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  • 羅生門の鬼
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 国文学の世界に比較説話学の成果を導入して新分野を開いた著者の研究余滴23編を収録。羅生門の鬼退治,三保の羽衣松伝説,浦島太郎,桃太郎などが,ふかい学識によって興趣ゆたかに語られる。

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  • 幕府衰亡論
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明治前期に輩出した旧幕臣出身のジャーナリスト中,奇才をうたわれた福地桜痴。尊王の美名をもって明治新政府を賛美する史書の氾濫した当時,猛然とその誤りを主張した傑作。『幕末政治家』(501)の姉妹編。

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  • 日本霊異記
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 雷をつかまえる男,「美女と白米と金をくれ」と観音に祈る男など,不思議な男女が登場するわが国初の仏教説話集の口語全訳。生命力と魅力にあふれ,『今昔物語集』などの先駆をなす。

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  • 日本その日その日 1
    小説・文芸
    -
    1~3巻2,420~2,530円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 大森貝塚の発見者,日本動物学の開祖として名高いモースが,西洋文明の波に洗われる以前の日本と日本人の素朴な姿を,限りない愛着と科学者の眼で捉えた名著の全訳。自筆スケッチ800点を掲載。第1巻は,来日当初の印象を語る第1章から,東京での生活を語る第8章まで。

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  • 西学東漸記
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中国人ではじめてアメリカの大学を卒業した容●は,アヘン戦争から辛亥革命にいたる激動の時代に,新しい中国を念願して活動をつづけた。中国人らしい強●な生活力のみなぎる興味ぶかい自伝。

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  • 長崎海軍伝習所の日々
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 日本海軍の黎明期を物語る史料。幕末の安政のころ,伝習所教官として来日したオランダ士官の目にうつる若き日の勝海舟,榎本武揚,開明の藩主島津斉彬,鍋島閑叟ら。生き生きと登場する幕末の群像。

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  • 唐詩三百首 1
    小説・文芸
    -
    1~3巻2,420~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中国で『唐詩選』以上に重んじられ,愛誦されてきた唐詩精華集。すべての原詩に読み下しと流麗な訳をあたえ,さらに簡明な解説・語釈を付して鑑賞の便をはかった。第1巻は,五言・七言の古詩および楽府を収める。巻頭に,唐代の詩史・作詩法を概説する序説を付す。

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  • 朝鮮歳時記
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 朝鮮の歳時風俗には,四季おりおりの人びとの生活の哀歓がこめられている。その記録をひもとけば,あたかも朝鮮民衆の生活の叙事詩を読むような興趣にとんでいる。日本・中国のそれと比較すれば,興味はさらにつきない。

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  • 武江年表 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,420~2,860円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 300年近い徳川幕府為政下の江戸の地理の沿革,風俗の変遷,事物起源,巷談,異聞など百般にわたる見聞記。江戸時代の考証・研究に欠かせない著作の普及版。年表体で編まれた本書の第1巻は,天正18年(1590)から天明8年(1788)まで。巻末に解説を付す。

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  • 甲骨文の世界
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 19世紀末の甲骨文の発見は,中国の神話・伝承の世界を探る窓口を開いた。本書に収録された四百数十片の甲骨文をたどりながら,読者は殷王朝の構造や殷人の内面世界に導かれる。『金文の世界』(184)の姉妹●。

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  • 康煕帝伝
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 フランス人宣教師が,中国清代の“賢帝”康●帝の日常生活について詳細に述ベた報告書。イエズス会士の著者は,布教に対する援助をえるため,ルイ14世に本書を奉呈した。

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  • 百済観音
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 東亜考古学の泰斗浜田青陵博士が,折にふれ時にのぞんで物した珠玉の随筆「慶州金冠塚の発掘」ほか24編。名づけて『百済観音』。とくに巻頭の1編は,秋艸道人会津八一の絶唱と相俟って名高い。

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  • 大河内文書
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 上州高崎8万2000石の城主大河内輝声(てるな)は,維新後のつれづれを中国公使やその随員などとの交遊に過ごした。埼玉県平林寺に残されたその筆談原稿を発見した編訳者が,翻訳して世に問う記録。

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  • 今古奇観 1
    小説・文芸
    -
    1~5巻2,420~2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 一世の名妓が油売りの真情に感動して夫婦となる話,女装の美少年にまつわる結婚喜劇……。中国明代の世相・人情を,批判をこめつつ生き生きと伝える全40話の新訳。第1巻は,第8話まで。巻末に千田による解説を付す。

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  • アンコール踏査行
    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 1873年,第2回カンボジア遺跡探検隊長として沿岸の諸遺跡,住民の風俗,口碑伝説などを調査,ついにアンコール遺跡に到達したドラポルトの紀行文。アンコールに関する古典的名著。

