あらすじ
老若男女に読み継がれる、不朽の名作。
生前の罪により輪廻のサイクルから外されたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。
真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになる……。
実写映画、アニメにもなった、累計100万部突破の青春小説!
解説・阿川佐和子
※この電子書籍は1997年7月に理論社より刊行された単行本を、文春文庫より文庫化したものを底本としています。
感情タグBEST3
今の自分にも当てはめられる物語
人は他人を全て理解出来ているわけではなく、自分からの目線でしか判断出来ていない。
それが結果として、敵意だったり、好意になったりしている。
物事が上手くいかないときは、全ての事が最悪に視えてしまうときがあるが、ホームステイだと思うともう少し気楽にやっていくことが出来るかもな。
良い気持ちになりました
Posted by ブクログ
3年ぶりくらいに。何回読んでも素敵。
カラフルなこの世界に飲み込まれつつも自分だけの色で生きていくのだなと、、でも周りに合わせて染まる必要も、自分だけの色を無理に作る必要もないなと、
そのまんまでいいのかなって思った
自分がそうだと決めつけている何かも、もしかしたらそんなことはなくって、違う考え方で、色で見れたら自分の生きる世界は変わるなと読んでて思った。
また忘れた頃に読もう
Posted by ブクログ
転生後の主人公の物言いがドライでサバサバしていて良かった。(他人事だからだけど)
案外怖がらず思いのままに生きたほうが上手くいくのかもね。
人には良い面も悪い面もあって、所詮ただの人間だということを忘れてしまう。そんなときはまた読み直したい。優しい物語。
Posted by ブクログ
主人公が自殺してしまった理由がやるせなくてモヤモヤしながら読んでいく中で、実は本当は事実が違っていて、周りは温かい人たちだったって気付くまでの過程が面白かった。一気読み。また1から読みたい。
Posted by ブクログ
中学生か高校生の頃に読んだ記憶があり、表紙もシンプルだったこともあり覚えてました。ただ内容は全然覚えておらず、読み進めていくごとにどうなっていくんだろうと自然とページを捲る手が止まりませんでした。初めて読んだ当時の感覚も何となく思い出せるような気がして、とても面白かったです。
Posted by ブクログ
死にたいと思った自分を後悔させてまた生き返らせるというタイムリープの本だった。この本を読んでいくうちに家族への考え方が変わっていき特に兄が1番愛情深く関わっていたことを知り感動した。母親の不倫に関してはまだ許せないとは思った。前世で犯した罪を思い出したらタイムリープが終わるという内容だったため自分もなんの罪を犯したかを考えながら読んでいたが自分で自殺をしたこと自体が罪であり小林真本人であったと知ってなにがあっても死ぬという行動だけはとってはいけないと感じた。自分もこれからこの世に期待を抱かなくなって鬱になることはあるだろうし今も精神不安定だが悪いことはいつか終わると信じて頑張っていこうと思った。
Posted by ブクログ
文体が自然でとても読みやすかったです。
先が気になって隙間を見つけては読んで、をしていたら、あっという間で少し寂しくなりつつも心が温まりました。
匿名
すごく心に刺さるストーリーでした。最初の1ページから、え?どうゆう事なの??と、続きが気になってどんどん物語に引き込まれていきました。とても心が苦しくなったり生に対して沢山の事を考え不安になったりもしましたが、心に残る一冊になりました。真と天使さんのやり取りや、ふとした時の真の言動など楽しい場面もありました。色んな人の立場になって物語を感じ事ができました。
感動
友達におすすめされて読みました。私にとっての森絵都さん作品デビュー作です。
よんですぐにハマりました。
物語の冒頭はあんなに軽いのに(いい意味)内容はとても深く、ラストは衝撃でした。
とっても良い作品です。前向きになれます。
匿名
どこか儚げな淡く脆い思春期特有の不安定さを思い出して、初めは主人公の目線で見てたのがいつの間にかガイド役の目線で読み進めてしまいました。サクッと読める分量なのでおすすめです。結末を知った上でもう1回読みたい!
