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-◆ふらんす堂ホームページ連載コラム、待望の書籍化! ―伝えたい言葉― ボードレールやランボー、マラルメ… 詩人たちからあなたへの素敵なラブレター ◆収録作品より そこ深い 池の鏡に 映る影、 その黒い柳に 風は泣き…… さあいまは、夢みる時。 (詩集『よい歌』 第六歌 渋沢孝輔訳 ポール・ヴェルレーヌ「(白い月)」より) ◆著者あとがきより 書いていくうちに大学で勉強したフランス語の詩人だけでなく、子供時代に知り、ずっと記憶に残っているフランス以外の歌やフレーズも抑えがたく浮かび上がってきました。「おおスザンナ」や「ソルヴェイグの歌」、「四つ葉のクローバー」など作者の名も知らないまま記憶の中に住み着いているのでした。正統派のフランス詩でも、ヴィヨンやネルヴァルなど、なぜ入れないのかと文句を言いに顕れた朝方の夢もありました。残念ですがまた別の機会まで待ってもらいましょう。
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4.5解像度の高い人物たちと情景描写に惹き込まれ、 どんなに遠くてもなお鮮やかな恋の記憶が立ち上る。 ――松任谷由実(シンガーソングライター) こんなに泣いたら、きっと人生が変わってしまう。そんな恐怖とともに読み終えました。 ――金原ひとみ(作家) 『国宝』の著者、待望の最新作にして、 作家デビュー30周年記念作品! 眩しい夏の初恋と、二十年後の再会―― あの日、二人は何を守り、何を手放したのか? 純粋なものに向き合ってみたいと思った。 眩しいくらい純粋なものに向き合った時、自分の心がまだちゃんと動くのか確かめてみたかった。 『タイム・アフター・タイム』は私なりの純粋なものをたくさん詰め込んだ小説です。 ――吉田修一 「取り返しのつかない間違いをした。 でも、大切な人のそばからは離れなかった」 建設会社に勤める尾崎颯は、土砂降りの雨のなか、高校の同級生だった久遠愛と再会する。二人は同じプロジェクトの担当者として再び言葉を交わすようになるが、建築家のデザイン盗用疑惑によって計画は暗転。さらに尾崎の家庭にはスキャンダルが迫り、久遠もまた、癒えない心の傷を抱えていた。 揺れ始める心はやがて、二十年数前の夏へと引き戻されていく。 青く輝く海と空に歓喜したあの頃と、眩しさを見つめ返せない今――東京と長崎、現在と過去を往還しながら、痛みも後悔も優しさも、すべてを抱きしめてあたためる長編大作。
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4.0父の仇を十二年間追う侍と、仇の息子。 交わらないはずの二人を繋ぐのは、“侍”の矜持。 直木賞作家が初めて挑んだ、武家小説。 仇討ちとは、いったい何なのだ――。 十二年前に父が殺され、以来、仇討のために諸国を巡る清史郎。しかし、仇の手掛かりは見つからない。病死した母の弔いに故郷・安良藩に戻った清史郎は、ある少年を助け、彼に剣の手ほどきをすることに。しかしその少年・隼人は、仇の息子だった。出会うべきではなかったと思いつつ、見限ることのできない感情のもつれ。仇の行方、そして藩内政治――。清史郎が最後に下した決断とは。 江戸時代を生きる「人」を描いた、傑作ドラマ。
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3.0秋にしか会えない少年に、恋をした。 乱歩賞作家が放つ、青春タイムリープミステリー! 中学3年、秋。 受験勉強の息抜きに訪れたハロウィンの歌舞伎町で、遥佳は運命の出会いを果たす。 いざこざに巻き込まれ追われているところを、親切な少年・夕真に助けられたのだ。 夕真に好感を抱き距離を縮めようとした時、信じられない現象が起きる。 彼が、遥佳の目の前で「消失」してしまったのだ。 「来年また会えるかも」そう言い残して。 目の当たりにした超常現象を信じられない遥佳。 だが夕真は確かに、一年後の秋、再び姿を現す。 彼は10年前から、秋だけタイムリープを繰り返しているのだった。 いったい、なぜ――。
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-武田麟太郎の斡旋で1934年(昭和9年)に刊行された連作集の『路草』と三人称客観描写の中篇「朽花」を中心に据えた作品集として1937年(昭和12年)に刊行された『朽花』は、川崎長太郎が東京で文壇に連なって作家として生きていた時期の単行本。 この2冊から「初期名作集」として新たに構成したのが本書である。 単行本『路草』収録の5篇から、のちに作家本人によって、冒頭に置かれた「その一 飛沫」が割愛され、「その一 穽」「その二 隻脚」「その三 泥」「その四 路草」という四章立ての連作「路草」となっている。 「路草」は、カフェの女給である民枝と作家本人に近い存在である主人公のもつれた関係の転変、そして悲痛な破局を緊迫感あふれる筆致で描いている。 また、「朽花」は、徳田秋声の息子である徳田一穂が私娼街・玉の井の娼婦を足抜けさせようとして孤軍奮闘するさまを三人称で描く、いわばモデル小説である。 本書では、タイプの異なる2篇を収録することで、可能性を秘めた若い作家だった川崎長太郎の初期の姿を、コンパクトでありながら鮮やかな形で1冊の文庫本に収めることをめざした。 講談社文芸文庫版として著者の歿後40年の節目に刊行するにあたり、「路草」に関連して単行本に収録されながら後に割愛された「飛沫」を、「朽花」について著者が書いた短いエッセイを、それぞれ参考資料として収録することで、川崎長太郎や私小説の愛好家向けに工夫をこらしている。
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3.9
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-23歳で文壇デビューしながら、その後不遇の時代が続いた私小説作家の川崎長太郎。東京での執筆に見切りをつけ、小田原の実家物置小屋に棲み、創作に専念すること十数年……。 1954年に娼婦たちとの関わりを描いた『抹香町』で長太郎ブームが起きるが、しばらくすると終息、そして間を置いて再び話題に……という具合の作家人生だった。 この作品は大正期後半、24歳の主人公が私小説の習作に励みながらも食べていくために子供向け読み物で糊口をしのいでいた時期に始まる。その後は27歳、29歳、31歳、33歳、35歳、すこし空いて42歳、45歳と年齢を重ねるたび、その時期に交際のあった女(カフェの女給、若い女流作家、家出した人妻、娼婦、芸者、食堂の女中)との日々を媒介にして大正末から敗戦直後に至る作家生活の周辺を回想するという仕立てで書かれている。 一見、いい気なものだという話にすぎないと感じられるかもしれないが、その筆致に甘さや虚飾はない。愛すべき人間でありながら、とうてい普通の市民としては生きられない「業」を背負ったかのような者たちが懸命に生きる姿が鮮やかに描き出されている。読後感はむしろ清々しささえ湛えているのである。
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4.4何度も作り直せばいい。器を焼くことは、心に明かりを灯すようなもの。 テレビ局の放送作家の仕事を突然辞めるはめになった30歳のジョンミンは、何ヵ月も抜け殻のようになり家に引きこもっていた。 ある日久しぶりに外に出て、歩いているうち、彼女はカフェと間違えて陶芸工房の扉を開ける。突然現れたジョンミンに、工房の主ジョヒは珈琲をふるまう。コーヒーのおいしさのわけは器にある、自分で作ってみない? というジョヒの誘いを受け、ジョンミンは陶芸教室に通い始める。 土の匂い、手を動かしてものを作る喜び、人懐こい猫、年代も悩みもさまざまな仲間たち。自分に向き合い、人生を見つけていくということ……。工房を舞台に繰り広げられる癒しと希望の物語。 手を動かすこと食べること。それが、力をくれる。
