作品一覧 2022/02/02更新 阿片窟の死 試し読み フォロー カルカッタの殺人 試し読み フォロー マハラジャの葬列 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> アビール ムカジーの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 阿片窟の死 アビール ムカジー / 田村義進 1921年12月、英領カルカッタ。ウィンダム警部は阿片窟で警察のガサ入れに遭い逃げる途中で両眼をえぐられ腹を刺された男と会う。一方、カルカッタではガンジーの教えを尊ぶ人々による独立運動が活発になっていて……。→ シリーズ3作目。わたしはこのお話が1番好き。 今作は両眼を抉り取られた死体×インド独立...続きを読む運動激化×イギリス皇太子親善来訪×〇〇〇〇(ネタバレなんで話せない〜!)と盛りだくさん!!これを一つにまとめるのマジですごい。ムカジーすごい。ラストは美しい(のか?)し、次作への余韻も良。→ ウィンダム警部がいいんだよー!!シリーズ追うごとにイケオジ感が上がってる!(阿片中毒者やけど)今作ではH機関のドーソン大佐との絡みがまた良い。ライバル感〜!イギリス人なのに、英国領のインドでとてもフラット。そんなウィンダムの一人称視点だからとても読みやすい。次の翻訳正座待機! 以下はリアルタイムツイート 次はインドミステリ。 アビール・ムカジーのシリーズ第3弾を読んでるんだけど、冒頭からウィンダム警部がピンチで笑う(笑うところじゃない) 相変わらずだなぁ、もぅ(笑) 「阿片窟の死」が面白くて。 ストーリーの流れが、というよりも、物語そのものが面白い。 ウィンダムが冷静で、阿片中毒なんはあかんねんけど、でも当時の環境下では驚くほどフラットな思考の持ち主で、その視点で物語を見るからとても心地いい。ずーっと読んでいたい。 読んだよ……アビール・ムカジーすごいよ……。 で、これシリーズ3作品目なんだけど、海外作品あるあるの4作目以降が翻訳されない呪いにはかかってないと信じていいよね?次出るよね?原書は5作目まで出てるみたいなんですが早川書房さんそこらへん大丈夫なんですかね?(詰め寄り) Posted by ブクログ マハラジャの葬列 アビール ムカジー / 田村義進 1920年6月、英国統治下のカルカッタで藩王国サンバルプールの王太子が暗殺された。現場に居合わせた英国人警部ウィンダムはインド人部長刑事バネルジーと犯人を捉えるが、それは序章に過ぎなかった。舞台は藩王国サンバルプールへと移る→ 英国統治下のカルカッタを舞台に英国人とインド人がバディを組んで事件を解...続きを読む決する歴史ミステリ第二弾。今作はインド東部の小国、サンバルプールが舞台。これが豪華なんだよー。インド映画みたいな感じ(知らんけど)で、読んでいて面白い。象に乗って虎狩りとかすごい……。→ ウィンダム警部は相変わらず阿片中毒やし、バネルジーも地味にコツコツタイプで、主要キャラに華はないんだけど(オイ!)イギリス統治下のインドという世界観がめちゃくちゃ濃厚。このシリーズは歴史ミステリ的に面白いと思う。 あと、女は強いね。以上!(笑) Posted by ブクログ カルカッタの殺人 アビール ムカジー / 田村義進 1919年英国統治下のインド、カルカッタが舞台。スコットランドヤードの警部のウィンダムとインド人の刑事バネルジー。英国政府高官が殺害されたことから始まる捜査。イギリス人とインド人の価値観、文化、暮らしの何もかもが違う。その時代やインドの街並みがとても興味深い。インド人への差別、イギリス人への恨み、怒...続きを読むり。そういったものが捜査にも影響しながら真実を見つけ出そうとする二人の息が徐々あってくるのがいい。この時代だからこその空気感があってとても面白い。続けて続編を読みます。 Posted by ブクログ カルカッタの殺人 アビール ムカジー / 田村義進 シリアスなんだけどどこかコミカルな雰囲気が良かった。作者はイギリス育ちのインド系移民。イギリス、インドどちらに対してもフラットに俯瞰した歴史的事実を背景にストーリーが展開するので、お勉強にもなります。 次の作品は積読状態ですが楽しみにとっています。 Posted by ブクログ 阿片窟の死 アビール ムカジー / 田村義進 今回も面白かった!! 独立運動と自分の信念との狭間に揺れるバネルジーはこれからどんな決断をしていくのかな。 178ページの記述が胸に残った。 ほかのイギリス人の多くも、いずれはインド独立を認めないといけないことを察知していたのだろうか。 Posted by ブクログ アビール ムカジーのレビューをもっと見る