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イラストレーターの想一は、高校からの友人でノンフィクション作家のミヤビから、彼女が受けた依頼の手伝いを頼まれる。それは40年前、六本木のビルの屋上で遺体となって見つかった男性を調べることだった。当時の警察は事件性なしと判断し、身許不明の「行旅死亡人」として処理。依頼人の正体も目的も分からぬまま、想一とミヤビは、男性が何者で、なぜひっそりとそこで亡くなったのかを調査し始める。かつてのビルの住人に当たるうち、2人はある奇妙な人物に行き着くが――。 過去と現在が交錯する、ノンストップ・エンタメ長編!
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Posted by ブクログ
見事なラストだったが最後の種明かしとタイトルの回収が急すぎる印象。爺ちゃんが強力すぎて皆んな一気に秘密を暴露しまう謎解きでは400ページ分の孫の努力が報われないのでは?
1日で読み終わってしまうほど読みやすく面白い本だった。 40年前、古いビルの屋上で見つかった行旅死亡人の身元を探す。 この行旅死亡人の事件が次第に政府の情報機関まで関わりを持つようになり、物語は二転三転の展開を迎え、ついにリペアラーの存在が顕になるのだが…。 リペアラーの出現は唐突に飛躍する展開...続きを読むだったが、リペアラーの存在がこの物語の最初の事件の答えであり、それを匂わす程度で物語を終わらせる手際の良さには感服させられた。 面白かった。
期待していた。そして期待通りだった。流石大沢氏の作品だった!刻の経つのも忘れ最後まで夢中になって読んでいた!三日間あっと言う間に過ぎていた。物語りは世界はこうでなければいけないな。そうでなければ浦島太郎物語りや映画のジュラシックパークを笑うのと同じだと思う。内容は読む人の為にここでは止めておこう。
なんか凄かったー! 最後は結構ファンタジーというか、SFみがあったけどそれでも読みやすくて面白かった〜 行旅死亡人のお話は2回目 1回目はノンフィクションだったから結末だったり、調査だったりが全てすんなり行くようなものではなかった 今回はフィクションだったからその辺もちゃんと物語として成立してて...続きを読む読みやすかった。 長編だったけどさらさら読みやすくて面白かった。
最期は、、、 後半からのストーリー展開の加速度は、凄まじかった 前半はミステリーモノと読み始め、途中からハードボイルド要素も加わり、最期はSF的な幅広なお話でした 大沢在昌でありながら、また新しい作風で楽しませてもらいました 依頼人からの正体不明の死体の調査、岩田氏の謎、デニス、お爺ちゃんの影...続きを読む響力、全て綺麗に清算ありがとうございます
ビルの屋上で亡くなっていた人もリペアラーなの? 不思議な能力を持つ者の存在を隠しておきたかったということか。身内にも打ち明けられないのはかなしいな。
今まで大沢在昌さんという作家さんを知らず、今回が初読。 サスペンスなのかと思ったらファンタジーでもあり、最高のエンタメだった。 文体もとても読みやすく、ほかの作品もぜひ読んでみたい。
走らなあかん、夜明けまで の坂田シリーズみたいなノンストップ感と、帰去来 のSF的な要素に昭和の感じが合わさって面白かった。
イラストレーターの想一がノンフィクション作家のミヤビが依頼された40年前六本木のビルの屋上で見つかった行旅死亡人の素性調査を手伝う。ほぼ手がかりがない状況で真実に迫っていく彼らの嗅覚は見事だが、結局最後はSFチックな展開で肩透かし。大好きな作家さんだが⭐︎四つが精一杯。
40年前のビル屋上で亡くなった人物の謎を追え!そこには時代を超えた人間ドラマがあり… #リペアラー ■あらすじ イラストレーターの想一は、同級生でノンフィクション作家のミヤビから仕事の依頼をされる。40年前、六本木のビル屋上で亡くなっていた人物についての調査であった。 その人物は当時から身元不明...続きを読むで行旅死亡人として処理され、情報が全く存在しない。想一とミヤビは今も六本木に残る現場のビルで、住民たちに聞き取りを開始するのだが… ■きっと読みたくなるレビュー 行旅死亡人って、知ってます? 外出先で行き倒れ、身元不明の引受人がおらず、無縁仏になってしまった場合に官報に掲載されるんですよね。 私が若かりし頃、出版関係のアルバイトをしてた時に官報や公報を読んでたんですよ。その時に行旅死亡人の記事が目に入ってしまうこともあって、何とも言えない切ない気分になりました。ちなみにこれが頻繁に出るんですよ… 無縁仏になってしまう人がこんなにもいるなんてと、当時結構ショックでしたね。 さて本作は、40年も前に発見された死体、行旅死亡人について調査していくお話です。何者なのか、なぜこのビルでなくなったのか… 想一とミヤビの名コンビが謎解明に向けて突き進んでいきます。 彼らに背景があるところもリアリティがあるし、引き込まれてしまうポイント。二人の距離感も絶妙だし、ずっと見ていたくなるコンビでしたね。 さて本作の一番の読みどころは人間ドラマなんです。想一とミヤビは、調査を進めるうちにたくさんの人たちと人間関係を築き上げる。ビルの現在の住民、かつての住民、大家、不動産屋などなど、彼らそれぞれの人生があって聞き入っちゃう。 特に中盤以降に出てくる飲食店経営者の望月が深い、彼から吐き出される含蓄あるセリフには重みがあるんですよ。これまで苦労してきた人生が容易に想像できちゃいますね、大変勉強になりました 他にも想一の祖父、占い師の老婆、歌手、かつての銀座のママ、ジャズピアノを弾く外国人など、もはや肩書だけでひとりひとりの横顔が見えてくる人たちばかり。すっかり仲間気分で、物語に入り込んじゃうんですよね。 さて物語は後半はいると、思いもよらない角度で展開し始める。40年前の人探しだったはずが、なんでこんなにもスケールが大きな問題になっちゃうのか。そして終盤の終盤… ぜひご自身の目で読んでください、本タイトルの意味は想像もつかなかった~ ベテラン作家先生にも関わらず、とってもチャレンジングな作品だったと思います、面白かったです! ■ぜっさん推しポイント 想像力を掻き立てられるお話でしたねー、読み終わってから色々と考えてしまいました。実は知られてないだけで、世の中には理解が及ばないようなレベルで苦労している人がいっぱいいるのかもしれません。 しかし本作にでてくる登場人物は、みんな優しくていい人ばかりでした。人生を楽しく過ごすなら、やっぱり色んな経験を積み上げることは大切ですね。
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