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  • 歌人探偵定家 弐 百人一首推理抄
    小説・文芸
    3.5
    1巻2,400円 (税込)
    1187年。平家一門の生き残り・平保盛は、前年鎌倉から帰ってきた静御前の乗った牛車と、都で行き逢う。愛する源義経が兄・頼朝との確執から行方をくらまし、彼との子を失った現状を冷静に語る彼女の姿は、保盛に深い印象を残した。一方、後白河院の命を受け、藤原俊成が編纂している勅撰和歌集の完成がいよいよ迫っており、新進気鋭の歌人・定家も父の手伝いに駆り出されていた。ある日保盛は俊成邸にいる定家を訪れるが、門前で若者の屍を発見してしまう。屍には、なぜか清少納言の和歌が書かれた卒塔婆が刺さっていた。和歌が汚されたと激昂した定家は、下手人を探すべく探索に乗り出すが……。/【目次】一「よにあふさかの せきはゆるさじ」なぜ屍には、清少納言の和歌が書かれた卒塔婆が刺さっていたのか?/二「わがみよにふる ながめせしまに」空から降ってきたとしか思えない、小野小町の和歌が留められた屍はどこから来たのか?/三「わがころもでに ゆきはふりつつ」定家の父・俊成の邸の庭に、大量の人の手がばらまかれた理由とは?/四「わがたつそまに すみぞめのそで」高僧でもある歌人・慈円の秘密の隠れ家を突き止め、荒らしたのは誰か?/五「やまのおくにも しかぞなくなる」定家と俊成の周りで起きた怪事件。その裏に隠された秘密とは?/あとがき/参考文献・史料
  • 崖の上のヒバリたち
    小説・文芸
    4.2
    1巻2,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は、作品の内容を鑑み、固定レイアウト型で制作した電子書籍です。文字だけを拡大することができませんので、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できませんので、ご注意ください。また、お読みになる端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。※ジムは、両親や親族とトレーラーハウスで集団移動しながら暮らす“パヴィー”の少年。 アイルランドの小さな集落で、定住者である “バッファー”の学校に通いはじめるが、偏見や差別にさらされ、不良たちから理不尽な暴力を受ける。そんな中、ジムは周囲から浮いているバッファーの少女、キットと親しくなる。他人に流されず、芯の強いキットにジムは惹かれていくが、彼の病弱ないとこが不良たちに襲われる事件が起きてしまい──。苦しみや孤独を抱えた少年と少女の出会い、 揺れ動く気持ち。『ロンドン・アイの謎』 『すばやい澄んだ叫び』の著者による繊細な一編を、気鋭のイラストレーターが鮮烈な挿絵で彩った、心に響く物語!
  • エディシオン・クリティーク
    小説・文芸
    4.1
    1巻2,400円 (税込)
    「図書館の魔女」著者の知的探索ミステリー 襖の裏紙に書きつけられた、奇妙な「天狗のお告げ」。 町外れの古書店で見つけた、上下さかさまに記された一枚の紙切れ。 家族会議から始まった、解読不能の古文書「ヴォイニッチ写本」探訪の旅。 浮世離れのディレッタントにかかれば、 一葉の紙片は秘密を語る宝石箱になる。
  • わたしがいなくなった世界に
    小説・文芸
    4.2
    1巻2,400円 (税込)
    職場復帰をめざしリハビリに励んでいる児童養護施設・七海学園の保育士・北沢春菜。七不思議が伝わる学園では、彼女が不在の間にも子どもたちの身辺で不思議な出来事が続いていた。一緒に終点まで乗ったはずの循環バスの中から忽然と消えた少女。かつて母の死期を予知した少女が目撃した“未来の殺人”。駅伝大会の中継地点で襷を渡し終わるとともに消失した少年ランナー。そして学園内のあちこちでは、殺人を告発する宛名のないメッセージが現れ──。『七つの海を照らす星』『アルバトロスは羽ばたかない』の感動と驚愕が甦る、シリーズ完全新作!
  • 激しく煌めく短い命
    小説・文芸
    4.2
    1巻2,400円 (税込)
    集大成的恋愛小説、圧巻の千三百枚 二人の恋の炎は、すべてを焼きつくす。 京都と東京を舞台に描く、集大成的恋愛小説 「誰かを傷つけるのはこわいけど、傷つけなければ生まれない感情もある。」――綿矢りさ 京都に暮らす久乃(ひさの)は、中学校の入学式で出会った同級生の綸(りん)にひと目で惹かれ、二人は周囲の偏見にも負けず、手さぐりで愛をはぐくんでいく。 「名前なんか、どうでもいーやん。私は久乃が好き。久乃は私が好き。それで十分やろ」 しかしあることがきっかけで二人は決定的に引き裂かれる。 そして十数年後、東京の会社に勤める久乃は思いがけない形で綸に再会するのだった――。 綿矢りさ史上最長、圧巻の1300枚!
  • 吸血鬼と精神分析
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,400円 (税込)
    パリのアパルトマンでルーマニアからの亡命将校の射殺体が発見された。傍らに残されたDRACという血文字。その後、女性が全身の血を抜かれて殺される猟奇殺人が続き、〈吸血鬼(ヴァンピール)〉事件としてパリ市民を震えあがらせる。矢吹駆は事件の犯人が遺体に動物の徴(シーニュ)を残していることに着目する。ミノタウロス島での凄惨な事件のショックから精神的に不安定な日々を送るナディアは、この連続猟奇事件に巻き込まれていく。脱血と動物の徴(シーニュ)は何を意味するのか? 亡命将校射殺事件と〈吸血鬼(ヴァンピール)〉事件の接点は? 矢吹駆の現象学的推理が暴く驚愕の真相とは。/解説=中村大介
  • 踊りつかれて
    小説・文芸
    4.1
    1巻2,400円 (税込)
    誰かが死ななきゃ分かんないの? 首相暗殺テロが相次いだあの頃、インターネット上にももう一つの爆弾が落とされていた。ブログに突如書き込まれた【宣戦布告】。そこでは、SNSで誹謗中傷をくり返す人々の名前や年齢、住所、職場、学校……あらゆる個人情報が晒された。 ひっそりと、音を立てずに爆発したその爆弾は時を経るごとに威力を増し、やがて83人の人生を次々と壊していった。 言葉が異次元の暴力になるこの時代。不倫を報じられ、SNSで苛烈な誹謗中傷にあったお笑い芸人・天童ショージは自ら死を選んだ。ほんの少し時を遡れば、伝説の歌姫・奥田美月は週刊誌のデタラメに踊らされ、人前から姿を消した。 彼らを追いつめたもの、それは――。
  • 記憶の対位法
    小説・文芸
    4.2
    1巻2,400円 (税込)
    二〇一七年、フランス中部に位置する都市リモージュの新聞社に勤める事件記者ジャンゴ・レノールトは、亡き祖父マルセルの遺品整理のため、彼が晩年を暮らした寒村を訪れる。戦後、対独協力者として断罪された祖父は、一族から距離を置いてこの地に隠れ住んでいた。生前会うことがなかった祖父が遺したのは古書の山と、二十あまりの黒檀の小箱──そこに隠された意味とは何か? ジャンゴは西洋古典学を研究する大学院生ゾエ・ブノワの協力のもと、祖父が希求した真実を求め歴史の迷宮へと足を踏み入れる。〈図書館の魔女〉シリーズの俊英が満を持して贈る、知的探究の喜びに満ちた長編ミステリ。
  • YABUNONAKAーヤブノナカー
    小説・文芸
    3.9
    1巻2,400円 (税込)
    文芸業界の性、権力、暴力、愛。戦慄の長篇 性加害の告発が開けたパンドラの箱―― MeToo運動、マッチングアプリ、SNS……世界の急激な変化の中で溺れもがく人間たち。対立の果てに救いは訪れるのか? 「わかりあえないこと」のその先を描く、日本文学の最高到達点。 「変わりゆく世界を、共にサバイブしよう。」――金原ひとみ 文芸誌「叢雲(むらくも)」元編集長の木戸悠介、その息子で高校生の越山恵斗、編集部員の五松、五松が担当する小説家の長岡友梨奈、その恋人、別居中の夫、引きこもりの娘。ある女性がかつて木戸から性的搾取をされていたとネットで告発したことをきっかけに、加害者、被害者、その家族や周囲の日常が絡みあい、うねり、予想もつかないクライマックスへ――。 性、権力、暴力、愛が渦巻く現代社会を描ききる、著者史上最長、圧巻の1000枚。 『蛇にピアス』から22年、金原ひとみの集大成にして最高傑作!
  • 戦国千手読み 小説・本因坊算砂
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,400円 (税込)
    執筆から30年、“幻の長編小説”がついに書籍化! 囲碁の名人として、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康と、天下人三人の側近くに仕えた本因坊算砂(日海、本因坊の初代)を主人公に、新たな視点から信長を描く――。天下布武へと邁進する信長だったが、武田との激闘、一向一揆との泥沼の戦い、荒木村重の謀反など、難しい局面が続いていた。そうしたなか、若くして見いだされた日海は、囲碁を通して、信長にさまざまな献策を行なっていく。そして不穏な情勢の下、天正10年(1582)、毛利攻めへ向かうため、信長が京都・本能寺へ宿泊する。6月1日の夜(本能寺の変の前夜)、信長の御前で囲碁の対局をした日海。その対局で、万に一つもできず、不吉なことが起こる前兆ともいわれる「三コウ」が起こるのだが、それは……。官僚、政治家、万博のプロデューサーなど、多岐にわたる活躍とともに、数々のベストセラーを世に送り出した著者ならでは分析が冴えわたる一冊。
  • 彼の娘
    小説・文芸
    3.7
    1巻2,400円 (税込)
    お父さん、人間と、動物は、違うの? 演劇界の鬼才が描く、異色の子育て小説 第31回三島由紀夫賞候補作 四十五歳で初めて父になった彼が、謎だらけのこの世界で、娘とともに考え、悩み、笑い…。未知なる記憶をめぐる大冒険がはじまった!
  • 明治殺人法廷
    小説・文芸
    4.3
    1巻2,400円 (税込)
