小泉純一郎のレビュー一覧
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小泉純一郎は、劇場型な手法をうまく使うことができる。自民党をぶっ潰すと言って、自民党の在り方を変えた。つまり、自民党は常に変わり続けてきた。本来野党がやるべきことを、とりあげて野党の存在価値をなくす。政治には利権が絡んでおり、その利権を手ばすことで国民の支持を得る。野党の方が保守的で、反対だけを掲げざるを得なくなった始まりが、小泉純一郎政治手法だと思った。まぁ。小泉政権の歴史的な評価は、きちんとすべきだと思う。でも竹中平蔵が嫌われて、小泉純一郎にはいまだに改革者に見られているポジションの取り方に感心する。
まぁ。安倍晋三が亡くなることによって、オリンピックをめぐって電通の利権構造に検察のメス -
Posted by ブクログ
【飄々とした博打打ち】郵政民営化等の政策を果断に実施に移し,近年は原発に反対する姿勢を見せている小泉純一郎元首相へのインタビューを収めた作品。著者は,オーストラリア国立大学客員研究員を務め,現在はフリーライターとして活動する常井健一。
小泉純一郎という人物の背骨が那辺にあるかを知る上で大変に貴重な作品。首相在任時の政策への評価には毀誉褒貶が付きまといますが,いったいどういう考え方を持って首相を務めていたかを捉える上でとても勉強になりました。
〜オレは現実を直視しないことに憤りを感じているんだ。現実を直視すること,それが政治では一番大事なんだ〜
郵政解散の際の演説前のエピソードには驚かされ -
Posted by ブクログ
決断の時
小泉純一郎
このアメリカの話は知らなかったので驚いた。放射線の影響なのか正直分からないが、本書を読む限りそう考えるのが自然のような気がした。
だからといって原発がダメだとは思わないが、メーカーとしては福島の事故を直視し、何があったのかどうするべきか、原子力とどう向き合うかを徹底的に話し合う必要があるのではと思った。
福島の震災時、事故対応で協力してくれたアメリカの軍人に健康被害が出ているという話を聞きつけ、現場でヒアリングを行った小泉元首相が、自らの原発反対の立ち位置は置いておいて資金集めに奔走し彼らの支援に回った。
この話を中心に小泉さんにまつわる話を書いている。
◯ア