アーモンド入りチョコレートのワルツ

アーモンド入りチョコレートのワルツ

572円 (税込)

2pt

十三・十四・十五歳。きらめく季節は静かに訪れ、ふいに終わる。シューマン、バッハ、サティ、三つのピアノ曲のやさしい調べにのせて、多感な少年少女の二度と戻らない「あのころ」を描く珠玉の短編集。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

アーモンド入りチョコレートのワルツ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近、本棚から森絵都さんの本ばかり取ってしまいます。そういう時は大体疲れて心が疲弊してるときなのですが、森絵都さんの作品は表現が甘美で繊細で、そんな心を一気に癒してくれます。
    どの作品も全て中学生が主人公、一人称で書いてあり、楽しさ苦さ切なさがぎゅうぎゅうに詰まった思春期の心をじっくり体験することが

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    アーモンド入りチョコレートにとてもタギル。不思議なサティさんは足跡を残して居なくなった。人に影響を受けるのは素晴らしいと思う、読んでいてなんだか温かい気持ちになりました、余計な要素を入れないで4人の交流だけを見ていられた。森絵都さんのは漢字も他と変わりなく使っていて短編だけではなくて、どうして読みや

    0
    2024年12月10日

    Posted by ブクログ

    ピアノの音がする
    やさしい調べが心に染み込み
    懐かしい日々が甦る
    そんなお話たち
    読んでいくうちにぞわぞわしたり、ハラハラもするけれど最後には夕焼けの中にいて、みんなの後ろ姿が赤く染まる風景が見えてくる
    解説の角田さんのように
    私ももっと早く読みたかった 中学生の頃に

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    全体的にどのお話も、切ないような懐かしいような、もう取り戻せない時間の中にあるようなお話ばかり。
    この瞬間も大事にしなければと感じた。

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    タイトルを見たとき、なぜかアーモンド臭と間違え青酸カリでも出てくる推理モノと勘違いしていたが
    とんでもない。とても爽やかな短編集だった。
    三話からなる短編集だが、どれも思春期の複雑な心の模様を描きつつも、さっぱりとした読後感だ。
    一話目の「子どもは眠る」はいとこの男の子同士の物語。専制君主的な章くん

    0
    2024年01月06日

    Posted by ブクログ

    今年も再会の夏が来た。
    ぼく、智明、ナス、じゃがまる、そして章(あきら)くんの5人は、関東のあちこちから章くんの別荘を目指して出発する。
    「子供は眠る」

    中三の秋。ぼくは不眠症に悩まされていた。一ヶ月の不眠。そんな状態で球技大会なんて、参加できるわけがない、逃げよう。そうして旧校舎へ逃げ込んだぼく

    0
    2023年11月30日

    Posted by ブクログ

    あなたは、『あのころ』、何を思い、何を考え、そして何を目指して生きていたでしょうか?

    人によって人生のどの時代が深く心に刻まれているかは異なります。それは、その人その人がどの時代に何と遭遇したかによっても異なるでしょう。思いもよらない天災に遭い苦難の日々を送られた方、病気を患い闘病の日々を送られた

    0
    2022年10月01日

    Posted by ブクログ

    バッハの音楽が物語になっていると知り、手にした本。森絵都さんのことは名前しか知らなかった。本当に何気なく手にした本だったので、期待は良くも悪くもなかったのだけれど、読んでとても良かった!中学生くらいの、あの感じを思い出す。懐かしいだけではなく、あの頃の苦しさも楽しさも、二度と味わえない、あの感じ。3

    0
    2025年06月02日

    Posted by ブクログ

    〈再登録〉ジューマン・バッハ・サティのピアノ曲をモチーフ、子供時代の出会いと別れを描いた三篇を収録。
    子供の純真さだけではなく、嫉妬や迷いなどの葛藤もきちんと描いているのが印象的でした。

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    中学生の頃、国語の問題で登場した小説で、当時とても好きだなと思いタイトルをメモしていました。大人になった今、偶然そのメモを発見し、手に取りました。とても穏やかな文章でスッと頭に入っていくお話でした。音楽が好きなので心地よかったです。お気に入りの1冊になりました。

    0
    2024年04月29日

アーモンド入りチョコレートのワルツ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

森絵都 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す