灰夜 新宿鮫7~新装版~

灰夜 新宿鮫7~新装版~

小説・文芸
836円 (税込)

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寒気に包まれた檻の中で鮫島は意識を取り戻した――。自殺した同僚・宮本の七回忌で、鮫島は彼の故郷へやってきた。故人の旧友・古山をはじめ、古山の妹・栞、麻薬取締官・寺澤、不良警官の上原、バーのママ・平良マリー……、多くの人々と出会った。そして、その夜、拉致された。誰が何を目的に鮫島を狙ったのか!? 底知れぬ闇が広がる! 新宿から遠く離れた見知らぬ街で、孤立無援の闘いに鮫島は身を投じる。

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新宿鮫 の一覧

1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~
    792円 (税込)
    ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく――。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島(さめじま)。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津(きづ)を執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた! 絶体絶命の危機を救うのは……。超人気シリーズの輝ける第1作!!
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~
    946円 (税込)
    凄腕の殺し屋・毒猿(ドウユアン)が新宿に潜入。彼を裏切った台湾マフィアのボス・葉(イエー)が標的だ。孤独な毒猿に心惹かれた奈美は、その復讐劇に呑み込まれていく……。台湾の敏腕刑事・郭(グオ)とともに、毒猿の爪痕を追う鮫島。葉を匿う暴力団・石和組と毒猿の全面対決が迫る! 新宿御苑を舞台にした決戦の果ては!? そして奈美の運命は!? シリーズ最強の敵が鮫島の前に立ちはだかる。
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~
    902円 (税込)
    エステサロンを経営する美貌(びぼう)の女社長・藤崎綾香(ふじさきあやか)。彼女は成功を手にするため、あらゆる手段を取ってきた。殺人、闇ビジネス……。看護婦のふみ枝は、綾香に代わり汚れ役を演じてきた。新宿鮫を恐れた女たちは、鮫島の動きを封じるため罠を仕掛ける。鮫島に汚職、そして殺人の容疑が! 美しさに隠された犯罪者の「心の闇」が浮かび上がる。シリーズ最大のサスペンス!
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~
    1,012円 (税込)
    手軽でお洒落。若者たちの間で流行っている薬「アイスキャンディ」の正体は覚せい剤だった。密売ルートを追う鮫島(さめじま)は、藤野(ふじの)組の角(すみ)を炙り出す。さらに麻薬取締官の塔下(とうげ)から、地方財閥・香川(かがわ)家の関わりを知らされる。薬の独占を狙う角、香川昇・進兄弟の野望……。薬の利権を巡る争いは、鮫島の恋人・晶(しょう)まで巻き込んだ。鮫島は晶を救えるか!? 直木賞受賞の感動巨編!
  • 炎蛹 新宿鮫5~新装版~
    858円 (税込)
    外国人娼婦(しょうふ)殺害の現場に、植物防疫官の甲屋(かぶとや)が割り込んできた。日本の稲作を壊滅に追い込む害虫「火の蛹(フラメウス・プーパ)」が、殺された女性によって南米から持ち込まれたというのだ。鮫島(さめじま)は甲屋とともに、娼婦殺害に関わるイラン人の行方を追う。その男は、鮫島が内偵を進めていた窃盗グループの一員でもあったのだ。放火、拉致監禁……。さらに燃え広がる事件に、鮫島が立ち向かう!
