デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

小説・文芸
2,310円 (税込)

11pt

東京・下落合、戦火を逃れた邸宅に集められた4人の女性。
GHQの一声で、彼女たちの人生を変えるハチャメチャな同居生活が始まった。

1946年11月、日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた “民主主義のレッスン”。いやいや教師役を引き受けた日系2世のリュウ、地位と邸宅を守るためこの実験に協力した仁藤子爵夫人、生徒として選ばれた個性豊かな4人の女性――それぞれの思惑が交錯する中、風変わりな授業が幕を開ける。希望と不安、そして企み……。波乱の展開が感情を揺さぶる、今年一番の超大作!

【電子版おまけ】
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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川書店単行本
  • タイトル
    :
    デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】
  • タイトルID
    :
    20147903
  • 電子版発売日
    :
    2025年10月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

閲覧環境

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デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦後の日本、民主主義は日本人に受け入れられるのか。実験的なレッスンを通して繰り広げられるドタバタの半年。毎日が濃かったな…よくぞあれだけいろんなことが起きたもんだ。女性たち、そして先生の変化。これはぜひ映像化してほしいなぁ…!!

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ良かったです。
    一生懸命なサクラギ先生が素敵だし、生徒たちがそれぞれの過去から逃げたり向き合ったりしながら成長していく姿をひたすら応援できた一冊でした。


    第六章
    濁った池から逃れることのできない四人に、使い道のない翼を与えてしまった。
    仰ぎ見ることしか叶わない空を舞う自由を教えてしまったー。

    そんな絶望にサクラギ先生と一緒に打ちのめされた後、明かされた四人の夢。
    話の流れが秀逸で、この半年間の秘密のあれこれにワクワク。


    第八章ラスト
    あなたにとって民主主義とは何ですか?の問いへのヤエちゃんの答え。
    「ここにいた時間のぜんぶ」
    静かに涙。

    思いを伝えてほしかったけれど、こんな終わりもありだな、と思ってからの補習。

    「孝子さん。わたしは、君とふたりで、終わりのない物語をつくっていきたいです」
    このセリフに涙涙でした。
    素敵なラストをありがとう!って気持ちです。


    ドラマ化してほしい!
    動くサクラギ先生、生徒5人、鞠子夫人が見たい!

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    久々の森絵都だがやはり面白い。
    テーマは戦後民主主義教育で、現代日本への批判を示唆する内容もあるが、森絵都らしい明るさと楽しさ、なんと言っても個性的な登場人物達の書かれ方が素晴らしい。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    これは本とコさんにオススメしていただいた1冊。
    オススメしてもらわなかったら手にとることすらなかったかもしれません。
    ありがとうございます。

    この本、手元に届いたときにちょっと驚きました。
    600ページ超のまるで辞書本!
    しかも紙も薄めで読んでも読んでも減る気がしない!
    でも面白くて気付けば3日くらいで読み終えた。

    書きたいことが多すぎて雑多になりそうだけど、頭に浮かんだことを順番に。

    あのね、この物語の大事な場面に我らが栃木の誇る金谷ホテルが!
    そうです、春休みに5,000円の百年カレーを食べたあの金谷ホテルです。
    勿論、この物語の中の人たちも食べます百年カレー。もう、うふふですね。
    それに金谷ホテルがどんな所なのかも知っているからレストランもロビーもありありと想像できるんですね。めっちゃ楽しい。

    でもこの物語の本質はそこじゃない!
    デモクラシーなんですよ。民主主義。
    戦後の日本に突如としてやってきた民主主義。

    私気付いちゃったんですよ。日本が民主主義の国になってまだ80年くらいしか経っていないことに。

    戦後の時代の80年前ってまだ江戸時代だったんだって。ちょうど大政奉還くらいの頃。

    戦後を挟んで80年ってどえりゃあ世の中が変わっていてびっくり。

    で思ったんです。
    私達って日本において民主主義2世か3世くらいなのよね。
    民主主義化する過渡期にいた祖父母や両親の世代に育てられた私達。

    そりゃ男尊女卑の精神も残るわな。
    妙に納得してしまったのよ。

    でね、さらに気付いてしまったの。
    きょうだい児って民主主義化してない家庭多くない⁉︎って。
    親の顔色伺って自分の意見を飲み込んでいい子でいることが美しい!みたいな。
    自分の意思は一切持たず、欲しがりません勝つまでは!みたいな。

    で、ふとしたタイミングで気付くのよ。なんかおかしくない⁉︎って。気付いてからが地獄なんですよ。だって軍国主義の中を生き抜いてきたらある日突然民主主義になります!って言われた戦後の人たちとの同じなんだもん。

