戦争は,

戦争は,

戦争は,何も知らない人たちの柔らかな夢に入りこむ.戦争は,物語を語れたこともない.--気づかぬうちに進行する病気のように日常をずたずたにし,野心や憎しみを糧に貪欲に育つ戦争.自らも独裁政権に抗した,ポルトガルを代表する文学者の詩とその息子による絵で,戦争の残酷な本質を描く.今こそ読まれるべき,衝撃的な絵本.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

...続きを読む

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    岩波書店
  • ページ数
    64ページ
  • 電子版発売日
    2024年04月25日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    32MB

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

戦争は, のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本は物語ではなく、「戦争は〜」という一文ずつで淡々と語られる作品だった。けれどその一つひとつが胸に迫り、どれも確かに「戦争の顔」を映していると感じた。戦争にはいろんな側面があるのだと、読むたびに考えさせられる。

    絵はシンプルで色も限られているのに、不気味さや緊張感がにじみ出ていて、言葉の重みと

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    「戦争は、日常をずたずたにする。」
    「戦争は、憎しみ、野心、恨みを糧とする。」
    どの戦争も同じだと思う。怖すぎるのだ。

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    「戦争は〜」という文が積み重ねられていく。詩だだな感じたが、やはり作者はポルトガルの詩人だった。淡々としているが、一つ一つ考えさせられる文。「戦争は、何も聞かない、何も見ない、何も感じない」「戦争は物語を語れたことがない」など。そして、それらの文に組み合わされた黒を基調とした絵、さらに文がない間のペ

    0
    2025年07月23日

    Posted by ブクログ

    ウクライナとガザの悲惨な状況を見聞きしている今、この絵本の語る事が身に迫ってくる。
    戦争を始めてはならなかった。先の大戦で、終わらせる事の難しさを学んだのではなかったのか、と。原作は2018年なので、まだウクライナもガザも侵攻されてなかったが、きな臭くはあった。
    「戦争は沈黙だ」ラストの言葉は警告だ

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    静かに忍び寄りやがて世界を覆い尽くす戦争は、憎しみ、野心、恨みを糧とする。今もやまない戦火。理不尽に踏みにじられる市民の生命。
     憎しみの連鎖、理解できない為政者への恐怖を乗り越え、対話と理解、人権と平和を理性の力で実現してほしい。

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    『自らも独裁政権に抗した、ポルトガルを代表する文学者の詩とその息子による絵で、戦争の残酷な本質を描く。今こそ読まれるべき、衝撃的な絵本。』

    昨年4月 岩波書店から発行

    好きではないよ
    こんな暗い本
    美しいものが何一つない
    でも、現実はこんなものではないんだよねー

    たくさんの方に呼んで頂きたいな

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    黒く蠢く何かが集まり、鳥の形となって空を飛び、開いた窓辺に降り立つ。それは戦争をイメージしたおぞましい何か。少ない言葉数で戦争とは何かを伝える絵本。

    端的に語られる文章が重く響く一冊でした。絵から伝わってくる重苦しく位イメージが戦争のイメージをよく表していると思います。

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    岩波「図書」8月号に訳者木下眞穂さんの解説が載っていて、紐解いた。ポルトガルの絵本。

    「戦争は、」に続く幾つかの短詩と、禍々しいイメージ絵で構成される。鼠色と褐色しか出てこない。

    先ずはこの詩篇にドキッとした。

    戦争は、日常をずたずたにする。
    「進行していますね」と耳元でささやかれる病気のよう

    0
    2024年09月01日

    Posted by ブクログ

    なんて恐ろしいのだろう。戦争は。
    あまり触れたくない題材だから手に取るのを迷ったけど、読んでおこうと漸く思えたので読んでみた。子らが読むかは彼等に任せるけど、私は読んでよかった。よかったと言うのかわからないけど。色数の少ない絵が静かに迫ってくるよう。
    気候変動や災害で、思っているより早く地球は滅亡す

    0
    2024年06月03日

    Posted by ブクログ

    戦争は,とどのページも語りかける.一面に広がる戦争の傷跡,その惨状.モノクロの世界に重い空気が漂っています.

    0
    2024年08月26日

戦争は, の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    岩波書店
  • ページ数
    64ページ
  • 電子版発売日
    2024年04月25日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    32MB

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す