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4.2《みなさんの感情や意見には一切口出ししません。手紙の書き方、つまり文章の書き方を教えるのがわたしの役割です》北フランスのリールで書店を営むエステルは、亡くなった父を偲んで手紙教室を開くことにした。参加者を募る新聞広告を出すと、5人から応募があった。孤独な老婦人、重度の産後うつに苦しむ夫婦、仕事にやりがいを見いだせないビジネスマン、そして進路に悩む青年。性別も年齢も異なる参加者とエステルは、手紙のやりとりを通して新しい言葉との出会いに飛び込んでゆく。言葉の力を賛美した小説。"Le Prix Du Roman Qui Fait Du Bien"(癒やしの小説賞)を受賞。
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4.0僕は、変わる。 もう一度、妻に会いに行く。 1,200kmの過酷な旅路を輝かせる、勇気と優しさの物語。 還暦を過ぎ、突如ひとり身に。 途方に暮れる男は、一念発起しフランスへ飛ぶ。 8,000人が集う、伝説の自転車イベントに参加するためだ。 完走すれば、平凡な自分も胸を張れる――。 家族の再生をかけた戦いが始まった! 〈あらすじ〉 「好きな人ができた」。 その一言で、穏やかな日々はひっくり返った。 妻に捨てられ呆然とする進は、自転車イベント〈ブルベ〉に出会う。 勝ち負けは存在しない。目指すのは、制限時間内の完走だけ。 ままならない現実から目を逸らし、無我夢中でペダルを漕ぎ続けるうち、進は決意する。 「僕は、弱い自分を変えたい」 世界中の自転車乗りが憧れる大イベント〈パリ・ブレスト・パリ〉で1,200kmを走り切り、これまでの自分と決別する。 そして、妻に会いに行く――。
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3.8長く人間に支配されていた動物たちは、人間と伍すだけの知能を得て独立した。 しかしかつての支配者である人間たちはそれを受け入れることができず、戦争を起こした。 長く続いた戦闘jの後、西暦2333年、動物と人間との間は冷戦状態にある。 動物王国の首都・動物城にある、街一番の探偵・ブレーメンのもとに、和平派・ワニのネロ将軍がやって来た。 人類から派遣された親善大使が殺害される殺人事件が発生したという。 いち早く真犯人を見つけ正しく公表しなければ戦争勃発につながりかねない。人間も動物も休戦の期間中も超兵器の開発に取り組んだため、今戦火を交えたら、世界は消え去ってしまう。 ブレーメンはネロ将軍ととともに調査に乗り出した!
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4.7東京駅を作った人!―― 唐津藩の下級武士・辰野金吾は上京し、英国に留学。日本銀行や東京駅を手がけて、近代日本の魂をも作った! 見事な人間讃歌、書下ろし特別作品。 ● わが国近代建築のなかで、東京駅はおそらく最も多く小説に取り上げられてきたものであろう。とくに私の記憶に残っているのが、江戸川乱歩『怪人二十面相』である。 怪盗が帝都に跳梁する状況下、待ちに待った名探偵明智小五郎が帰朝し、颯爽と東京駅に降り立つ。この名探偵を外務省の役人に変装した二十面相がプラットホームで出迎え、二人はステーションホテルの一室で対決する。 「この駅はあたかも光線を放射する太陽のようなものだ。あらゆるものの中心となって、ここから光を四方八方に放ってほしい」と、開業の祝賀式で時の首相大隈重信が述べた言葉は、まさに以後の東京駅と近代日本の行く末を言い当てることになった。――(あとがき)
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4.3第二次大戦日米開戦後のアメリカ。オッペンハイマー、ノイマン、ボーア、フェルミ、若手のファインマン……。太平洋戦争の最中、世界と隔絶したニューメキシコの大地に錚々たる科学者たちが続々と集まってくる。 咸臨丸の船員だった日本人の血を受け継ぐ日系三世のアデラは両親にさえ物理学者の夫の仕事の内容を教えられず、住所を知らせることもできない。秘密裏に進む夫たちの原爆開発、施設内の犬と人間の出産ラッシュ。それと知らず家事と子育てに明け暮れる学者の妻たちの平穏な日々。 「新しい世界は神じゃなく、人の子がつくる」――”われは死なり 世界の破壊者となれり” その小さな神たちが行き場を探して右往左往している。辺りは火火火火火火、赤いものがボウボウと襲いかかる。 世界は戦さの火だらけだ。火火火火火火が荒れ狂う。小さい神々は蟹のように火火火火火火に追われて逃げ惑う。 山の神も火火火火火火、川の神も火火火火火火に包まれ、樹木の神も立ったまま火火火火火火に焼け焦げていく。 焼け滅ぼされていく。
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4.2「偉大な秘密」の片鱗は何世紀にもわたり文学、宗教、哲学等の口承伝説の中に見出されてきました。今回初めてこの本で「秘密」の断片が集められ、驚くべき形で世に明らかにされることになりました。これを体験する全ての人々にとって、本書は人生の大きな転機となることでしょう。この本では、あなたのお金、健康、人間関係、幸せ、世の中との関係など人生のあらゆる面において、「秘密」をどのように使うかを学ぶことができます。あなたは自己に内在する未開発の力を理解し始めるでしょう。それが明らかにされるに連れて、あなたの人生のあらゆる面が喜びで満たされるでしょう。この本には、「秘密」を実践して、健康、富、幸せを手に入れた現代の師達の叡知が紹介されています。また、本書の中で明らかにされている知識を応用することで、病気を治したり、莫大な富を手に入れたり、障害を克服したり、不可能と思われたことを達成した経験など説得力のある話が紹介されています。
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4.1現代アフリカ文学の最前線を紹介する、新海外文学シリーズ《アフリカ文学の愉楽》創刊! 小社の海外文学路線を切り拓いた《世界幻想文学大系》、のちのブームを決定づけた《ラテンアメリカ文学叢書》の刊行開始から約半世紀。 これまで日本で語られることの少なかった20世紀後半から現代までの芳醇なアフリカ文学の世界を本格的に紹介すべく、そして遠く離れた日本の読者が抱くアフリカへの印象をより豊かなものとすべく、《アフリカ文学の愉楽》が刊行開始! 第1回配本は、現代アフリカ文学随一のヒップスター、コンゴ共和国出身のアラン・マバンクによる代表作! コンゴ共和国の港湾都市ポワント=ノワールの下町にあるバー"ツケ払いお断り"。 バーの主人《頑固なカタツムリ》からの依頼で、《割れたグラス》はバーとその常連客たちとの日々を思いのまま1冊のノートに書き留めていくことになる。 何枚ものオムツを穿いた《パンパース男》、フランスかぶれの寝取られ《印刷屋》、誰よりも長く放尿できると豪語する《蛇口女》など、いずれ劣らぬ酔客たちの奇怪な逸話が次々とノートに綴られていく。 やがて、《割れたグラス》は自身についても書きはじめるのだが……。 作家としてはじめてコレージュ・ド・フランスの招聘教授に着任、また国際ブッカー賞の選考委員を務めるなど、現代アフリカ文学の最重要作家のひとりとして活躍の場を世界的なものへと広げている、アラン・マバンクが放つ驚異の傑作がいまここに! フランコフォニー五大陸賞をはじめ数々の文学賞を受賞、ルノドー賞最終候補作にして、英国ガーディアン紙が選ぶ「21世紀の100冊」にも選出された、酔いどれたちのめくるめく狂想曲!
