政府がお金が足りないって言うんだから仕方ないよ、なんて思っている人は視野を広げるために読むべき一冊。
私自身はやや増税容認寄りの考えをもってるんだけど
減税することによる経済効果などいろんな項目で頷けるところが多かった
まぁ一番納得できるのは
政府が徹底的に節約、倹約、節制をはかるべし
っつうと
...続きを読むころですかね
増税しても仕方ないと思っている私だけれども
それは、議員数減らす、給与減らす、無駄な団体つぶす
などをしっかり行ってからの話だから。
ただやや薄い印象をうけたところは
現在の政府収入、支出や今後の労働人口の推移、将来の税収の予想
などの議論がなかったことでしょうか。
しかし、そのあたりのことを差し引いたとしても
与謝野が増税っていってるしー、とか、財務省が金がないっていってるしー
で根拠なくなっとくしている人は必読の一冊だと思います
根本的な原因は
いまや政治家になっても、ちっとも名誉や尊敬のようなものを得られない
(得られなくしたのも、また政治家であるとは思うが。)
からではないのかな、とか
個人的には考えてしまいます。
あとはまぁ、日本の個人主義化なんだろね。
この国は一体ドコへ向かうのでしょう