    時代は違えども、なんか近しいものを感じたのでございます。
    まぁね、障害児を育てる親の苦労も分かるのでどうのこうの言うつもりはない。

    で、なんだっけ。
    えーっと、民主主義化するってアレに似てると思ったの。

    他人軸と自分軸。

    今まで他人軸で生きてきたけど、これからは自分軸で自分が楽しいと思う生き方をしていきましょう!自分がしたい生き方をしましょう!って。

    その段階を踏んでいく彼女たちを見ているのはとても面白かった。

    咽び泣いたりはしなかったけど、とても勉強にもなったしとても面白かった。

    0
    2026年07月31日

    Posted by ブクログ

    やはり小説は面白い。
    いや、森絵都さんの小説は面白いと強く感じる作品だった。物語はフィクションであるが、戦後初期にワープしたかのような臨場感がある作品。以前新聞で見た上野孤児の写真が目の前に広がるかのような鮮明な描写もあって面白かった。小説はその世界に没頭できるのが醍醐味だと思うが、まさにタイムスリップしてまた令和に戻ってきたような読後感だった。
    民主主義を教える教師、和田や教頭が美央子達の意見に豹変するシーン。生々しく思えた。そりゃ、そんなすぐ変わらないよな。。
    この終戦80年で日本はよくここまで成長したなと思う。女性初の首相誕生に沸いた令和に生きる自分。
    上野の桜は外国人観光客で賑わい、駅ナカはスーパーも食事もスイーツも揃う。カルティエ展が催される程、煌びやかな一面も見える街になった。
    孝子達は今95歳以上の設定だろうか。戦争で家族や家、何もかもを失った彼女達、いや世の男性も含めて、何かに没頭することで心を強くし、戦後を生き伸び、それが日本の経済を作ってきたのだと考えた。やはりこの時代を生きてきた人たちの反骨精神や学びへの意識の高さは、戦争を経験した人ではないと持ち得ない、そんな気もしている。

    0
    2026年07月12日

    Posted by ブクログ

    与えられた物語 押し付けられた物語を、
    信じない。
    正しいかどうか自分の頭で考える。
    たった1人の民主主義はない。
    一人ひとりがそうしなければ民主主義は保てない。

    戦後の話だけど、今もかわってないんじゃないかって思う。上のひとにのまれたり、横を見て言葉を飲んだり、遠慮したり。日本人にはこの血が流れてる。

    とにかく、たくさんの人に読んでほしい。





    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。映像化されたらと思いながら読み進めた。四人の女性だけでなく周りの登場人物もイメージが鮮明に浮かぶ。コミカルで暖かい情景が描かれつつ、考えさせられるテーマでもある。後半に予想外の展開もあり、前半の話を振り返りながら楽しめる工夫もあり、読後にこの後はどうしたのかなと想像してしまうのはそれだけ入り込んでしまった証拠だと思う。

    0
    2026年06月12日

    Posted by ブクログ

    今だからこそ、たくさんの人に読まれるべき物語。
    直木賞候補だったが、ぜひ受賞してほしかった。
    序盤にサクラギが発した言葉「与えられた物語を信じてはいけない」が伏線となり、教え子の孝子が「新しい物語」と新年の抱負として書き初めをし、物語の結びには「終わりのない物語をつくる」
    それぞれの意味するものは少しずつ違うけれど、よくできている。

    戦争とはどんなものなのか、私はあまりにも知らなすぎる。アメリカで日系アメリカ人たちが強制収容されていたということも、初めて知った。
    それをあの有名なルーズベルトが行ったということも。
    日本でどんなに物資が不足しても、飢えに苦しむひとがたくさんいる中でも、食べ物もなんでも、あるところにはしっかり確保されている。というのも今に通じる救いのないリアル。
    戦争で家族も夢も住む家も何もかも失った、みんなそうなんだと歯を食いしばって生きている人もいながら、何一つ失ってはいない階級の人たちがいるという残酷。
    美央子はことあるごとに、あの戦争さえなければと心の中で思っていた。それが当時の人たちの心の叫びなのだろうと思うと、戦争は人々の人生を台無しにするものなのだと改めて感じる。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    登場人物が頭の中で映像化され、一気に読み終わってしまった。もしかしたら、戦後の日本でこんなことがあったんじゃないかと、フィクションなのにそう思わせてしまう物語のキャラ設定や状況の描写が素晴らしかった。なにより、結末がとても良くて、爽快感がある。戦後80年、民主主義のあり方も女性の立場も大きく変化しつつも、まだまだ課題多いこの時代に、今一度、考えるきっかけにもなりうる本だと思った。子供たちにも勧めたい一冊!

    0
    2026年05月25日

    Posted by ブクログ

    最後には涙させられる。
    女性4.5人と男性1人の成長物語。
    民主主義は必ずしも1種類ではなく、それぞれの民主主義がある。
    そしてミステリーもあり、どんでん返しもあり、2人の行方は?みたいなんもあって、飽きずに読めました。良かった。

    0
    2026年09月22日

デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川書店単行本
  • タイトル
    :
    デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】
  • タイトルID
    :
    20147903
  • 電子版発売日
    :
    2025年10月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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