どうか
どうか私の愛するひと、苦しまないで。あなたの幸せと健康を私はいつも祈っている。私のことを知らなくても、私のことを忘れても構わない。どこかで生きていてさえくれればいい。生きていてほしいという私の願いさえもエゴであるなら、あなたが死を選んだ後にあなたが後悔しないことが願う。
でもどうかあなたが私たちの人生を輝かせたこと、たくさんの幸せをくれたこと、私たちがあなたを心から愛していること、知っておいて。あなたからの沢山の贈り物はずっと私たちの中で輝き続けるだろう。祈ることと愛すること以外なにもできない非力な存在で、ほんとうにごめんなさい。
あなたが今どこにいようとも、あなたの心が平穏であることを祈っています。
深い
子供の頃に読んで、ずっと記憶に残っている本です。
また読みたくなって電子で買いました。
大きく場面が動くわけではないんですけど、じーんと心に響きます。
何度も考えてしまう。
大好きだったタレントさんが自死して本当にこんな世界があったらその時の考えが間違えていたとか沢山やり直せることがあったのではないかと思ってしまいました。自分の生き方を変えられるのは自分自身だけと痛感しました。
Posted by ブクログ
遅ればせながら、この名著を手に取った。
もっと若い頃(思春期)に読んでおきたかったと思いつつ、今だからこそ素直に受け止められるメッセージなのかも、とも思ったり。
せいぜい数十年の人生。少し長めのホームステイーー
私もそんな風に考えて生きていきたいな。
Posted by ブクログ
自分は小説に苦手意識があり数年ぶりにちゃんと小説と向き合ったけど、これはスラスラと読めて面白かった。
それぞれ等身大の悩みを抱えているところに親近感があるし、主人公の葛藤が手に取るように分かった。
最後輪廻サイクルに戻った際その後どうなったのか、について一切言及されてないのが少し悲しかったが、これが小説によくある考察の余地を残す手法ってことなのか
それぞれの善意が誰かを傷つけるのは致し方ないことなんだ、と感じた
個人的にはひろかの考え方価値観に共感する自分もいて共感と戸惑いが共存してた
Posted by ブクログ
『カラフル』を読んで、途中で「僕」の正体を予想できてしまった。しかし、この物語の本質は、「僕」の正体を暴くことではないのだと思う。重要なのは、真がこれから自分の人生を生きていくために、周囲の人や自分自身についてさまざまなことに気づいていく過程にある。その気づきには、子どもだけでなく、大人になった自分にも刺さるものがあった。
また、終盤で真がただの「暗いけど絵の才能がある可哀想な少年」っていう架空のキャラクタのような人物じゃなくて、ちゃんと誤解していたり、嫉妬していたり、人間味のある人物だとわかったことも良かった。
Posted by ブクログ
辛い時、起こってもいない未来のことを考えて身動きが取れなくなるくらいなら、先のことなんて考えず今の自分がしたいようにすれば、主人公のように未来が切り開けるようになるのかなぁ〜、考えすぎず肩の力を抜いてラフに生きよう!と思えた本でした◎
Posted by ブクログ
読みやすかった。主人公が行きたい高校について、家族を説得するシーンが泣ける。絵を描くことより初めて出来た友達と一緒の高校に行きたいって、青春で素敵。プラプラって実際にいたらどんな感じなんだろう。
Posted by ブクログ
読みやすくてスラスラ読めるが、途中心が痛む話もあったり、心温まる話もあったり、ちゃんと感情を揺さぶられる。
オチも爽快感があって好き。
Posted by ブクログ
魂だけになっちゃった主人公が、自殺した少年の体にホームステイして少しだけ人生をやり直す、再生の話
起承転結がしっかりしていてぐんぐん読めた
死にたくなるほど憎かった家族が見方を変えてみたら意外と善良な一面があったり、
1年間だけの「ホームステイ」だったからのびのびできたけど…とひよる主人公に、「この4ヶ月を思い出して生きて」という天使だったり、
ライトなタッチで読ませる中に教えられることが多くてよい読後感だった
いろんな人がおすすめしている理由がよくわかる一冊だった
Posted by ブクログ
主人公の見る他人の印象が少しずつ変わっていくところが好きでした。主人公の言う「初めてできた友達なんだよ」のところで主人公の考える友達について考えさせられました。
Posted by ブクログ
かなり心が沈んでいる時に読んだので更に内容が響きました。
もはや、沈んでいたからこそいつもより内容に入り込んで読めたとも感じています。
この作品を最後までちゃんと読み切って良かったと思っていますし、読書の楽しさも知れたので後悔なしです。
Posted by ブクログ
ずっと気になっていた小説。
あらすじも全く読まないまま読み進めたが、とても読みやすかったが内容は重めかも。
最初は投げやりだった主人公が、自分や周囲とちゃんと向き合い、不器用ながらも変化していく姿に、後半は優しさを感じた。
特に印象に残ったのは「今日と明日は全然ちがう、明日っていうのは今日の続きじゃない」という言葉。嫌なことがあった時に思い出したい。
また、「あと少し長めのホームステイだと思えばいい」という表現も、肩の力が抜ける気がしてとても好きだった。
改めて、人と向き合うことの大切さや価値を教えてもらった気がした。
Posted by ブクログ
