戦争は女の顔をしていない

戦争は女の顔をしていない

ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった――。500人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞作家の主著。(解説=澤地久枝)

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戦争は女の顔をしていない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ロシアによるウクライナへの侵略戦争が長期化している今だからこそ読んでおきたいと思った。
    タイトルは有名ながら、手に取ったことがなかった。
    内容としては非常に生々しい、従軍女性たちから聞き取った証言集。
    もっと書き手の主張が入ったルポライティングのようなものを想像していたが、インタビューに応じた女性の

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    本書は物語ではなく、第二次世界大戦で従軍した100万のソ連女性の内、500人以上の生の声を集めたインタビュー集。
    膨大な量で、Audibleでひたすら辛い内容を聴き続けたので楽しいものではないけど、語り継ぐべき素晴らしい資料だった。
    特にソ連には世界でも珍しい女性兵がいたので女性ならではの視点や境遇

    0
    2025年01月20日

    Posted by ブクログ

    ▼(本文より)これは残るようにしなけりゃいけないよ。いけない。伝えなければ。世界のどこかであたしたちの悲鳴が残されなければ。あたしたちの泣き叫ぶ声が。

    ▼1948年、第2次世界大戦が終わって3年後に、当時ソビエトの西部、ベラルーシで、この本の作者アレクシエーヴィチさんが生まれたそうです。親世代は第

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    「でもこれは残るようにしなけりゃいけないよ、いけない。伝えなければ。世界のどこかにあたしたちの悲鳴が残されなければ。あたしたちの泣き叫ぶ声が。」

    帰ってきた彼女たちを苦しめたのは、戦地で優しかった男たちだけじゃない。家族や他の女たちも同じだった。心が痛い。

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦中に看護師や軍医としてではなく(そういう人もいたが)、実際に武器を取って敵を殺した女性達の体験を聴き取ったもの。最初の数ページを読んだだけで心が痛み、なかなか読み進められなかった。女性達のほとんどが自ら熱烈に志願して戦場に行ったこと、スターリンを信奉していたことはショック!戦争中は英雄

    0
    2024年10月08日

    Posted by ブクログ

    圧倒的。インタビューした一人ひとりの戦争経験で編み上げられた壮大な曼荼羅の織物のような読み物。1000人いれば一千通りの話がある。聞き書きゆえの話のとっ散らかりぶりも、かえって生々しい。
    ソ連が物量的に不足していたことや生きて虜囚の辱めを受けず魂など、日本とも共通する要素はあったこと、しかし特攻隊(

    0
    2024年08月16日

    Posted by ブクログ

    『嘘は言うまい、この道を進んでいけるという自信はなかった。しまいまで行くことができるのか。やめてしまいたい、脇道にはずれてしまいたい、というような迷いや不安の時があったがもうやめられなかった。悪というものにとりつかれてしまっていた。何か理解できるのではと覗き込んでしまったら、それは底なしの淵だったの

    0
    2024年05月08日

    Posted by ブクログ

    伝えたかったことが沢山あったと思う。伝えられなかったことも沢山あったと思う。
    それでも女たちの声を聞くことができて良かった。

    0
    2024年04月18日

    Posted by ブクログ

    これが戦争の、人間のリアル

    憎しみが勝ってしまうと人はどこまでも残虐になれるんだなと思ったし、優しさも併せ持っているのが人間なんだと思った

    いいとか悪いとかじゃなくて
    極限状態ではこうなんだと思う

    だから戦争は嫌だ、どんなに腹がたっても会話で解決したいな

    戦後、心を閉ざした女性たちの心を開い

    0
    2024年04月05日

    Posted by ブクログ

    独ソ戦の戦場で戦ったソ連女性たちの証言集。膨大な証言それぞれが生々しく、死傷者数といった数字だけでは表現できない凄惨さに心が痛む。
    独ソ戦のときはドイツに蹂躙されたウクライナでソ連がナチスと戦っていたというのに、今やロシアがウクライナと戦争してるなんて、憤りすら感じる。

    0
    2024年01月14日

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