ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

1,320円 (税込)

6pt

「#検察庁法改正に抗議します」のTwitterデモ仕掛け人による、初の著作!


男性中心の広告業界でがむしゃらに働いてきた20代。
気が付けば、同世代の男性は結婚し、仕事でも飛躍している。
なのに自分は彼氏もできない。
焦って婚活したものの、高学歴・高所得・仕事での成功が壁となる。

容姿で判断されたり、会議で意見が通らなかったり、男性との賃金格差だったり、――なんだか辛くて生きにくい。


あるとき、その理由がわかった。
それは、女性がひとりで生きていくことが難しくなるように、男性に依存しなければいけないように、この社会が作られているからだった。

「…………ぜんぶ運命だったんかい」
「私の運命は、この社会の構造の上に敷かれたものだったんだ」


ひとりの女性がフェミニズム、そして社会活動に目覚めるまでを涙と笑いで綴るエッセイ集。



【もくじ】
■ おじさん社会と女子の青春
■ おじさん社会と婚活女子
■ おじさん社会の真実
■ おじさん社会からの脱落
■ おじさん社会への逆襲
■ 声を上げてみたくなったら
■ あとがき

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ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    少し前に参議院選挙が終わりましたね。
    この本はちょうど3年前の参議院選挙のときの政治的イベントの関連書籍として購入して、その再読です。
    ちょうどそのイベントから政治に興味を持ったので、3年も経ったのかと、ノスタルジーな気持ち^^
    本には3年前の投票済証が挟まってたよ。新たに今回の投票済証を追加で挟み

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    むちゃくちゃおもしろかった
    日本人の全男、全女、全男でも女でもないひと、全夫、全妻、全偉い人、全偉くない人に読んで欲しい

    著者が"笛美"になってから文体が変わるのも良い

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    自身が政治に関心のないうさぎさんだったことを痛感し、猛省しました。
    でもフェミニズムを学んでもプラカード持たなくてもいいし、妖怪にもならないよ、とも言ってくれる本だと感じました。
    総合職同期入社の男性は皆家庭を持ってるのに女性は独身ってまぁまぁ見る社会の縮図ですよね…家に専業家事請負人がいる前提で嫌

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    たまに見かけていた笛美さん、めちゃくちゃ精力的な活動をしているゴリゴリの方なのかと思っていた。全然違かった。彼女も多くの人と同じように、動き出すことがめちゃくちゃ怖い人だった。とても励まされたし、自分もこれから自分の権利を守るための主張をもっとしていきたいと感じた。

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    自分は女性蔑視なんてしてるつもりはない。
    誰でもそうなんだろうけど、実は無意識でもけっこうしてしまっているなと反省した。

    妻は私と結婚して12年、出産を機に退職したりまた別のところで働いたり退職したり、というキャリア。三人の娘に恵まれて五人家族で私も幸せだけど、見方によっては私は妻の人生を振り回し

    0
    2024年07月11日

    Posted by ブクログ

    高学歴で高収入な女性が男性社会を縮図にしたような男性優位な職場で色々な経験をして「生きていてごめんなさい」まで追い詰められていく様はとても辛く感じた。価値観の押し付けって怖い

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    刺さった。この人は、私だった。
    疑いもなく女性の役割を全うしてた時代、なんでジェンダーギャップ指数が低いのか疑問を感じた時代、知識を蓄えてる時代…
    いま、私にできることはなんだろう?
    笛美さんのように、パワーがなくても、いや、笛美さんもツイッターのトレンドになったのには特別なパワーを費やしていなく、

    0
    2023年07月05日

    Posted by ブクログ

    笛美について何も知らずに読み始めたが、手にとって良かった。女性である自分も、知らず知らずに女性蔑視をしていたことに気付かされた。悲しい。また、政治にもあまり関心がなかったが、危機感を持つことができた。一気に読めた。女性蔑視のない国に生まれて育つと、どういう精神状態になれるんだろうと羨ましく思う。

    0
    2022年10月03日

    Posted by ブクログ

    ぜんぶクソくらえと思った。

    私自身が幼い頃から思春期まで女の子らしくいないと価値がないと刷り込まれてきたことも、一生懸命に勉強していい大学に行って、いい会社に入って、いいお給料もらっても、子どもがいて、家事もできなきゃ、自分は足りない人間だと思い込んでしまっていたことも。

    悩んだって、もがいたっ

    0
    2022年10月07日

    Posted by ブクログ

    自分が生きていて感じたことがあるイヤだったこと、釈然としなかったこと。自分が持っている女性蔑視の部分に気付かされた。
    この本を教えてくれた友人に感謝する。
    そして、私も違う友人に薦めたい。

    0
    2022年05月09日

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