    明治20年12月。藩閥専制政府が自由民権活動家一掃のため発令した保安条例により、東京からの退去を命じられて大阪に流れた、幕臣の息子にして探訪記者の筑波新十郎。被告人に対して絶対不利に運用される法廷で苦闘を重ねる、大阪の商家に生まれた駆け出し代言人・迫丸孝平。推理の曙光いまだ届かぬ時代に質屋一家殺人事件の「正しき真相」を求め、出会うはずのなかった東西の二青年が協力して奔走する。『大鞠家殺人事件』に続いて贈る近代大阪グランド・ロマン!
  • 病葉草紙
    小説・文芸
    4.1
    1巻2,400円 (税込)
    人の心は分かりませんが、 それは虫ですね――。 ときは江戸の中頃、薬種問屋の隠居の子として生まれた藤介は、父が建てた長屋を差配しながら茫洋と暮らしていた。八丁堀にほど近い長屋は治安も悪くなく、店子たちの身持ちも悪くない。ただ、店子の一人、久瀬棠庵は働くどころか家から出ない。年がら年中、夏でも冬でも、ずっと引き籠もっている。 「居るかい」 藤介がたびたび棠庵のもとを訪れるのは、生きてるかどうか確かめるため。そして、長屋のまわりで起こった奇怪な出来事について話すためだった。 祖父の死骸のそばで「私が殺した」と繰り返す孫娘(「馬癇」)、急に妻に近づかなくなり、日に日に衰えていく左官職人(「気癪」)、高級料亭で酒宴を催したあと死んだ四人の男(「脾臓虫」)、子を産めなくなる鍼を打たねば死ぬと言われた武家の娘(「鬼胎」)…… 「虫のせいですね」 棠庵の「診断」で事態は動き出す。 「前巷説百物語」に登場する本草学者・久瀬棠庵の若き日を切り取る連作奇譚集。
  • 反日種族主義 「慰安婦問題」最終結論
    小説・文芸
    1.0
    1巻2,400円 (税込)
    「慰安婦神話」を実証的に論破する! 韓国、日本、そして世界は、真実に基づかない運動に騙されてきた―― 【エピローグより】今まで慰安婦運動グループの研究者や運動家たちが主張してきたものは、架空の作り話というしかない。(略)彼らは、道を歩いて至り村の井戸で水を汲んでいたりした少女を、いきなり現れた官憲が父母も知らないうちに捕まえ連れていったと主張する。(略)しかし、そうしたことは、本書で論じてきたように全て事実ではない。 慰安婦は20万人いた? 幼い少女も動員? 官憲による強制連行? 慰安所では無報酬だった? 慰安婦を虐待、虐殺……? こうした「主張」は、全て事実ではない。
  • ガラム・マサラ!
    小説・文芸
    3.9
    1巻2,400円 (税込)
    北欧、華文、韓国の次は……今もっとも熱い「インド・ミステリー」の傑作 手段を選ばず、お子さんを志望校に入れる。それが僕の仕事です―― 貧困の中からのしあがった青年ラメッシュがニューデリーで営むのは「教育コンサルタント」。依頼人を希望の大学に押し込むのが仕事だ。 今回の依頼は富裕な建設業者からで、息子ルディをインドの一流大学に入れてくれという。ルディはバカなドラ息子であり、手段は替え玉受験しかなかった。 受験は無事に終了するも、予想外の結末が待っていた。ラメッシュは全国トップの成績をあげてしまったのだ。インド最高の天才少年現る!とメディアは群がり、ラメッシュはマネージャーの地位に収まってカネを稼ぐが……。
  • 水都眩光 幻想短篇アンソロジー
    彼方は遠く、記憶になかったことばかり思われる 仰げば彼方は鏡のようにある。記憶になかったことばかり思われる。――「ラサンドーハ手稿」 蜃気楼のように現れる塔。ざぶんざぶんと波の音。へそから出てくるうなぎたち。母がクリーニング店に預けたもの。画家が描く瓜二つの妹たち。ある日、人類に備わった特殊能力…… 九人の実力派作家が紡ぐ幻想アンソロジー。 【目次】 ラサンドーハ手稿 高原英理 串 マーサ・ナカムラ うなぎ 大木芙沙子 マルギット・Kの鏡像 石沢麻依 茶会 沼田真佑 いぬ 坂崎かおる 開花 大濱普美子 ニトロシンドローム 吉村萬壱 天の岩戸ごっこ 谷崎由依
  • マナートの娘たち
    姉が弟の遺体を浄める。本来これは同性の仕事なのだが、姉は自分がやると主張した――。亡き弟の思い出を情感豊かに紡ぐ「浄め(グスル)」。アメリカの女の子として成長してきたアラブ系移民2世の“わたし”と、波乱の人生をおくった伯母の物語に、窓から飛び降りた女が女神と邂逅する幻想的な光景を織り込んだ「マナートの娘たち」。#MeToo運動以前の映画産業で、あるインターンの女性が受けたハラスメントを描き、問題提起する「懸命に努力するものだけが成功する」。新聞記事や手紙、メールの文章、リアリティー番組の台本やSNS投稿など虚実取り交ぜた多彩な媒体のコラージュで、フロリダで実際に起こったシリア・レバノン系移民夫婦のリンチ事件を核に、アメリカという国家に潜む暴力性や異質なものを排除しようとする人間の本質を浮かび上がらせる野心的な傑作「アリゲーター」。過酷な現実を生きる人々に寄り添い、多様な声を届けようとする全9篇。現代アメリカ文学の新鋭による鮮烈なデビュー短篇集!/【目次】浄め(グスル)/マナートの娘たち/失踪/懸命に努力するものだけが成功する/カナンの地で/アリゲーター/サメの夏/わたしたちはかつてシリア人だった/三幕構成による、ある女の子の物語/謝辞/訳者あとがき
  • 子供が王様
    青春時代にテレビのリアリティ番組に夢中になったメラニー。彼女は今や、サミーとキミーという兄妹の母となり、YouTubeで彼らの動画を公開し、何百万人もの視聴者を獲得している。サミーとキミーはキッズインフルエンサーとして有名になり、たくさんのスポンサーがついていた。しかしある日、かくれんぼの最中に六歳のキミーの姿が消えた。誘拐が疑われ脅迫状も届く。金目当てか? 成功者への嫉妬か? 怨恨か? 小児性愛者か? パリ司法警察局が捜査を開始し、メラニーと同世代の警察官で捜査記録官のクララも事件を精査しはじめる。クララもかつては、親に隠れてリアリティ番組を見ていた少女だった。ネット社会で翻弄される人たち……。そしてSNSネイティヴの子供たちの未来を知る人はまだいない……。SNS全盛の現代、子供たちを、そして人々を待ち受ける闇をミステリ的筆致で描いた恐ろしくも予言的な問題作。母親は言う。「我が家では、子供が王様なんです」と。
  • 地中のディナー
    2014年、イスラエルのネゲブ砂漠。秘密軍事施設には“将軍”の命令により、ただ一人の囚人Zが長年監禁されており、一人だけの看守に見張られている。ユダヤ系アメリカ人の学生からイスラエルの諜報員になり、自国の権力者に監禁されるに至った囚人Zの数奇な人生とは──。Zの存在を隠したまま何年も意識不明でベッドに横たわる将軍の回想、パレスチナ難民の青年の受難、パリで恋に落ちたZとウエイトレスのかつての逃避行。幾つかの物語が循環しつつ重なり合い、悲哀、諦観、希望を繰り返しもたらす不条理なパレスチナ紛争と、それに翻弄されながら生きる人々の姿を描き上げる。『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』がフランク・オコナー国際短編賞受賞、ピュリッツアー賞最終候補となった著者による傑作長編!
  • サンクチュアリ
    小説・文芸
    4.1
    1巻2,398円 (税込)
    「警察でも探偵でもない。検事だからこそ掴める真実を、私が暴いてみせる」 宗教団体〈サンクチュアリ〉の周囲で続く不可解な死。 事件の裏に隠された「もう一つの真相」を暴くため、若手検事の瑞穂は現場に向かう! ★★★★★ 連続殺人の生き残り、遺体を盗まれたアイドル、DV夫の妻子殺しーー。 犯人は確保した、はずだった。 地方研修を終えたばかりの検事・一色瑞穂は、東京地検で事件捜査に携わる刑事部本部係に着任する。司法修習生時代の教官で憧れの上司・高宮誠一郎の勅命で「複数の若い女性を殺害し、公判直前に証言を翻した」という被疑者を任される。唯一生き残った女性の聴取で目にしたのは新興宗教〈サンクチュアリ〉のシンボル・五芒星の跡。そして次々起こる殺人事件。危険を顧みず現場の最前線へ立ち向かう瑞穂は、やがて全国民を巻き込む「黒い計画」にたどり着く。 『人間狩り』でネット私刑を、『眠りの神』で安楽死を描いた社会派ミステリの実力派。 今度のテーマは「教義VS正義」!
  • アンダーザスキン
    小説・文芸
    3.9
    1巻2,398円 (税込)
    「私、タトゥーイストになりたい」。 母の肌に彫られたタトゥーの美しさに魅せられ、同じ道を志した針生榴。 厳しい修行を積み重ねてタトゥーイストとなった榴だが、ある事件を機に母と決裂してしまう。 辛く苦しい別れを乗り越えタトゥーショップを開いた榴だが、慣れない経営者の仕事に弟子との対立、そして世間からの偏見の眼差しに晒されるうちに、本来の自分がわからなくなってしまい……。 「魂がもとめるものを、なかったことにできない」。 タトゥーイストとして生きる榴が辿り着いた答えとは。静かに情熱が燃え上がるヒューマンドラマ。
  • 風配図 WIND ROSE
    小説・文芸
    3.3
    1巻2,398円 (税込)
    第34回紫式部文学賞受賞 皆川博子 新たな代表作、誕生。 自らの道を求め交易商人を志した二人の少女の物語。 少年の日に夢見た「本物の文学」という幻に、今日、出逢ってしまいました。 パンドラの匣に残された最後の希望のような言葉の冒険。 ――穂村弘 記録に決して残らない「が、あったはず!」の歴史的瞬間。 虐げられし者たちが織り成す、魂の生存を賭けた「智」の連鎖。 時を超えて掘り出されるその昏き光彩、まさに圧巻! ――マライ・メントライン 1160年5月、バルト海交易の要衝ゴットランド島。 流れ着いた難破船の積荷をめぐり、生存者であるドイツ商人と島民の間で決闘裁判が行われることとなった。重傷を負った商人の代闘に立ったのは、15歳の少女ヘルガ。 義妹アグネが見守る中、裁判の幕が開き、運命が動き出す―― ドイツ商人が北へ進出し、ロシア・ノヴゴロドでは政争が頻発するなど動乱の時代を生きた人々を詩歌や戯曲形式も交えて紡ぐ、小説の新たな可能性を拓く傑作長篇!
  • タブー・トラック
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,398円 (税込)
