冽な政治思想入門!

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