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クリエーターたちに愛されている絵本作家の魅力を、インタビューや写真、幼少期の記録や絵画等の未発表作品で伝える貴重な一冊。
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-空中ブランコの演者が衆人環視の前で墜落死。自殺か、事故か、それとも殺人か? サーカス団に相次ぐ惨事の謎を追うサッチャー・コルト主任警部の活躍!
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-新聞記者ホランドの前に立ちはだかる堅牢強固な密室殺人の謎。英国仕込みの探偵小説を多数発表した松本泰(論創社より『松本泰探偵小説選』1〜3巻が発売)、大正時代に『秘密探偵雑誌』へ翻訳連載されたエドガー・ウォーレスの本格ミステリが新訳でよみがえる!
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5.0同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した4人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き、調査を始めた。そしていま、浅川は1本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た1週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオデッキにテープを送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かに再生が始まった――映画「リング」の原作であり、ブームの先駆けとなったカルト小説シリーズが合本となって登場。予測できない展開、組み上げられた理論。ホラーの枠を越えたエンターテインメントの傑作。※本書は「リング」「らせん」「ループ」「バースデイ」の4冊を合わせた合本版です。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “神秘の国”の文化に心ひかれ,美しいチベット高原に魅了されたパリジェンヌが,貧しい托鉢の巡礼者に扮し,たった2人で鎖国下のチベットに潜入した。心おどる冒険物語。第1巻は,チベット東部国境を越えてから,デウ峠にいたるまで。
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4.0ゴシック・ロマンスの最高峰 17世紀末のスコットランド、地方領主コルウァンの二人の息子は、両親の不和により別々に育てられた。明朗快活で誰にでも愛される兄ジョージと、厳格な信仰をもつ母親のもとで陰鬱な宗教的狂熱の虜となった弟ロバート。自分が神に義認されあらゆる罪を免れていると信じるロバートは、17歳の誕生日に出会った不思議な力を持つ人物に唆されるまま、恐ろしい行為を重ねていく。変幻自在にその姿を変える〝謎の友人〟の正体は? そして政治的対立に揺れる議会開催中のエディンバラで、兄弟の宿命的な確執はついに衝撃の結末へ……。奇怪な事件の顚末が異なる視点から語られ、重層するテクストが読者を解釈の迷宮へと誘う。小説の可能性を極限まで追求し、アラスター・グレイらの現代作家にも多大な影響を与える、ゴシック小説隆盛の掉尾を飾る傑作にして早過ぎたポストモダン小説。(『悪の誘惑』改題)
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3.4史上初、台湾侵攻!歴史小説の巨人、最新刊! 国境を脅かす騎馬民族の大軍を何度も退け、明王朝を堅守し続けた名将・袁崇煥(えんすうかん)が、私欲にまみれた宦官たちの讒言によって処刑された。明朝の終わりの始まりだった。若き崇禎帝(すうていてい)は人民の困窮などには目を向けず、自らの独裁君主権を脅かされることばかりを恐れた。ほどなく、李自成(りじせい)の反乱によって明は滅亡した。 その年、20歳を迎えた青年がいた。青年は、漢土の沿海で最も恐れられた海賊の子だった。幼い頃から聡明だったその青年は科挙の生員(受験資格者)となり、南京の太学で儒学を修めた。青年の名を、鄭成功(ていせいこう)といった。 明王朝が倒れ、満州の騎馬民族が国号を清とあらため漢土を席巻、明の旧臣らが続々と清に寝返っていく中で、「抗清復明」を高らかに掲げて青年は国を作った。 台湾島に建てられたその国は、わずか22年の間だけ幻のように耀いた。 (底本 2025年7月発売作品)
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-孤立無援の少女たちに迫る悪の影 一八四〇年代のイギリス、身寄りのない少女ルーカンは勤め先の主人に言い寄られて屋敷を逃げ出し、学校時代の親友で大富豪の娘ゾジーヌのもとへ向かった。しかし、ゾジーヌの側にも大きな境遇の変化があり、財産もなく孤立無援の二人はロンドンへ出て職を探すことに。そこでフランスの田舎に住む慈善家の牧師夫妻から一年間の期限付きで養女にしたいという申し出を受ける。異国の地に落ち着いた少女たちは、老牧師から授業を受け、菜園の世話をしながら平和な生活を送り始めるが、やがて仮面の裏側に隠された恐ろしい事実を知ってしまう。圧倒的な悪の力に立ち向かうことを決意した二人の運命は? 『アフリカの日々』の作家ディネセンが、ナチス・ドイツ占領下のデンマークで変名を用いて発表した本書は、悪の支配に抗う少女たちのロマンティックな冒険を描いて、暗い時代に生きる人々の心を虜にした。
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3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幕末・明治維新の激動期に,日本語を自在に駆使して活躍したイギリスの外交官アーネスト・サトウ。日本,シャム,清国,モロッコ各地でのエピソードを交えてその生涯を活写する。
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4.0【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 安西水丸、幻の未発表小説を初めて書籍化。 ニューヨークからパリ、リスボン、マドリード、ローマへ。イラストレーターである主人公のモノローグと日本にいる恋人への手紙、そして現地でのさまざまな出会い……。これまで日の目をみることのなかった幻の小説「1フランの月」(未完)を没後10年となる2024年春に初めて書籍化。「旅」をテーマにした未刊行エッセイ、イラスト、スケッチなどを加え、懐かしくも新しい、イラストレーター/作家・安西水丸の世界をこの一冊に凝縮。 ※この作品はカラーが含まれます。 (底本 2024年2月発売作品)
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-米Amazon 2020年Best YA選出作品! チグハグなふたりが惹かれあっていく、という王道のラブストーリーに、とっておきの隠し味がいくつも加わって、出会ったことのない胸のときめきと爽快感! ――南沢奈央さん(女優) 顔を合わせれば皮肉を飛ばし合う、優等生のペッパーとクラスのお調子者のジャック。 そんな正反対の二人は、家業の飲食店のTwitterを運営しているという互いに知らない共通点を持っていた。 ある日、ペッパーの母親が経営するハンバーガーチェーンが起こした“レシピ盗難事件”をきっかけに、 二人はやがて全米を揺るがす、激しいリプライ戦争を繰り広げることに! その一方、二人は学校で流行りの匿名チャットアプリで親密な関係になっていた……。 お互いの正体を知ったとき、二人の関係はどうなるのか?