    世間のルールや価値観に、生まれながらのスペックに、 DNAやホルモンに制限される人生を、思考停止で受け入れちゃいないか? 芥川賞作家・羽田圭介が突き付ける問い。「その人生、自分の力で変えられますか?」 時代や場所が変われば変容するもの、アンコントロールな要素に左右される日常で、私たちは何を疑い、何を信じればいい――? 「タブー」蔓延る現代に放つ、衝撃の問題作! 【タブートラック】…改造車。世間の目を気にせず、禁忌を犯せるプライベートスペース。 世間が抱くクリーンなイメージを維持するために、押しつぶされそうになる俳優。 過去の失敗から、自らをコントロールすることに腐心する脚本家。 不祥事を起こした著名人をSNSで弾劾し、恵まれない人生の憂さ晴らしをする会社員。 親に黙って整形し、歌とビジュアルを武器に動画配信で荒稼ぎする女子高生。 タブーに縛られ、タブーに魅せられた人生が交錯する先に現れたのは、「理想」の世界か、それとも――?
  • 愛の詩
    小説・文芸
    -
    1巻2,398円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一度だけ言うよ!きみを好き! SNSで恋愛の詩を執筆したり本人自身が撮る花々を投稿している中で読者ファンが集まり人気が出ました。ファンたちの熱望に応える為に厳選して一冊の詩集が出来上がりました。全くの素人ながら恋愛の詩にキュンキュンさせられたりドキドキさせられたり…。恋愛中の人たちもそうでない人たちもキュンキュンドキドキして頂けたら嬉しいです。 X(Twitter)、ブログで定期的に詩を配信している詩人。いくつかのアカウントを運営しており、トータルでのフォロワーは1万人を超える。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。 ※本書内容はカラーで制作されているため、カラー表示可能な端末での閲覧を推奨いたします
  • 各務原・名古屋・国立
    小説・文芸
    -
    1巻2,398円 (税込)
    老小説家の父親の出生地、岐阜県各務原市での講演という体で小説は書き始められる。その講演では岐阜近辺出身の文人が次々に召喚され、文化的磁場としての岐阜について語られるかと思いきや、認知症が進行していく妻とのやり取りの場面が挿入される。老小説家が関心を持って接してきた遠い過去からごく最近までの文学者たちの言葉と、日常生活を営むことが困難になりつつある妻の言葉が折り重なるように記されつづけたその奥からぼんやりと見えてくるのは、齢八十代半ばに至り健康体とはいえない老小説家が、どうしようもなく疲労しつつも生きて書くことの闘いをやめようとしない姿である。
  • シンジケート[新装版]
    小説・文芸
    4.2
    1巻2,398円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伝説のデビュー歌集、31年目の新装版。1990年に第一歌集『シンジケート』で鮮烈なデビューを果たして以来、新世代の旗手として短歌ブームを牽引してきた穂村弘。現代短歌を代表する人気歌人にして名エッセイストの著者が描いたピカピカの恋のうたが、人気画家ヒグチユウコの絵と名久井直子の装丁で新たに生まれ変わります。解説・高橋源一郎。
  • 人外
    小説・文芸
    4.5
    1巻2,398円 (税込)
    第72回野間文芸賞受賞作。神か、けだものか。アラカシの枝の股から滲みだし、四足獣のかたちをとった「それ」は、予知と記憶のあいだで引き裂かれながら、荒廃した世界の風景を横切ってゆく。死体を満載した列車、空虚な哄笑があふれるカジノ、書き割りのような街、ひとけのない病院、廃墟化した遊園地。ゆくてに待ち受けるのは、いったい何か?世界のへりをめぐるよるべない魂の旅を描く傑作小説。
  • 北條民雄 小説随筆書簡集
    小説・文芸
    4.7
    1巻2,398円 (税込)
    ハンセン病療養所での隔離生活という極限状況で創作されたすべての小説(完成作品)を中心に、川端康成や中村光夫と交わした数多くの書簡、一部の未完小説と随筆も収録。創作期間わずか数年で夭逝した天才作家の、魂の軌跡を辿る。
  • 盤面の敵はどこへ行ったか 法月綸太郎ミステリー塾 疾風編
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,398円 (税込)
    新本格ミステリーの至宝、法月綸太郎による最新評論集。エラリー・クイーン、都筑道夫そして坂口安吾から瀬名秀明、東浩紀まで、縦横無尽に名作たちを語り尽くす。明晰な論理に導かれる美しき批評の宝石たち。作家生活25周年記念出版!
  • 燃える家
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,398円 (税込)
    本州西端、800年前に安徳天皇が没した海辺の街で暮らす高校生・滝本徹は、出生の秘密を抱えていた。ニューヨークをテロが襲った年、徹の親友・相沢良男は世界の無意味を唱え、クリスチャンの国語教師のレイプ計画を進める。一方、地元選出の政治家である徹の実父・倉田正司が権力の中枢へ向かうと共に、対抗勢力の陰謀がうごめき始める・・・。この世を動かす絶対的な力とは何か?現代日本のテーマを根源から問う傑作長篇小説。
  • 断言 読むべき本・ダメな本 新教養主義書評集成 経済社会編(ele-king books)
    小説・文芸
    -
    1巻2,393円 (税込)
    宣伝でも素朴な感想文でもない、“読者の役にたつ書評” とはこれだ! 宣伝でも素朴な感想文でもない、本当に “読者の役にたつ書評” とはこれだ! 長年にわたり価値を失わない良書をしっかり紹介し、ベストセラーであろうとダメな本は徹底的に批判する── 辛口書評家が30年ちかくにわたり書き綴った膨大な書評より、経済、ビジネス、経営、政治、歴史、社会などの分野をここに集成! 【目次】 はじめに:書評について 第1章 経済 第2章 ピケティ/格差 第3章 ケインズ 第4章 クルーグマン 第5章 ファイナンス 第6章 経営 第7章 ビジネス 第8章 政治 第9章 歴史 第10章 思想・ノンフィクション おわりに 【著者】 山形浩生 1964年、東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。 大手シンクタンクに勤務の頃から、幅広い分野で執筆、翻訳を行う。 著書に『新教養主義宣言』『たかがバロウズ本。』ほか。訳書にクルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』、ピケティ『21世紀の資本』、スノーデン『スノーデン 独白:消せない記録』、ディック『ヴァリス』ほか。
  • カリスマ 完結上中下巻セット【電子版限定】
    小説・文芸
    -
    1巻2,390円 (税込)
    新堂冬樹が人間の狂気を描く『カリスマ』上中下巻が電子版限定で、合本になって登場! ※本書は、『カリスマ(上)』『カリスマ(中)』『カリスマ(下)』を1冊にまとめた電子書籍限定の合本版です。 ■『カリスマ(上)』 妻の病を治したい、子供を一流中学に入学させたい……。人の弱みにつけこむ勧誘方法で、「神の郷」は設立から十年、二千人の教徒を有する宗教法人に成長した。教祖の神郷宝仙は、金銭欲や性欲などあらゆる欲望の滅失を説く一方、自身は三百五十億の金を教徒から毟り取り、六百人の女性教徒と関係を持つ。金や情欲に溺れる神郷の過去に何があったのか? ■『カリスマ(中)』 六欲滅失を誓うマントラ唱和、過去の罪を詰られる懺悔の行、全裸で赤子や動物になりきる自我滅失の行……。一日二十時間の修行を強いる神の郷の洗脳セミナー。参加者の一人、城山麗子は自殺した神郷の母親に似すぎていた。麗子を自分のものにすべく神郷は、心身困憊、意識が朦朧とする中で帰依心を抱き始めた彼女を出家させるよう幹部教徒に命じた。 ■『カリスマ(下)』 乱れる髪、墨を塗ったような隈、黄色く澱んだ白目。セミナーで変貌した麗子は息子にマントラ唱和を強要し、夫の信康に神の郷への金を無心した。信康は脱会カウンセラーに助けを求めて麗子の洗脳を何とか解くも、二人は神郷に拉致される……。信康はかつての家庭を取り戻せるのか。新興宗教の内幕を凄まじく抉った暗黒エンターテインメント!
  • 燃えあがる緑の木 全三部合本版(新潮文庫)
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,387円 (税込)
    百年近く生きたお祖母ちゃん(オーバー)の死とともに、その魂を受け継ぎ、「救い主」とみなされた新しいギー兄さんは、森に残る伝承の世界を次々と蘇らせた。だが彼の癒しの業は村人達から偽物と糾弾される。女性へと「転換」した両性具有の私は彼を支え、その一部始終を書き綴っていく……。常に現代文学の最前線を拓く作者が、故郷四国の村を舞台に魂救済の根本問題を描き尽くした長編。 ※当電子版は新潮文庫版『燃えあがる緑の木』第一部~第三部の全三巻をまとめた合本版です。
  • 私の女の実
