作品一覧

  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    「#検察庁法改正に抗議します」のTwitterデモ仕掛け人による、初の著作! 男性中心の広告業界でがむしゃらに働いてきた20代。 気が付けば、同世代の男性は結婚し、仕事でも飛躍している。 なのに自分は彼氏もできない。 焦って婚活したものの、高学歴・高所得・仕事での成功が壁となる。 容姿で判断されたり、会議で意見が通らなかったり、男性との賃金格差だったり、――なんだか辛くて生きにくい。 あるとき、その理由がわかった。 それは、女性がひとりで生きていくことが難しくなるように、男性に依存しなければいけないように、この社会が作られているからだった。 「…………ぜんぶ運命だったんかい」 「私の運命は、この社会の構造の上に敷かれたものだったんだ」 ひとりの女性がフェミニズム、そして社会活動に目覚めるまでを涙と笑いで綴るエッセイ集。 【もくじ】 ■ おじさん社会と女子の青春 ■ おじさん社会と婚活女子 ■ おじさん社会の真実 ■ おじさん社会からの脱落 ■ おじさん社会への逆襲 ■ 声を上げてみたくなったら ■ あとがき

ユーザーレビュー

  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

    Posted by ブクログ

    少し前に参議院選挙が終わりましたね。
    この本はちょうど3年前の参議院選挙のときの政治的イベントの関連書籍として購入して、その再読です。
    ちょうどそのイベントから政治に興味を持ったので、3年も経ったのかと、ノスタルジーな気持ち^^
    本には3年前の投票済証が挟まってたよ。新たに今回の投票済証を追加で挟みました。

    これらの本に3年前に出会ってから、大声では言えないけど、私のマインドにはフェミニズムがいつもあるような気がする。でも、いまだにそれとの付き合い方は難しいと考えさせられる一方だ。新しい視点を習得したが故に、社会を苦しませる問題に、自分まで心苦しくなる日がいっぱいある。どうも絶望しかない。そ

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    2025年09月10日
  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

    Posted by ブクログ

    むちゃくちゃおもしろかった
    日本人の全男、全女、全男でも女でもないひと、全夫、全妻、全偉い人、全偉くない人に読んで欲しい

    著者が"笛美"になってから文体が変わるのも良い

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    2025年03月09日
  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

    Posted by ブクログ

    自身が政治に関心のないうさぎさんだったことを痛感し、猛省しました。
    でもフェミニズムを学んでもプラカード持たなくてもいいし、妖怪にもならないよ、とも言ってくれる本だと感じました。
    総合職同期入社の男性は皆家庭を持ってるのに女性は独身ってまぁまぁ見る社会の縮図ですよね…家に専業家事請負人がいる前提で嫌になっちゃいますね

    0
    2025年02月01日
  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

    Posted by ブクログ

    たまに見かけていた笛美さん、めちゃくちゃ精力的な活動をしているゴリゴリの方なのかと思っていた。全然違かった。彼女も多くの人と同じように、動き出すことがめちゃくちゃ怖い人だった。とても励まされたし、自分もこれから自分の権利を守るための主張をもっとしていきたいと感じた。

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    2025年01月03日
  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

    Posted by ブクログ

    自分は女性蔑視なんてしてるつもりはない。
    誰でもそうなんだろうけど、実は無意識でもけっこうしてしまっているなと反省した。

    妻は私と結婚して12年、出産を機に退職したりまた別のところで働いたり退職したり、というキャリア。三人の娘に恵まれて五人家族で私も幸せだけど、見方によっては私は妻の人生を振り回してしまってるなと考えた。妻との関わりを振り返ると、意図せずとも蔑視に等しい言動を無意識にしている気がするし、私が男性の既得権益に甘えて生きているとも思う。

    職場でも(蔑視というほどのつもりはないけど)独身の同僚を「憐れ」だと思っていたりする。(しかしそれは謙虚じゃないと感じられる人柄に対して「憐れ

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    2024年07月11日

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