Posted by ブクログ 2022年12月06日
ノスタルジックな想いが湧き上がる。
「昭和」という時代の匂いで満たされる、学生時代ハードボイルドが大好きで大薮春彦氏の作品読み耽った。大薮氏の作品に出てくるダークヒーロー、「野獣死すべし」の伊達邦彦や「蘇る金狼」の朝倉哲也、火のうちどころの無い主人公に憧れさえ持った青春時代。しかし著書の主人公である...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月26日
大沢在昌さんの大人気シリーズ、「新宿鮫」の第一弾。
主人公は、新宿署の刑事・鮫島。
舞台は新宿歌舞伎町。
ヤクザの間で“新宿鮫”と恐れられている。
署内では孤立した存在で、常に単独捜査。
相棒は、いない。
一匹狼という設定も、いかにも王道で良い。
そして登場人物たちの描写がとても詳細で、すぐ近く...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月15日
他の方も書かれてますが、確かに時代背景の古さが随所に感じられます(ショルダーの携帯電話…バブルですね笑)
個人的にはそういうところが結構ツボで、鮫島警部のハードボイルドさも(今の人からするとあんまり受けないのかもしれませんが)渋くてカッコいいなぁなんて思いました。
映画化されてるみたいで、主演は真田...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月26日
ミステリー好きのbera5227さんにお勧めしてもらった一冊!
大沢作品の狩人シリーズに出てくる
佐江さんに脳内プロポーズ5回済みの私は
新宿鮫シリーズに
『佐江と双璧のやつがいますよ!』の
beraさんの言葉にこのシリーズに飛びついてしまった。
エリートで出世街道を進んでいた
主人公の鮫島さんが...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月30日
1990年に刊行された新宿鮫シリーズ(今現在も12作目が連載中)の記念すべき第一作にして、大沢在昌の処世作と言っても良いだろう。ずっと読みたいとは思っていたものの、未読のまま放っておいていて、たまたまご縁があって読んでみた。さすがに30年前の話なので歌舞伎町の風俗や公衆電話の数も今は昔の物語だが、当...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月16日
銃の密造に手を染める木津、
一匹狼の刑事鮫島、
彼の女でミュージシャンの晶、
連続新宿署警官殺人、
そして捜査を撹乱させる警察マニア…
これは初版当時に読みたかった…!
令和の今だって申し分なく楽しめる…が、
コマ劇場が登場するたび頭の中ではゴジラが顔を出し、
ショルダー型の電話機やポケベルも、...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月05日
内容(「BOOK」データベースより)
ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた!絶体絶命の...続きを読む
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