Posted by ブクログ
2022年04月17日
意外すぎる初読。
途中でしんどくなって置いたけど、一晩で一気読みした。
なにがしんどいって、母親の幼稚さかな…(笑)。
幼稚というか…、母親はひとりの女性なんやけど、彼女に対してだけみょうに辛辣やなと思ったら著者は女性と訊いて
「なるほど」
と、なってしまった。笑
しかも、たぶん、お若いのでは...続きを読むないか。笑
わたしは母親年代なので、自分より若い人にこうも辛辣に書かれると「ウッ」てなるねんな。笑。胸が痛い。
ちゅうことで、それはさておき、めちゃくちゃ面白かった。
さすが映画化されるだけのことはある(えらそう)。
オチもすっごいよかった。
予想通りのオチなの? イヤァわたしにはめちゃくちゃ意外やったよ!
最初に文庫化されたのは1998年なんやね。
そのころは読書する余裕なんてなかったけど、1998年のころのわたしに読ませてやりたい本やなあ。
読書って、読むべきタイミングにやってくる不思議なのものなので、そんなふうに感じたのは初めてかもしれない。
著者の別タイトルも読もう。
この本含め、児童文学カテゴリになるの? へー。
児童文学とかライトノベルとか、そういうくくりをつけるほうが、本を読まない人にも敷居が低くなるからつけるの?
それとも、すっごい読書家は軽い文学作品は読みたくないの?
そこそこ読書するわたしにしたら、いちいち他人がカテゴライズしなくてもいいよーって思ってしまうな。^^
老若男女問わず好きな本を読んで好きに感じればいいよねえ。