作品一覧

  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン
    4.4
    1巻990円 (税込)
    「知者は“心のある道”を選ぶ。どんな道にせよ、知者は心のある道を旅する。」アメリカ原住民と諸大陸の民衆たちの、呼応する知の明晰と感性の豊饒と出会うことを通して、「近代」のあとの世界と生き方を構想する翼としての、“比較社会学”のモチーフとコンセプトとを確立する。
  • 創られながら創ること 身体のドラマトゥルギー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人間はどうしたら変わることができるか」という問いに、〈からだ〉を通して答えを探しだそうとする対話集。自分のからだが変わることで、確実に子どもとの関係が変わっていく。授業を生みだす教師の〈からだ〉をどうつくりだすか。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン

    Posted by ブクログ

    人生のバイブルとなる本。
    あまりにも衝撃的であまりにも魅力的な本だが、むしろ全てにおける基本が書かれている本とも言える。
    人生はここから始めなければいけない。
    これを読まないことには、まだ本当の人生は始まっていないとすら言えるかもしれない。
    ここを起点にあらゆる物事を考え、整理し、理解することで、自分の人生を組み立てていく必要がある。

    0
    2025年08月10日
  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン

    Posted by ブクログ

    1979年12月発行。

    真木悠介は、社会学者見田宗介の、もうひとつの筆名。
    学生時代から何度も読んだ。

    真木悠介が、言葉の魔術を遺憾なく発揮した、80年代若者のバイブルと言える。
    社会学が青年の悩み自体を真正面から取り扱いうることを知って、誰もが感動した。

    カルロス•カスタネダの迫ったアメリカインディアンの知を頼りに、現代の知のあり方を大きく転換してみせる衝撃的な書。
    「人間の解放とは何か」を、北米ポピインディアンの思想を準拠として、近代西洋的なしがらみを取っ払って、読者の心を揺さぶる。

    0
    2025年07月19日
  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン

    Posted by ブクログ

    バイブル。大事な人には、これを読んでほしいと渡し続けるだろうし、わたしはこの本と生きていきたい!ずっと出会いたかった、ずっと待ってた、とふしぎなことを思ってしまったくらい。

    0
    2023年09月12日
  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今年亡くなられた見田宗介さんの名著。大学時代に出会い、人生の節目節目で何度か読んできた座右の書で、読むたびに新しい発見がある。 常に自分のものの見方が狭い枠組みに囚われているかもしれないことを思い、そこから外に出ようとする営みをやめないこと(「翼」)。言葉にできない、より大いなるものに感覚を開き、そこに根ざすこと(「根」)。そういう姿勢を持ち続け、「心ある道」を歩いていきたいと自分も思う。

    0
    2022年12月19日
  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン

    Posted by ブクログ

    真木祐介のペンネームで書かれている、見田宗介氏の著書。
    1977年に発行された。
    自分は1975年生まれなので、ほぼ同い年くらいの本だ。

    ドン・ファンやドン・ヘナロという名のインディオの生活から、現代社会を生きる知恵を探る試み。ドン・ファンはカスタネダというアメリカ人にインディオの知恵を授けていく。そのカスタネダの書いた本を通して、著者はエッセンスを抽出していく。その結晶が本書。読後、著者の素晴らしい知性に圧倒された。ドン・ファンの教えは決して易しい内容ではないが、それを非常にわかりやすく概念化していく。著者の世代の知識人(エリート)の知性の高さには本当に驚かされる。

    元々この本は、ジャー

    0
    2022年10月11日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!