重田園江のレビュー一覧

  • 社会契約論 ──ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ

    購入済み

    「社会契約」を根源的に考える

    「社会契約」ー西洋哲学を貫く重要な概念で、この言葉に触れる事も多い。
    しかしそれがどの様なものであり、その問題意識を明瞭に説明できるだろうか?
    日本人には外来概念であるから、あやふやなままに、理解したものとしている事が多いのではないだろうか?
    社会が見通しにくい今こそ、立ち返ってみる価値があると思う。良書である。

    #深い #タメになる

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    2024年02月24日
  • 真理の語り手:アーレントとウクライナ戦争

    Posted by ブクログ

    アーレントを通じて、ウクライナ情勢を読む、というのは、わたしがここのところ考えていたことと一緒。

    アーレント解釈という点で、なにか新しい視点があったかというとそうでもない。アーレントは著者の専門分野ではなくて、どちらかというと、アーレント的な問だてを意識したところでのウクライナ情勢の分析というほうに力点は置かれているのかな?

    ウクライナ情勢は、ウクライナな映画作家セルゲイ・ロズニツァの作品と重ね合わせながらなされており、単なる状況分析ではないリアリティを獲得していると思う。

    それにしても、20世紀前半の戦争と革命、全体主義の暗い時代を生きたアーレントがリアリティがでてくるのは不幸な時代と

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    2022年12月26日