  • 氷舞 新宿鮫6~新装版~
    990円 (税込)
    西新宿のホテルで元CIAのアメリカ人が殺された。鮫島は、事件の鍵を握る平出組の前岡を追うが、公安警察からの横やりが入る。背後には元公安秘密刑事・立花の影が――。捜査の過程で鮫島は、美しく孤独な女・杉田江見里と出逢い、惹かれていく。鮫島が事件の核心に迫っていくと、警察の暗部が明らかに――。圧倒的なスケールで物語が展開するシリーズ第6弾。
  • 灰夜 新宿鮫7~新装版~
    836円 (税込)
    寒気に包まれた檻の中で鮫島は意識を取り戻した――。自殺した同僚・宮本の七回忌で、鮫島は彼の故郷へやってきた。故人の旧友・古山をはじめ、古山の妹・栞、麻薬取締官・寺澤、不良警官の上原、バーのママ・平良マリー……、多くの人々と出会った。そして、その夜、拉致された。誰が何を目的に鮫島を狙ったのか!? 底知れぬ闇が広がる! 新宿から遠く離れた見知らぬ街で、孤立無援の闘いに鮫島は身を投じる。
  • 風化水脈 新宿鮫8~新装版~
    1,034円 (税込)
    殺人傷害事件で服役していた真壁が出所した。だが、真壁が命がけで殺そうとした男・王は、藤野組と組む中国人組織のボスとなっていた。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした――。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。心に沁みるシリーズ第8弾。
  • 狼花 新宿鮫9~新装版~
    1,012円 (税込)
    大麻所持で逮捕されたナイジェリア人の取調べにあたった鮫島は麻薬ルートの捜査に乗り出し盗品を専門に売買する泥棒市場の存在を突き止める。そこで鑑定人として働く中国人美女・明蘭。その背後には鮫島の宿敵、仙田の存在が。鮫島と同期の香田は外国人組織の撲滅のため暴力団と手を組むことを画策していた。泥棒市場の存在を巡って、さまざまな思惑が渦巻く!
  • 絆回廊 新宿鮫10~新装版~
    968円 (税込)
    「警官を殺す」と息巻く大男の消息を鮫島が追うと、ある犯罪集団の存在が浮かび上がる。中国残留孤児2世らで組織される「金石」は、日本人と中国人、2つの顔を使い分け、その正体を明かすことなく社会に紛れ込んでいた。謎に覆われた「金石」に迫る鮫島に危機が! 20年以上の服役から帰還した大男が、新宿に「因縁」を呼び寄せ、血と硝煙の波紋を引き起こす!
  • 暗約領域 新宿鮫11
    1,386円 (税込)
    薬物の取引現場を張り込んでいた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、男の銃殺死体を発見した。新上司・阿坂景子は鮫島に、新人の矢崎隆男と組んでの捜査を命じる。男は何者で、なぜ殺されたのか!? 一方で、鮫島と因縁のある国際的犯罪者・陸永昌や元公安刑事・香田に不審な動きが――。シリーズ最大のボリュームと壮大なスケール! ラストまで一気読みの傑作長編!
  • 黒石(ヘイシ) 新宿鮫12
    1,386円 (税込)
    「黒石(ヘイシ)」――それは、誇り高き殺人者のコードネーム。犯罪ネットワーク「金石(ジンシ)」の幹部が次々と殺害される。新宿署刑事・鮫島の捜査線上には、冷徹な利害関係や断ち切れない愛憎にもがく人々が。やがて、市井にまぎれ殺人を繰り返す謎の男の姿が浮かび上がる――。「新宿鮫」シリーズ史上最悪の英雄と鮫島が衝突するとき、何が起こるのか? 全編緊張感! 待望の「新宿鮫」第12作

