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Posted by ブクログ
森絵都さんの作品を読むのはたぶん『◯年ぶり』くらいのほんとそれくらいすごく久しぶりでした。
ことばを中心とした9つのお話。
出てくるのは主に小学生くらいの子どもたちなんですけど、大人の自分にも共通するようなことばかりでした。
どのお話もすごくよかったんですけど、僕が個人的に好きだったのは『風と雨』の瑠雨ちゃんのお話。
大なわとびのくだりがめちゃくちゃ響きました。
あと最後の『%』の短いお話も。
一つのことばから広がっていく展開がすごくおもしろかったですし、ことばの難しさも感じました。
感想はいっぱいあって尽きないです。
それくらい素敵な作品でした。
ありがとうございました!
Posted by ブクログ
読み始めて、再読だったことに気がついた
久しぶりの感覚でもう一度読むことに
言えなかったこと、
どうして言えないんだろうって未だにあるな
言葉の上書き、
取り消すことはできないけれど必要な時はある
ほんとうにいなくなってしまうこと、
時間とともにうすれていくこと、
そうなると届かなくなってしまう言葉がある
たった一言の短い言葉、
それでも誰かのあしたが元気になることがある
子どもたちの
心の内がたくさん書かれていて、
これまでにどこかで通りかかっていそうな
大人になってもわかるよという気持ちになった
とっさに、うまく言葉にできるといいな
Posted by ブクログ
小学生を主人公にした、学校での出来事や友達との関係性をテーマにした短編集。
教科書にも掲載された話が収録されてるとのことで興味を持ち、購入。
各編は短く、文章も読みやすいですが、個人的には少し物足りなさを感じてしまいました。
こういうテイストの話は割と好きなのですが、言語化できないです・・・
でも総じて好きです笑
個人的には、富田さんへのメールが好きでした。
モヤモヤしたことをきちんと相手に伝えるのって相手に真剣に向き合ってる証拠だし、とても勇気がいることと思います。
僕自身苦手意識があるので見習いたいと思いました。
以下、各編の感想や心に残ったフレーズ。
◾︎あのこがにがて
「馬が合わない」という言葉って悪い意味に捉えられがちですが、本編においては自分を守る言葉の意味合いで使用されています。
自分の歩み寄りが通用しない人は世間に一定数いますし、妙な納得感があったストーリでした。
◾︎富田さんへのメール
「言葉ってこわいけど、でも言葉がないとほんとのことがわかんないまま終わっちゃうこともあると思います。ウチらを縛ってる言葉をほどくのも、やっぱり言葉を使わなきゃできないって気がします。」
→すごく勇気のいるメールを送った美里さんのこの言葉は誰もが共感しうると思いました。
◾︎風と雨
p156おいらよりさきに逝くなと言ったのに、7年も前に逝っちまった。娘と孫が来てにぎやかになったが、かみさんのいた場所は、かみさんにしかうめられねえ。どんなに部屋を賑やかしても、おいらのなかにはしんとした穴がある。
それでも、無心で謡曲をうたってるときだけは、夢とうつつの分け目を飛び越えて、かみさんのそばに近づける気がする。
→わかる。変えがきかないものはたしかにあって、その喪失感は一生埋まらないものってたしかにある。でも想像だにしないことや夢中になれることで、その喪失感を一時的にでも忘れることはできる。その喪失感を薄めることはできると信じたい。
Posted by ブクログ
#あしたのことば
#森絵都
#新潮社
#YA
#読書記録
言葉にまつわる短編小説。
言葉は大切にしたい。
出すことも
出さないことも
大事な場面がある。
言葉に救われることも
傷つくこともある。
小説を読むことの良さの一つに
誰かの人生を擬似体験できることがある。
ゲームやSNSでは
代わりにならない良さが
小説にはやはりある。
時間をかけてじわじわと
自分の中に言葉を育み続けたい。
#Tomorrow'sWords
#MoriEto
#Shinchosha
#YA
#ReadingLog
A short story about words.
I want to cherish words.
There are important times when it's important to speak them or not.
Words can save us or hurt us.
One of the great things about reading novels is that they allow us to virtually experience someone else's life.
Novels have a quality that games and social media can't replace.
I want to continue to nurture words within myself, little by little, over time.
Posted by ブクログ
小学生ならではの言葉を飲み込む瞬間が、あるよね〜と思いながら読んだ。けれど舞台が学校、目線が小学生なだけで、大人社会にも当てはまると思った。子ども目線だからこそよりシンプルで、ほっこりする話ばかりだった。
学校が嫌な時期は、「またあした」って言葉は憂鬱だったけど、大人になると「またあした」っていう機会がほとんど無いから、学校は「またあした」が保証されている貴重なコミュニティだったんだな。たとえ言葉を飲み込んでも、言い過ぎて後悔しても、また伝えるチャンスがあるっていうこと。
社交辞令じゃない「また」が保証される居場所がいくつかあったら幸せなのだと思った。
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