    ノーベル文学賞受賞作家が二十代後半に発表した短篇小説集 解説:桜庭一樹 ノーベル文学賞作家ハン・ガンの初期から近年に至るまで、未邦訳の小説を斎藤真理子個人訳で贈る《ハン・ガン コレクション》第1巻。 『菜食主義者』の前身である表題作をはじめ、変化していく社会の中で個人が抱える闇と傷を凝視した、生命力みなぎる初期の短篇8篇。 「私の女の実」:高層マンションの13階に妻と暮らす夫は、妻の体に痣があることに気づく。結婚後4年に及ぶ生活の中で妻が心を削られてきたからなのだが、夫はそのことに気づかず、妻はしだいに言葉を失っていった。ある日、ベランダに出ていた妻の体の一部が植物になっているのを見つけた夫は、大きな植木鉢を買ってきて妻を植えるが… 「日暮れ時に犬たちはどんな気持ちだろう」:貧困と父親の暴力に耐えかねて母親は出て行き、酒飲みの父と暮らすことになった少女テリョン。学校に行くこともできない少女は空腹を抱えつつ、母との思い出を拠り所に、父や周囲のことにじっと目を凝らす。 「赤ちゃん仏」:人気のニュースキャスターで完璧主義者の夫と暮らすイラストレーターの「私」は、普段から化粧もしない地味な女性。だが、自分だけが知る夫の秘密がある。彼の体には子供の頃に負ったやけどの跡が全身にひろがっている… 「ある日彼は」:体一つで上京した彼は、新聞・雑誌社に本を配達する仕事をしている。ソウルの埃と煤煙がひどいため、彼は配達中に何度も顔を洗う。冬のある日、ミンファと出会ったのも顔を洗った直後だった。彼から本を受け取るとき、ミンファは悲鳴をあげた。彼の頬が裂けて血が出ていたのだ。再度配達に行った際、ミンファに「横顔、すてきですね」と言われた彼は彼女をデートに誘う… 【目次】 日本の読者の皆さまへ  ハン・ガン 私の女の実 日暮れ時に犬たちはどんな気持ちだろう 赤ちゃん仏 ある日彼は 赤い花の中で 九つの物語 白い花 線路を流れる川 あとがき ハン・ガン 解説 声なき人の代わりに 桜庭一樹 訳者あとがき 斎藤真理子
  • ロングアイランド
    『ブルックリン』の続編、終わらない愛の物語 物語のはじまりは1976年のロングアイランド。アイリーシュは夫のトニー、十代の娘、息子とともに新興住宅地で暮らしている。 ある日のこと、見知らぬ男が彼女を訪ねてきて、平穏な日々に激震をもたらす。トニーがその男の妻を妊娠させたので、赤ん坊が生まれたら連れてくるというのだ。「留守なら、玄関先に置いて帰るからそう思え」と。 赤ん坊の姿を絶対に見たくない、と夫に宣言したアイリーシュは、その夏80歳の誕生日を迎える母親に会うために、アイルランドへの帰郷を決める。姉が急逝したあの夏以来、じつに25年ぶりの帰郷である。 舞台はエニスコーシーの町へ移り、アイリーシュは懐かしい顔と再会する。幼なじみのナンシーは夫のジョージに先立たれ、苦労の末に今はフィッシュ・アンド・チップスの店をほぼひとりで切り盛りしている。そして、あの夏アイリーシュと恋に落ちて捨てられたジムは、親からパブを引き継ぎ、いまだに独り身でいる。 心に隙間を抱えた大人の男女3人が四半世紀の時を経て再会し、互いに本音を隠しながら、新たな物語を繰り広げていく……。
  • 日本文学の翻訳者たち
    小説・文芸
    3.6
    1巻2,376円 (税込)
    「いらっしゃいませ」をどう訳す? 英語、中国語、タイ語、ドイツ語……日本文学の翻訳に携わる翻訳者7名へのインタビュー集
  • ひまわりと銃弾
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,376円 (税込)
    戦時下の若者たちが目の当たりにした奇跡。 山本一力氏・河﨑秋子氏推薦! 「彩り豊かな世にかぶさる戦争の黒い色。ひたむきに生きる人々の昭和時代小説だ」 ――山本一力氏 「演劇を愛する彼らが戦争を経ても手放さなかった『希望』に心震える」 ――河﨑秋子氏 関東大震災後の浅草。 太平洋戦争に向かいつつある世情。 それぞれ重い過去を背負って生きている冴子・ハジメ・卓三の三人は細々と演劇で口を糊している。 芸術芸能に対して、警察や軍部による検閲、大衆の冷たい視線がますます厳しくなる中、卓三が兵役に取られた上に、東京大空襲に巻き込まれるふたり。 戦後、奇跡的に生き残ったふたりは、卓三不在のまま、舞台の幕を上げられるのか? そして、GHQの嫌がらせに、どう抗うのか? 感動の戦争小説。
  • 明日の恋人たち
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,376円 (税込)
    新たな韓国文学はここから始まる。 自分たちの許されぬ関係を本にしたいのだけど――「僕たち」 破局を迎えた知人夫婦、その家に住むと…――「明日の恋人たち」 どうやら伯母はスイスで安楽死をするようだ――「より人間的な言葉」 親友の赤ちゃんを落としてしまった僕は――「平穏無事な現代生活」 父と母の不幸な夫婦生活の終わり――「二人の世界」 自殺しようとした母の人生はどう描かれるべきか――「未来のかけら」 韓国文学の新星・チョン・ヨンス、初邦訳短編集。 6つの物語の揺らぎがあなたの心を未来へ誘う。
  • ダンシング・ガールズ:マーガレット・アトウッド短編集
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,376円 (税込)
    『侍女の物語』前夜のアトウッド 世界的作家アトウッドの初期短編集が待望の復刊。キャンパスで繰り広げられる奇妙な追跡劇(「火星から来た男」)、記者が陥る漂流の危機(「旅行記事」)、すれ違いから各々孤独を深める夫婦(「ケツァール」)、適性に悩む医者の卵がある少女に向ける感情(「訓練」)、下宿屋で巻き起こる異文化をめぐる騒ぎ(「ダンシング・ガールズ」)など――アトウッドのぞくぞくするような「巧さ」が詰まった七編を収録。あからさまにではなく、ほんの少しだけ垣間見せるというやり方で、日常に潜む違和や世界の綻びをアトウッドは示してみせる。 「ことに「キッチン・ドア」で描かれる、形のない、だがはっきりと肌で感じる破滅の予兆は、のちの『侍女の物語』や〈マッドアダム〉三部作のディストピア世界の前日譚と見ることもでき、世界のあちこちで不穏な狼煙の上がる二〇二五年に読むと、これを訳した当時よりずっと生々しい実感をともなって迫ってくる。およそ五十年前に書かれたにもかかわらず、これらの物語は少しも古びていない、どころか読むたびに「今」の物語として更新されつづける。そのことに何よりも驚きを感じる」(「復刊によせて」より)
  • 非日常のアメリカ文学――ポスト・コロナの地平を探る
    小説・文芸
    -
    1巻2,376円 (税込)
    20世紀的な「日常」を問い直し、ポスト・コロナの地平を探る、野心的な米文学論! コロナ・ウイルスが引き起こしたパンデミックによって、私たちはいま、従来の20世紀的な日常とはすこし異なる「非日常」の世界を生きている。 本書『非日常のアメリカ文学』は、コロナという人知を超えた災厄と対峙する知恵を、ヘンリー・ソロー、マーク・トウェイン、スコット・F・フィッツジェラルド、カート・ヴォネガットらの作品から、先住民作家ヴェルマ・ウォーリス、カリフォルニアのビッグ・サー文学作家やベイエリア現代詩の詩人、身体の日常/非日常を問うファット・リベレーション作家の諸作品まで、「非日常」という共通項を軸に探る。 本書が提案する「非日常」をアメリカ文学に探る試みは、単なる「アウトサイド」な文学の系譜をたどるばかりか、アウトサイドから日常を見直し、ひいては現代文明を問い直す視座をもたらすことになるだろう。コロナ禍とはつまるところ、これまでの文明社会の見直しが迫られた経験であったとはいえまいか。本書を通して、ポスト・コロナの地平を見通す視座を、十人のアメリカ文学研究者達が探る。
  • 大仏ホテルの幽霊
    小説・文芸
    3.3
    1巻2,376円 (税込)
    韓国社会の〝恨〟を描くゴシックスリラー 物語の舞台は、1950年代後半、朝鮮戦争の傷跡が生々しく残る、朝鮮初の西洋式「大仏ホテル」。朝鮮半島に外国人が押し寄せた時代に仁川に建てられた実在のホテルである。 アメリカ軍の無差別爆撃で家族を亡くしたチ・ヨンヒョンは仁川の港で泊まり客を大仏ホテルに案内する仕事をしていた。雇い主は同い歳のコ・ヨンジュだ。ヨンジュは苦労して英語を習得し、大仏ホテルの後身である中華楼での通訳を経て、再オープンした大仏ホテルの管理を任される一方で、アメリカ行きを虎視眈々と狙う。中華楼の料理人のルェ・イハンは、韓国人からヘイトの対象とされる華僑の一族のひとり。かつて栄華を誇った大仏ホテルも、今や中華楼三階の客室三室とホールだけの営業となった。悪霊に取り憑かれていると噂される大仏ホテルに、ある日、シャーリイ・ジャクスンがチェックイン。エミリー・ブロンテも姿を現し、運命の歯車が回りだす。 伝播する憎しみ、恨み、運命を変えたい人々、叶えたい想い……。スリリングな展開と繊細な心理描写によって、韓国社会の通奏底音である「恨(ハン)」を描ききり、最後は大きな感動に包まれる、著者の新境地。
  • 眠りの航路
    小説・文芸
    4.2
    1巻2,376円 (税込)
    父子二代の記憶へ漕ぎ出す 鮮烈な長篇デビュー作 台湾を代表する作家であり、世界的に注目を集める作家・呉明益の長篇デビュー作の待望の邦訳。のちに『自転車泥棒』や『歩道橋の魔術師』にもつながる原初の物語である。 台北で暮らすフリーライターの「ぼく」は、数十年に一度と言われる竹の開花を見るために陽明山に登るが、その日から睡眠のリズムに異常が起きていることに気づく。睡眠の異常に悩む「ぼく」の意識は、やがて太平洋戦争末期に神奈川県の高座海軍工廠に少年工として十三歳で渡り、日本軍の戦闘機製造に従事した父・三郎の人生を追憶していく。戦後の三郎は、海軍工廠で働いた影響から難聴を患いながらも、台北に建設された中華商場で修理工として寡黙に生活を送っていた。中華商場での思い出やそこでの父の姿を振り返りながら「ぼく」は睡眠の異常の原因を探るために日本へ行くことを決意し、沈黙の下に埋もれた三郎の過去を掘り起こしていく。三郎が暮らした海軍工廠の宿舎には、勤労動員された平岡君(三島由紀夫)もいて、三郎たちにギリシア神話や自作の物語を話して聞かせるなど兄のように慕われていたが、やがて彼らは玉音放送を聴くことになるのだった――。
  • 五本指のけだもの
    死霊、異常心理、怪物、狂信—— 英国怪奇アンソロジーの定番作家、本邦初の短篇集。 古く平井呈一らに邦訳がなされ英国怪奇ものの一角をなすW・F・ハーヴィー。 鬼気迫る幽霊談、暗合と運命の交錯する奇譚から、精神の暗部を抉る不気味な物語まで、ときにブラック・ユーモアを漂わせて絶妙なアトモスフィアを醸しだす。 水木しげる漫画「むし暑い日」に翻案された「炎暑」、あるいは映画『五本指の野獣』の原作として後世のホラー映画に影響をもたらした「五本指のけだもの」等々、新訳が俟たれし異界への裂け目を顕わす作品をここに集成。 初訳3篇を含む新訳による珠玉のコレクション。 ✺初訳作品「ミス・アヴェナル」「追随者」「ピーター・レヴィシャム」

