カミングアウト

カミングアウト

799円 (税込)

3pt

自分が性的少数者であることを、打ち明けること──それは自己を引き受けると同時に必然的にわたし/あなたの関係の再構築を要請する。ときには関係の破綻に至ることを覚悟しながら、人は「告白」する。「再-関係」をめぐる葛藤を、実例に沿って描く。

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カミングアウト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    性の多様性に言及はしているものの、それらに細かく追及をするのではない。専門性を求めると物足りないかもしれないが、入門としてはとても良いのではないだろうか。
    性的少数派に対して「嫌だと思うこと」を否定せずに、その気持ちの背景を考えることは大切だとしている点や、「カミングアウトは、単に自分の指向性別を伝

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    カミングアウトを切り口に同性愛について語る。
    カミングアウトとは相手との関係を再構築すること。カミングアウトしやすい社会とは何か。社会が同性愛をどう扱うかがカミングアウトの困難さに結び付く。
    それらを実例とともに、とてもわかりやすく伝えてくれる。

    0
    2021年10月04日

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り、セクシュアルマイノリティの「カミングアウト」に関して扱っている。カミングアウトとはどのようなものか、カミングアウトする理由、する側/される側の葛藤や受容までの事例からの考察など丁寧に説明される。

    このテーマは、当事者にとって様々な葛藤の種になると思う。でも、なぜ困難なのか、自分はど

    0
    2019年08月10日

    Posted by ブクログ

    とってもいい本。理論的な問題を目にすることが多いけど、具体的にどういうことが起こるのか、どういうことが困るのか、といったことを学べる。前著も読みたい。

    0
    2019年06月02日

    Posted by ブクログ

    カミングアウト。砂川秀樹先生の著書。同性愛者、LGBT、性の多様性への理解が少しずつ高まってきたとはいえ、性的少数派がカミングアウトしたり、カミングアウトされたりといった機会は日本社会ではまだ多くないのかもしれません。カミングアウトする側とカミングアウトされる側が互いに寄り添って共感し合うことが何よ

    0
    2018年08月09日

    Posted by ブクログ

    「カミングアウト」とは一般的に、LGBTの当事者が自らのセクシュアリティを周囲に告白する行為だと理解されており、そこでは告白する主体にフォーカスがあたる。しかし、8人のカミングアウトストーリーを元にまとめられた本書では、カミングアウトをこう定義する。

    「カミングアウトは、伝える側と伝えられた側との

    0
    2018年07月16日

    Posted by ブクログ

    生徒からカミングアウトを受けた先生は、他の先生とも情報共有した方が良いけれども。
    生徒からしたら、その先生一個人として信頼した上でカミングアウトしたのであって、まさか先生達がチームでしか動けず、他の先生にまで情報が行き渡ってしまうということを想像できない。
    先生て難しいな。

    0
    2018年06月13日

    Posted by ブクログ

    オープンリーゲイの著者による「カミングアウト」考。述べられていることはほぼうなずけるし、カミングアウトすることで一歩進んだり、結果的にはいい方向に動くことが多いだろうからカミングアウトがしやすい、当たり前の社会になることは大切だと思う一方で、カミングアウトしないといけないのだろうかとも思う。そのこと

    0
    2021年07月31日

    Posted by ブクログ

    同性愛の人の心情がよくわかる本。教育現場にもLGBTの児童生徒がいることを認識して指導に当たるために。

    0
    2020年12月27日

    Posted by ブクログ

    初めて本を読んでいて泣きそうになってしまった。カミングアウトストーリーで愛する人の最後に立ち会えないというエピソードに対して社会への憤りを感じ、また切なく悲しくて泣きそうになった。

    セクシャルマイノリティについて興味があり、また自分自身が知らないうちに彼らを差別しないためにも知識を得ることが大事だ

    0
    2020年11月13日

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