関係人口の社会学-人口減少時代の地域再生

関係人口の社会学-人口減少時代の地域再生

2,999円 (税込)

14pt

4.3

住む人が減ったら、地域は再生できないのか?

『関係人口をつくる』の著者が、関係人口を社会学の見地から定義し、その役割を論じた本邦初の「関係人口の研究書」!各地の事例と新たな理論の枠組みによって関係人口を位置づけ直し、人口減少時代の地域再生の方向性を示す。

「関係人口」とは、「定住人口」(移住)でもなく、「交流人口」(観光)でもない特定の地域に様々なかたちで関わる人々を指す語で、深刻な人口減少が進む地域社会の課題を解決するための新たな地域外の主体として近年脚光を浴びている。本書では、関係人口という新たな主体の存在と、関係人口が地域の再生に果たす役割を明らかにすることで、これからの人口減少時代における地域再生の在り方と、再生に向けた具体的な方法論を示す。新型コロナウイルスの影響を踏まえて今後の地域と関係人口を検討する補論も付しており、地域行政や地域づくりに関わる人必携の書となっている。

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関係人口の社会学-人口減少時代の地域再生 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書は、著者が学位論文を基礎にして書籍として整理したという一冊であるという。そういう“生い立ち”を踏まえて「一般読者に読み悪い場合?」と断ってもいるが、別段に「読み悪い」というようには思わなかった。逆に「読み易い」と言って差し支えないと思う。
    「学位論文を基礎に」ということであるから、著者の個人的な

    0
    2021年05月14日

    Posted by ブクログ

    地域再生の主体として、最近取りざたされている「関係人口」。「定住人口」でもなく、「交流人口」でもない。本書では「特定の地域に継続的に関心を持ち、関わるよそ者」と定義、その群像と地域再生に果たした役割を3つの事例から紹介する。
    一つは島根県海士町における島前(どうぜん)高校を復活させた高校魅力化プロジ

    0
    2022年07月06日

    Posted by ブクログ

    関係人口界隈ではお名前をよく拝見する山陰のジャーナリスト田中輝美さんが大阪大大学院での研究を著書にされている。
    これまでの関係人口の流れや、それぞれの方がどういった分類やフレームワークを形成されたのかが分かり面白く読ませていただいた。
    特に面白かったのは、具体的な事例として紹介されている3つのうちの

    0
    2021年09月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人口減少が進む地域では、住民の「誇りの空洞化」や「あきらめ」に起因する主体性の欠如が見られる。(=心の過疎化)
    関係人口とは、「特定の地域に継続的に関心を持ち、関わるよそ者」である。
    すなわち、企業や返礼品目当てのふるさと納税など、利己的な欲は含まず、また自発性に意義を置き、関心を軽視するボランティ

    0
    2022年10月09日

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