    試し読み

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  • イメージ、それでもなお
    監視の目を盗み、ゾンダーコマンドによって撮影された四枚の写真から、アウシュヴィッツの真理に触れることはできるのか。
  • フロス河の水車小屋(上)
    完結
    運命の激流、許されぬ恋、新訳決定版 19世紀半ば、セント・オグズの町はずれを流れるフロス河と、代々受け継がれてきた水車の周辺を庭にして、トムとマギーは育った。お転婆な妹を兄がからかい仲よく遊ぶ牧歌的な生活は、父がある裁判に負けたことから一変。マギーは質素な禁欲生活を送るようになるが、やがて兄の元学友で父の宿敵の息子フィリップや大好きな従妹の婚約者スティーヴンに出会ったことから、運命がさらに大きく動き出す……。 本書は、夏目漱石が読むべき英国女性作家に挙げ、プルーストやヴァージニア・ウルフなど後の欧米文学に大きな影響を与えた作家の、最も自伝的とされる作品である。マギーに投影される著者の膨大な教養は、既訳書では長い訳註つきで物語が分断される形で紹介されることが多かったが、本書では生き生きした描写、脚注なしでスムーズに読め、心に深く響く。激しく切ない愛の物語、新訳決定版。
  • 回復する人間
    小説・文芸
    4.3
    1巻2,376円 (税込)
    ノーベル文学賞受賞作家による珠玉の短篇集 大切な人の死や自らの病、家族との不和など、痛みを抱え絶望の淵でうずくまる人間が一筋の光を見出し、ふたたび静かに歩みだす姿を描く。 『菜食主義者』でアジア人初のマン・ブッカー国際賞を受賞し、『すべての、白いものたちの』も同賞の最終候補になった韓国の作家ハン・ガン。本書は、作家が32歳から42歳という脂の乗った時期に発表された7篇を収録した、日本では初の短篇集。 「明るくなる前に」:かつて職場の先輩だったウニ姉さんは弟の死をきっかけに放浪の人になる。そんな彼女を案じていた私に3年前、思わぬ病が見つかる。1年ぶりに再会した彼女が、インドで見たというある光景を話してくれたとき、小説家の私の心は揺さぶられる――ウニ姉さんみたいな女性を書きたい、と。 「回復する人間」:あなたの左右の踝の骨の下には穴があいている。お灸で負った火傷が細菌感染を起こしたのだ。そもそもの発端は姉の葬儀で足をくじいたことだった。ずっと疎遠だった姉は1週間前に死んだ。あなたは自分に問いかける。どこで何を間違えたんだろう。2人のうちどちらが冷たい人間だったのか。 大切な人の死や自らの病気、家族との不和など、痛みを抱え絶望の淵でうずくまる人間が一筋の光を見出し、再び静かに歩み出す姿を描く。現代韓国屈指の作家による、魂を震わす7つの物語。 [目次] 明るくなる前に 回復する人間 エウロパ フンザ 青い石 左手 火とかげ
  • 戦争の犬たち【上下 合本版】
    独裁者が恐怖政治を敷く西アフリカの新興国に、世界をゆるがすプラチナ鉱脈がある――。その情報を知ったイギリス大資本の会長ジェームズ卿は、ある陰謀を思いつく。ほどなくパリに住む傭兵シャノンのもとへ卿の使者が送られた。巨額の報酬と引きかえに提示された依頼は、軍事クーデーターをおこし、大統領を抹殺することだった。経済格差、東西の対立、独裁など、虚実交えて世界の情勢を見事に昇華させた巨匠フォーサイスの真骨頂。1981年に刊行された文庫に、新たに校正を加えた形で電子版のみ発売。 ※本作品は『戦争の犬たち』シリーズ全2巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 小梅日記 1
    小説・文芸
    -
    1~3巻2,376~2,673円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 紀州藩藩校の督学の妻,川合小梅が,見聞した事件・世相から身辺の雑事までを克明に記録した日記。幕末から明治にかけて,激動する社会に生きる人びとの姿を浮き彫りにする未公刊の貴重な資料。第1巻は,嘉永2年(1849)から文久元年(1861)まで。巻末に村田による解説を付す。
  • 人質の法廷
    小説・文芸
    4.7
    1巻2,376円 (税込)
    法治国家の欺瞞を暴くリーガルサスペンス! 駆け出し弁護士・川村志鶴のもとへ、突如、当番弁護の要請が入った。荒川河川敷で起こった女子中学生連続死体遺棄事件――遺体には証拠隠滅のため漂白剤がまかれ、冷酷な犯人像が推測された。容疑者には被害者の中学校に侵入し、逮捕された過去があったが、断じて犯行には関与していないと志鶴に訴える。警察による自白強要が疑われた。 志鶴が刑事司法を志した背景には、高校時代の友人のバイク事故死がある。自動車運転過失致死と処理されたが、彼女は冤罪を疑っている。そんな過去を持つ志鶴は、依頼人の潔白を晴らすため奔走する。 そこに立ちはだかるのは起訴有罪率が99・9%という現実だった。逮捕イコール犯人という世間の目。「人質司法」とも称される長時間勾留で有利に捜査を進めようとする警察・検察。共同弁護を務める先輩すら有罪前提の弁護方針を説き始めるなか、孤立無援の志鶴は依頼人を救い出すことはできるのか――? 構想・取材期間8年に及ぶ超弩級リーガルサスペンス。
  • 官子譜1
    小説・文芸
    -
    1~4巻2,376~2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 囲碁手筋の集大成として著名な中国の古典。壮麗・奇抜な趣向で囲碁人に愛されてきた全1478題を,現代の碁聖呉清源が丹念に校訂し,解説を付す。第1巻は,上巻の第1題から第389題まで。
  • マーティン・イーデン
    絶望の青春──ジャック・ロンドン自伝的物語 20世紀初めのアメリカ西海岸オークランド。若い船乗りマーティン・イーデンは、裕福な中産階級の女性ルースに出会い、その美しさと知性に惹かれるとともに文学への関心に目覚める。生活をあらため、図書館の本を読み漁り、独学で文法と教養を身につけたマーティンは作家を志し、海上での体験談、小説や詩、評論を次々に書いて新聞や雑誌に送るが一向に売れず、人生の真実をとらえたと思った作品はルースにも理解されない。生活は困窮し、絶望にかられ文学を諦めかけたとき、彼の運命は一転する。 理想と現実の狭間で闘い続ける若者の孤独な栄光と悲劇を、自らの体験をもとに圧倒的な熱量で描くこの小説は、多くの作家や芸術家に影響を与え、読者の心を揺さぶり続けてきた。一世紀前の主人公の苦闘は、苛酷な格差社会の入口に立つ現代の若い読者にも切実に受け止められるだろう。
  • 吉田満 戦艦大和学徒兵の五十六年
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,376円 (税込)
    死者の身代わりの世代 吉田満『戦艦大和ノ最期』が刊行されて半世紀以上が経過した。同書は、吉川英治の勧めで僅か「一日を以て」書き上げられ、小林秀雄に見出されて『創文』創刊号に掲載されるも、占領軍によって発禁処分となった衝撃の初出から今日まで、絶えることなく読み継がれてきた戦争文学の不朽の名作である。 狭義の文芸の世界にとどまらず、組織人にとりわけ愛読されたのは著者の来歴が大きい。 吉田満は1923年生まれ。府立四中、東京高校、東京帝大法学部とエリートコースを歩むが、太平洋戦争末期、学徒出陣に伴い海軍に入隊。少尉として戦艦大和に乗り込み、大和を旗艦とする第二艦隊の沖縄特攻作戦、「天一号作戦」に参加し、奇跡の生還を果たす。この記録が『戦艦大和ノ最期』である。 戦後は日本銀行に入行。ニューヨーク事務所や人事課長といった要職に就き、考査役、政策委員会庶務部長、局長を経て、監事にまで登り詰めるが、この監事在職中に56歳で急逝した。 戦後、鶴見俊輔、江藤淳、加藤典洋らによって論じられてきた吉田。本書は「キリスト者」吉田に力点を置きながら新事実によって新たな吉田像を模索する試みである。戦中派の死生観の内奥へ。
  • 世界で勝てない日本企業 壊れた同盟
    【カルロス・ゴーン、衝撃の脱走後、初の著書】 日産の問題は、日本の問題。 カルロス・ゴーン事件が投げかけたのは、実は日本企業の本質を深く抉ったものだった。 日本の本質的な問題は太平洋戦争のときから何も変わっていないー。 なぜ日本企業は世界で勝てないのか? なぜ同盟関係は壊れてしまったのか? 本書で明かされる日産の陰謀・人質司法・サディズムな裁判官…。 「地獄にいた私は決行することにした。もし作戦が成功すれば人生を取り戻すことができる」 序章 第1章 一一月一九日 第2章 冷たい地獄のような小菅 第3章 "日本版"モスクワ裁判 第4章 なぜ? 第5章 譲歩 第6章 アライアンスのふたつのビジョン 第7章 龍と舞い、熊と踊る 第8章 アメリカン・ドリーム 第9章 なんとしてもグローバリゼーション 第10章 どうやって世界一になるか? 第11章 人的資本 第12章 偉大な経営者たちの市場 第13章 明日 エピローグ(現在のところは)
  • かぐや姫幻想 : 皇権と禁忌
    小説・文芸
    -
    1巻2,376円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 物語文学の祖『竹取物語』。神話や幻想に彩られた聖女・かぐや姫の物語には天と地が互いを禁忌とする帝=皇権の“罪”が深々と主題化されている…不死の物語・物語の不死。『源氏物語』、そして三島『豊饒の海』へ…。

