おいで、一緒に行こう

おいで、一緒に行こう

753円 (税込)

3pt

東北大震災、福島原発20キロ圏内のペットレスキュー

取り残された犬や猫たちを救出すべく、女性ボランティアが無人地帯に潜入する。なぜ…? 人間とペットの、いのちの意味を問う名著。

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おいで、一緒に行こう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    少し読み始めてからすぐに一度本を閉じてしまい。
    これは読むのに覚悟がいるな、と。
    混乱の中でも、行動が責任問題となり動きたいのに動けない。それが命に関わる事であっても。助けられたはずの命が失われた方がよほど責任問題だと思うのだけれど。
    一言で感想がまとめられないけれども、現実を知るために読めて良かっ

    0
    2022年03月09日

    Posted by ブクログ

    森絵都さんによる震災・福島の原発事故被災地でのペットレスキューを追ったルポルタージュ。

    めぐり合わせというものは不思議なもの。先日、1年ほども積読状態だった桐野夏生『バラカ』を読み、そして、馳星周『少年と犬』を読んだばかり。そんな時に、たまたまこの本と出会った。森絵都さんなので、小説かと手にとった

    0
    2020年09月10日

    Posted by ブクログ

    知らなかったペットレスキュー。東日本大震災では被災者=ヒトが注目され、それは致し方ないことなのかも知れない。しかし、福島原発の立入禁止区域で強制避難後に取り残された犬猫や経済動物たちのことを、本書で改めて思い知らされた。警察を含む行政は、何故に彼女たちのようなボランティアと共に生き物を救おうとしない

    0
    2017年08月26日

    Posted by ブクログ

    森絵都のおいで、一緒に行こうを読みました。
    震災と原発事故のあとに残されたペットをレスキューする人たちのルポでした。

    原発事故が発生した後、原発に近い地区の人たちは身一つで避難したので、ペットを連れて行くことが出来ませんでした。
    そのような無人となった街に残されたペットを回収するボランティアの女性

    0
    2016年10月05日

    Posted by ブクログ

    正直、忘れかけていた福島。置き去りにされた猫や犬の姿に涙が止まらない。レスキューの人々の働きに感謝の念。

    0
    2015年09月06日

    Posted by ブクログ

    命に順位があるのは仕方のないことだとは思う。あって欲しくないと思っていても、人間であっても命の順位が存在するのだ。
    ならば、ペットの、家畜の命にも順位はあるのか。
    おそらくあるのだろうと思う。
    そんななかで奮闘されるペットレスキューの方のドキュメンタリーだ。
    正しいことはしていないというレスキューの

    0
    2015年06月15日

    Posted by ブクログ

    20km圏内のペットレスキュー。頭が下がる思い。
    心身ともに大変だしお金もかかる・・・。
    切なくて呼吸が苦しい。
    「あとがき」に書かれた三年後の様子は、当時とは少し違ってきてる。
    あれから更に年月が経ち、このコロナ禍・・・。
    どうなっているのだろう。

    0
    2021年04月28日

    Posted by ブクログ

    避難指示で取り残されたペットや家畜のことは、ニュースの端で少しだけ耳にしたことはあったけど、実態を知らなかった。

    ボランティアの方々の奔走、ペットレスキューのためでは通行許可がおりない現場のルール、政治的な規制。


    困っていた、という内容の本ではないけど、
    当時もっと広く知られていたら、援助や何

    0
    2021年03月08日

    Posted by ブクログ

    3.11以降に福島の犬猫レスキューの現実に迫るルポタージュ。文庫化したものを再読したが、ああ、私、全然コミットできていないなぁ...、と。震災当初は勢いでボランティアに参加していたけれど、ここ最近は様々な理由をつけて足が遠のいている...。ボランティア参加者は共通して「母性」だと言うが、それだけじゃ

    0
    2020年01月15日

    Posted by ブクログ

    原発事故の直後から20km圏内の避難区域に入り込み、飼い主と離れ離れになった犬猫を回収し続けるボランティア(主に40代女性)達の活動を、著者自身の経験を通して描く。

    どのエピソードからも、極限状況の中での人間と動物との結びつきを否応なく感じる。

    このボランティアたちの強さと覚悟はどこから来るのか

    0
    2017年02月27日

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