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Posted by ブクログ
プロローグ
首都高速と蒼氓(そうぼう)
そこは若い頃の僕の夜の摩天楼
車という空間に閉じこもり一心不乱にひた走る
等間隔に並ぶ街灯が幾重にも無音で通り過ぎて行く
夜通し走り続ける
やがて、夜が明け空が白み始めてくる
速度を落とし、山下達郎の“蒼氓”をかける
新宿のビル群をバックにシットリとそれは流れ
そして家路につく
蒼氓という言葉に宿るこの上ない響きと意味合いが
好きで堪らない
そしてあの頃のあの時間帯の情景にピッタリなのだ
本章
『新宿鮫』ノスタルジックな想いを感じさせずにはいられない★Super5
吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞受賞作品
“新宿鮫”余りにも有名なタイトルだが
有名すぎるのとタイトル的に敬遠してた本作
いゃ〰凄いな〜
警察小説の金字塔と云われるだけありますな
鮫島の孤軍奮闘&孤高の刑事と彼女の晶のキャラが
最高に活かす、典型的な昭和後期の匂いをプンプン撒き散らしたハードボイルド小説
シリーズ4が直木賞なので、それまでは必ず読もう
そう思った!!!
エピローグ
で、帰りの飛行機でプチミラクルが!?
羽田周辺の気流の関係で海側からではなく
都心からの滑走路進入とのこと!
これは中々のレアだ
これで上空から新宿副都が見えたら起承転結最高だ
中野サンプラザを通過し首都高を尻目に新宿へ
えっ、渋谷の交差点!?
あれーッ!
新宿逆側だったー(TдT)
だが、ここでミラクルが!
羽田近くの新幹線車庫から
関東では、廃止になったドクターイエローの雄姿が!!!
これで少しは幸せになれるのかな!?
最後にそう思った\(^o^)/8v♪
完
Posted by ブクログ
面白いのかもしれない
1990年第3回このミステリーがすごい!
1991年第12回吉川英治文学新人賞
1991年第44回日本推理作家協会賞 受賞
新宿署の鮫島警部で、“新宿鮫”
あまりの直球
キャリアとして警察庁に入ったエリートだった
鮫島
ノンキャリアの警察官との暴力事件
(これで首に傷が残り後ろがちょっとロングヘア)
そして同期キャリアの自殺
その真相の遺書的手紙を受け取る
そんなこんなで 新宿署防犯課(現在生活安全課)
へ左遷人事
荒れた新宿署でペアを組む相棒を得られず
一匹狼ならぬ一匹鮫
それでも検挙率はトップ
犯罪も罪深いけど 警察組織も闇深い
第1巻から単独行動でかなりの痛手を負っている
身体は持つのだろうかと心配するけど
もう12巻まで出ているのです
新宿らしさの冒頭シーンがラストに効いてきて
おおーってなる
新宿署に竜崎が必要かも
Posted by ブクログ
大沢在昌さんの代表作「新宿鮫」シリーズの第1作品目。数十年前に一度読んだ記憶があるが忘れてしまっているため再読。なにか長年続いているシリーズ物を読みたいと思い、黒川博行さんの「疫病神」シリーズと迷った挙げ句「新宿鮫」を選択。
主人公は新宿署の鮫島警部。元々はキャリアだったが内部抗争に巻き込まれ単独捜査を主とする一匹狼に。30年前から続くシリーズ物の処女作なので時代背景は相当古い。連絡手段として主に公衆電話を使う等、今の若い方が読むと相当の違和感があるだろう。
内容はそこまで凄く面白い訳でもなく、雑な言い方をすればありきたりの物語なのだが、人物描写力は素晴らしく鮫島の人間らしさがとても印象的だった。主だった大概のハードボイルド小説の主人公は人間らしい生々しい感情を露にはしないものだが「新宿鮫」では結構な頻度で感情をありのままに出している。泣いたり笑ったりの生身の鮫島に凄く好感が持てた。
シリーズの処女作の為、今の段階では何ともいえない感想を抱いており勝手に期待度を上げすぎてしまったのかもしれないとも思っている。
今の段階では評価が難しい。評価の高い第二弾「毒猿」、直木賞受賞作「無間人形」迄はとりあえず読んでみてみようと思う。
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