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4.520世紀文学の最高峰と言われる、プルースト『失われた時を求めて』。この大作に挑戦するには、まばゆい日差しのもと、ゆったりとした時間が流れる夏休みが最適だ――。本書は、現代フランスを代表するプルースト研究者、作家などが、それぞれの視点から『失われた時を求めて』の魅力をわかりやすく語った、プルースト入門の決定版である。ローラ・エル・マキ編、アントワーヌ・コンパニョン、ジュリア・クリステヴァ他。
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-人に慕われる青年・響の酒蔵は、三百年続いた老舗。だが数々の難題が。目下、重要な収入源である梅酒の仕込みが人手不足だ。 そこに現れたのが、世慣れない乙女・三葉だった。響の役に立とうと、一途に勤める彼女は周囲に認められ、まかないも担うことに。 ふわふわ玉子焼き、採れたてトマトの胡麻酢和え、五目いなり。三葉の絶品料理と前向きな言葉の”おまじない”は、響や杜氏の背中を押す。信頼を培っていく二人だが、三葉には不可思議な点がーー? そんな中、響と三葉が挑んだ花火大会での販売が転機になり…!? ※本作品は『老舗酒蔵のまかないさん』シリーズ全3巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
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4.0宝塚歌劇団月組・風間柚乃主演ショートドラマ原作小説!ドラマ版の特製ビジュアル帯で展開! 企画には、風間柚乃自らが参加。 「猫弁」シリーズの大山淳子が完全オリジナルで書き下ろした、SF転生ものがたり。 ――人工知能が奴隷化され、一部の強者が世界を支配する未来の地球。 悪の人類から善良な人々を守るために、三体のロボットが造られる―― 人気SF『2222(クアッドツー)』の作者風乃(かぜの)夕(ゆう)は、実家の子ども部屋でずーっと仕事に没頭し続ける コミュ症&ひきこもり漫画家。 「目覚めろ! 風乃夕!」。誕生日前夜、睡眠不足でベッドに倒れこみ、 目を開けると、そこには自分の描いたキャラクター・京(けい)が仁王立ちしていた。 ひきこもり漫画家が、遥か未来で人類を救うヒーロー(人工知能AI)に転生!? キュートで心温まるSFストーリー。
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-夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」。 記憶を消せることは、果たして救いなのだろうか。 そして、都市伝説の怪人「記憶屋」の正体とは――? 第22回日本ホラー小説大賞〈読者賞〉受賞作で映画化もされた1作目から始まる、シリーズ全4巻。 「記憶屋」に会いたいと願った人々の切ない思いが胸に迫る。 二度読み必至の青春ノスタルジックホラー! ※本電子書籍は『記憶屋』『記憶屋II』『記憶屋III』『記憶屋0』の合本版です。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
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3.5心臓移植手術を受けながら、生物学者はどんな夢を見たのか(「デニス・ノーブルの心臓」)。ダイアナ妃に憧れた少女が語る、プリンセスの結婚から死去までの日々とは(「ダイアナを夢見て:十二フレーム」)。“聖戦”に参加するためリクルーターの電話を待つイスラム教徒の青年たちは、観光地で何を思うのか(「ラディカル・フィッシュを褒めたたえて」)。芸術家の老女が、家のあちこちにいる幽霊たちへ向ける想いとは(「すべての愛しい幽霊たち」)。幅広い分野の著名人たち、そして世間に名前の知られていない市井の人々。彼らの人生がさりげない語り口で描かれ、浮かび上がる鮮烈なイメージが、わたしたちの心を奪う。ブッカー賞候補作家が贈る、切なさと愛おしさに満ちた12編。カナダ総督文学賞最終候補作。/【収録作】「雪解け」/「ソロで、アカペラで」/「デニス・ノーブルの心臓」/「シルヴィアはあの世でピンクの服を着る」/「大切なものがある」/「オシレイト・ワイルドリー」/「ダイアナを夢見て:十二フレーム」/「ラディカル・フィッシュを褒めたたえて」/「チェーホフを思いながら」/「市民による逮捕の方法」/「わたしたちはメソジスト教徒だ」/「すべての愛しい幽霊たち」
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3.5蝶の羽ばたき、彼方の梢のそよぎ、草むらを這うトカゲの気配。カールは、そのすべてが聞こえるほど鋭敏な聴覚を持って生まれた。あらゆる音は耳に突き刺さる騒音になり、赤ん坊のカールを苦しめる。息子の特異さに気づいた両親は、彼を地下室で育てることにした。やがて9歳になった彼に、決定的な変化が訪れる。母親の入水をきっかけに、彼は死という「静寂」こそが安らぎであると確信する。そして、自分の手で、誰かに死を贈ることもできるのだと。――この世界にとってあまりにも異質な存在になってしまった、純粋で奇妙な殺人者の生涯を描く研ぎ澄まされた傑作!
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4.5これぞエルロイ、これぞ警察小説――新たなる傑作の誕生。 戦時下でもジャップ殺しの捜査を継続することで警察の公正さをアピールする。それがLA市上層部の結論だった。だが真犯人を捕らえる必要はない。都合のいい変態かジャップを捕らえて真犯人をデッチ上げろ。その意を受けて、ダドリー・スミスが動き出す。一方、LA市警本部長候補である刑事ウィリアム・パーカーは、汚職警官ダドリー・スミスに狙いを定めていた。警察官は清廉でなければならない――アルコール依存症に苦しみながらもパーカーはヒデオ・アシダに接近、ダドリー失脚の機会をうかがう。 アシダ、ダドリー、パーカー。それぞれの正義のために共闘し、裏切り合う男たち。その思惑に巻き込まれた女ケイ・レイク。反米ジャップと共産主義者への弾圧がはじまったLAで、戦争のパニックに乗じて儲けようとする男たちが悪辣な策謀を紡ぎ出す―― 警察内部の暗闘。国家同士の戦争。愛国と反米。ヘイトの嵐の中で、男たちは真実にたどりつくことができるのか? ミステリ史上最強の警察小説、ここに降臨!
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-犯罪のサポートと情報の売買。それがカーラの仕事だった。だが今回持ち込まれた依頼は危険きわまりない――〈プログラム〉への潜入の手配である。頻発する刑務所の暴動に手を焼いたイギリス政府が導入した矯正施設、〈プログラム〉。ゴーストタウンとなった住宅街を接収、二重の壁で囲み、そこで受刑者たちによる「自治」が行われている。依頼人は元狙撃兵の殺し屋ジョハンセン。カーラの手配でジョハンセンは施設に潜入するが……。 依頼の背景を調べはじめたカーラは、次々に不可解で不穏な事実にぶちあたる。かつて彼女とジョハンセンが関わったギャングの抗争。元MI5の老スパイの死。謎の失踪を遂げた女性医師。警察、MI5、犯罪者たち……この一件の裏側で何か秘められた謀略が動いている。そして〈プログラム〉の中では、ジョハンセンに怨みを抱く大物ギャングが待ち受けていた……。 ジョン・ル・カレばりの陰謀の迷宮。スタイリッシュなクライム・ノワールの語り口。最高にクールな女性ヒーローと巧妙なプロットでイギリス出版界を揺るがせた新人のデビュー作。
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3.8「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」つまり「コンピュータの処理能力は指数関数的に向上していく」、1965年、インテルの創業者であるゴードン・ムーア博士が発表した論文に書かれていた半導体の能力に関する洞察は、「ムーアの法則」として、今日にいたるまで、情報産業にかかわるものが、逃れらない法則となった。 その法則を生み出した「世界で最も重要な会社「インテル」の産業史である。 ムーアの法則」の誕生のみならず、本書を読む読者が切実に感じるのは、今自分が努めている会社、業界のすべてに通ずる共通のテーマが、鮮烈なエピソードをもって書かれている点だ。 すなわち、「技術力か営業力か宣伝力か」という問題。 あるいは「才能か努力か」 あるいは、「継承か革新か」 あるいは「模倣か創造か」 本書の中には、コンピュータの心臓部であるマイクロプロセッサ(CPU)を世界で初めインテルとともに開発した日本の電卓メーカーが、最後の最後で社長の判断から契約をキャンセル、結果的には、CPUの知的財産権を逃すという「史上最悪の経営判断」をしてしまう話や、あるいは、モトローラに劣るチップをインテルが営業力でもってシェアを逆転する様など、私たちの今日のビジネスの日々の判断に通じる血わき肉おどるエピソードが満載されている。 著者はアメリカの新聞で初めてシリコンバレー担当をおいたサンノゼマーキュリーニュースで最初のシリコン・バレー担当となった記者。1970年代から今日まで、その有為転変を追い続けてきた