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  • 『石球城』殺人事件
    小説・文芸
    4.4
    1巻2,365円 (税込)
    ミステリはここまで来た。 驚愕、反転、感動の”解決篇” 13の密室、13のトリックーー 『神の光』の北山猛邦が挑む、 本格ミステリの最高到達点(トップ・オブ・トップ)! 凍てつく世界を旅する少年・ルーサは壁で囲まれた城塞都市・石球城に迷い込む。無数の石球が散らばり、永遠に夜が明けない閉ざされた街(クローズド・サークル)は、九人の王が支配し、十三の灯台とそこに住む巫女によって保たれていた。自身の正体を知るため、ルーサは“世界の果て”を目指す少年・ロメリアと、巫女・カヮクの灯台を訪れるが、待っていたのは密室首切り死体。巫女殺しの疑いをかけられたルーサは犯人を捜索するが、今度はべつの巫女が密室首切り死体として発見されーー。 連続巫女殺しの犯人は? 「石球城」の驚愕の真実とは? 滅び行く世界で、“真実”だけが眩く光る。 【担当編集者コメント】 ミステリが好きでよかったーー原稿を読んだときの素直な気持ちです。『神の光』でミステリ界を席巻した北山猛邦さんの「城」シリーズ、21年ぶりの新作です。終末世界で起こる殺人とド派手なトリック。1作ごとに物語は完全に独立しており、共通点は「本格ミステリであること」のみ。稀代のトリックメーカーが演ずるのは、ミステリ史に残る“奇跡(マジック)”。ご堪能ください。 ――亥(メフィスト編集長)
  • 愛子さん
    小説・文芸
    4.7
    1巻2,365円 (税込)
    戦争は、いつか終わる。 でも、はてしなく何かを奪い続ける。 あなたの隣で生きていたかもしれない彼女たちの 声なき声が聞こえますか? 都会に暮らす「わたし」の日常を大きく変えた、横浜空襲・大阪空襲を描く二篇 『世界の果てのこどもたち』『伝言』の著者による新たな挑戦! 「穴の中の戦争」 森さんちの裏に掘られた防空壕 恋もやっかみも悲しみも愚かさも、小さな社会がそこにあった 「愛子さん」 失われてしまった人生、きらきらしとったはずの人生―― 真夏のある日、七十九歳の愛子さんは渋谷に向かう いまと地続きの「戦争」を描く感動の二篇
  • 少女Aが消えたとき
    小説・文芸
    4.3
    1巻2,365円 (税込)
    千葉県美浜市のスーパーマーケット駐車場から、十四歳の少女が行方不明になった。誘拐・連れ去りの恐れから情報封鎖が実施されるが、報日新聞の記者「事件持ち」こと永尾は、ある手がかりを基に少女が姿を消したことをつかむ。県警幹部との取引で誘拐の報道をしないと約束する永尾。だが、この事件の報道を巡り支局内でトラブルが巻き起こる。一方、県警は同時刻に駐車場にいた前科のある人物を誘拐の容疑者として絞り、捜査を進めるが、県警捜査一課の刑事・津崎はその見立てにかすかな違和感を感じていた。少女が消えた理由とは? 警察と報道の存在意義とは? 事件を追う執念とあまりに切ない真相が心を飲み込む、一気読み必至の社会派ミステリ。
  • 練馬純情伝
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,365円 (税込)
    「泣きそうなときは、宇宙(そら)を見るのだ」 「マガジン」も「ジャンプ」も奴らがいたから今こんなに面白い! 夢がみんなを駆動させた昭和40年代 実話に基づいた漫画家の卵たちの青春物語! 「夢に真摯に向かう姿って、こんなに泥臭くてかっこいい! 心の中で何かがキラキラした気がしました」 須原屋 ビーンズ武蔵浦和店 岩谷 妙華さん 世界に愛される「マンガ」 その一歩をつくった若者たちの泣き笑い青春ドラマ 手塚治虫、トキワ荘世代に続く、スター漫画家の登場前夜。 花森ミチオは、23区の西のはしっこ練馬でアシスタント生活を送っていた。 先生は、人気少女漫画家・牧村美弥子と、独特な作風で30歳を前に燻っている柿本あきら夫妻。 漫画漬けの日々をがむしゃらに生きる青年は、デビューの夢をつかむことができるのか? 明日は今日よりいい日になる 夢追うミチオの物語は、きっとあなたを熱く、幸せにする!
  • 青とうずしお
    小説・文芸
    4.3
    1巻2,365円 (税込)
    四十年ぶりに、高校時代を過ごした淡路島を訪れた圭介。かつて打ち込んだ人形浄瑠璃部の仲間の思いがけない歓迎と恩師の死を機に、島を去る原因となった出来事と向き合い始める。それは運命に抗い、恋に溺れ、島を駆けた夜のことだった――。ベストセラー『あん』の著者が贈る、名もなき人々の人生を力強く肯定する最新長篇。
  • ハルビン
    小説・文芸
    4.2
    1巻2,365円 (税込)
    1909年10月26日、ハルビン駅。伊藤博文に凶弾を放った安重根――それは英雄でもテロリストでもない、悩める青年だった。大地主の家に生まれるも勉学よりも狩猟を好み、義兵部隊は日本人捕虜を解放したことでクビ。やり場のない怒りを抱え、凶行へと駆り立てられた青年の姿を描く、歴史小説の第一人者による話題作。
  • 「憧れの作家は人間じゃありませんでした」全4冊合本版
    小説・文芸
    -
    1巻2,365円 (税込)
    文芸編集者2年目の瀬名あさひは、憧れの作家・御崎禅の担当となる。映画好きで意気投合するものの、彼は実は吸血鬼であり、人外の存在が起こした事件について、警察に協力していることがわかる。捜査より新作原稿を書いてもらいたいあさひだが、警視庁から様々な事件が持ち込まれる中、御崎禅がかつては人間であったこと、そしてそこに秘められた悲しい過去を知っていく……。 「憧れの作家は人間じゃありませんでした」1巻~4巻をノンストップで楽しめる合本版! ※本作品は『憧れの作家は人間じゃありませんでした』シリーズ全4巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 精密と凶暴
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,365円 (税込)
    古来より権力者の密命を請け暗躍する戦闘集団「シノビ」。超常的な能力を持つ彼らを、人は重宝し、恐れた。時はくだり、現代。シノビの末裔たるトウコと能力者のシヤは、内閣情報調査室・八田稔の下、秘密裏に問題処理にあたる。そんな二人に舞い込んだ、ある外務省職員と元公安の調査依頼。踏み込むほどに非道が明らかになり……。超絶アクションと謀略の渦が巻き起こす、新時代のノンストップハードボイルド!
  • 【国会図書館所蔵図書】【学問ノススメ、世界国尽】福沢諭吉著作集 1 4冊セット
    小説・文芸
    -
    1巻2,365円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといえり」。 福沢諭吉が人の歩みべき道を示した著作であり、簡潔でわかりやすい文章は、いま読んでもなお新しい発見がある。 「世界国尽」は福沢がビギナー向けに世界の地理や歴地を著した書である。
  • ベストセラー全史【現代篇】
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,354円 (税込)
    1945年から平成末までに日本でベストセラーとなった小説、エッセイや実用書、人文書、写真集などをすべて紹介。高度成長、そしてバブル崩壊を経て現在に至るまでの時代背景を踏まえ、書籍登場の事情から売れるまでの経緯、著者の動機や出版社の意図などを解説し、社会の変動や人々の意識変化がどう反映されたのかを多面的に考察する。文化人の動向や出版業界の変遷を長いタイムスパンで叙述する、壮大な日本文化史。
  • 王朝まどろみ論
    小説・文芸
    -
    1巻2,349円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女流文学の作者たちは日常の、男たちを待つ時間にあっても、神仏との出会いを待つ参篭の時間にあっても、しばしば、「まどろみ」の状態に入った。「まどろみ」の中で育った王朝女流文学の想像力を読み解く。
  • 地球からの手紙
    “キリスト教と性”をテーマとした表題作は、「大天使」サタンに擬し、人間のもつ偽善性を赤裸々に描く。「アダムとイヴの日記」は、「創世記」にヒントをえてトウェインの女性観を披露した作品。「クリスチャン・サイエンス」は本邦初訳。

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  • みちのく伝承 実方中将と清少納言の恋
    小説・文芸
    -
    1巻2,349円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 帝から「歌枕さがして参れ」と命ぜられ、清少納言への恋歌「かくとだにえやはいぶきのさしも草……」との歌を残して旅立った実方中将。各地に遺る実方伝承の解読を通して「歌枕」の意味と実方の実像、『枕草子』成立の謎に迫る。

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  • アイロンをかける青年 村上春樹とアメリカ
    小説・文芸
    -
    1巻2,349円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 トレンディな都市小説として、あるいは喪失の世代の自己治癒の物語として流通する村上春樹の秘密とは? 現実の凹凸にカタカナ言葉というアイロンをかけ、恋人、性、他者に辿りつけない『ノルウェイの森』と、アメリカ文学の差異を読む。

