作品一覧

  • 原発ゼロ、やればできる
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    右も左も関係ない。 国を愛するということは、原発をゼロにするということだ。 元首相が渾身の力を込めて書いた原発をめぐる初の単著!! 私は首相時代、「原発は安全・低コスト・クリーン」だと、経産省に完全に騙され、原発を推進していた。その自分が本当に悔しくて腹立たしい。そして、世界史に残る福島原発事故が起こった。事故の検証もちゃんとできないで再稼働するというなんという非常識なことか。原発は一〇万年後まで核廃棄物を抱え続ける「トイレなきマンション」である。時代遅れの原発技術に日本経済の未来は託せない。私はこの本で、経産省が原発を推進したがっている本当の理由や、自然エネルギーだけで電力は補えること、原発をゼロにする、ただひとつの簡単な方法があるということを書いた。原発ゼロ、やればできる。
  • 決断のとき ――トモダチ作戦と涙の基金
    3.9
    1巻792円 (税込)
    小泉純一郎は政界引退後、原発ゼロを強く訴え、東日本大震災の救援活動後に原因不明の病に伏した元アメリカ兵のために「トモダチ作戦被害者支援基金」を設立した。政治の表舞台から身を引いたはずなのに、なぜそんな活動をつづけるのか──。「変人」と呼ばれた元総理が36年7か月の政治遍歴を辿りつつ、とことん自問自答した。若き日の挫折、「雑巾がけ」の毎日、師匠や盟友との出会いと別れ、角福戦争の裏側、連戦連敗の教訓、総理の座から見えた景色、抵抗勢力との暗闘、忘れられない外交場面、そして家族、未来……「決断のとき」に小泉純一郎が貫いてきたものとは。喜寿を前にして世に問う、初の回想録。 【目次】序章 ルポ・「涙」のアメリカ訪問記 常井健一/第一章 仁 小泉純一郎/第二章 義 小泉純一郎/第三章 礼 小泉純一郎/第四章 智 小泉純一郎/終章 「信」を問う 常井健一/小泉純一郎 関連年表
  • 黙って寝てはいられない
    -
    日本は「原発即時ゼロ」で発展する! 福島原発事故以来、「原発即時ゼロ」を訴えて全国行脚中の小泉純一郎元首相。本書は、講演会や記者会見、インタビュー等、小泉氏の“ナマの声”をまとめて再構成。さらに、小泉氏とともに「原発ゼロ」の活動を行っている城南信用金庫相談役の吉原毅氏が解説を加えた。 著者について 小泉純一郎/談 1942年生まれ。厚生大臣、郵政大臣などを歴任、2001年に内閣総理大臣に就任。2009年の衆院選で二男の小泉進次郎氏を後継指名し政界を引退した。現在はシンクタンク「城南総合研究所」の名誉所長を務め、2011年の福島原発事故以降は「原発ゼロの実現」を掲げて全国で講演活動を行っている。 吉原毅/編 1955年生まれ。城南信用金庫相談役。同信用金庫理事長時代の2011年4月、「原発に頼らない安心できる社会へ」を発表。2012年11月に城南総合研究所を創立。同研究所の2代目名誉所長に小泉純一郎氏を迎え、ともに全国で講演活動を行っている。
  • 原発ゼロ、やればできる

    Posted by ブクログ

     小泉純一郎は、劇場型な手法をうまく使うことができる。自民党をぶっ潰すと言って、自民党の在り方を変えた。つまり、自民党は常に変わり続けてきた。本来野党がやるべきことを、とりあげて野党の存在価値をなくす。政治には利権が絡んでおり、その利権を手ばすことで国民の支持を得る。野党の方が保守的で、反対だけを掲げざるを得なくなった始まりが、小泉純一郎政治手法だと思った。まぁ。小泉政権の歴史的な評価は、きちんとすべきだと思う。でも竹中平蔵が嫌われて、小泉純一郎にはいまだに改革者に見られているポジションの取り方に感心する。
    まぁ。安倍晋三が亡くなることによって、オリンピックをめぐって電通の利権構造に検察のメス

    0
    2022年09月15日
  • 決断のとき ――トモダチ作戦と涙の基金

    Posted by ブクログ

    【飄々とした博打打ち】郵政民営化等の政策を果断に実施に移し,近年は原発に反対する姿勢を見せている小泉純一郎元首相へのインタビューを収めた作品。著者は,オーストラリア国立大学客員研究員を務め,現在はフリーライターとして活動する常井健一。

    小泉純一郎という人物の背骨が那辺にあるかを知る上で大変に貴重な作品。首相在任時の政策への評価には毀誉褒貶が付きまといますが,いったいどういう考え方を持って首相を務めていたかを捉える上でとても勉強になりました。

    〜オレは現実を直視しないことに憤りを感じているんだ。現実を直視すること,それが政治では一番大事なんだ〜

    郵政解散の際の演説前のエピソードには驚かされ

    0
    2019年06月03日
  • 決断のとき ――トモダチ作戦と涙の基金

    Posted by ブクログ

    小泉さんはよい。

    内容には全く関係ないが、時を同じくしてアメリカの相手方であったブッシュ大統領の回想録も「決断の時」というタイトルである。まさか示し合わせたわけではなかろうが、偶然の一致にしては出来過ぎのような気もする。

    0
    2018年04月18日
  • 決断のとき ――トモダチ作戦と涙の基金

    Posted by ブクログ

    いろいろな見方があると思うが、振り返ってみると小泉総理は決断力のある頼れる総理だったと思う。クセは強いが人間味があって面白い人物だということがよく分かる本だった。一度会って話をしてみたいなあ。

    0
    2024年02月07日
  • 原発ゼロ、やればできる

    Posted by ブクログ

    小泉純一郎がライフワークにしている原発ゼロ。
    理屈としては分かっているつもりだが、この本を読むと、ゼロにしなければ駄目だと実感させられる。
    ・原子力は安くない 地元の自治体への補助金(税金)コストを計算していない。
    ・廃炉にするには何と100年かかる。
    ・使用済み核燃料からウランとプルトニウムを取り出す再処理工場 六ケ所村 プルトニウム再利用のもんじゅも挫折(1兆円)
    ・MIRAIを所有
    ・稼働について裁判所が判断できるのは、決められた基準にあっているかだけ。安全かどうかは判断出来ない。

    0
    2021年04月24日

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