父の革命日誌

父の革命日誌

2,310円 (税込)

11pt

4.5

パルチザンとして闘争に身を捧げた父の突然の死。喪主として帰郷した娘だが、その葬儀には思いもよらない弔問客たちが次々と訪れる。人生の複雑さをユーモラスにたたえた、傑作長篇。

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父の革命日誌 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    父親がパルチザンであることによって父親との関係がよそよしくなった娘が父の死、葬儀をきっかけとしていろんな人びとと出会う、もしくは再会する。その人間たちを通して、娘が自分の知らない父親のよい人柄を知り、謙虚になって父親との和解を果たしていく。その過程がわたしの心に染み渡った。主人公は父親がパルチザンで

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    “死んでもおしまいではないらしい、と私は思った。生は死によって、誰かの記憶の中によみがえるものなのだと。ということは、和解や赦しもまた可能なのかもしれなかった。”(p.220)

    0
    2024年11月30日

    Posted by ブクログ

    父親の友人知人と話しているうちに、こどもがそれまで反発していた父親の知らなかった一面を知って受け入れていく、というのは、映画『ビッグフィッシュ』に少し似ている。両親は元パルチザンなので、断片的に語られる過去の出来事は辛いことも多いが(特に父親の弟の身に起きたことは本当にひどくて悲しい)、おおむね軽い

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    父が亡くなった。パルチザンだった父が電信柱に頭を打って亡くなった。一人娘のアリは喪主を務めないといけない。弔問客が来ると喪主が相手をする。この三日間で会ったことの無い人たちと会い、知らなかった父の話を聞いた。それはパルチザンとして闘争に入って、朝鮮戦争後も独裁政権のために牢獄に長いこと囚われていた父

    0
    2024年11月15日

    Posted by ブクログ

    読んでみてお隣の国のことなのにいままで何にも知らなかったな・・というのが第一印象。考えてみれば南北の休戦が成立するまで当然北でも南でも内部で激しい闘いがあっただろうし、北はともかく南で元パルチザンとして戦後を生きていくことは大変だっただろうと思います。もちろん本人たち以外の親戚や実の”娘”にとっても

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    最近、韓国文学にハマっていて、手に取った一冊。
    パルチザンやその親族への連座制など、これまで自分が触れてこなかった負の歴史を垣間見た。現代から遠い実態は、ほんの数十年前のことであり、影響はまだ今も続くことに驚かされる。
    筆者はパルチザンだった父の死で、これまでの父に対する嫌悪とは別に、弔問者の親戚や

    0
    2024年04月29日

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