作品一覧

  • 「イノベーター」で読む アパレル全史【増補改訂版】
    3.0
    ◇ファッション/アパレルの変革者たちの奮闘の物語 本書は、アパレルやファッションの世界で革新的な功績を残し、業界の常識、そして社会に変革をもたらしたデザイナー、カリスマ経営者、クリエイティブ・ディレクター、アーティスティック・ディレクターに加え、エディター、カメラマン、イラストレーターなどのイノベーター(変革者)たちに焦点を当ててアパレルの歴史を概観する一冊です。 ビジネスと密接に結びついたイノベーターたちの意志ある生き方や行動に触れることで、仕事や人生に活かすことのできるヒントやエネルギーを得ることができます。 ◇モードを創造し、時代を変えたゲームチェンジャーが一気にわかる! ヴィトン、シャネル、ディオール、サンローラン、エルメス、プラダ、ラルフ・ローレン、ポール・スミス、高田賢三、森英恵、桂由美、三宅一生、鬼塚喜八郎、柳井正……。時代の変化を敏感に察知し、時代に合った考え方や態度を表現するモードを創造し、結果としてイノベーションをもたらし、ファッション/アパレルの歴史を塗り替え、社会に衝撃を与えてきた総勢100名のキーパーソンを一挙に紹介します。 ファッション/アパレルの歴史をざっくり学びたい人が最初に読む入門書として最適です。 ◇質量ともにパワーアップし、ファッション/アパレルの教養も身につく!! この増補改訂版では、高度資本主義により多様なブランドが1つのグループとして結集したラグジュアリーブランドの系譜、日本発の新時代ファッションをグローバルに牽引する日本のクリエイター、失われゆく日本の宝を再び輝かせて新しい価値観と文化的意義を生み出す原動力として伝統をアップデートする変革者たちの章が新設されています。 また、「パリコレ詐欺」や「文化盗用」といったモードニュースの背景を知るための、さらには「アートとファッションの融合」「伝統のアップデート」など、現代ファッションの文脈を押さえておくための教養が身につくコラムも追加されています。
  • 英国王室とエリザベス女王の100年
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年9月8日、イギリス君主として歴代最長となる70年にわたり在位してきたエリザベス女王が亡くなりました。本誌は、英国民に留まらず、世界中から敬意をもって愛されてきた女王と、英国王室100年の歩みを、貴重な170点以上の写真とともに振り返る、永久保存版のムックです。フィリップ殿下と紡いだ愛、ダイアナ元妃の悲劇と女王の試練、ブローチや帽子で表したお気持ち、英国王室を見守る美しい宮殿・邸宅……。エリザベス女王やロイヤルファミリーの素顔が垣間見えるエピソードとともに、たっぷりお届けします。
  • 新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義
    値引きあり
    4.3
    1巻990円 (税込)
    これから2030年にかけて、世界・経済・ビジネスなどを考える上で重要になるであろう考え方の一つとして、本書で取り上げるのが「ラグジュアリー」です。 一般的に「ラグジュアリー」といえば、いわゆる高級ブランド企業のあり方などがイメージされるかもしれません。 実際、それを研究するために、これまでヨーロッパを中心として、大学やビジネススクールでも「ラグジュアリーマネジメント」を学ぶコースが設置されてきました。 それらのうちの先進的なコースや、スタートアップなどを含めた感度の高い企業がいま注目するのは、旧来のラグジュアリーとは一線を画した考え方です。 これまでのモノづくり・サービスづくりや顧客体験は、ウェブ技術をはじめとするコンピュータサイエンス、あるいは機械・材料・加工技術のような「テクノロジー」が引っ張ってきました。 ただ、先進国を中心に技術や市場が成熟をみせる中で、人々の心を動かすような「本当にほしいもの」は、テクノロジーが基礎にありつつも、歴史や文学、地理、哲学、倫理など「人文的な知識」がより主導しながらつくっていく時代になるのです。 その実践例の一つとして挙げられるのは、イタリアのウンブリア州にある小さな村・ソロメオを本拠に地域の歴史と文化に根ざしたモノづくりを行い、「世界最高の品質」といわれ尊敬されるブルネロ・クチネリです。 「文化の創造が結果的に利益の源泉となっていく」という新しい考え方と、クチネリをはじめとした実践の動きを、「旧来のラグジュアリーとの対比」「意味の創造」「教育」「文化盗用」「サステナビリティ」など多様な切り口から一冊にまとめるのが本書。 10の視点で「新しい世界」を読み解きます。
  • モードとエロスと資本
    4.1
    オトコとオンナの関係に人が注ぐエロスのエネルギーこそがモードやファッションを盛り立て、そうした品々の消費が資本主義を牽引してきた。しかし、中世以来のそんなサイクルが今世紀に入り、ついに停止してしまった! 金融危機・経済危機で注目されているのはグローバル経済の変化だが、その背後には、人々の恋愛観、倫理観、人間関係の大変動があると著者は見抜く。時代の映し鏡であるモードを通して、劇的な変化を遂げる社会をリアルにつかむ一冊。【目次】序章 リセッショニスタの復活/第一章 倫理を着こなすリセッショニスタ/第二章 「失わない」ための服装術/第三章 暴走資本主義が愛を蹴散らし、モードを殺す/第四章 現実を超えていくための「マンガ」と「エロい」/第五章 ラグジュアリーと激安品のはざまで/あとがきにかえて