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4.0『RIKO ─女神(ヴィーナス)の永遠─』:男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事・村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた――。第15回横溝正史賞受賞作。 『聖母(マドンナ)の深き淵』:一児の母となり、下町の所轄署で穏やかに過ごす緑子の前に現れた親友の捜索を頼む男の体と女の心を持つ美女。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。関連の見えない事件に隠された一つの真実とは。シリーズ第2弾。 『月神(ダイアナ)の浅き夢』:若い男性刑事だけを狙った連続猟奇事件が発生。手足、性器を切り取られ木に吊された刑事たち。残虐な処刑を行ったのはいったい誰なのか? 一児の母として幸せを噛みしめる緑子は、最後の事件のつもりで引き受ける。だがそんな彼女を、あまりに苛酷な捜査が待ち受けていた――。シリーズ第3弾。 ※本電子書籍は『RIKO ─女神(ヴィーナス)の永遠─』『聖母(マドンナ)の深き淵』『月神(ダイアナ)の浅き夢』を1冊にまとめた合本版です。
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-丁寧に手入れされた美しい庭で、高校生の航大(こうだい)と大学生の拓海(たくみ)はいつものように、植物にまつわる些細な違和感について言葉を交わす。存在しない鉢植えを求める老婦人、 コスモスが咲く道で起こった人間消失、 葉っぱと数字でできた暗号の解読──。植物が絡むささやかな謎はやがて周囲の人の記憶や感情へと繋がっていく。読み終えたあなたの心のなかで温かな思いが芽吹く。 デビュー作にして入試問題に多数採用され注目を集めた『勿忘草(わすれなぐさ)をさがして』に続く、 優しさに満ちた連作短編集。/【目次】赤い葉/透明少女/失敗作の暗号/風吹けば謎/半永久の花束
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3.0新潟県の進学校に入学し生徒会に加わった刑部歩は、ゴールデンウィーク明けという中途半端な時期に転校してきた姫路叶音と出会う。積極的で好奇心旺盛な叶音は、学内で巻き起こる事件やトラブルを一緒に解決しようと、しきりに歩を促す。叶音は「名探偵歩君」とあだ名されていた小学校時代の同級生らしく、平穏に過ごしたい歩を頼ってくるのだ。生徒会目安箱からの投書消失、学校旗への不可解な落書き、体育祭への妨害工作……。謎解きの先で二人が見つけた、かけがえのない真実とは? 「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」受賞作でデビューを飾った著者の、心揺さぶる連作学園ミステリ。
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-“才能がない者のためにバンドがあって欲しい。 上手く言葉が出ない者のために歌があって欲しい。 そのどちらもロックが昇華して欲しい。” 吃音の作詞家が、最愛の親友へ贈る、最初で最後のラブレター バンドで成功することを目指し、夢と現実の狭間を生きる、吃音症のバンドマン・月。太陽のような性格で天然だが、音楽の才能に溢れている親友のバンドマン・陽。 対照的な2人のバンドは、当初はどちらも華々しくデビューした。 しかし両者はその後、まったく違う道を歩んでいき…… 夢は叶わなかったら不幸なのか。売れたら本当に幸せなのか。そんな想いの中で揺れ動きながらバンドマンとして進んだ先に2人が見たものとは。 吃音症でもある「LEGO BIG MORL」のギタリスト・タナカヒロキが描く、圧倒的青春小説。
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-思ったことをそのまま書く。家庭内で王様と呼ばれる歌人・エッセイストの、いきいき元気に考え過ぎる日々。 『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』著者、最新エッセイ集--。 野生グマの恐ろしさを実演するため、不意打ちで夫に襲いかかる(いきいき) 家主の吹くオカリナにあわせて踊る(元気に) うれしいな、つまらないな、変だな、死ぬんだな(考えすぎる) 【目次】 はじめに 目をつぶらない あかるい巨大倉庫 なみなみのワイン だぼだぼのパーカー 「夫を松田龍平にしてください」 六つの季節 ほこりまみれの犬 夫の二日酔い なだれるところ 蟹がいる 生き物の気配 いつか死ぬオムライス マイ・マインドフルネス 晴れの日のおかやまへ ボーダーを着て 資さんのかまぼこ スクールバッグの底 祈らなくても来る明日 わたしの好きな夏祭り 一瞬のこと はずかしやりが やわらかい水 あたま抱けば さびしいのは九月 夢みたいやな おしぼりの熱 やわらかい月 [夫婦往復書簡] きのうはたくさん雨が降ったね 笑うもんか あたらしいタイヤ 書かなくなってから 急いでないし ここにいます おわりに 【著者】 堀静香 一九八九年神奈川県生まれ。山口県在住。上智大学文学部哲学科卒業。歌人、エッセイスト。短歌同人「かばん」「西瓜」所属。私立中高一貫校で非常勤講師として国語を教えている。著書にエッセイ集『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』(共に百万年書房)、『わからなくても近くにいてよ』(大和書房)、歌集に『みじかい曲』(左右社)がある。第50回現代歌人集会賞受賞。
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-裁判はしない。 1つの誤認逮捕をきっかけに 「規格外」の弁護士が誕生! 大藪春彦新人賞作家が放つ 型破りな弁護士ミステリ。 第一話:トワイライト・ゲーム 〈品川ふ頭殺人事件〉 自分の顔が犯罪者に使われたら? 祖母へ会うためにブラジルへ 出発する予定だった大沼。 だが突然死体遺棄容疑で逮捕される。 誤認逮捕を感じた弁護士の蔦谷は 弁護を引き受けるが、 誤解を解く材料を探しに走る。 第二話:ランドクロス 〈海岸道路暴走事件〉 あなたの車が もしコントロールされていたら? 猛スピードで車を爆走させ、 対向車にはみ出てオートバイと接触後、 崖下の海に転落し死亡した遠藤。 保険会社からは自殺の可能性があると いわれる。その新車だったことに 疑問を持つ蔦谷は動く。 第三話:ジオフェンス 〈金塊強奪・拳銃殺人事件〉 犯人を追い詰める目に見えない 境界線とは? 金塊強奪事件の犯人グループの一人 山崎アルベルトが保育園に立てこもった。 捕まった弟は金塊強奪とは無関係だとわめき、 蔦屋に捜査させるよう要求。 蔦谷は現場へ向かう。 第四話:ゴー・バック 〈アルバイト従業員失踪事件〉 完全に他人に成りすます方法、 あります。 東京にいるはずの息子が 小樽市で車に轢かれ死亡した。 10月に小樽へ引っ越していたようだが、 12月まで東京でアルバイトをしていたという。 一体誰が亡くなったのか 蔦谷に捜査依頼が入る。
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3.7\NHK「100分de名著」講師陣が贈る/ なぜ本を読んでも、 人生は変わらないのか。 情報はあふれている。 AIが考えてくれる時代。 それでも、なぜ本を読むのか。 速く読む。たくさん読む。 ——それだけでは、人生は変わらない。 必要なのは、 本を「自分の人生」に接続する読み方。 「読むこと」の本当の意味。 斎藤幸平、小川公代、安田登。 名著を読み、人生を揺さぶられてきた人たちが、 その実感から語る、読書の核心。 マルクス、デカルト、孔子。 『フランケンシュタイン』『平家物語』ドストエフスキー。 遠い知識ではなく、 いまを生き抜くための視点を得る。 NHKプロデューサー秋満吉彦氏が、 制作の舞台裏と名著への補助線をひく。 本が読めなくなった人にも効く積ん読解消術。 「読んでおきたい名著77冊」リスト付。 多読や速読を超える、 「自分をつくる」ための読書論。
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3.5