人には色々な側面がある。というメッセージをひしひしと感じた。
その人の一部を見たとしても、人は皆んなその一部と180度違う部分もまた持っている。それはおかしいことではないし、当然のことだと言ってくれる優しい本。
人生はホームステイという考え方も、今を生きる誰かを救うものだなと思った。
Posted by ブクログ
小林真も、私たちも生きられるのはきっとあと十数年。そう考えると人生って短いと思うし、辛いこともそんな長くは続かないのかもしれません。
全ての物事に「正解」と「不正解」があるとは限らず、「正解の時もあるし、不正解の時もある」ものや、「どちらにも当てはまらない」ものもある。
それがたくさんあるって、世界は広いですね。
直接的には言わないようなメッセージが沢山あって、自分でも思ったことのなかった考え方などもありました。
メッセージ性のある読書感想文向けの本などは内容が典型的な場合があるんですが、この本は少しのファンタジーと「どこにでもありそうな普通の日常」を混ぜ合わせた感じで、読んでいて楽しかったです。
Posted by ブクログ
設定が斬新で、答えが気になり、読み出したら止まらなかった。謎解きのようなストーリー展開が面白い。周りの人の様々な想いを知り、モノクロに見えていた周りの景色がカラフルになる。言葉で伝え合うことって大事だなと思う。
それと、完璧じゃない母親の存在にほっこりとする。
Posted by ブクログ
母親や兄とぶつかったり、父親と釣りに付き合うことで、徐々に誤解があったこと、一つの視点からしかに見れていなかったことに気づいたとき「(自殺するには)まだ早すぎたんだ・・・」と真が考えるシーンがとても良かった。
そうだね、今この瞬間でさえも数十年のホームステイだと思って身軽に自分勝手に動けるといいよね。
Posted by ブクログ
設定も話の展開も良かった。
ただ、途中でオチがわかってしまってそうなんだろうなぁと思いながら読んで、やっぱりそうだった‥それ以上の展開があったらと思ったけど‥まあこのオチ以外に綺麗に話をまとめるのも難しいとは思ったけど
普通に読みやすかったし良い作品だと思う
Posted by ブクログ
自分の周りの人たちも、人知れず悩みや葛藤を抱えているんだということがわかりました。
自分だけではなく、周りの人を大切にしたいと思える内容でしたが、欲を言えば、もう少しどんでん返しが欲しかったです。笑
Posted by ブクログ
懐かしさに駆られて購入。たしか小学5年生の課題図書であったか、「読まされて読んだ」記憶があった。その時は桑原ひろかにまつわるセクシュアルなエピソードや、受験がからむ家族の葛藤など表面的な感情しか動かず、でもそれでいて衝撃を受けたように覚える。
単に表紙に引っ張られているだけかもしれないが、この小説全体では青と黄色のグラデーションのような印象を受ける。たとえばそれは夕焼けみたいに。
至極平坦な文体、難解な比喩・トリック・溜めが無いがゆえに読みやすく、テンポがいい。
それでいて味気ないわけではなく、小林真という人物がいかにして変わっていくのかを丁寧に描いている。
特に父親への見方の変化から連なっていくシーンは印象深い。
それに、中高生の「自分とは何者なのか」という永久の問い。人と人との間でもがき、自分がそこに有ろうとするその欲望。言い換えれば個人のアイデンティティというその「色」に際して、カラフルという表題を用いたのが好きだ。
好きなフレーズ:
・問題は、せっかくぼくがこの手でひろかをさらって逃げたのに、結局どこへも連れて行けなかったってとこだよ。ひろかと寝なかったのも、ひろかを追わなかったのも、ほんとは僕が賢いからじゃなくて、臆病者のせいなんだ。(p96)
・「しかし、そんな感情は全て一瞬のうちに吹き飛んだよ。」「一瞬?」「あの日の、あの一瞬に」「いつ?」「わからないか」「お前が生き返った瞬間だよ」(p172)
・その時、子供心に思ったよ。今日と明日は全然ちがう。明日っていうのは今日の続きじゃないんだ、って。(p217)
Posted by ブクログ
⭐️3.8くらい。最後のプラプラとの会話が良かった
阿川さんの解説には普通でもいいと思えるメッセージ性があるていう風に書いてたしそう受け止める人が多いのかもだけど、個人的にはプラプラの人生をホームステイだと思えばいいてセリフがよかった。長いなー人生て気が滅入るとき多いけどそう考えると気楽に思える人は多そう
Posted by ブクログ
天界にて前世で罪を犯した魂だけの主人公が天使から「抽選に当たりました」と告げられる。
それは現世にて自○を測った小林 真という中学生の体で生きて過ごすホームステイと称した修行。
小林 真という人物を知り、小林 真を通して身の回りの人たちを知る。
簡単に言うと「生まれ変わる」話。
Posted by ブクログ
大人になってから、完璧な人間なんていないし少したりてないくらいが人間らしくていいなと思うようになった。
そしてこの小説は、それがとても詰まった作品だと思う。
読みやすいし、小学生くらいでも全然読めちゃうと思うけど、大人になって良さがわかる部分がたくさんあると思う。世代を超えて読んでほしい作品。
面白い!けど軽い…
ファンタジーのような設定で、天使とのやりとりなどクスりと笑えました。
しかし主人公が自殺に至った経緯が私には軽く感じられ、感情移入はしづらい。