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Posted by ブクログ
月刊「新潮45」連載の「反・幸福論」の5冊目の新書である。
第6章 福沢諭吉から考える「独立と文明」
第7章 トマ・ピケティ『21世紀の資本』を読む
第8章 アメリカ経済学の傲慢
第9章 資本主義の行き着く先
第10章 「がまん」できない社会が人間を破壊する
が印象的でした。
佐伯氏がよく言う、「パースペクティブ」でもって彼が終始一貫して主張してきた現象が経済社会で生じている。
そして、その指摘した現象をアメリカの学者が本を出している。ポール・ロバーツの『「衝動」に支配される世界』読んでみようと思います。
また、ピケティを読まずとも、佐伯先生が、概略を説明してくれている。
助かります(笑)。
Posted by ブクログ
各章が(ほぼ)独立しているので、別々に読んでも支障ない書籍。
個人的にはピケティのテーゼの解説、つまり、資本主義は成長していない、成長した時期は戦後30年程度でそれは戦後復興によるもの、まして況んや市場原理主義以降の成長率は年率1~2%程度の低成長が続いている、というのが目をひきました。
働けど働けど・・・と言った状況をデータで示してくれたと思います。
あとは、欲望の話。
忘れかけていた『欲望と資本主義』を思い出す内容で、かつそれを補足するようなことが書かれていてよかったです。
全体を通して、ポスト資本主義の人々の立脚点を、無宗教の日本で作ろうとしている力作だと思います。
Posted by ブクログ
経済学、哲学、社会学などの見地から今の日本、世界の情勢を切ります。
ピケティなど最新のワードも登場します。
結局、経済成長は、第二次世界大戦の復興、ということにしが過ぎず、その30年を除いて一貫して資本は増殖し続け、格差は広がっている、とします。
経済税調をもたらすような新しく斬新なイノベーションはもう望むべくもない。
グーグルやFacebookは新しい価値を提供したが雇用という意味ではほとんど貢献していない。
今、技術が向かっている先は「我慢しなくてもよい世界」。そこがいくら開拓されても付加価値はなかなかついてこない。それができたから、といってそのあとの世界が成長し続けられるような力強い革新ではない。
2020.8.18 再読
日本はいまだ成長神話にとらわれている。成長は必要か。
経済学はアメリカでは数学になってしまった。それは正しい姿だろうか。
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ビジネス・実用
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