オイズルアーヴァオウラヴスドッティルの作品一覧

「オイズルアーヴァオウラヴスドッティル」の「花の子ども」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 花の子ども
    3.9
    1巻2,310円 (税込)
    母が遺した珍しいバラを持って、僕は出発する。めざすは、外国の庭園。でも旅はトラブル続き。機内で腹痛にもだえ、森でさ迷う。当の庭園は荒れ果て、意外な客が現れる。僕と一夜だけ関係をもった女性が、赤ん坊を預けにきたのだ。父親ってどうなればいいの?

ユーザーレビュー

  • 花の子ども

    Posted by ブクログ


    色鮮やかで美しい映像がうかんでくる。現実にはありえないほど、でてくる人も景色も出来事も美しくて牧歌的。
    でもそれだけに終わらなくて、女性(全般)との関わり方とか、心惹かれる女性との関係に向き合う主人公の苦悩は普遍的でリアル。
    その両方が魅力で、ぐいぐいひきこまれ、一気読みでした。

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    2025年02月25日
  • 花の子ども

    Posted by ブクログ

    『順番は逆だけど、子どもがいたから家族になれる』

    母の遺した『八弁のバラ』を携え、遠くの修道院へと向かった青年。そこで、一夜限りの関係で生まれた娘とその母親と一緒に過ごす中で、家族のあり方を見つめ直していく。

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    2021年06月27日
  • 花の子ども

    Posted by ブクログ

    初めてアイスランド作家の作品を読んだ。翻訳が素晴らしいのもあると思うのだが、とてもとても面白かった。優しい青春物語であり、現実を描きながらファンタジー的要素もある。小川洋子さんの作品が好きな人にお薦め。

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    2021年06月07日
  • 花の子ども

    Posted by ブクログ

    愛し合っていないのに子供が出来ちゃったから始まる恋愛文学

    結婚しなくても子供が育てられるアイスランド独特の話 

    地味だけど本人にとっては一大事の連続で最後まで面白く読んでしまえます

    おすすめ

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    2025年11月22日
  • 花の子ども

    Posted by ブクログ

    外国の修道院の庭園にバラを持っていくために旅に出た青年ロッビ。以前に一度だけ関係を持った女性との間にできた一歳にもならない子どもと暮らすことに。戸惑いと不安のなかで大切な人のために学び始める。料理や子育てを周りの人に助けられながら、自分の意思で選択していく。頼りなさそうに見えて実はそうではなく迷いながらも進んでいく過程がいい。学ぶことが楽しく、それを喜んでくれる人がいるということの尊さや幸福感に満ちている。素敵な作品でした。

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    2021年06月26日

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