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-新たなる文学登場! 主人公鈴男の家庭内の悲喜交々。 くせになるプロット、時系列が交錯のなかで登場する謎の人物たち。 幻想的なワード、日常にひそむ多様な景色。 物語が進むにつれて、読者は不思議な余韻にひたるであろう。 「ぬっ 明かりの下に、いやな影だ ちろちろ…… 見過ごしてはおけない影だ ちろちろ、ちろちろちろ……」 【著者プロフィール】 三仏生葦生 (さぶしょう・よしお) (著) 本名 井坂義雄(いさか・よしお)。 昭和13(1938)年、東京市小石川区氷川下町に生まれる。新潟県古志郡六日市村字浦柄(現在は小千谷市浦柄)に疎開し、少年期を送る。法政大学に学ぶ。「飛翔」同人会員、「樹宴」同人会員。著書に『ざくろ』(作品社・2002)がある。
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3.6桐野夏生が描く韓国芸能界と「墜ちる男」 32歳で遅咲きのデビューを果たし、人気俳優として活躍するパク・テミンは、 「終わった男」ことニック・ナダンについて語り始めた。 10代の頃、ともに過ごしたヴァージニア州・アナンデールでの日々。 しかし道は分かれ、ナダンは驚くべき速さで成功を収め、 これまた驚くべき速さで凋落していった。 世界を股にかけるK-POPグループの一員であるという酩酊と、祖国からの追放。 挫折と成功、ふたりの男の運命が交錯する。 韓国芸能界を舞台、圧倒的彩度の独白、桐野文学の極北がここに。 “ナダンの話に興味を持つ人は、そう多くはないはずだ。 「ナダン? あのナダン? 彼は終わったよ」。 誰もがそう言うからだ。 彼はあっという間にアイドルとして頂点を極め、 俳優としても才能を認められた。 だが、十五年後には、何もかも失っていた。 これは、ナダンが驚くべき速さで成功を収め、 これまた驚くべき速さで凋落していった物語でもある。”
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-「国境は世界でもっとも愚かな嘘」 「移民」「国境」「人権」「女性の連帯」 中南米の抱える諸問題を知る最良の1冊 「国境は世界でもっとも愚かな嘘」 メキシコ人作家によるラテンアメリカ移民の過酷で切実な現実を描く物語 [カスティージョ・イスパノアメリカ文学賞 受賞作] 「危険な亡命ルートを通じて故郷を追われざるを得なかった何百万もの人々に声と顔を与えた。抑制が効いた心情を揺さぶる描写が素晴らしい」 「移民、国境における残酷な欺瞞、子ども、女性、もっとも弱い立場のコミュニティに対する暴力など、非常に困難な状況に直面しても人間性を保つ、エル・サルバドルの少女を主人公とした新鮮な声を持つ小説であり、女性同士の連帯を強調している」(審査員コメント) 【目次】 日本語版まえがき ラス・ボカニタス サン・サルバドル 国境への道 ソチトル メキシコ アリゾナ ツーソンの移民収容所 訳者あとがき 【著者】 フアン・カルロス・ケサダス 1970年メキシコシティ出身。メキシコ児童文学においてもっとも評価の高い作家の一人。『二人の幽霊の伝記:幽霊小説』でバルコ・デ・バポール賞、『都市X 1985』でフアン・デ・ラ・カバダ児童短編小説芸術賞、『D幽霊の目から』でバルコ・デ・バポール賞、『Shin』でノルマ児童文学賞など受賞歴多数(いずれも未邦訳)。 本書『3934 Km 国境を越えて』でカスティージョ・イスパノアメリカ文学賞(YA部門)を受賞。 星野由美 1969年東京生まれ。早稲田大学卒業。出版社勤務を経てベネズエラへ渡り、帰国後は在日中南米人向け衛星放送局、ペルー大使館に勤務した。現在はスペイン語圏の児童書の翻訳を主に手がける。『パパはたいちょうさん わたしはガイドさん』で第72回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞。訳書に『それからぼくはひとりで歩く』、共訳に『フリーダ・カーロの日記』などがある。
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-触れられないから、愛おしい──? テーマパークのきつねのきぐるみ・「こんこん」を愛するまど。その愛は次第に「中の人」への執着へと変わってゆき……。気鋭詩人の言葉きらめく傑作小説 「きみを愛することが、きみのために少しもならないとしたら、私は私の愛情を抱えて、この愛情がどこまでも膨らんで、孤独も嫉妬も埋め尽くして、そうして愛にすがりつくことなどできないほどに、愛そのものになるまで、きみを愛し続けるだろう。この物語を読むと、そう思えた。」 ──最果タヒ 〈いまのわたしをかたちづくっているのは、顔も、名前も知らないあなた。あなただけ──〉 テーマパークの“雪のようで、湧き水のようなきつね”の着ぐるみ「こんこん」を愛するまど。 その“中の人”を見つけ出そうと、「着ぐるみに入れる体格」という条件でマッチングアプリを始め、低身長コンプレックスの男性・ひらくと出会うけれど……。 これは恋? 推し? 信仰? 執着? ──大好きなあなたと、ただ繋がっていたいだけ。 触れられない「誰か」に焦がれたことのあるあなたへ捧げる、どうしようもなく屈折してどこまでも透き通った、かけがえのない愛の物語。 ◆書き下ろしの掌編と詩編を収録! 文芸誌「文藝」掲載直後より各紙誌で高く評価され、SNS上には共感・感嘆の声があふれた表題作に加え、書き下ろしとして、お気に入りのシールをなくして会社を休んだ数日間を描く掌篇小説「水滴のシール」、詩篇「水色の家」を収録。 ◆全国書店員から共感、感嘆の声 彼女の気持ちがわかりすぎて、苦しかった。 ──山中真理(ジュンク堂書店 滋賀草津店) 推しへの想いを綴った言葉たちのあまりの透明度、その結晶の美しさに圧倒されました。 ――藤田ほまれ(文教堂書店 中央林間店) 傷つきたくない、嫌われたくない、汚したくない、汚されたくない、無条件で愛されたいし、無限に愛したい。でも責任は取りたくない。 肉体的なものではない、もっと奥の愛の根源に触れたい。でも世間はそれを簡単には許してはくれない。 年齢を重ねれば重ねるほど、自分の好きなものを純粋に好きと言いにくくなる世の中はとても息苦しい。綺麗でかわいくて大好きなものに囲まれたまま年を取って、ゆっくり死んでいきたいなと思いました。 ──海老原歩未(紀伊國屋書店 新宿本店) 「わたしは、かわらずのいしを撫で続けているトゲピーだから。」 すごく共感してしまう言葉でした。 なぜみんなは変わってしまうのだろうか。 まどと一緒に幸せになりたいとおもいました。 ──山下真央(くまざわ書店 調布店) キラキラはいつまでも永遠で、生身の人間との恋は生々しく残酷だ。 まどがいつまでも可愛いものが好きで、こんこんを見ていられますように。 ――望月美保子(BOOKSえみたす アピタ富士吉原店) かわいいってなんだろう。 幸せってなんだろう。 生きていくってどういうことなんだろう。 好きなものがあるのにどうして寂しいんだろう。 近くなればなるほどあやふやになってしまう愛の形とその距離。今を満たして、これからを約束してくれる存在を求める気持ちはきっと誰の心にもあるんだと思った。 ──塩里依子(くまざわ書店 西新井店)
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2.5それは奇跡の御業か、悪魔の所業か――。 阿泉来堂が紡ぐ、絶望の民俗ホラーミステリー。 この地で亡くなった人間の死体は朽ちることがない。 あの子まで「祈り子」にするわけにはいかない。 遺体を異なる三つの棺に納めて埋葬する。 この村はもうすぐ死によって埋め尽くされる――。 『お祖父ちゃんの家の遺品整理をしてきてほしいのよ』 母からの突然のお願いで、滝川史也(たきがわふみや)は幼少期ぶりに祖父の家がある神薙村(こうなぎむら)を訪れた。神薙村は深い山々に囲まれた限界集落にあり、奇妙な葬送儀礼が連綿と受け継がれていた。墓石に刻まれた十字架、「くがい」と呼ばれる謎の伝承、朽ちない死体、祖父の死の真相…。 神薙村に隠された暗い秘密が徐々に明らかになっていく。
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4.4――先生は光でした。 私が求めていた光。 昭和初期、英国ロンドンで造られた、この世に二つとない至高のグランドピアノ。 それは華族の令嬢随子のピアノ教師に贈られるはずだったが……。 戦前、戦後、そして現在。物言わぬピアノが立ち会った栄華と悲恋。 百年の無念と切なる願いを、一台のピアノがつなぐ ピアノ、それは黒く輝く怪物―― 大正十二年、ロンドン。駐英大使平松伯爵の娘・随子は恋に落ちた。才能ある若きピアニスト、グスタフ・アッカーに。 平松伯爵は使用人の少年を現地の工房に弟子入りさせ、アッカーのために贅を尽くしたピアノを作らせるなど、芸術に理解のある人だった。しかしアッカーへの想いを秘めてピアノを弾く幸せな少女時代を送っていた随子には、残酷な運命が待ち受けていた。 現代、日本。世間の注目を一身に集める若手ピアニスト友澤伸多は、さらなる高みを目指して練習に没頭していた。ところがある日、仕上がったはずの曲が弾けなくなった。それはピアニスト生命を断ちかねない、危険な予兆だった。 つらい時、そのピアノは、ただそこにあった。 ひとすじの希望を手繰り寄せる感動のドラマ!
