阿片窟の死

阿片窟の死

2,750円 (税込)

13pt

4.0

1921年の独立の気運高まる英領インド。帝国警察のウィンダム警部が阿片窟で目撃した眼球のない刺殺体が消えた。英皇太子の訪問を前にカルカッタに厳戒態勢が敷かれるなか、街では同様の変死事件が。ウィンダムとバネルジーは独立テロと連続殺人を防げるのか?

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阿片窟の死 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年06月17日

    1921年12月、英領カルカッタ。ウィンダム警部は阿片窟で警察のガサ入れに遭い逃げる途中で両眼をえぐられ腹を刺された男と会う。一方、カルカッタではガンジーの教えを尊ぶ人々による独立運動が活発になっていて……。→

    シリーズ3作目。わたしはこのお話が1番好き。
    今作は両眼を抉り取られた死体×インド独立...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月23日

    今回も面白かった!!

    独立運動と自分の信念との狭間に揺れるバネルジーはこれからどんな決断をしていくのかな。

    178ページの記述が胸に残った。
    ほかのイギリス人の多くも、いずれはインド独立を認めないといけないことを察知していたのだろうか。

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    Posted by ブクログ 2022年04月12日

    史実を基にしたミステリー。前2作よりテンポもあり断然面白かった。イギリス統治下のカルカッタの様子も読み応えあった。

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    Posted by ブクログ 2022年04月01日

    イギリス統治下のインドで起きる事件を捜査するインド帝国警察のイギリス人警部ウインダムとインド人部下のバネルジー部長刑事コンビシリーズ第三作。

    第一作「カルカッタの殺人」は既読だが、読み始めてこれが第三作だと気付いた。近いうちに第二作も読まねば。
    自身のレビューによると第一作は1919年、この第三作...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月01日

    シリーズ第三弾。英国領のインドでの連続殺人。インドの独立運動が激しくなっていくなかでの難しい捜査。イギリス人のウィンダムとインド人のバネルジーの刑事のコンビ。ウィンダムの阿片中毒のような現状やインド人とイギリス人の対立、複雑な感情とシリーズが進むごとにどんどん面白くなっていく。1921年という時代の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月04日

    エリザベス2世が亡くなって現旧英国領の問題が再燃しだしている時にタイムリーな感じ。インドと英国の関係は、想像を遥かに超えたものなんだろうと思う。

    史実も含めて書かれた小説で、主人公たち、話し方、テンポなんかにスルスル引き込まれて一気に読んだ。

    他の作品も見つけたら手に取りたい。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月24日

    2022.12 なんかごちゃごちゃしたストーリー運び。終盤はハラハラ・ドキドキでページをめくる手が止まらない部分もあったけど長くは続かなかったな、という感想。
    シリーズ3作めだけれどだんだんストーリー運びが凸凹していく…

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