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  • 浅草観音裏小路
    小説・文芸
    3.8
    1巻2,343円 (税込)
    このまま三味線にかまけて生きていきたい──花柳界の退潮に苛まれながらも、抗い逞しく生きる若い芸者たちの姿を描く傑作長編小説!  東京に残る花街(かがい)は新橋、赤坂、芳町、神楽坂、向島、浅草の六ヵ所。そのうちの浅草の観音裏界隈で芸者として生きる3人の娘たちに光が当たる。真白は地方(じかた)と言って、小唄や三味線の演奏などを担当する。25歳で結婚を理由に引退したが、7年で離婚しシングルマザーとなって出戻ってきた。母親も元芸者で、真白にとってはここ観音裏が故郷なのだ。もう一人の美鈴は立方(たちかた)と言って、踊りを担当する。真白とは同い年で、花柳界に入ったのは真白より先。でも半玉(はんぎょく)という見習い期間を経て一本立ちしたのは真白の後になる。故郷は遠く、そのせいもあってか花柳界の将来に大きな不安を抱いている。そしてきよ鈴。半玉になってまだ半年の20歳。周りからちやほやされながらも、日々踊りの修練に励んでいる。こうした3人に迫ってくるのは浅草花柳界の退潮という現実だ。昭和30年代に100軒以上あった料亭は4件に、芸者の数は600人から20人に減った。お座敷文化をどうやったら後世に引き継げるのか。3人の若手芸者の思惑が、人生が、ここ浅草観音裏界隈で交錯する……。
  • 殺し屋がレジにいる
    小説・文芸
    4.1
    1巻2,343円 (税込)
    ★★★★★ 「すみません」の大安売りはもうやめた! 72歳の殺し屋が、「モラハラ」「カスハラ」「介護は娘」……全部まとめてぶっとばす! ★★★★★ 口を開けば「すみません」、理不尽には「しょうがない」。  更年期に悩む52歳・榊冴子はパート先で舐められ、実家では介護要員にされかけ、冴えない日々を過ごしていた。 ある日、レジで迷惑客を撃退するド派手なジャージの老女に遭遇。山田グロリアという名の彼女の正体は、齢72にして凄腕の殺し屋だった!  「私、今からでも変われますか?」  束縛夫に軟禁された親友を救うため、冴子はグロリアに弟子入りを志願する――。 読後のスカッと絶対保証! 怒ることを諦めてきたあなたに読んでほしい、自分自身を取り戻すリベンジ・アクション!
  • 海蝶 沈黙のヨダ
    小説・文芸
    3.9
    1巻2,343円 (税込)
    相模湾沖で爆発炎上しながら全速航行する漁船が発見された。 このままでは沿岸に激突するーー阻止すべく、巡視船ひすいは緊急出航する。 あの漁船はどこから来たのか。なぜ海上で炎上したのか。操船しているのは誰なのか? それらの謎はすべて、かつて被災地で起きた悲劇とつながっていた。 痛ましい過去、おそましい罪。あらゆるものを奪い去り、再び沈黙する海。 無慈悲な天災の傷跡は、時に思わぬ刃となる。 無力でなにもできない自分が、いま何をすべきか。日本でただ一人の海上保安庁女性潜水士が問う“人間の業”。 「海蝶」シリーズ最新作! ※海猿にならい、海上保安庁の女性潜水士は「海蝶」と呼ばれる。
  • Cloud on the 空き家
    小説・文芸
    3.5
    1巻2,343円 (税込)
    幾千年の時を超えて、あなたと恋をしている奇跡。 生き死にの極限に迫る、著者渾身の恋愛小説。 ひと月前に兄を亡くして天涯孤独の身となったわか子は、週に三日、空き家管理の仕事をすることになった。趣味の和歌を思い浮かべながら、何かが死んでいるような腐敗臭のする家で掃除をしていると、「なびかじな……」という藤原定家の和歌がきっかけとなって不意に景色が反転し、気を失ってしまう。目が覚めると、空き家の持ち主の河原さんと見たことのない青年がわか子を心配そうに見下ろしていた。それは時間のなかを旅してきたような、不思議な感覚で――。 雲=クラウド=記憶の保存庫 若さを失うことは、少しも寂しいことではないの―― 過去の恋を思い出しながら、わか子は『源氏物語』の朝顔の君に自身を重ねてみる。 前世か先祖か幻か、わか子のなかに眠っていた女たちの記憶が動き出す。 装画:栗田有佳 装幀:大久保伸子
  • 新海誠映画原作小説【4冊合本版】『小説 天気の子』『小説 君の名は。』『小説 言の葉の庭』『小説 秒速5センチメートル』
    小説・文芸
    -
    1巻2,332円 (税込)
    新海誠監督がこれまでに自ら執筆した映画の原作小説『小説 天気の子』『小説 君の名は。』に加え、 映画公開後に監督が執筆した小説版2作(『小説 言の葉の庭』『小説 秒速5センチメートル』)をセットにし、 新海監督の小説世界を一気に味わえる、大ボリュームのセットです。 映画と併せて、監督の紡ぐ物語の世界を満喫しよう! ※本電子書籍は『小説 天気の子』『小説 君の名は。』『小説 言の葉の庭』『小説 秒速5センチメートル』の合本版です。
  • 私の音楽手帖
    小説・文芸
    -
    1巻2,332円 (税込)
    クラシック音楽を「読む」楽しみ。達意の文章から聴こえるモーツアルトの「声」、ショパンの「音」……日本を代表する音楽評論家で、東京芸術劇場館長や桐朋学園大学学長も務めた著者が贈る、音楽随想32篇。
  • 私自身
    小説・文芸
    -
    1巻2,327円 (税込)
    36歳で「謎の死」をとげる詩人が、29歳と35歳の二回にわけて書き遺した唯一の自伝。詩的なものへの反撥、三度の逮捕歴、ロシア未来派の誕生、あの大きなルバーシカ、戦争と革命、後年詩人に災いをなす「転向」のことなどが断章式に語られる。未来派マニフェスト「社会の趣味を殴る」も全文収録。
  • 風呂
    小説・文芸
    -
    1巻2,327円 (税込)
    1929年、再びパリから戻った詩人は、三つめの戯曲『風呂』を完成する。翌30年1月レニングラード初演、3月モスクワ初演。スターリンを思わせる高級官僚が登場するこの諷刺劇は、始め中傷を受け、やがて黙殺され、4月14日の詩人の死を準備する……。
  • 南京虫
    小説・文芸
    -
    1巻2,327円 (税込)
    1928年12月、パリから戻った詩人は九幕の幻想喜劇『南京虫』を完成する。翌29年2月モスクワ初演。メイエルホリド演出、ショスタコーヴィチ音楽、美術はククルイニクスイとロトチェンコの布陣。初日を見届けた詩人は、劇評も見ず、翌日パリへ発つ。
  • とてもいい!
    小説・文芸
    -
    1巻2,327円 (税込)
    1927年、詩人は34歳。年間121回の朗読会。移動また移動。避暑地ヤルタでの忙しい夏に叙事詩『ハラショー!』は完成する。残された時間は少ない。予告した『とてもわるい』は散逸し、『声を限りに』は未完に終わり、ついに本作が最後の長詩となる……。
  • ヴラジーミル・イリイチ・レーニン
    小説・文芸
    -
    1巻2,327円 (税込)
    1924年1月21日、レーニン逝く。極寒の赤の広場をうめる群衆の中に詩人はいた――ぼくは倖せだ。ぼくはこの力の一部分。目から流れる涙さえ、みんなの涙だから。詩人は逡巡の後、革命二百年史の英雄叙事詩を4月に着手し、10月に書き上げる。
  • これについて
    小説・文芸
    5.0
    1巻2,327円 (税込)
    1923年、パリから戻った詩人は、総合芸術誌「レフ」を組織する。同人にブリーク、アセーエフ、トレチャコフ、ロトチェンコ。創刊号には、不実の恋人リーリャとの「自発的監禁」中に書き上げた『これについて』が全文掲載される。日本翻訳家協会特別賞。
  • 第五インターナショナル
    小説・文芸
    -
    1巻2,327円 (税込)
    1922年秋。30歳の詩人は、3年越しの大作の冒頭をイズヴェスチヤ紙上に発表し、ベルリンへ発つ。やがてディアギレフの案内でパリに入り、ピカソ、レジェ、ストラヴィンスキーらと会う。全八部と構想されながら未完に終わった長篇詩の冒頭二部を、詩人・小笠原豊樹の最後の新訳でおくる。日本翻訳家協会特別賞。
  • ぼくは愛する
    小説・文芸
    -
    1巻2,327円 (税込)
    1922年、二十代最後の年に、詩人は出版社マフ(モスクワ未来派協会)を組織する。集うアセーエフ、トレチャコフら喧嘩友だち。生まれたばかりの版元の〈詩人叢書〉第一弾として2000部が世に出た、306行の小型の長詩。日本翻訳家協会特別賞。
  • 一五〇〇〇〇〇〇〇
    小説・文芸
    -
    1巻2,327円 (税込)
    1920年冬、27歳の詩人は革命後二つ目の大作を書き上げる。ロシアの総人口数を表題とし、人々すべてが作者であるかのように詩人は印税を放棄し無署名での出版を企てるも、あろうことか《わるい雑誌を出す筈がない、国立出版所が》と後にうたうことになる政府出版局のサボタージュにあい、3通の抗議の手紙のやりとりの後、ようやく初版5000部が世に出る。アメリカはウィルソン、ロシアはイワン。両大国の間で戦われる20世紀のトロイ戦争を描く。日本翻訳家協会特別賞。
  • ミステリヤ・ブッフ
    小説・文芸
    -
    1巻2,327円 (税込)
    1917年、十月革命。「認めるか、認めないか、そんな問題は私には存在しなかった。私の革命である」。24歳の詩人は、成就したばかりの革命のために「必要なことは何でもやる」意気込みで仕事にかかり、やがて三幕の戯曲を書き上げる。ユリウス暦の翌18年10月25日、演出家メイエルホリドと美術家マレーヴィチが革命一周年を記念して、この戯曲を舞台にかける……。翻訳家・小笠原豊樹の遺稿となった新訳版。谷川俊太郎序文。日本翻訳家協会特別賞。
  • 人間
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,327円 (税込)
    《そいつ/自由な人間が現れる/ほんとだよ/おれを信じてくれ!》と『戦争と世界』の終結部が告げるように、どうしても書かれねばならなかった、マヤコフスキー25歳の第四長詩。1905年の挫折した革命の影のなか、詩人はどんな叛乱も触れられない “万物の支配者” に復讐をいどむ。1917年の成就する革命寸前に書かれ、革命前マヤコフスキーの総決算となった長詩を、詩人・小笠原豊樹が遺した新訳でおくる。

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