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-高校生の頃から、谷川俊太郎は詩人だった。デビュー前、都立豊多摩高校文芸部員だった頃の詩「つばめ」や、「詩のボクシング」で即興朗読された「ラジオ」、映画『谷川さん、詩をひとつ作ってください。』のために書き下ろされた表題詩を含む84編を収録。【「つばめ」が掲載されたのは都立豊多摩高校文芸部編輯の復刊第二號『豊多摩』、発行は一九四八年四月でした。級友の北川幸比古に誘われて詩を書き始めて間もなくのころだったと記憶しています。第一詩集『二十億光年の孤独』に収めた詩は、みな大学ノートに清書されていますが、これはそれ以前の作で原稿はありません。私は高校四年生、文芸部員として一応編輯室に名を連ねています。(谷川俊太郎)】また谷川さんに会いたい、すべての人へ。(編集部註:この本は、谷川俊太郎氏の詩集として単行本化されていない詩で編まれていますが、他の著者の単行本に寄せた詩等が一部含まれます。)【著者略歴】谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)1931年東京生まれ。詩人。52年、詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。詩、作詞、翻訳、絵本など様々な分野で活躍。日本の国民的詩人として、海外でも広くその存在を知られた。62年「月火水木金土日のうた」で日本レコード大賞作詞賞、75年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、82年『日々の地図』で読売文学賞、2005年『シャガールと木の葉』『谷川俊太郎詩選集1~3』で毎日芸術賞、10年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、16年『詩に就いて』で三好達治賞受賞。24年11月逝去。
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-草と風を集め 花野を渡り 闇を抱いて 詠い続けた詩魂 生と死を見つめた30年、1113首の全歌業/『ぼろんじ』によって初めて刊行される、奥田亡羊の第四歌集『虚国』を含む全歌集。 「一人の人間が残すことのできる言葉には限りがある。しかし彼の紡いだ言葉は、この『ぼろんじ』を通して多くの人々の心に届き、これからも生き続けていくだろう。この一書が奥田亡羊という稀有な歌人の軌跡を刻む、かけがえのない証となることを願ってやまない。」(巻頭言 矢部雅之) 「奥田はずいぶん早く、遠い旅に出てしまった。奥田本人を交えて第四歌集の感想を語り合えないことが寂しい。だが、誰もがいつか行く道ならば、またどこかで会えるはずである。その日まで、奥田亡羊がのこしてくれた四冊の歌集を、大切に読み継いでゆきたいと思う。」(解説 横山未来子) 「「奥田亡羊」という名前の意味を皆が理解してくれるようになるまで使い続けろ。変な名前でも世の中がそれを当たり前に思うようになれば良いんだ。 名前に負けるな、ということだったと思う。嬉しかった。 「亡羊」という名に、私は少しは追いつけただろうか」 (あとがき 奥田亡羊) 【目次】 巻頭言 矢部雅之 第四歌集 虚国 第一歌集 亡羊 第二歌集 男歌男 第三歌集 花 解説 横山未来子 歌集解題 略年譜 あとがき 【著者】 奥田亡羊 1967年 京都府生まれ 早稲田大学第一文学部卒 佐佐木幸綱氏に師事、竹柏会「心の花」会員 2005年 第48回短歌研究新人賞受賞 2007年 第一歌集『亡羊』刊行(第52回現代歌人協会賞受賞) 2017年 第二歌集『男歌男』刊行(第16回前川佐美雄賞受賞) 2021年 第三歌集『花』刊行(第27回若山牧水賞受賞) 2025年 死去
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3.0女子高時代に孤独な桜子に寄り添ってくれた、憧れの先輩で歌舞伎役者の娘・清香。真昼でもなお輝きを失わない流星のようだったその人は、八年後に浅草で偶然再会した時、探偵となっていた。清香は、親に薦められるまま見合い結婚をしようとしていた桜子の鬱屈を見抜き、自分の探偵事務所で働かないかと誘う。探偵助手となった桜子と清香は、依頼人の相談に真摯に対応する。やがて彼女たちは、どこか歌舞伎の演目を連想させる奇妙な謎を通し、自分たちの過去や秘めた想いにも向き合うことになる……。新境地を開いた実力派作家が、人の心の謎解きを描き、女性私立探偵の系譜に新たな風を吹き込む傑作ミステリ。/【目次】第一話 傘の陰/第二話 人形の目/第三話 微笑み一つ/第四話 花の名前/参考文献
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-宇宙艦隊AIとなって、銀河の文明を保護育成していくTRPG「永遠なる星のトランセンダーズ」の初サプリメントです。 基本ルールで軽く言及されていた文明侵蝕生物を掘り下げ、侵蝕生物を自作したり、登場シナリオを作ったりするシナリオクラフトルールを掲載。惑星の文明を蹂躙する巨大怪獣を、あなたの艦隊は撃退できるか? シナリオクラフトでは、ほとんどの怪獣映画のパターンを再現できるよう、表も充実。さらに、新作かきおろしシナリオも3本掲載しています。 基本ルールでは謎だった、ヒトの故郷・地球の現状も、豊富な情景イラストやメカ図解で、詳しく紹介。砂漠の星と化した地球を、トランセンダーとして救おう。戦車TRPGカノンイェーガーとのリンク要素もあります。 オニキスのGM講座など、初心者向けガイドもたっぷり。本書で、ぜひGMしてみてください。
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-銀河文明は滅びかかっている。文明を救うため、艦隊AIとなって、銀河に旅立とう。 PCは、宇宙艦隊を制御する分散型AIだ。いろいろな星系の文明を保護育成し、脅威となる惑星改造機械獣の艦隊を撃破しよう。 クライマックスは、星系まるごとを舞台とした数百隻規模の宇宙艦隊戦だ。 悠久の時を生きるAIだからこそ、惑星上の人々との一時の出会いはかけがえのない思い出として、PCの力となる。思い出をロールプレイすると判定で有利になるぞ。 判定には十面体サイコロを十個程度、六面体サイコロを一個使用する。 本作は、AIのTRPGであり、スペースオペラのTRPGであり、そして、星々での出会いと別れを描くTRPGでもある。