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灰夜 新宿鮫7~新装版~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新宿鮫が新宿ではないところで⁉︎
    今回、新宿はおろか東京近辺での話でもなかった。
    管轄外の地域では、捜査をする権限はないらしい。
    それでも一個人として、たまたま出会った友人の友人のために、鮫島は動いた。
    相変わらず命がけで。
    結局まるでいつものように、行動を起こしていた。
    結末は、誰も納得がいかないものだったけど、被疑者死亡で証言も証拠もないから仕方ない。
    真相は闇の中だ。
    それを上は、綺麗に収める。
    鮫島も、上に守られたような形になってしまった。
    組織を嫌っていても、結局は組織に守られることもある。
    鮫島のとった行動に対して、何のお咎めもなかったのがいい例だ。
    世の中、全てを白黒はっきりさせず、覆い隠してしまうことも時には必要なんだろう。
    ただ、その塩梅が難しい。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    やっぱり、新宿鮫シリーズは仕事の前の日に読んだらいけない。(とわかっているのに、読んじゃうやつ)

    今回は、同期の法事に参加しただけなのに、拉致されるという。
    新宿以外の場所が舞台。

    0
    2026年08月19日

    Posted by ブクログ

    寝床で読む小説として、長らく読んでいなかった「新宿鮫」シリーズを選んでみた。でも、これは寝床で読む小説ではなかった。頁を繰るのが止まらなくなって、逆に眠れなくなってしまう。
    相変わらず、大沢在昌はうまい。とにかく息もつかせぬ展開で一気に読ませる。
    何より共感するのは、保身のために節を曲げることをしない主人公・鮫島の生き方だ。
    たとえそれが小説の中だけのことであるとしても、そんな生き方をしている人物がいると思うだけでも勇気づけられる。

    0
    2017年09月30日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第7弾。今回、鮫島が自殺した同僚・宮本の七回忌で訪れた九州の地方都市で事件に巻き込まれる。前作で関係がギクシャクしてしまったロックシンガー・晶は登場しない。

    物語の雰囲気は、北方謙三のブラッディ・ドール・シリーズに似ており、九州の地方都市で孤軍奮闘する鮫島が描かれる。また、鮫島が警察組織を揺るがす秘密を握る過程も描かれ、シリーズの中でも重要な位置を占める作品ではないだろうか。

    鮫島の握った警察組織を揺るがす秘密とは…宮本の遺書の内容は…

    0
    2014年08月16日

    Posted by ブクログ

    鮫島の内偵から始まるこれまでの作品と違い、見知らぬ場所に監禁されたところから始まる異色作!
    事件については国籍、2つの暴力団と人間関係と利害関係が入り乱れて理解が難しかった

    ただ自殺した宮本や鮫島の内面を描いてて、シリーズの解像度が上がった気がする

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    新宿鮫シリーズを読み終えると、当たり前なんだけど「あー、終わっちゃった。」という感じが残ってしまう。終わりは付き物なのだけど、まだ続いてて欲しい気持ちがいつも漂う。

    0
    2023年01月19日

    Posted by ブクログ

    珍しくお膝元の新宿が舞台ではなく、自殺した同期キャリアの地元である九州が舞台の作品です。たぶん鹿児島かな?登場人物も新キャラばかりで、おもしろかったです。

    0
    2020年10月26日

    Posted by ブクログ

    新宿鮫シリーズ第7作。

    今回の舞台は新宿を離れ、九州のとある地方都市。鮫島に"手紙"を託した同僚・宮本の法事のためにこの街を訪れた鮫島は、何者かに拉致監禁されてしまう。

    これまでのシリーズとは異なり、桃井や藪といった味方がおらず、孤軍奮闘する鮫島の周りに登場する人物が果たして敵なのか味方なのかモヤモヤとしながら読み進めた。

    ストーリーは文句なしに面白いが、やはり鮫島は新宿にいる方がしっくりくる。

    0
    2020年07月17日

    Posted by ブクログ

    鮫島の握る情報がついに明かされるのか!!と、終始ドキドキの緊張感の中で読み進めたのだが、何だか意外な展開に…?舞台も新宿を遠く離れているのでこれは番外編だったのか、あら残念。しかし、この巻面白かった。鮫島のカッコよさは相変わらずだが、その他にも古山、木藤、石崎…そして今泉!!!それにしても、警察小説の中で、これほど優秀な刑事って他にいないよな!次巻も楽しみ!

    0
    2016年12月18日

    Posted by ブクログ

    「ルパン三世」という、テレビアニメがありますね。ありましたね。
    僕は子供のころから、大人になっても、基本的に大好きです。楽しめます。
    (と、言っても考えたら10年近く、見ていないかもですが)

    あの面白さっていうのは、物語、シリーズ、ヒーローもの、という楽しみ方を考える上で、実に判りやすい例だなあ、と思うのは。

    大まか25分の1話完結。
    中には、名作、と呼ばれるものもあります。
    「雨の午後はヤバイぜ」「脱獄のチャンスは一度」「七番目の橋が落ちるとき」「死の翼アルバトロス」「荒野に散ったコンバットマグナム」...
    (狡いようですが、大隅正秋さんのルパンと、宮崎/高畑さんのルパン、僕はどちらも好きです)

    なんですが、圧倒的に多数の作品は。
    単発の25分のドラマとしては、「なんじゃこりゃ!」というひどい出来のモノが多いんですね。
    冷静に考えると。

    なんだけど、面白い。

    これはもう、話がどうこうというよりも、
    「ルパンたち、というキャラクターと出会えれば、とりあえず満足!」
    ということなんだと思います。

    実はそれが、「1作1作の単独作品としての芸術的完成度」なんぞよりも、娯楽、愉しみとしては、とっても大きいのですね。

    (ただ無論、1本1本がオモシロイに越したことはありません。特に、22分ずーっとじゃなくても、部分だけでも)