ユーザーレビュー

  • 新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サステナブル関連の仕事を取り扱っているけど、そもそもサステナブルってどういう状態か全く実感が持てなくて、藁をすがる思いで読んだ本。ラグジュアリーの文脈において、創造性を持って次に社会をつなげる考え方が分かる本。
    そして、サステナブルを実感するためには、実際にサステナブルの観点で有名な地域に行くべきだな、
    とも思った一冊です

    以下メモ
    ・ラグジュアリー≠高級品
    ・ラグジュアリーは地域や文化によって意味が変わる
    ・エリザベス1世がいたときのラグジュアリーの意味合いは経済活動の余剰と社会秩序の維持。そこから、個々人が主張する意見の蓑になっていった
    ・今まではラグジュアリーマネジメントを学んでいる人

    0
    2024年09月21日
  • 英国王室とエリザベス女王の100年

    Posted by ブクログ

    遠い国の人が亡くなっただけで、自分の生活が変わるほどのことでは無いと思っていた。それなのに本屋でパラパラと捲るだけでこんなにも悲しくなるとは思わなかった。本国の人の胸中は計り知れないと思うと共に、私の中の片隅にも彼女は生きていたのかもしれないと思う。より詳しい英国史を知りたくなった。

    0
    2023年10月08日
  • 新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義

    Posted by ブクログ

    ・ラグジュアリーの現在地が非常にわかりやすくまとまっている。2人の著者がアカデミックとビジネスの両面から紐解いていく展開のされ方で、多面的に捉えることができる良本。今年呼んだ中でかなり上位の読後感ある。
    ・宇宙産業まで話に含まれたのはかなり面白かった。たしかにあれこそ金持ちの道楽、みたいに移りがちだが、ラグジュアリーの定義に照らし合わせるとピタリとハマる。なるほど。(「誘惑的であること」「豊かさをあらわすものであること」「光り輝く(輝かせる)ものであること」それがラグジュアリー。)
    ・現代においては「ラグジュアリーブランドはより社会的責任を果たすべき」と考えられるトレンドになってきた。旧来型の

    0
    2022年11月20日
  • モードとエロスと資本

    D

    購入済み

    服飾史をも紐解いた素敵な本

    服飾史をも紐解いた素敵な本で読みやすく、
    2018年な今、そして未来を映す鏡としての
    ファッションの裏側を見ることが出来ました

    0
    2018年01月16日
  • モードとエロスと資本

    Posted by ブクログ

    ゼロゼロ年代のファッションシーンの流れ・変遷がざっくりわかった。
    基本的にどの章からも目から鱗が落ちたり、アレってやっぱり不思議なことだったんだなあと振り返ったり。ジル・サンダーとユニクロのコラボなんかはものすごく衝撃的な違和感を覚えた気がする。
    女性の書き手さんなので、男の読み手としてはカワイイとエロスの暴走についての言及なんかはいまいちピンとこなかったけれども、それでも本当にファッション蘊蓄が盛りだくさんで、ロココ調とか明治死因そのあたりの時代の話題も入ってきてなかなかに興味深かったです。
    これからのファッションはどうあるべきか。どうなっていくのか。

    0
    2010年11月02日

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