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特捜部Qに閉鎖の危機が訪れる! 検挙率の上がらないQには周囲から厳しい目が注がれていた。そんな中、王立公園で老女が殺害される事件が発生。さらには若い女性ばかりを襲うひき逃げ事件が――。次々と起こる事件に関連は? 一方、ローセは苦悩の淵に……。
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Posted by ブクログ
「俺たち三人で見つけたんだ」 はいQチーム(あ!)の物語は今回も面白かった! 使い古されたストーリー展開なんですが、ベタ展開好きなので問題ないです いわゆる読者には見えてるけど登場人物には見えてないという奴です 核心のすぐ近くを行ったり来たりする主人公たち、でも気付かない もうめっちゃやきもきす...続きを読むるやつ アサド!錯覚じゃないよ踏み込んじゃって! カール!その扉開けるんだってば! 志村!後ろ後ろ!って奴よね いや志村出てなかったわ 志村はチームQじゃなくてチームDだったわ そしてボンクラ野郎だったゴードンがなんだか急成長 ちょっとうれしい 結局さー、惚れた女にいいとこ見せたいってのが男を一番成長させるのよね
ストーリーを通して暗く深刻な事件の解明がテーマになっているので、ここ最近続いたおちゃらけ感が抑えられてていい感じ。
映画から入って、小説ははじめて読んだのだけれど、いや~やられた、参った。何故これまで読んでこなかったのか悔いた。ローセ、ローセ、ローセ、ローセの事が脳にこびりついてえらいことになっている。これからももちろん読む。正直2度読んでもいいくらい込み入っている本作品。衝撃的
スウェーデンを中心とする北欧ミステリだが、デンマーク発のミステリと言えば、このシリーズだろう。第3作までは映画化されたものをWOWOWで観ているが、第四作『カルテ番号64』は今年になっての上映。映画化されたものに比べて、作品はカール・マークの独白による描写が多く、リズミカルでコミカルで明るいイメー...続きを読むジが強い。息詰まるような暗い犯罪を解決する捜査官としては、このくらい明るくなくてはやってられない、ような気がする。 そして、特捜部Qシリーズも、いよいよその第七作に突入。全10作で完結するという本シリーズ。宿題もいっぱい抱えている。第一作の最初に起こった事件の捜査途上で、当時、銃撃され生死が危ぶまれ意識不明に陥っていた元部下のハーディは巻の進むごとに回復しているものの、事件そのものは暗礁に乗り上げたまま。 そもそもその正体が不明である部下などいるわけもないと思うのに、アサドとローセはまさに正体不明の部下である。アサドは、どこかイスラム圏の政府機関にいたことがあるようにも思えるほど、時に国際社会の闇に精通している様子を垣間見せるが、たいていは言葉の間違いや、イスラムの風習で笑わせてくれる明るい存在だ。 最も心配なのが、ローセ。これまで姉と妹の双子役を演じ、多重人格を疑わせてきたローセは、本作でまた新たな人格を纏って職場に現れる。さらに彼女の精神状態が重篤化し、過去に抱えてきた心の闇が徐々に露わになることを思えば、本書はシリーズの中でも重要な作品と言えるかもしれない。 さてシリーズとしての役割はともかく、本作も、デンマークの社会問題の闇に迫る一作となっている。北欧諸国が世界に誇る福祉政策の裏側で、福祉され受給する似非(えせ)弱者たちの問題である。失業保険を過度に受給する若く美しい女たちが一向に真面目に働かず、華美な衣装に身を包んでいることに、切れてしまう福祉局職員の犯罪、という少し考えにくい想定でありながら、いつもの通り、物語は想像を遥かに超える怖い場所にまで 読者をいざなってゆく。徐々に壊れる心と、狂気の怖さは、事件当時者の側にも、捜査側のローセにも同時並行的に膨らんでゆくのである。 いつもの緊迫感に欠けはするものの、じわじわと迫ってくる物語の深さと恐怖を味わいつつ、特捜部Qは新たな救済に向けてまた一作進んできたことをも伺わせる。あと三作ですべての宿題がきれいに片付いてくれることを願うばかりだ。