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3.3「陰謀論」が現実になる世がここに―― 一国の大統領が突然、近隣国によって連れ去られ、裁かれる。 国家間ではミサイルが飛び交い、他国への攻撃を想定した大規模演習が行われる……。 かつてなら、まさかまさか、と笑い飛ばされていたような出来事が次々に現実になる世の中で、もはや陰謀論は「陰謀論」では済まされなくなっているのかもしれません。 何が本当で、何が嘘なのか。 収録作「陰謀論百物語」では、ろうそくを前にずらりと座った高名な”陰謀論者”たちが百物語を繰り広げます。 曰く、ロシアのウクライナ侵攻には、ホワイトハウスの地下に存在すると言われる「ブラックハウス」が関係している。曰く、スマホの自撮りで顔が長く写るのは、女性に美しくあらねばという意識を植え付ける「ルッキズム推進勢力」(通称:ルキ推)の策略によるものだ。曰く、「人類の月面着陸成功は陰謀である」という陰謀論は、陰謀である……。 嘘のような陰謀論はしかし、似非陰謀論を広め、世界を混乱させて支配しようとする影の組織が故意に広めているものらしい。それこそが陰謀なのだ、と主張する男まで現れ―― その他、突如厳しくなったコンプラに戸惑う刑務所帰りのヤクザに、「忖度」を合言葉として村おこしに励む村議会の面々、マスク拒否男改め「ゴネラ」とマスク警察改め「モンクコング」の真剣勝負まで……。 コロナ禍を前後して書き紡がれた粒ぞろいの全7編、とくとお楽しみください。
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3.5離婚後、晴れて独身にもどった“わたし”(著者)。新たなパートナー作りに踏み出すも上手く行かず、手を伸ばしたのは“女性用風俗”。「すごくよかった」という興奮と「これは性的搾取ではないか」という後ろめたさが同時にやってくる。 性的なことは親密な間柄でのみ行われると思っていたけれど、お金を払えばその「親密さ」を飛ばすことができた。じゃあ、さっきのわたしは何にお金を払ったんだろう。 女性の性欲は本当に男性のそれと違うのか。女性の欲望が蔑ろにされている一方で男性の欲望は蔑まれていないか。他者を「書きたい」という欲望は危ういものなのか。正しさと欲望の間に横たわるものを見つめ、対話し、考える。 セラピスト、オーナー、辞めた人……。著者が女性用風俗にかかわる人に取材しながら、自身の体験を綴る、渾身のルポエッセイ。
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-夏目漱石の長女との結婚の顛末を描いた松岡譲の幻の名著! 近年、文学者たちを主人公とするゲーム「文豪とアルケミスト」の登場人物としても人気が高い松岡譲。 本書は、夏目漱石の娘婿である松岡が夏目家の令嬢・筆子と結婚するまでのいきさつを描いた長編小説である。 筆子との結婚を望み破れた久米正雄が先に発表した『破船』により、当時の世間は、久米に同情。松岡は冷たい目にさらされた。 そして、結婚から10年--松岡自身がようやく結婚に至るまでの真実をもとに書いた小説が、本書と言われている。(※諸説あります) トータル1,200ページにもおよぶ大作が、90年の時を経て、新仮名遣い・上下巻で再登場! ▼内容 夏目漱石の弟子であった松岡譲が、夏目家の長女・筆子と結婚するまでのいきさつ、親友を失い、仲間から孤立し、先輩を敵に回し、世間の非難を浴びたことを詳細に記した長編作品。 ※本書は1928~31年に第一書房より刊行されたものを再編集して復刊した新装版を電子書籍化したものです。
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-いまもっとも注目を集めるキックボクシングイベント「KNOCK OUT」の魅力を網羅した公式ファンブック。RIZINでも活躍する鈴木千裕をはじめとした主力選手へのインタビューや出場選手名鑑、イベントヒストリー、3つのルールの違いを解説する観戦ガイドなど、公式ならではの充実した内容で構成する。ファンならマスト・ハブな1冊。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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5.0作家デビュー10周年の節目に届いた「神社ツアー」の提案。しかし、その裏で小野寺夫妻を襲ったのは、「最凶の呪い」だった。 謎の体調不良に苦しむ妻・ワカを守るため、お馴染みの龍神ガガ、そして新たに枕元に現れた甘党の予言獣「美夜件(びゃくだん)」と共に、夫妻は呪いを解く鍵を求めて仙台から東京、富山、京都、名古屋、茨城など、日本各地を駆け巡る。 旅先で明かされるのは、徳川家康が江戸や名古屋の町づくりに施した壮大な結界術、平安京を護る陰陽道の秘儀、そして崇徳院や菅原道真ら怨霊たちの真実など。 一見バラバラに見えた歴史の「点と線」が繋がった時、たどり着いた驚愕の真実とは?! 圧倒的な知的好奇心を刺激する、著者の集大成にして新境地の歴史ミステリー・エンターテインメント! 【電子特典付】 電子書籍版には、単行本未収録の、持っていると魔を祓ってくれそうな「護符イラスト」ほか、計2点の豪華イラストを収録!
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3.7医学生・張田雅之は、アルバイト先の店長の招きで、友人の久郷一と共にとある離島を訪れる。店長の父・柏谷高視は大手ゼネコンの会長でもあり、自身が所有するこの島で、親類や知人を招いて年末を過ごすのを習慣にしていた。集まった人々の前で高視が病気で余命幾ばくもないと明かされた翌朝、彼は四肢を切断され、池に浮かべられた死体となって発見される。高視の部下の男も同様に惨殺されていた。屋敷内のすべての通信設備は壊され、船も二日後まではやって来ない。出入り不能の孤島と化した中、猟奇的な事件を調べるために、張田は医学生としての知識を活かしたある提案をする──。『そして誰もいなくなるのか』でセンセーショナルなデビューを飾った著者による、第二長編。
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3.8
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 矛盾を抱えて生きるあなへ──、人生をともに歩む詩、絵本化。・詩人・谷川俊太郎氏の母校で、1968年から卒業式で朗読され続けている詩「あなたに」を待望の絵本化!・火・水、人間の持つ矛盾を通して、生きることの根源を描いた詩に、日本絵本賞受賞作家・ザ・キャビンカンパニーが新たな生命を吹き込む。・人生の節目や困難な局面で手に取るたび、前へ進む勇気と力を与えてくれる美しい一冊。詩人・谷川俊太郎氏の母校で1968年から卒業式で朗読され続けている詩「あなたに」が、待望の絵本化。火と水、人間の持つ矛盾を通して生きることの根源を描いた美しい詩に、日本絵本賞受賞作家・ザ・キャビンカンパニーが新たな生命を吹き込みました。人生の節目や困難な局面で手に取るたび、前へ進む勇気と力を与えてくれる一冊。矛盾を抱えて生きるすべての人に贈る、人生をともに歩む詩絵本。
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