    #

    大沢在昌さん。新宿鮫シリーズの、第8作。「灰夜」。2001年。
    なんとなくシリーズ順に読んでいます。
    この「灰夜」は、発表順で言うと、第8作なんですが、内容の時系列で言うと、第7作の「風化水脈」より以前の出来事、という設定だそうです。
    (ま、ほぼどうでもいいのですが)

    #

    今回の趣向は、「場所が新宿ではない、ということ」に尽きますね。

    ならもう、「新宿鮫」じゃないじゃん!

    という気もしますが、まあ、大ヒットシリーズなので。番外編的に。

    友人の法事で、とある県(名言されていませんが、どう考えても100%、鹿児島県)で、トラブルに巻き込まれる。
    そして、事件が始まってから解決まで、1昼夜の出来事。

    もう一つの今回の趣向は、「朝鮮」「北朝鮮」ですね。

    鹿児島県は朝鮮とは関わりが深いですね。
    ※司馬遼太郎さん「故郷忘じがたく候」。名作です。

    ネタバレざっくり言うと、

    北朝鮮が国家として覚せい剤を日本のヤクザに売っている。
    見返りに、日本で作った、「国際禁輸措置になっているハイテク機器」を仕入れている。
    実行しているのは、在日朝鮮人。
    なんだけど、そんなことに関わりたくない、主人公・鮫島さんとの友情を優先したい、という在日朝鮮人も現れます。
    そして、そんなことと全く関わりなく、夜の町で生きている在日の人も。

    お話としては、そこに、北朝鮮の特殊工作員、というのも絡んできます。
    この辺は、第2作「毒猿」が彷彿としますが。
    それに、公安警察、不良警官、暴力団、が絡んできます。

    言ってみれば、ここまでの新宿鮫の要素のオン・パレード。オールスターゲームみたいな...。

    そして、見事なまでに。

    ●前半、何が起こったか五里霧中。強烈な謎、サスペンスの中、いきなり監禁されるピンチから、反撃に転じる主人公。

    ココはやっぱり面白い。わくわくしますね。

    そして、

    ●あっち行ったりこっち行ったりしているうちに、なぜか何人かがしゃべらなくて良いことを勝手にしゃべって、巨大すぎる秘密があっという間に判明、
    そしてそれを何故だか主人公が独りで全部カタストロフな終局導く。

    という、ココのところはやっぱり、にやにやしちゃうくらい、割と強引(笑)。

    まあ最早、かわいいと言っても過言ではないくらい...。

    ただ、結局は。
    暴力と理不尽と既得権益、脅迫と恫喝と弱い者いじめがまかり通る世の中で、
    それらに敢然と立ち向かい、毎回毎回、死にかけながらも死なない鮫島さん(笑)。
    言ってみれば現代の月光仮面の叔父さんなんですが(笑)。
    そこに「警察官であり、上流階級(キャリア)であり、しかし放逐され流浪する貴種(プリンス)であり、その特権を振いながらも汚れた街を行く」
    という、小説上のリアリズムベースの上を飛び跳ねることで、ただの「正義の味方」に停滞しない生活感が主人公にあります。

    結局は、その主人公の新宿鮫さんが、それなりに「らしく」活躍してくれれば、多少の完成度は低くても愉しめちゃうんやなあ、と。

    と、言う訳で、ふっと頭をよぎる、

    「もはや、ルパン三世状態...」

    #

    ただ、なんだかんだ、読ませどころ、魅力も必ずあるのが、大沢在昌さん。
    「灰夜」はやっぱり、地方都市の生臭さ、生々しさ。
    そして、在日というマイノリティで、偏見激しい地方で生きる事、というヒリヒリした皮膚感覚。
    これは面白かったです。

    (危険なゾーンのネタを、犯罪アクション娯楽小説でいじり倒しながら、やっぱりどこか通底音として、大沢さんはリベラルな知性主義なのではないだろうか、と勝手に思います)

    0
    2016年08月03日

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