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厳格な父の教育に嫌気がさし、成人を機に家を飛び出していた柏原野々。その父も亡くなり、四十九日の法要を迎えようとしていたころ、生前の父と関係があったという女性から連絡が入り……。
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Posted by ブクログ
理由はわからないけどめっちゃ好みのお話だった。読み終わった時になんとなく私も頑張って生きてみようかなーって思った。
私も主人公たちと同じく、父とうまくいかない人生を送ってきました。 そんな父も2年前に亡くなりました。 ふと手に取ったこの本と境遇が似たものがあり、幾つもの文章に勇気をもらえました。
交通事故で死んだ厳格だったはずの父の思いもよらない浮いた話によって家族が翻弄される話。周りからしたら当たり障りのないような他人事扱いされる内容で、現実の日常から少し外れたくらいの話は親近感というか生々しい雰囲気が漂っていた。 最後に野々が感じたような、うまくいかないことどうしようもないことに対して、...続きを読む何かに縛られたせいだとかそんな何か理由を取ってつけてズルズル生きるのでなく、人生はそういうものだ等しく孤独で泥沼なものなのだ、といった開き直り?気づき?の考え方はいまの自分にとって真意だなと思えた。 いつまでも言い訳垂れてそのことに縛られて生きるつまんない人間じゃなくて、自分のケツは自分で拭えるようなたくましさを身につけないとなとひしひしと感じた。 マイナスの三人掛け算はマイナスだったり、ゲロ吐くことに対してアウトプットと言ったりと、思わず拭いてしまうようなユーモアあふれた表現が小説内に散りばめられてて読んでて飽きなかった。自分が言った旅先が小説に出てくると親近感湧くし、姫津いかイカ祭りは気になった。また佐渡行きたい。そこでもう一回読むのもありかも、なんて思う。
面白かったです。 家族の知らない部分を探っていって、ますます分からなくなって、最後は酒盛りで終わる。 いい話だと思います。
なぜか森絵都さんの小説は、大人が主人公の物ばかり手にとってしまうのですが、本作もやはり自分の好みにドンピシャでした。 厳格と思われた亡き父の、思わぬ過去。その謎を解き明かしに子供達は東奔西走-と言ったところが大まかなプロット。しかしその彷徨はいつか自分探しの旅へと変じ、誰もが抱えていた屈折や避けて...続きを読むいた壁を直視し、そっと歩き出す。その過程が丁寧に、リアルに、そしてユーモラスに描かれた傑作です。 家族って、恋って、そして人生って何だろう。あまりにも普遍的で、でも答えの出ない命題に、読者である自分もまたもう一度向き合ったような気分でした。
日常の中の普通、一大事、どこをとってもそれは人生の一部でしかなくて、些細なことだし大事なことなんだなと思った。 楽観的にふらふら生きてもいいし、堅物にひたすら真面目に生きてもいい。どんな人生でも誰かや何かのせいにしないで、精一杯生きれば幸せなのかも。
父の死後の浮気が発覚。黒い血?とは何かを追い、3人の兄妹が父の育った佐渡へ。そこで分かった真実は。。 先が気になり一気に読み進めた。結論は少し変わった日常、というレベルであったが、最後ハッピーエンドで気持ちよく読み終えた。
父から厳格に育てられたが故に、絶縁状態だった息子と娘、そして厳格さの中でしっかり育ったもう1人の娘。 父の死をきっかけに、父の知らなかった面やルーツを探る。 ルーツ探しはちゃんとその頃を知ってる人がいないところが実際っぽくて面白い。そして、そういったことを通しての、それぞれ子どもたちや奥さんの着地点...続きを読むもなんだか面白かった。
数々の児童文学賞を受賞している方が気が触れた?かのセックスシーン描写「良し、私も試してみよう」 そして佐渡島、地の観光協会からクレームは無かったのか?と気を病む程の取扱い・・・・吸い込まれるように読み続けました。素晴らしい展開 そして東京、すべてハッピエンド。裏切られ感
いつも何かのせいにしていた...。あるコンプレックスを抱える長女野々の視点で語られる柏原家の日常。明らかになる亡き父の秘事。父のルーツを辿りながら、家族それぞれが人生を振り返る。 いろいろあるけどそれも人生だなぁ、としみじみ思える一冊でした。
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