「特捜部Q」もシリーズ7作目。 デンマークの大人気ミステリです。 地下の特捜部に追いやられているカール・マーク警部。 部下はほぼ警官ですらないメンバーで回しているが、事件の解決率はかなりのもの。 今回は秘書のローセに焦点が当てられています。 福祉国家として知られる北欧のデンマーク。 福祉事務所に...続きを読むは給付を望む市民が詰めかけ、中には働く意志がなくなんとか言い訳してお金だけは貰おうという根性の人間も。 相手をする係員もストレスを抱えているのでした。 そんな状況で出会った気まぐれな若い娘たちが意気投合、思わぬことから犯罪に‥? 背景には、歴史を背負って破綻した家族たちの重いものも含まれるのですが。 おしゃれだけはする若いコたちの身勝手な言い草が情けないやら哀しいやら。 さらに、真面目な官吏のはずの担当者の切れっぷりのほうがすごくて、笑えてくるほど、ぶっ飛ばします。 ローセは有能だけど変わり者。というのはわかっていましたが、これほど壊れてしまうとは‥ 鬼気迫る描写の後に、過去のつらい状況が明らかに。 現在の事件とも運悪く絡み合い‥ 救いようがないと思われたいきさつがあっても、時とともにじわりと事態は動きます。 ローセを救おうと懸命に突き進むカール、アサド、ゴードンたち。 ラストに光が差し、泣かされます。 ローセのために★1つ追加で。
ローセの過去をからめた事件。 親子のトラウマや抜け穴のある社会福祉制度など(フィクションとはいえ)幸福の国デンマークでも問題を抱えていることを感じる。 最後のシーンはいつもより明るくて、ずっと読んでるファンとしては胸が熱くなった
今回はカールの例の過去の事件についての言及がなかったな。 北欧諸国が高福祉の人権重視社会というのは幻想じゃないかと、北欧ミステリを読むたび思う。 そしてヨーロッパは絶対ナチスの罪を忘れない。
シリーズを読み重ねてないと何のことやらさっぱりわからないと思います。事件よりも主人公たちにまつわるエピソードの比重が大きい。ちょっとやり過ぎと思わなくもないがシリーズのファンとしては非常に楽しめました。
このシリーズがもう7作目になるとは! とは言え読んでいく内に登場人物の事情をだんだん思い出して行くという体たらく。北欧ミステリはスウェーデンもデンマークも何でこんなにボリュームが多いの? そして主人公たるカールがあまり好きになれないのが困る。こいつは物分かりが悪いし勘が鈍いしイライラする!その倍アサ...続きを読むド頑張れと肩入れしたくなる。 後味は悪い。犯罪があまりにも簡単に運び都合よく片づいていく。バタバタと死んでくれる。 ミステリとしての評価は星3つがいいところ。 ローサの謎が解けたことに追加した星である。 今回は彼女が主役と言っても良い。ローサが回復するのを心から願って次作を待ちたい。
【消えたローセに一体なにが起きたのか?】 北欧ミステリーの人気シリーズ【特捜部Q】第7弾。 今回のテーマはデンマークの社会福祉政策の闇だ。 デンマークは社会福祉政策が充実しており、教育・医療・介護が無料であるほか、失業者への支援も手厚い。 しかし、今作にでも出てくるような、狡猾に生活保護の不正受...続きを読む給をしたりする輩が存在する。 そんな輩を対応しなければならない職員。 そしてある日芽生えた殺意。 また時を同じくして、特捜部Qの仲間であるローセの失踪を追うカール達。 今作では、精神を病んでしまったローセの壮絶な過去が明かされるので、ローセ推しの方は必読だ。 ローセ編は時に読むのが辛くなるほどで、よく今までカール達と事件を解決してきたなと思う。 過去と決別した新しいローセに期待したい。 今回は題名にもある自撮りする女たちのような、自分にしか興味のない者たちが事件を引き起こすので、無計画な所や行き当たりばったりな所が多々あるのだが、逆にそこがリアルで良かった。 実際に起きている事件も、練られた計画性のあるものよりは突発的な犯行が多いので、犯行の心情はこんな感じなのかなと想像しながら読めた。 しっかり社会問題を提議しつつ、サスペンス要素もあり、ハラハラしながら楽しめる1冊だ。 こんな人におすすめ .ᐟ.ᐟ ・北欧ミステリーが好きな人 ・社会派ミステリーが好きな人 ・サスペンスが好きな人
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特捜部Q―自撮りする女たち―
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ユッシ・エーズラ・オールスン
吉田奈保子
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