「重田園江」おすすめ作品一覧

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2014/01/31更新

ユーザーレビュー

  • ミシェル・フーコー ――近代を裏から読む
    一見は軽妙な語り口。『監獄の誕生』を淀みなく読んでいる気持ちになってしまう。

    著者が示すフーコーを読む「作法」がなにより参考になる。特に終章のことばが頂門の一針という言葉以外思い浮かばなかったほど、フーコーから権力との付き合い方を教わろうと思っていた私には深く刺さった。

    フーコーを読みたい。そし...続きを読む
  • ミシェル・フーコー ――近代を裏から読む
    内容はさておき、たぶん好みが分かれる書き方で「実はさっき気づいた」とか出てくる。個人的にはこういう雰囲気は嫌いではない。
    内容については入門書としてある程度指標になってくれてる気がするのでよかった。
    何よりこちら側にもフーコー読んでみよかなと思わせてくれるのがいい。
  • ミシェル・フーコー ――近代を裏から読む
    ダミアンの残酷な処刑風景 p冒頭

    【記号としての刑罰】p97
    『言葉と物』第3章「表象すること」第4節「二重化された表象」
    刑罰は犯罪の記号、あるいは記号の中のシニフィアンと呼ばれる能記。刑罰を見れば人の頭の中で犯罪が思い浮かぶということは、犯罪とは刑罰という記号において意味されるもの、すなわちシ...続きを読む
  • ミシェル・フーコー ――近代を裏から読む
    社会で正常者と異常者を区別し規律を守る為の道具として、監獄は非常に有用だというお話し。特に反体制的な思想と暴力とが共鳴しないよう、ブルジョアが監獄を生み出したと。ニーチェ以来の系譜学とか考古学とかそっちの方面から見るとそういう意見もあるのだろう。
    ただもっと素直に見ればいいのにと思う。確かに啓蒙主義...続きを読む
  • ミシェル・フーコー ――近代を裏から読む
    著者はフーコーに惚れている。あとがきにて、「大好きな人の大好きな本についてなぜ好きかを書いて出版できるということは、それ自体とても幸運なことだ」(p.268)、と書いてしまうほどだ。フーコーという巨人の肩に乗って遠くを見通したいという願望があるのだと思う。

    フーコーの数多い著作の中で、著者は『監...続きを読む